赤ちゃんの離乳食はいつからいつまで?

離乳食開始は生後5~6ヶ月頃から

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赤ちゃんの離乳食はどのように始めればいいのでしょうか?

赤ちゃんが離乳食をスタートする時期のサインとして、

・おすわりができるようになったら
・食べ物に興味を示す
・ミルクやおっぱいを十分に飲んでも足りなそう
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出さなくなってきた

そして、ママの心の準備が整った、ということも重要です。開始したら、ママは毎日赤ちゃんの離乳食作りが始まりますからね。赤ちゃんの体調がよく、ママの準備も整った頃に始めるのが良いと思います。

同じ月齢のお友達が始めたからと言って無理して始める必要はありません。赤ちゃんの体調や成長をよく観察して、余裕をもって開始しましょう。

個人差があるものですが、今回は、一般的におおよその目安としては生後5ヶ月~生後6ヶ月が離乳食をスタートする時期だと言われていますので、それに沿ってお話させていただきます。

1歳半頃を目安にほぼ完了

また、離乳食期の終わりについての一般的な目安としては、

・きちんとモグモグしている
・消化がきちんとできている
・卒乳、または授乳がほぼなくなった

というような事がよく言われていますが、「ミルク→離乳食→乳児食→通常食」という定義はなく「完了した!」と思えるのはママの気持ち次第のようです。

ただし完了したと言っても大人と同じ食事が急に食べられるわけではありません。すべて別メニューを用意する必要はありませんが、幼児食期は極力薄味にする・やわらかくすることを心がけましょう。

アレルギーに注意!

初めての食材を与える場合は、小児科の開いている午前中に小さじ1杯から与えて、その後様子を見てみると良いでしょう。午前中に与えるのは、数時間経ってからアレルギーが発症することもあるためです。

また、万が一アレルギー反応があった時、どの食材が原因かわからなくなるので、初めて食べる食材を一度に複数与えないことも大切です。

アレルギー物質を含むもので、特に気を付けたい食材は以下の通りです。これらの食材を使って離乳食を作る際は特に注意しましょう。

◎アレルギーを起こしやすく重篤な症状が現れる恐れがある「特定原材料7品目」
→卵・乳・小麦・落花生・えび・そば・かに

◎アレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」
→いくら・キウイフルーツ・くるみ・大豆・バナナ・やまいも・カシューナッツ・もも・ごま
・さば・さけ・いか・鶏肉・りんご・まつたけ・あわび・オレンジ・牛肉・ゼラチン・豚肉

また、蜂蜜は1歳未満の赤ちゃんに絶対に与えてはいけません。腸内環境が整っていない赤ちゃんが蜂蜜を食べると「乳児ボツリヌス症」にかかる恐れがあり、まれに死亡する場合もあります。

【離乳食初期】ゴックン期(5ヶ月~6ヶ月) 進め方とレシピ

離乳食を始める時期の目安

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まずは、首がすわり、上体を起こしたままいられるかどうかをチェックしましょう。きちんと食べ物を噛んで飲み下すにはそれらが必要です。

背もたれに支えられてでもいいので、自分でおすわりできるようになる時期が目安となります。

他にも、大人が食べるのをじっと見ていたり、よだれがたくさん出るようになったら、または、歯が生えてきたら、というサインもあります。

食材の形状や固さ

離乳食初期は、別名「ゴックン期」とも言われています。子どもがミルク以外の物を飲みこむ練習をする時期です。子どもが飲みこみやすいよう、十分に煮てなめらかにすりつぶした状態のものから始めます。

イメージはヨーグルト程度。固さに迷った時には、裏ごしタイプのベビーフードも参考になりますよ。この時期は、形態は同じのままで食品の種類や量を増やしていきます。

ちなみに、母乳やミルクは飲みたいだけ与えて大丈夫です。

食材の進め方 10倍粥からスタート

まずは、アレルギーの心配の少ないお米から始めます。10倍がゆ(米:水=1:10)をすりつぶした「つぶしがゆ」から始め、徐々にすりつぶした野菜なども試してみます。

2週間くらいしておかゆに慣れてきたら、すりつぶした豆腐・白身魚(脂肪が少ないもの)など、タンパク質を増やしていきましょう。なお、はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは絶対に使わないよう気をつけてくださいね。

