離乳食完了期(パクパク期)について

離乳食完了期(パクパク期)はいつから?

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離乳食完了期は「パクパク期」と呼ばれ、離乳食の最終ステップになります。月齢の目安は、開始時期や進み具合にもよりますが、だいたい1歳~1歳6ヶ月頃になります。

離乳食完了期は、幼児食に移る前の大切な仕上げの段階です。手や口を使って、食べものを噛んだりつぶしたりしながら、少しずつ上手に食べられるようになるための練習をします。

食事回数は、大人と同じ朝・昼・晩の1日3回で、1日の栄養のほとんどを食事からとるようになります。食事によっては大人と同じものを食べられますが、味つけは薄味で、取り分けの際は濃い味つけにならないように注意しましょう。

赤ちゃんの成長

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1歳の赤ちゃんの身長と体重の目安は、男の子の身長が70~79.5cm、体重が7.5~11kg、女の子の身長が68~78センチ、体重が7~10.5kg。

1歳6ヶ月の赤ちゃん身長と体重の目安は、男の子の身長が75.5~86cm、体重が8.5~12.5kg、女の子の身長が74~84cm、体重が8~12kg。

1歳を越えると、からだの大きさや身体能力に個人差が出てきます。成長のスピードは違って当然なので、同月齢の赤ちゃんと比べて大きい、小さいなどと心配しすぎる必要はありません。

ひとり立ちをするようになり、ひとり歩きできる子も多くなってきます。運動量も増えるので、その分体重増加は緩やかになったり増えなくなったりすることも。

ぽっちゃりした赤ちゃん体型から、引き締まった幼児体型になっていく子も多いです。

赤ちゃんの歯の成長

1歳頃には上下の前歯が4本になり、合計8本の歯が生えます。1歳半頃になると、第一乳臼歯と呼ばれる奥歯が生えてきて、合計12本になります。虫歯予防のためにも、食事のあとは歯磨きの習慣をつけましょう。

また、食べムラや遊び食べがある時期です。栄養がきちんと取れているか不安になってしまいますが、1日単位ではなく、週単位で栄養バランスが採れていれば心配いりません。

離乳食完了期の心得

自分で食べものが食べられるようになると、さらに何でも自分でやりたい気持ちが芽生えてきます。手づかみ食べだけでなく、スプーンやお皿を持ちたがることもあります。

しかし、それが遊びになってしまうこともあります。赤ちゃんは長時間食べることに集中できないので、遊んでしまうのは仕方のないことなのです。

そんな時は思い切ってお皿を下げてしまいましょう。あらかじめ時間を決め、その時間になっても遊んでいるようなら食事はおしまい。

しっかりと区切りをつけることで、食事の時間のメリハリも付きますし、ママパパの負担も軽くなるでしょう。

時期別にNG食材がある理由

消化器官が未発達

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離乳食完了期の赤ちゃんは、消化酵素を十分に作ることができず、食べものの消化に時間がかかります。特に、たんぱく質は分解しづらく、アレルギーを引き起こしやすい栄養素です。

また、消化器官の発達は赤ちゃんの免疫と深い関わりがあります。赤ちゃんの成長や発達に合わせて、負担の少ない食材を選びましょう。

窒息の危険がある

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乳歯は3歳くらいまでに、合計20本生えそろいます。離乳食完了期の1歳6ヶ月頃には、合計12本の歯が生えますが、まだ固い食材や噛み切りにくいものは食べられません。

噛みきれない食材は、食べものを丸のみしてしまう原因のひとつです。丸のみは、窒息や消化不良に繋がります。

豆類やプチトマトなども丸のみしやすい食材です。与える際は小さく切るなど工夫し、食事の際は必ず隣について、きちんと噛んでいるか、丸のみしていないかを確認しましょう。

また、離乳食完了期には与えられませんが、飴やナッツ類、餅などと共に、離乳食でも使える海苔も喉や気管に詰まりやすいため、要注意です。

免疫機能が備わっていない

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1歳を越えたばかりの赤ちゃんは、まだ免疫機能が不完全な状態です。食中毒や感染症を引き起こしやすい食材(例えば生卵や生魚などの生もの)は与えず、必ずしっかり火を通してから与えましょう。

また、乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性のあるはちみつは、1歳以降に与えられますが、少量を様子を見ながら与えましょう。

他に気を付けたいのが、添加物。調味料や加工食品、インスタント食品には添加物が含まれているものが多くあります。

赤ちゃんのからだは、種類にもよりますが、たくさんとってしまうとアレルギーの原因となったり、免疫力が育たなくなったりする場合があります。

調味料などを使うときは少量にするよう心がけましょう。市販のものを与える場合も、添加物の入っていないものにする、1品は手づくりのものにするなど、工夫しましょう。

食物アレルギーについて

離乳食完了期だからこそ気をつけたい

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離乳食完了期になると、ぐっと食べられる食材や使える調味料も増えてきます。そこで、改めて気をつけたいのが食物アレルギーです。

アレルギー症状は、じんましんや呼吸困難だけでなく、生命の危険をともないます。赤ちゃんが口にするものを、改めて注意していきましょう。

例えば、そばやえび、かに、あさり、ピーナッツなど、メイン食材ではなくても原材料として使用されていることも多いです。食べたことのない商品は、原材料を細かくチェックしてくださいね。

また、初めて食べる食材がある場合は、小児科の開いている午前中に小さじ1杯から与えて、その後様子を見てみると良いでしょう。

午前中に与えるのは、数時間経ってからアレルギーが発症することもあるためです。万が一アレルギー反応があった時、どの食材が原因かわからなくなるので、初めて食べる食材を一度に複数与えないようにします。

3大アレルゲン(卵・乳・小麦)

3大アレルゲンである卵、小麦、乳製品は食べられるようになっても注意が必要です。大丈夫だからといって、与えすぎると体調を崩す場合もあります。

離乳食初期の時点で、アレルギーを発症した赤ちゃんもいるかもしれませんね。離乳食完了期になって、初めて食べるという場合もあるかもしれません。

いずれにしても、アレルギー症状が比較的重くなりやすい食材です。食べている時や、食後の赤ちゃんの様子に気を配り、いつもと違う様子が見られたら病院へ行きましょう。

特定原材料7品目

えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生の7品目を合わせて「特定原材料」と呼びます。3大アレルゲンである卵、乳、小麦を含む7食品ですね。

これらはアレルギーを発症する事例が多く、症状も重いことから、食品表示の義務がある食材です。

*離乳食完了期に食べることができるのは、3大アレルゲンである「卵」「乳」「小麦」だけです。調味料やそのほかの食材に混ざっていないか注意しましょう。

特定原材料に準ずる20品目

特定原材料に准ずる20品目は、特定原材料に比べると、発症事例も少ないものの、一定数アレルギーを発症する人がいる食品です。

こちらも、これまでに食べさせたことのある食材も入っているかもしれませんね。食べ過ぎや、初めて食べる時には注意してください。

*野菜(きのこ):やまいも・まつたけ
*果物:りんご・もも・オレンジ・バナナ・キウイフルーツ
*魚介類:あわび・いか・いくら・さけ・さば
*肉類:牛肉・鶏肉・豚肉
*その他:ごま・大豆・ゼラチン・くるみ・カシューナッツ

〈このうち離乳食完了期に食べることができる食品〉
やまいも・りんご・もも・オレンジ・バナナ・キウイフルーツ・さけ・さば・牛肉・鶏肉・豚肉・ごま・大豆・ゼラチン

完了期に向いている離乳食とは?

バランスの良い、薄味の食事

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離乳食完了期に向いているのは、薄味で赤ちゃんが食べやすく、栄養バランスの取れた食事です。消化が良く、ヘルシーな食事だとより良いでしょう。

赤ちゃんの胃は小さく、一度に少しずつしか食べられません。1日3回の離乳食の他に、栄養補助の役割として「補食」を午前と午後の1日2回与えます。

お菓子よりも、小さなおにぎりやパン、ふかした芋、果物などがおすすめです。食事に影響の無い程度に与えましょう。

完了期に食べられる食材を使用

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この時期は授乳が終わる子も出てきて、カルシウムや鉄分が不足しやすくなりますので、不足しがちな栄養素を補う食材を積極的に使用しましょう。

離乳食完了期には、一部の食材を除き多くの食材を使用できるようになります。小松菜やひじき、納豆などは栄養満点で調理もしやすく、使いやすいでしょう。

食事で摂れない場合は捕食で牛乳やヨーグルト、きなこなどを食べさせるのもおすすめです。他にもビタミンやミネラルの多く含まれる野菜や果物なども積極的に与えましょう。

栄養バランスの取れた食事には、色々な食材を組み合わせた献立づくりが欠かせません。あまり難しく考えすぎず、彩り豊かな食事にすることを意識すると良いでしょう。

離乳食完了期の調理法

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ご飯はおかゆから軟飯になります。米1:水2の割合で炊き、慣れてきたら、日頃炊くご飯を少しやわらかめに炊くと、大人と一緒に食べられます。

どの食材もしっかり火を通し、歯茎で噛めるやわらかさにします。目安はゆで卵の白身くらいの固さです。大きさはみじん切りや小さめの乱切りの他にも、手づかみ食べできるものなど色々な種類を用意すると良いでしょう。

大人の食事の取り分けや、同じ食事を食べることもできますが、濃い味は赤ちゃんの内蔵に負担がかかるだけでなく、好き嫌いや偏食に繋がる可能性も。調味料の使用は少量を心がけましょう。

この食材はいつから食べられる?

【1】米類(玄米、もち米など)

白米:〇

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離乳食初期から与えることができる白米ですが、完了期になっても最初は2倍がゆくらいの軟飯で与えましょう。軟飯に慣れてきたら、ごはんを少しやわらかめに炊いて与えます。

【2倍がゆの作り方】
水から作る場合 米1:水2
ご飯から作る場合 ご飯1:水1

酢飯:△

酢飯はお酢が効いていてすっぱいので、無理に与える必要はありません。赤ちゃんが食べたがるようであれば、酢の量を控えめにして与えます。

また、離乳食後期でもお伝えしましたが、みかんの果汁をお酢の代わりに使用して、酢飯風にするのもおすすめです。

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玄米:×

玄米は食物繊維やビタミンBが豊富で、からだに良いとされています。しかし消化が悪く、赤ちゃんの未熟な胃腸では大きな負担になってしまいますので、与える必要はありません。

雑穀米:×

雑穀米も玄米と同じように栄養豊富な食材ですが、やはり消化に大きな負担かかる食材です。しっかり歯で噛めるようになってから与えましょう。

また、市販の雑穀は、数種類の雑穀がブレンドされているものが多いです。栄養面ではメリットになりますが、どの雑穀でアレルギーを起こしたのかが判断しにくいというデメリットもあります。