なお、赤ちゃんの食が進まないときは、無理して増やす必要はありません。ゆっくりと進めましょう。

食事を与える回数

「一日一回ひとさじずつ」から始め、子どもの様子をみながら量を増やします。新しい食材を始める時にも一さじずつ与えてください。

与えるのは午前中の授乳前が良いでしょう。なぜなら、小児科などの医療機関にかかることができるからです。赤ちゃんの具合が万が一悪くなってしまっても、安心ですね。

離乳食を開始して1ヶ月をすぎた頃から、1日2回食にします。新しい食品は午前中に、慣れた食品は夕方に与え、2回食目は1回食の1/3量から始め、徐々に増やしましょう。

もしも食べ物を口に入れない時は、下唇の上にのせるようにしてみましょう。

【おすすめレシピ1】離乳食(初期)☆簡単とろとろ10倍粥

離乳食はまず重湯から始めます。こちらは基本中の基本、10倍粥のレシピです。大人用に炊いたご飯からの作り方を紹介しています。

これなら赤ちゃん用に別に作る必要がないので、少し手間が省けますね。

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【おすすめレシピ2】離乳食❤初期~完了期*野菜スープ*

お粥に慣れて来たら徐々に野菜デビューです。素材の味を大切にしたいですね。野菜スープなら一種類で作っても良し、数種類混ぜてもおいしいです。

まとめて作って冷凍保存できますし、離乳食が進んだらお出汁として他の食材をのばすのにも利用できますよ。

【おすすめレシピ3】【離乳食初期】魚のきな粉豆乳和え

白身魚は赤ちゃんが離乳食初期から口にできるたんぱく質ですが、食べさせる際にパサつきが気になり、食べにくいと感じる赤ちゃんもいるようです。

こちらのレシピは、上手にじゃがいもを利用していて食べにくさを解消しているのでおすすめです!じゃがいもがとろみをつけてくれるので、パサつきがちな白身魚もスムーズに食べられます。

じゃがいもの代わりに片栗粉を使っても大丈夫ですよ。混ぜるだけの赤ちゃん用のとろみの素も市販されているので、活用してみるのもいいですね。

片栗粉を使う場合は粉臭さが残ってしまうので、加熱の際はレンジではなくお鍋でゆっくり火を入れて加熱してみるといいでしょう。

きな粉の原材料である大豆は、アレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

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【おすすめレシピ4】高野豆腐とキャベツの魚あえ 

離乳食が順調に始まると、ママが気になるのは栄養バランスが良いメニュー作り。離乳食初期はまだまだ母乳やミルクで栄養は十分と言われています。

が、少しでも栄養豊富な離乳食を食べさせたいママも多いですよね。そんなときに便利な高野豆腐は、離乳食初期からでも食べさせられる栄養豊富な食材です。

高野豆腐はカルシウムと、骨を丈夫にさせるのに重要なマグネシウムやミネラルなども豊富に含まれています。ただし中期以降におすすめの食材で大豆はアレルギーの心配があるので、初めて与える時は十分注意しましょう。

野菜との相性もいいので、キャベツなどのビタミン類と合わせると栄養バランスの良いメニューになりますよ。高野豆腐は長期保存も可能なので、大人のメニューにも便利な食材のひとつです。

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【おすすめレシピ5】初期離乳食 イチゴミルク

赤ちゃんのはじめてのお食事には、旬のものを取り入れたいですよね!春の旬の食材と言えば、いちご。いちごも、離乳食初期から取り入れられる食材の一つです。

もちろん果肉をすりつぶしたり、果汁にするだけでも食べられますが、赤ちゃんの味覚は大人よりも敏感です。いちご本来の味では少し酸味が強く、苦手な赤ちゃんもいるかもしれません。

そんな時は、いつも飲みなれているミルクで少し甘さをプラスしてあげると食べやすくなりますよ。春には大人にも定番のイチゴミルクで果物デビューさせてみてはいかがでしょうか?

種は入らないようにしっかり裏ごししてから食べさせてあげてくださいね。

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【おすすめレシピ6】<離乳食初期>バナナヨーグルト

<離乳食初期>バナナヨーグルト,離乳食,いつから,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

離乳食が始まると便秘気味になることもでてきますが、言葉を話せない赤ちゃんにはとっても辛いことです。

だから普段から食物繊維や水分を多めにあげるようにして、便秘にならないよう気をつけてあげましょう。整腸作用のあるバナナとヨーグルトを使ったデザートはおすすめですよ。

バナナは、アレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

生でも大丈夫な果物ですが心配でしたら、レンジで加熱し、冷ましてからヨーグルトと混ぜると良いでしょう。バナナは加熱すると甘味が増したり、柔らかくなるので、お好みで選んでください。

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【おすすめレシピ7】<離乳食初期>りんごパン粥

<離乳食初期>りんごパン粥,離乳食,いつから,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

「1日1個のリンゴで医者いらず」と昔から言い伝えられているように、りんごは整腸作用や虫歯予防、血液をさらさらにするなど、栄養・健康効果が期待できます。

ただ、りんごアレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

裏ごしのりんごはベビーフードを使うと簡単にできますよ。パンも小麦粉や牛乳、卵など「特定原材料7品目」にあたる材料を使っていることが多いので注意が必要です。

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【離乳食中期】モグモグ期(7ヶ月~8ヶ月) 進め方とレシピ

始める時期の目安

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中期への移行目安は、

・スプーンに慣れて、口元に近づけると自分から「アーン」と口を開けてくれるようになった
・初期のメニューを口を閉じてゴックンできるようになった
・1回の食事で、全部で10さじくらい食べるようになった
・離乳食を機嫌よく食べる

このような点があげられます。

食材の形状や固さ

離乳食中期は、「モグモグ期」とも言われます。子どもが物を食べる練習を始める時期です。おかゆは7倍がゆ(米:水=1:7)くらいが適しています。

野菜などの固さの目安は、子どもが舌でつぶせる程度。みじん切りか粗くつぶします。「やわらかく煮て、細かくする」のがポイントです。

食材の進め方 魚は湯通しして塩抜きが基本

離乳食中期になったら、卵は卵黄(固ゆで)を、魚は白身魚やしらすというように、与える食材のバリエーションを増やしていきます。

ヨーグルト・塩分や脂肪の少ないカッテージチーズなどの乳製品も与えることができます。脂肪の少ない鶏肉(ささみ)、豆類、各種野菜、わかめなどにもチャレンジしてみましょう。

消化器系に負担がかかる脂肪の多い肉類は、開始を少し遅らせてくださいね。また、焦っていろいろな食材を与える必要はありませんので、本人の様子や体調の変化をよく観つつ進めましょう。

たんぱく質の豊富な食品と野菜を組み合わせて栄養バランスをとる習慣をつけましょうね。

この頃は、便の中に野菜がそのまま出てくることもあります。でも、下痢便でなければ与えるのを中止する必要はありません。月齢が進み消化・吸収力がつくと、少しずつ改善されます。続くようであれば小児科を受診しましょう。

食事を与える回数

一日2回で、食事のリズムをつけるようにしましょう。この頃には、2回食目も1回食目と同じくらいの量にします。

ただ個人差がありますので、まだまだ母乳!という子には無理をさせず、あくまで食事の楽しさを教えていくような感覚でいましょう。

【おすすめレシピ1】離乳食中期~☆しらすとほうれん草のおかゆ

7倍粥くらいになると、他の食材との組み合わせができますね。野菜ペーストや先ほどご紹介した野菜スープでごはんをのばすのもおすすめします。

また中期になるとしらすが食べられるようになります。少し塩分もありカルシウムなども摂取できるのでおすすめですよ。必ず湯通しをして塩抜きをしてから調理してくださいね。

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【おすすめレシピ2】☆3色野菜のパンがゆ☆離乳食中期

お粥の離乳食にマンネリ化したママ、赤ちゃんの食欲が以前より落ちたかなぁと感じる赤ちゃんは、お粥に飽きちゃったのかもしれません。大人も毎食同じメニューでは飽きますよね。

そんな時は、パン粥もおすすめです。母乳や粉ミルクでのばすので、赤ちゃんも飲みなれている味で、きっと喜んで食べてくれると思いますよ。食パンや自家製パンで作ってくださいね。

なおパンの原材料として多く使われている小麦粉、卵、牛乳はアレルギーを起こしやすく症状が重篤な「特定原材料7品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。、