もち米:×

離乳食完了期も与えてはいけない食材です。もち米は弾力が強く、冷めると固くて食べられません。消化の悪いもち米は、胃腸に負担をかけてしまいます。

また、喉に詰まらせてしまう原因にも。例えば赤飯はもち米のほかに小豆、黒豆も使用していますので、しっかり奥歯で噛めるようになってから与えましょう。

お餅:×

お餅を赤ちゃんに与えるのは、喉に詰まらせて窒息してしまう恐れがあり危険です。

小さく切っても喉に張り付いてしまう可能性がありますので、しっかり咀嚼ができるようになった3歳以降に少量ずつ与えましょう。

【2】パン類(食パン、ロールパン、マフィンなど)

食パン:〇

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離乳食完了期になれば、耳の部分も食べられます。手づかみ食べを促すためにも、さまざまな形に切ってみましょう。

赤ちゃんが耳の部分を食べにくそうにしているなら、切り取ります。余った食パンの耳は、大人が食べてもいいですね。

小さく切ったものをトーストしてクルトンを作ったり、ラスクのような大人のおやつにアレンジしたりするのもおすすめです。

ロールパン:〇

離乳食完了期からは、レーズンが入ったものも食べることができます。ただし、マーガリンなどが中に入っているものは与えられません。

また、ロールパンは、食パンよりも塩分や油脂分が多く含まれています。やわらかく食べやすいですが、与えすぎないように注意しましょう。

時間がかかりますが、手づくりであれば、塩分やバターの量を調整できるのでおすすめです。

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フランスパン:〇

外の皮は固いので、中の白い部分だけにするか、牛乳に浸してやわらかくしたりフレンチトースト風にしたりして与えるのもおすすめです。

フランスパンは、塩分が多く含まれているので、与えすぎには注意しましょう。

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蒸しパン:〇

離乳食中期から食べることのできる蒸しパンですが、市販の蒸しパンは糖分や添加物が多く含まれているので、家庭で手作りしたものを与えると良いでしょう。

市販のものであれば、電子レンジで作れる、赤ちゃん用の蒸しパンミックスなどを利用するのもいいですね。

マフィン:△

糖分や油分が多く含まれているので、市販のものはおすすめしません。家庭で手づくりしたものであれば、1歳から与えることができます。

混ぜて焼くだけなので簡単にできます。また、小麦粉ではなく米粉を使うと、アレルギーの心配もありませんね。

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クロワッサン:×

クロワッサンは、バターが多く使われており脂肪分が多いです。離乳食期には与えない方が良いでしょう。

【3】麺類(パスタ、うどん、そうめん、そばなど)

うどん:〇

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離乳食初期から食べられるうどんは消化もよく、赤ちゃんの胃腸にやさしい食材です。食べやすい長さに切ってやわらかめに茹でて与えましょう。

手づかみ食べの時期は、食べやすく切ったうどんと小麦粉、卵を混ぜてお好み焼きのように焼くと、赤ちゃんが手に取って食べやすくなります。

刻んだ野菜などを加えると栄養バランスもアップします。

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そうめん・ひやむぎ:〇

そうめんには塩分が多く含まれているので、茹でた後はしっかり水洗いしましょう。手づかみ食べの時期は短く切っておやきにしても食べやすいです。

スープ煮にしたり、チャンプルーにしたりと、アレンジしやすいので使いやすい食材です。

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スパゲッティ:〇

手づかみ食べをする時期は、スパゲッティのように細い麺は食べにくいです。

ポキポキと折って使用したり、カットして片栗粉をつなぎにして焼いたりなど、工夫してみましょう。

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マカロニ:〇

表示の茹で時間よりも少し長めに茹でて、やわらかくすると良いでしょう。手づかみ食べをする時期は、パスタよりもマカロニの方が食べやすくおすすめです。

グラタンなどクリーム系の味付けや優しいトマト系の味付けは赤ちゃんも大好きです。

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中華麺:△

中華麺は弾力があり消化も良くないので、1歳を過ぎたら少しずつ与えることができます。麺には塩分も含まれるので、下ゆでして塩分を抜いたものを使いましょう。

薄味にするか、味付け前に取り分けると大人と一緒に食べられますね。市販のラーメンは味も濃く、塩分も多いため避けましょう。

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そば:×

そばはアレルギー食材ですので、万が一アレルギー反応が出た場合アナフィラキシーショックを起こす可能性があり危険です。

離乳食期には与えず、3歳以降に少量から与えましょう。

【4】穀類

オートミール:〇

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オートミールとは、オーツ麦をコーンフレークのように食べやすく加工した食材のことで、とても栄養価が高いと注目されています。

コーンフレーク同様、牛乳などでやわらかく煮て与えましょう。おやつ作りにも活躍しますよ。

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コーンフレーク:〇

砂糖を使っていないプレーンタイプのみ、やわらかく煮て与えることができます。1歳からは加熱していない牛乳が使えますが、少量から様子を見て与えましょう。

【5】白身魚

鱈(たら)・鯛(たい)・鮃(ひらめ)・鰈(かれい):◯

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魚の骨や皮は丁寧に取り除きます。たらは、塩たらではなく真たらを選びましょう。