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【おすすめレシピ3】離乳食 中期~ 納豆つくね 冷凍可

離乳食中期も後半になると手づかみ食べに興味を持ちだします。成長過程で手づかみ食べは重要です。ぐちゃぐちゃになって後始末に困ってしまうママも多いかもしれませんが、つくねやおやきは手づかみでも食べやすいのでおすすめです。

特に納豆は手づかみ食べすると手が汚れてしまいますが、つくねに入れて焼いてしまえばネバネバもなくなります。鶏ひき肉に好みの野菜と納豆を入れてタンパク質も豊富でおかずにぴったりです。

冷凍保存もできるので多めに作っておくと忙しい時にも便利です。つなぎで卵を使っていますが、アレルギーのある場合は卵を入れなくても作れます。卵の代わりに絹豆腐を潰したものや、ヨーグルトなどでも代用できそうですよ。

ごぼうはアクが強いので、後期からおすすめの食材です。よくあく抜きをしてあげてくださいね。

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【おすすめレシピ4】離乳食 中期~ 焼きうどん

具材やうどんの切り方を変えれば離乳食初期から食べられるレシピです。離乳食中期の場合はみじん切りにしましょう。うどんは長すぎると喉に詰まらせてしまう恐れがあるので気を付けてください。塩分が含まれているのでしっかりと塩抜きしてくださいね。

子どもが大好きなうどん、一緒に野菜もたくさん食べられて、気軽に作れるので焼うどんは離乳食におすすめのメニューです。

こちらのレシピでは、醤油で味付けをしていますが、塩分が気になる場合は出汁やかつお節を入れてあげると風味豊かになります。

野菜をたくさん使っているので、野菜本来の旨みを味わえるよう薄めの味付けで大丈夫ですよ。お弁当にも使える一品なので、作り方をマスターしておくと便利です。取り分けして味付けを調整すれば、親子で一緒のメニューを楽しめますよ。

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【おすすめレシピ5】離乳食中期~チキンのトマトスープパスタ

お粥メニューがマンネリ化してきたら、パスタデビューはいかがでしょうか。表示時間よりも長めに茹でて柔らかくしてあげると食べやすくなりますよ。

トマトは湯向きや種を取るのなど下ごしらえが必要ですが、トマトのピューレ缶を使うととても簡単で時短調理できます。

野菜はどんな物でもOKです。お好みの野菜を使ってください。レンジで全ての具材を加熱するだけなので、忙しい時に特におすすめですよ。

塩コショウやコンソメで味を調えれば、大人も一緒に同じ食事がいただけますよ。夏は冷やして冷製パスタとしてもおいしくいただけます。乾麺はストックしておくと、いざという時に便利なので、買い置きをしておくと安心ですね。

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【おすすめレシピ6】離乳食★高野豆腐入りチキンライス

離乳食★高野豆腐入りチキンライス,離乳食,いつから,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

離乳食も中期になると、噛む練習が始まりますので、少し食感のある離乳食を作っていきましょう。トマトソースを使った、ちょっと洋風なレシピです。

高野豆腐は良質な植物性たんぱく質で、ビタミンやカルシウム、赤ちゃんに必要な鉄分など豊富な栄養素がつめこまれている食材です。積極的に取り入れてあげるといいですよ。中期でもまだ、おろし金ですりおろして使います。

鶏ひき肉は中期から使えますが、熱湯で茹でてから使うとアクや油分を取り除くたことができますよ。冷凍保存ができるので、多めに下茹でしておくと便利です。

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【おすすめレシピ7】離乳食中期◎トマトとほうれん草とにんじんのそうめん

離乳食中期◎トマトとほうれん草とにんじんのそうめん,離乳食,いつから,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

そうめんはのど越しが良くつるっと食べられるので、赤ちゃんが好むメニューです。そうめんの原材料である小麦はアレルギーを起こしやすく症状が重篤な「特定原材料7品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

そうめんをポキポキ折って茹で、そこに湯むきしたトマト、ほうれん草とにんじんを加えます。主食に野菜をプラスして、栄養満点なメニューです。

ほうれん草やにんじんは色々なメニューに使えるので、多めに下ごしらえをして冷凍保存しておくと便利です。

【離乳食後期】カミカミ期(9ヶ月~11ヶ月) 進め方とレシピ

始める時期の目安

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離乳食後期の移行目安は、

・口をモグモグと、しっかり動かしてよく噛んで食べられるようになった
・1回の食事量が、子ども茶碗に1杯くらい食べれるようになった
・手づかみ食べをするようになった