白身魚は脂肪分の少ないあっさりとした魚ですが、火を通すとパサつくことがあります。蒸したり、片栗粉でとろみをつけたりするなどして与えると食べやすくなります。

銀鱈(銀ダラ)・鮭(さけ):◯

銀ダラや鮭は、塩を加えられていない生のものを使用しましょう。また、皮や骨は取り除くと食べやすくなります。

梶木(かじき):◯

離乳食完了期から食べられる魚です。やわらかくなるまで加熱し、皮と骨を取ってから食べさせましょう。

【6】赤身魚

鮪(まぐろ)・鰹(かつお):◯

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火を通すと身がぱさぱさして固くなるので、食べやすいように身をほぐして与えましょう。

手軽に利用できておすすめなのがお刺身です。しっかり火を通して、手づかみ食べできる大きさに切って与えます。

鰤(ぶり):◯

離乳食完了期から食べられる魚です。他の赤身魚に慣れてから食べさせましょう。加熱すると固くなるので、少しずつ食べさせます。

鰆(さわら):◯

こちらも完了期から食べさせることができる魚です。こちらも加熱すると固くなるため、とろみをつけたり蒸したりして与えましょう。

【7】青魚

鯵(あじ)・鯖(さば)・秋刀魚(さんま):◯

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魚は新鮮なものを選びましょう。しっかり火を通したら、小骨を丁寧に取り除きます。

特にさばは脂の多い魚で、青魚の中ではアレルギーを引き起こしやすいので、少量ずつ与えます。青魚は、ハンバーグやつみれにすると食べやすくなりますよ。

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鰯(いわし):◯

鮮度が落ちやすい魚です。新鮮なものを選び、その日のうちに食べさせると安心です。小骨も多いため、食べさせる時は十分気をつけて。

お刺身を加熱して利用するのもいいですね。

【8】生魚

刺身など:×

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加熱していない生魚は、細菌感染による食中毒の危険があるので、必ずしっかり加熱して与えます。

生魚が食べられるようになるのは、はっきりとした決まりはありませんが、2~3歳以降といわれています。離乳食期に無理に食べさせる必要はありません。

【9】甲殻類

桜えび:◯

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離乳食完了期から使える食材です。味付けにも便利ですが、塩分が含まれるものもあるので少量を与えます。

ただし、桜えびでもアレルギーが出る場合があるため、初めて与える時は注意してください。

海老(エビ)、蟹(カニ):×

どちらもアレルギーの心配があり、アナフィラキシーショックを起こすこともあるので、離乳食期には与えません。

【10】貝類

浅蜊(あさり)・蜆(しじみ)・牡蠣(かき)・帆立(ほたて)など:×

あさり,離乳食,完了期,

アレルギーや食中毒を引き起こす可能性があるので、離乳食期には与えません。

貝類は身に弾力があり、赤ちゃんには噛みきることができないので、奥歯がしっかり生えた2歳以降に与えましょう。

【11】その他魚介類(イカ、タコなど)

鱈子(たらこ):△

たらこ,離乳食,完了期,

たらこは1歳以降、加熱したものを少量から与えることができます。塩分が多いため、与え過ぎに気をつけます。

また魚卵なので、最初に与える時は十分注意してあげてくださいね。

烏賊(イカ)、蛸(タコ):×

イカ、タコは弾力があり固いので、噛み切れず丸のみして詰まらせる恐れがあります。2歳以降に細かく刻んで与えましょう。

いくら:×

いくらは塩分が多く含まれている食品で、卵アレルギーを起こす可能性もあります。生で与えるのは3歳以降にしましょう。

【12】魚介類加工品

しらす干し:〇

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塩分が多く含まれているので、茶こしや目の細かいザルに入れ、熱湯を回しかけて塩抜きしてから与えます。

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ツナ缶:◯

離乳食に使用する場合は水煮とスープ煮のツナにしましょう。油漬のツナ缶は、しっかり茹でて油を取り除くという手間がかかりますので、おすすめしません。

ノンオイルのものも、茶こしなどに入れて熱湯を回しかけ、塩分を取り除いてから使うと良いでしょう。

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かまぼこ・ちくわ:△

離乳食完了期から食べさせられますが、塩分や保存料などの添加物が含まれているものが多いです。無添加のものを選ぶのがおすすめです。

使用する場合は必ず湯通しし、余分な塩分を落としてから刻んで与えましょう。

はんぺん:△

無添加や添加物の少ないものを少量ずつ与えます。また、塩分が多いので1度茹でてから与えましょう。

魚肉ソーセージ:△

1歳を過ぎれば、無添加のものを少量から与えることができます。塩分や保存料などの添加物が入っているものは、離乳食期には向きません。

手作りするのも意外と簡単でおすすめですよ。

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サバ缶(水煮):△

水煮缶でも、塩分が含まれているものもあります。使う時は熱湯を回しかけて塩分を落としましょう。

さけフレーク:△

塩分が多いため、使う時は熱湯を回しかけ、塩分を抜きましょう。ただし、添加物が入っているものもあるため、できれば生鮭を使った方が安心です。

かに風味かまぼこ(かにかま):△

添加物が多いので、使う時は少量にします。茹でて塩分を落としてから使いましょう。

さつま揚げ:△

塩分、油分が多いため、塩抜きをして少量を与えます。

干物(ししゃも・あじの開きなど):△

ししゃもは塩分が多いため、塩抜きをしたものを少量与えます。あじの開きなど、いずれの魚も、与え過ぎと小骨に注意して与えましょう。

するめ:×

固く消化にも悪いため、与えません。

【13】だし類

手作り(昆布だし・かつおだし・煮干しだしなど):◯

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手作りのだしはさまざまな料理に使えますね。手間はかかりますが、添加物の心配もないため安心です。

市販のだし:△

市販のだしを使う場合は、ベビー用のだしを使用しましょう。日頃は捨ててしまうような野菜の皮などで作る野菜だしもおすすめです。

【14】卵

卵黄:〇

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しっかり火を通して固茹でにしたものを与えます。水から茹でる場合もお湯から茹でる場合も、11~12分以上茹でると固茹でになります。

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卵白:〇

しっかり火を通して固茹でにしましょう。卵黄よりアレルギーを起こしやすいので、与えすぎには注意しましょう。おやつを作るときは、砂糖やバターの量を調節しましょう。

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全卵:〇

卵黄も卵白も食べることができるようになったら、全卵も食べられるようになります。しかし、しっかり火を通すことと、与えすぎには注意しましょう。

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鶏卵以外:△

鶏卵以外も卵黄から段階をふんで与えましょう。卵加工品は塩分や添加物が多く含まれているので、離乳食期にはあまりおすすめしません。

うずらの卵など小さいものでも注意して与えて下さい。

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【15】肉類(牛肉、鶏肉、豚肉など)

牛赤身肉・牛もも肉・牛ひき肉:〇

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しっかり火を通して与えましょう。赤ちゃんには固く、かみ切りにくい食材なので、細かく刻むと食べやすくなります。

豚赤身肉・豚もも肉・豚ロース肉・豚ヒレ肉・豚ひき肉:◯

白い脂肪の部分は取り除き、しっかり加熱したものを細かくしてから与えます。

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牛豚合挽き肉:◯

離乳食完了期から食べられます。見た目に白っぽい部分があるものは避けて、脂肪分が少ないものを選びます。ひき肉は傷みやすいので、早めに使い切りましょう。

鶏ささ身・鶏むね肉・鶏もも肉・鶏手羽先・鶏手羽元・鶏ひき肉:〇

・ささ身や胸肉
脂肪分が少ないのでおすすめです。火を通すと固くなりやすいので、細かくほぐして与えます。

・鶏もも肉
脂肪分が多い皮は取り除いてから使います。

・鶏手羽先・鶏手羽元
皮と骨を取り除いてから与えます。

・鶏ひき肉
一度茹でると油が抜けますよ。

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レバー(牛・鶏・豚):◯

レバーには赤ちゃんに必要な鉄分が豊富に含まれています。新鮮なものを購入し、その日のうちに調理しましょう。

鶏レバーであれば、臭みも少ないので使用しやすいです。ベビーフードのフレークや粉末を使用するのも、下処理をする必要がなくおすすめです。

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牛切り落とし肉:△

脂肪分が多いため、白い脂の部分を切り取ってから使いましょう。1歳ごろから食べさせることができます。

豚バラ肉:△

脂肪が少なめのものを選べば、少量なら使えます。脂身を取り除き、細かく刻んで食べさせましょう。

【16】肉類加工品

ハム:◯

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できるだけ添加物の少ないものを選んで、必ず火を通してから与えます。

ベーコン・ソーセージ・ウィンナー:△

・ベーコン
スープや煮込み料理のだしとして使用したり、細かく刻んだものを炒めものに少量使ったりしましょう。

・ソーセージ・ウィンナー
できるだけ添加物の少ないものを選び、必ず火を通してから与えましょう。

コンビーフ:×

離乳食完了期には与えません。

【17】乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)

牛乳:〇

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1歳からであればそのまま与えることができます。しかし、アレルギーや下痢を起こす心配があるので、必ず少量ずつ様子を見ながら与えてください。

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プロセスチーズ・クリームチーズ・溶けるチーズ・粉チーズ:〇

チーズは塩分や脂肪分が多く含まれていますので、少量のみ使用しましょう。加熱すると食べやすくなります。減塩された赤ちゃん用チーズも市販品にありますよ。

粉チーズは塩分も多めですので、使う時は少量にしましょう。

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プレーンヨーグルト:〇

無糖のプレーンタイプが食べにくい場合は、ヨーグルトに果物を入れるなどして甘さを調節しましょう。

1歳のお誕生日ケーキに、生クリーム代わりに使うこともできます。

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加糖ヨーグルト:△

加糖されているものは砂糖がたくさん入っているものもあるため、選ぶなら赤ちゃん用を選びましょう。

また、食べ過ぎにも注意します。

バター:△

バターには塩分、油分が多く含まれていますので、使う場合は、風味づけ程度にごく少量にしましょう。

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【18】大豆類(納豆、豆腐など)

納豆:〇

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離乳食完了期になれば、粒のまま与えることも可能です。ですが、食べにくそうにしている時は、刻んであげましょう。