このような点があげられます。

食材の形状や固さ

離乳食後期は、「カミカミ期」とも言われます。子どもが物を(歯ぐきで)噛んで食べる時期です。

おかゆは5倍がゆ(米:水=1:5)程度で、だいぶお米の形状がはっきりしたご飯でも食べられるようになってきます。

野菜などの大きさの目安は「5~8mm程度」、固さの目安は「歯ぐきでつぶせる固さ(バナナ程度)」です。

この頃から味覚が発達してきますので、いろいろな食品に慣らし、味付けも工夫してさまざまな味を経験させましょう。

また、手づかみで食べようとする子も出てきます。手に持って食べやすい形状にするよう工夫しましょう。

食材の進め方 調味料が使えるようになる

離乳食後期になると、食物繊維の多い野菜以外はほとんどの野菜・果物を使うことができます。卵は全卵食べられるようになり、魚は赤身魚→青背魚と挑戦していきましょう。ツナ缶も塩抜きすれば使えるようになります。

ただしお肉は慎重に。赤身肉を選ぶようにし、脂肪分が多い部位は避けましょう。

おかゆはだんだんと軟飯(米:水=1:2~3)に移行してきます。うどんも、1~2cmほどに短く切れば食べることができます。

ただ注意すべきは、「この時期は鉄が不足しやすい」ということです。赤身の魚や肉、レバーを利用したり、調理用に使用する牛乳・乳製品のかわりに粉ミルクを使用したりするなどの工夫をしましょう。

なお、フォローアップミルクを必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用する場合は、9ヶ月以降にしましょう。

与える回数

食事のリズムを取りながら、一日3回食に移行しましょう。なお、3回目は大人と同じ時間ではなく、少し早目の夕方くらいにし夜8:00を過ぎないようにしましょう。

また、母乳やミルクは食後以外にも飲んで大丈夫ですよ。

【おすすめレシピ1】離乳食に☆さつまいもとりんごの甘煮

離乳食後期になると調味料も少しずつ使えるようにはなりますが、そうは言ってもなるべく素材の味を大切にすることには変わりありません。

こちらのレシピは砂糖不使用で、りんごの甘さで煮ています。コトコトゆっくり煮ると、さつまいもとりんごの自然の甘みがじわじわと出てきそうですね。

月齢や好みにより、潰したりさつまいもの皮をむいてあげてくださいね。

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【おすすめレシピ2】離乳食後期☆バナナときなこのパンケーキ♡

手づかみ食べができる離乳食も離乳食後期にはおすすめです。

見た目にもおいしそうなパンケーキはくずれづらいので、まだ上手に食べられない赤ちゃんでも食べやすそうですね。大人も食べられるので、子どももママと同じ料理が食べられてうれしいですね。

卵不使用なので、卵アレルギーの子も食べられますよ。作り置きして冷凍しておけば、忙しい朝食のために便利ですね。

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【おすすめレシピ3】 簡単離乳食で手づかみご飯焼き~中・後期~

離乳食後期に入ると、赤ちゃんも「自分で食べたい!」という欲求が強くなってきます。スプーンを使って食べるのにまだ早いかなというときには、手づかみ食べしやすいメニューで、サポートしてあげるといいですね。

こちらのレシピの食材は、お粥と野菜がメインなので、離乳食後期へ移行したての赤ちゃんにもおすすめのメニューです。

卵を入れる場合は、卵だけでアレルギー反応がでないことを確認してから使い始めるといいですね。また、片栗粉で焼き固めてあるので、食べこぼしも少なく、後片付けも簡単です。

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【おすすめレシピ4】離乳食後期~完了期☆野菜入り卵焼き

離乳食後期に入り卵黄にも慣れてきたら、ぜひ食べさせたいのが卵焼きですね。母の味の定番と言えるでしょう。栄養バランスを考えた野菜たっぷりのおすすめレシピがこちらです。

野菜入りで見た目もとても色鮮やかで、赤ちゃんも楽しく食べてくれますよ。卵料理のバリエーションを増やしたい時にぴったりです。牛乳の代わりに粉ミルクを使っても大丈夫です。