ひきわり納豆であれば、刻む手間が省けるので便利です。手づかみ食べの時期は、おやきやお好み焼きにすると、手がべたべたせずに食べられるのでおすすめです。

付属のたれは、塩分が強いので風味付け程度に使いましょう。少量のしょうゆで代用してもいいですよ。

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豆腐:〇

絹ごし豆腐に加え、少し食感の固い木綿どうふや焼き豆腐も与えることができます。ただし、必ず火を通して食べやすく小さく切るか、つぶして与えましょう。

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きなこ:〇

栄養豊富なきなこは、風味づけとして色々な料理に使用することができます。きなこをまぶす時は、粉で赤ちゃんがむせないように、量に気を付けましょう。

また、もちもち食感のものにまぶして食べる場合、のどに詰まらせないようよく見ていてあげてくださいね。

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油揚げ・厚揚げ:◯

熱湯をかけて油をよく落とす必要があります。噛み切りにくいため、みそ汁やうどんの具材として少量使うなどの工夫をしてください。

高野豆腐:◯

すりおろしたり、細かく刻んだりして食べさせます。手軽に良質なタンパク質が補える食品の一つですね。

豆乳:◯

使うなら無調整タイプがおすすめです。1歳からは加熱する必要はありませんが、冷たいままだと体調を崩すかもしれません。慣れるまでは温めてから与えましょう。

枝豆:◯

薄皮を取り除いて、粗く刻んで与えます。こちらも大豆と同じで、窒息する可能性がある食材です。そのまま与えないように気をつけましょう。

湯葉:◯

卵でとじたり、すまし汁の具などにしたり、食べやすい工夫をしてください。

大豆:△

そのままの形では窒息の危険もあります。必ずやわらかく煮たものをあらく刻んでから与えましょう。

おから・がんもどき:△

パサパサする食品のため、多めの水分でしっとりと煮てから与えましょう。

【19】野菜

ほうれん草・小松菜・モロヘイヤ・青梗菜(チンゲンサイ):〇

モロヘイヤ,離乳食,完了期,

離乳食完了期になれば、茎の部分も食べることができます。ただし、写真のモロヘイヤは葉っぱの部分しか使えませんので、気をつけてください。

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レタス・キャベツ・白菜:◯

やわらかく煮込むなどすれば、芯の部分も食べることができます。ただし、筋がしっかりした部分もあるため、食べるときは筋の部分を取り除くか、細かく刻んでしまいましょう。

かぼちゃ・冬瓜:◯

皮をむき、種を取り除いてからやわらかく煮ましょう。

きゅうり:ズッキーニ:◯

きゅうりもズッキーニも皮ごと食べられますが、食べにくそうならむいたものを食べさせましょう。ズッキーニは必ず加熱してから与えましょう。

大根・人参・玉ねぎ・かぶ:◯

皮をむいたものをやわらかく加熱してから与えます。

切り干し大根:◯

離乳食後期から食べられる食材です。しっかり水でもどして、やわらかくしてから加熱して与えましょう。

トマト・ミニトマト・プチトマト:◯

離乳食後期に与えていた大きさよりも、大きく刻んでOKです。

ピーマン・パプリカ:◯

皮ごと食べられますが、赤ちゃんが食べにくそうなら湯むきしてから使いましょう。

ブロッコリー・カリフラワー:◯

離乳食完了期からは、茎の部分も使えるようになります。皮を厚めにむいたものを使用しましょう。

とうもろこし・クリームコーン缶:◯

クリームコーン缶は、赤ちゃんにとっては塩分が多めのものもあります。使用する前に大人が味見をしてから使用し、塩分を取りすぎないよう気をつけましょう。

茄子(なす):◯

アクのある野菜なので、皮をむいたら水につけてアク抜きしてから使いましょう。

オクラ:◯

産毛を取るために板ずりしてから使用しましょう。

アスパラガス:◯

アスパラガスの下の方は皮がかたい場合もあります。皮をむいてから使用するといいでしょう。

さやいんげん:◯

最近のさやいんげんは、筋がないものも多いですが、筋があるものは筋を取ってから使います。

そら豆・グリーンピース:◯

豆類は、そのままの大きさだと窒息の可能性があるため、必ず粗く刻んだものを与えましょう。

冷凍グリーンピース・冷凍ミックスベジタブル:◯

そら豆・グリーンピースの欄でもお伝えしましたが、グリーンピースなど豆類はそのままの形では窒息する可能性があり、危険です。粗く刻んだものを食べさせます。

もやし:◯

赤ちゃんが食べにくいひげは取り、刻んであんかけなどに使いましょう。

にら:◯

長いままでは食べにくいので、食べやすい長さに切ったものを与えます。

菜の花・春菊:◯

しっかりやわらかく加熱したものを与えましょう。

青ねぎ・長ねぎ:◯

大きく切ると苦味や辛みを感じやすくなるので、小さく切ったり、加熱したりしましょう。

れんこん:◯

加熱してもやわらかくなりにくい野菜です。大き目に切ったときは、しっかり加熱してやわらかくなったものを与えましょう。

ごぼう:△

アクが強いので、しっかり水につけてアク抜きしたものを使いましょう。また、れんこん同様やわらかく加熱したものを食べさせるようにしましょう。

セロリ・青じそ・バジル・にんにく・生姜(しょうが):△

クセのある食材ですが、離乳食完了期になれば使えます。食物繊維が豊富なセロリは、繊維を断ち切るようにスライスしてスープに入れるのもいいですね。

【20】イモ類

じゃがいも:〇

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じゃがいもは熱に強いビタミンCが豊富に含まれています。食べやすい大きさに切ったりつぶしたりと、アレンジもしやすく重宝する食材です。