にんじんやほうれんそうなど、赤ちゃんのお気に入りのお野菜を入れて作ってみてくださいね。朝食のお皿が華やかになるだけでなく、お弁当に入れても喜ばれる一品です。

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【おすすめレシピ5】【離乳食・後期~完了期】シチュー

離乳食後期になると、味付けを薄めにすれば大人と同じ物が食べられるようになってきます。子どもが大好きなシチューデビューしてみませんか。

具材を切って炒めてから一度取り出して、細かく刻んでから煮込めば子ども用も大人用も一緒に調理できます。

ご飯にかけてドリアにしたり、パスタにかけてクリームパスタにしたりとアレンジ自在です。レシピではサーモンを使用していますが、鶏肉を使ってもおいしいですよ。

ホワイトソースでとっても優しい味わいです。味が濃く感じる場合は出汁や牛乳でのばして、お好みの味に調整してくださいね。不安な方は手作りするか、ベビー用のホワイトソースを使いましょう。

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【おすすめレシピ6】《離乳食後期》納豆入りお味噌汁♥

《離乳食後期》納豆入りお味噌汁♥ ,離乳食,いつから,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

納豆は日本を代表する健康食品ですよね。とても栄養価が高く、良質な植物性たんぱく質なのでお腹への負担が軽く、体に優しい食材なんです。

離乳食で使えるたんぱく質といえば豆腐や白身魚、ささみと思いがちですが、納豆が好きな赤ちゃんは意外と多いんです。

野菜はお好みで入れてください。具材が柔らかくなったら、最後に納豆を入れます。納豆は加熱に慎重にならなくても大丈夫なので、少し煮たら火を止めて味噌を溶き入れます。

大人の取り分けメニューとしても使う場合は、赤ちゃん用に薄めに味付けをし、取り分けてから大人用に合わせて味を濃くしましょう。

味噌の原材料の大豆はアレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

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【おすすめレシピ7】《離乳食後期》とろーり卵とトマトのスープ♥

《離乳食後期》とろーり卵とトマトのスープ♥,離乳食,いつから,出典:recipe.rakuten.co.jp

トマトは言わずと知れた優秀な健康食材ですが、赤ちゃんにも効果的です。塩分を体内から排出してくれるカリウム、抗酸化作用・抗アレルギー作用にもなるリコピン、他にもビタミンやクエン酸といった栄養が含まれています。

離乳食の間はトマトは湯むきして調理しましょう。リコピンは熱に強く、加熱しても栄養成分がそれほど変わらないと言われています。また、酸味がまろやかになり食べやすくなりますよ。

このレシピでは、トマト以外に玉ねぎとオクラを使いましたが、キャベツやパプリカといった色々な食材を加えてもおいしいです。

最後に入れる卵はアレルギーを起こしやすく症状が重篤な「特定原材料7品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

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【離乳食完了期】パクパク期(12ヶ月~18ヶ月(1歳半)) 進め方とレシピ

始める時期の目安

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離乳食完了期の移行目安は、

・大人と一緒に1日3回の食事を摂れるようになっている
・歯ぐきでしっかりとつぶして(噛んで)飲み込めるようになった
・自分の口のサイズに合わせて前歯でかじり取ることができるようになった
・スプーンやフォークを使おうとする

このような点があげられます。

食材の形状や固さ

離乳食完了期は、「パクパク期」とも言われます。子どもが自分で食べる楽しみを得る時期です。ご飯は、軟飯(米:水=1:2~3)です。

野菜などの大きさの目安は一口大の「1cm程度」、固さの目安は「歯ぐきでつぶせる固さ(肉だんご程度)」です。また、かむ練習ができるように、いろいろな大きさや形のものをやわらかく調理して与えましょう。

トマトなどの皮は、1歳頃まで取り除くのがよいとされています。1歳過ぎにトマトを皮付きで試す場合も、少量から試してみましょう。

まだ、赤ちゃんの口の中に残ってしまう場合は、様子を見ながら進めていきましょう。

食材の進め方 栄養バランスを考えた食事にしよう

この頃は、ほとんどの野菜・果物を使うことができます。うどんも、2~3cmほどに短く切れば食べることができます。

1歳を過ぎたら、牛乳かフォローアップミルクを1日400ml程度を目安にあげてもいいですよ。だいぶ大人に近い食事ができ、自分で食べたがる子が増える時期です。

ただしまだ消化能力は十分ではないので、赤ちゃんの負担にならないように、脂っこいものや、味が濃いもの、添加物を使った加工品などは避けましょう。ぜひ家族で食卓を囲み、一緒の食事を楽しんでくださいね。