しかし、じゃがいもの芽には毒が含まれているので、しっかり取り除きましょう。

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さつまいも:〇

ビタミンCなどが豊富に含まれたさつまいもは、加熱することで甘みが増します。おかずからおやつまでアレンジも自在です。

完了期からは皮がついたまま調理することも可能ですが、使う前に水にさらしてアク抜きをしましょう。

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里芋:〇

やわらかくしてつぶすか、食べやすい大きさに切って使用しましょう。大人でも手がかぶれることがあるように、赤ちゃんも口のまわりがかぶれることもあるので注意しましょう。

電子レンジを使って下ごしらえをすると、時短にもなり手軽にできます。

山芋:〇

山芋はすりおろしておやきやハンバーグなどに混ぜ、つなぎとして使用するのがおすすめです。里芋と同様、口や手のかぶれには気を付けましょう。

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こんにゃく・しらたき:×

こんにゃく芋が原料であるこんにゃくやしらたきは、離乳食完了期には適しません。噛み切ることができず、飲み込みにくいので、完了期が終わってから与えます。

【22】きのこ類・海藻類

しいたけ・しめじ・えのき・まいたけ・マッシュルーム:〇

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きのこ類は、食感に弾力があり、赤ちゃんには噛みきれません。使用する際は細かく刻むなどして食べやすくましょう。

刻んで炊き込みご飯にすると、うま味がしみておいしく食べられますね。

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干ししいたけ:◯

離乳食完了期も使えますが、しっかり水にもどしてやわらかくしたものを使用しましょう。

なめこ:◯

お味噌汁などに入れると、ぬるぬるとした食感が食べやすいきのこですね。大きなものは、赤ちゃんに合わせて刻んであげると食べやすくなりますよ。

わかめ・ひじき・めかぶ:◯

赤ちゃんに合わせて、やわらかく加熱したものを刻んで与えましょう。海藻は食物繊維が豊富なので、食べすぎには注意します。

青のり・あおさ・とろろ昆布:◯

食べている時にむせないよう、他の食材と混ぜたり、水分の多いものにふりかけたりして食べさせます。

焼き海苔:◯

窒息の可能性があるので、大きなまま与えたり、それだけを食べ続けないよう気をつけましょう。小さくちぎって他の食材に混ぜたり、ご飯に合わせたりします。

寒天:◯

離乳食完了期に適したやわらかさになるよう使いましょう。

味付け海苔・のりの佃煮:△

塩分が強く、味付けも濃いため、ごく少量を使用します。1歳をすぎてか、トッピングやあえものに添える程度で使いましょう。

昆布:△

しっかりとやわらかく煮込んだものを、少量与えます。

エリンギ:×

繊維質が強いきのこです。火を通してもなかなかやわらかくならないので、離乳食期を通して与えないようにしましょう。

きくらげ:×

こちらもエリンギ同様、熱を加えてもなかなかやわらかくならない食材です。離乳食完了期でも与えないように気をつけてください。

【21】果物類

りんご・桃・みかん・オレンジ・さくらんぼ・梨・柿:◯

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ほとんどの果物が食べられるようになりますが、初めて与える果物は、必ず少量から様子をみて与えましょう。また、食べすぎないよう注意してください。

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いちご・メロン・スイカ・ブルーベリー:◯

食べやすい大きさに切ったものを与えましょう。ブルーベリーは丸のみすると窒息、誤嚥の可能性もあります。窒息しないよう、半分に切って与えます。

ぶどう・イチジク・パイナップル・キウイフルーツ・バナナ:◯

こちらも、食べやすい大きさに切ったものを与えましょう。ブルーベリー同様、ぶどうも丸のみしないよう、小さく切ってください。

グレープフルーツ・レモン・プラム:◯

酸味のあるものも離乳食完了期から食べられるようになります。他の果物の酸味に慣れてから与えましょう。

しかし、赤ちゃんが嫌がるようなら無理に食べさせる必要はありません。

レーズン・プルーンなどドライフルーツ:◯

丸のみしないよう、ある程度大きさのあるものは食べやすい大きさに切ります。また、硬いものはお湯に浸けてやわらかくしたものを与えましょう。

缶詰の果物:◯

離乳食完了期から与えられます。糖分が添加されているため、食べ過ぎには気をつけてください。

アボカド:△

脂質が多いため、与えるなら少量にしておきましょう。

ジャム:△

与えることができますが、低糖タイプを選びましょう。

マンゴー・パパイヤ・ライチ:×

これらのフルーツは、赤ちゃんには刺激の強い消化酵素が多く含まれています。離乳食完了期には与えないようにしましょう。

【23】調味料類

塩・砂糖・しょうゆ・みそなど:◯

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調味料は風味づけ程度にごく少量であれば使用できます。濃い味つけは、赤ちゃんの内蔵に大きな負担がかかります。大人の取り分けの際も、手間を惜しまず薄味にしましょう。

塩は、食材に含まれる塩分があるので、少量のみ使用します。砂糖は、甘みのある野菜や果物で代用することも可能です。しょうゆ、みそも塩分が多く含まれるので少量の使用にしましょう。

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メープルシロップ:◯

手軽に甘みをつけるものとして便利な一品ですね。

みりん・料理酒:◯

酒、みりんにはアルコールが含まれるので、使用する際はしっかり火を通しましょう。

マヨネーズ・ケチャップ:◯

マヨネーズ、ケチャップなどもごく少量からであれば使用できます。

サラダ油・マーガリン・ごま油・オリーブオイル:◯

炒めたり、自家製ドレッシングに使ったりすることができますね。使いすぎには注意しましょう。揚げ物も食べられますが、食べ過ぎには注意します。

蜂蜜(はちみつ)・黒糖・黒砂糖:△

ボツリヌス菌の心配もあるので、1歳を過ぎて少量から与えましょう。

カレー粉・カレールー:△

1歳から使える赤ちゃん用の商品なら使用できますが、市販の一般的なものは控えましょう。

特に市販のカレールーは油脂がたくさん含まれているものも多く、赤ちゃんの体や、消化の負担になってしまうこともあります。

めんつゆ:△

塩分が多いため、風味づけ程度に少量を使用します。

酢・ポン酢しょうゆ:△

酸味が強いため、使いすぎには注意しましょう。ポン酢しょうゆも酸味が強いため、茹で野菜にごく少量を使うようにします。

中濃ソース・オイスターソース:△

ソース類は、塩分や糖分、添加物が多く含まれています。赤ちゃん用であれば、1歳から使用できますが、必ずごく少量にしましょう。

調味料を使う時は油分は控えるなど、赤ちゃんのからだに負担がかからないように、調理法を工夫すると良いでしょう。

ドレッシング:△

茹で野菜にごく少量をかける程度にしておきましょう。

焼き肉のたれ:×

赤ちゃんには塩分が多いため、離乳食完了期では使えません。

【24】そのほかの食材(市販品など)

小麦粉:◯

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小麦粉は、いろいろな料理やお菓子に便利に使えますね。食べ過ぎに注意しておきましょう。

片栗粉:◯

こちらも、とろみづけや竜田揚げなどに使えますね。粉にしっかり火が通るように加熱しましょう。

ホットケーキミックス(HM):◯

お菓子作りなどに活用できる食材ですね。糖分が含まれるので、与えすぎには注意しましょう。

ベーキングパウダー(BP):◯

こちらも、蒸しパン作りなどに使用している方も多いのではないでしょうか。小麦粉と一緒に使うときは、あらかじめ混ぜてからふるうと均一に混ざります。

ココアパウダー:◯

離乳食完了期に使うことができる食材です。ホットケーキミックスと合わせたり、牛乳と一緒に飲んだりすることができます。

そのままでは苦いので、糖分と合わせて与えましょう。

ごま:◯

離乳食完了期に与えられる食材です。そのままの形より、すりごまにしたほうが栄養を効率よく吸収できます。

むせないよう、水分のある食材にまぶしたり、食材に混ぜ込んだりしてから食べさせましょう。

栗(くり):◯

ほっくりとした食感と甘さが赤ちゃんにも食べやすい食材です。まれにアレルギーが出る子もいるので、初めて食べるときは注意しましょう。

春雨:◯

離乳食完了期に食べることができる食材です。長いままでは食べにくいので、必ずやわらかく煮たものを食べやすい長さにしてから与えましょう。

お茶(種類による):◯

赤ちゃんに適しているのは、カフェインのないお茶やカフェインの少ないお茶です。便秘がちな赤ちゃんにおすすなのは、利尿作用のあるカフェインが含まれていない麦茶です。

赤ちゃん用果汁・野菜飲料:△

離乳食に響かないように、飲み過ぎに注意して与えます。目安は、月齢×10mlです。

ゼラチン:△

ゼリーのほか、とろみづけにも使えます。やわらかめにかたまるように、使う量を調整してください。

動物性たんぱく質で、アレルギーを起こすこともあるため、初めて食べさせる時は注意してください。

プリン:△

食べられますが甘いので、食べる時は量を決めましょう。

アロエ・ナタデココ:△

アロエは刻んで食べさせます。ナタデココはかたいので、まだ与えることができません。

梅干し・ふりかけ・お茶漬けのもと:△

梅干しは、梅味にする調味料として少量使えます。ふりかけやお茶漬けの素は赤ちゃん用や無添加のものを使いましょう。

市販弁当・市販惣菜:△

*市販惣菜
味の濃いもの、脂質が多く含まれる惣菜は、野菜を足すなどして調整してください。

*市販弁当
食べられるおかずを選んで与えましょう。

たこ焼き:△

タコはまだ離乳食完了期では食べることができません。たこ焼きからタコを取り除き、ソースをかけ過ぎなければ与えることができます。

インスタントラーメン:△

添加物が少ないものなら与えることができます。

餃子(ギョーザ)・焼売(シュウマイ):△

添加物が少ないものを選んで与えます。作れるなら手作りすると安心です。

ピザ:△

チーズなど脂質が多い食材が多く使っているものも多いため、与えるなら少量にしておきます。

レトルトカレー(甘口):×

レトルトカレーの甘口でも、赤ちゃんにとっては油脂類が多いため、消化の負担になります。与えないようにしましょう。

ナッツ(クルミ・ピーナッツ・アーモンドなど):×

強いアレルギー反応を起こす可能性があるので与えないようにしましょう。また、喉に詰まりやすく窒息の可能性があり、大変危険です。子どもの手の届くところには置かないようにしましょう。

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まとめ

長かった離乳食期も、1歳を過ぎるともうゴールが見えてきています。離乳食期を通して、さまざまな食材と触れ合い、食べることの楽しさを教えることができたのではないでしょうか。

料理が得意ではないママパパも、子どものために離乳食を作ることで、料理に目覚めたなんて話もよく聞きます。

離乳食は食生活の大切な基礎となり、毎日の食事が子どもの成長に繋がっています。今後も楽しみながら、親子で食を育んでいきましょう。

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