食事を与える回数

1日3回の食事のリズムを大切に、生活リズムを整えましょう。また、食事と食事の間がかなり空くような場合や、食欲が旺盛な子どもには1日1~2回、時間と量を決めておやつ(補食)を与えてもよいでしょう。

おやつをあげる時は、その後の食事に影響が出ない(お腹いっぱいで食べられない)ように気をつけましょう。次の食事との間は3~4時間あくように調整しましょう。

また卒乳する必要はないですが、栄養の80%以上を離乳食からとるようになります。卒乳した子は特に、3階の離乳食では栄養が取り切れませんので食事の間に補食を与えましょう。

【おすすめレシピ1】卵・牛乳不使用☆かぼちゃの蒸しパン

牛乳と卵不使用なので、乳製品や卵アレルギーの子どもでも食べられます。蒸しパンやマフィンを作っておくと、朝ご飯にもおやつにも食べられるのでおすすめですよ。

使うかぼちゃによって砂糖で甘さを調整してくださいね。ヨーグルトも入って栄養満点です。

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【おすすめレシピ2】離乳食 完了期 簡単豆腐ハンバーグ

離乳食完了期の頃になると、好き嫌いが出てきて野菜を食べないお子さんも増えてきますよね。

そんな時におすすめなレシピがハンバーグ!細かく刻んで野菜も入れちゃいましょう!豆腐をつなぎに入れているのでふわふわで、大人も食べられるおいしさですよ。

お好みでケチャップをかけますが、子ども用のアレルゲン不使用のケチャップも販売されています。多めに作り小分けに冷凍しておけばすぐに食べられて便利です。時短調理にもなりますね。

豆腐の原材料の大豆はアレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

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【おすすめレシピ3】離乳食完了期☆手掴みOKベジチヂミ

離乳食完了期になると、苦手な食材も出てきて手をつけてくれないと、お悩みのママも多いのではないでしょうか。苦手な野菜もチヂミの具材に細かく刻んで入れてしまえば、意外と気づかずに食べてくれるかもしれません。

アレルギーがない場合は桜エビや青のり、ゴマを生地に混ぜ込んであげると、焼き上がりの時にとっても香ばしい香りが広がり、食欲が増しますよ。ゴマ油で焼きあげることで本格的な韓国風チヂミに仕上がります。

こちらは冷凍保存も可能なので、多めに作っておけばランチの時にも便利です。手づかみ食べしても汚れにくく、フォークで刺しやすいので時間がない時でも食べやすいです。

ごまはアレルギーを起こすことがある「特定原材料に準ずる20品目」のひとつです。初めて与える時には、十分に注意しましょう。

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【おすすめレシピ4】離乳食完了期のミートソース

お仕事や家事に毎日忙しいママは、時間のある時に作り置きをして離乳食完了期を乗り越えましょう。

ミートソースは全ての具材をみじん切りにするので、大人用も子ども用も分けずに作れます。みじん切りが大変な時はフードプロセッサー等を使うのもおすすめです。

大量に作って1食分づつ冷凍しておけば、解凍をしてパスタはもちろん、パンにのせてピザトーストにしたり、ご飯にかけてチーズを少し乗せてミートドリアにしたり、色々とアレンジ可能です。

トマトピューレを使っていますが、味が薄い場合や大人用にはケチャップやコンソメで味を調えてくださいね。

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まとめ

離乳食について、知っておくべきこととおすすめレシピをご紹介しました。

それぞれの時期について、一般的には「月齢○ヶ月頃」と区切られてはいますが個人差もありますし、第一に我が子のペースを大切にゆっくりと見守りながらすすめてあげましょう。

最近では、アレルギー対策として離乳食(特に卵)を遅らせるという考え方もあります。「月齢○ヶ月までにここまでできていなければならない」という制限はありません。

また離乳食は、食べる行為の練習ではありますが、いろいろな食品の味や舌ざわりを楽しんだり、家族と一緒の食卓を楽しんだり、手づかみ食べで自分で食べることを楽しんだりする場でもあります。

赤ちゃんの食べる楽しさの体験をたくさん増やしてあげましょうね。

※掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。