たらはいつから食べる?

基本的には離乳食初期(6ヶ月以降)

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たらは、たいやひらめ等の他の白身魚と同じく、離乳食初期の6ヶ月以降に食べられます。しかし、アレルギーが心配な場合には、中期以降から食べさせた方がよいでしょう。

まずは、たら以外の白身魚からスタートして、それらの白身魚が食べられるようになったら挑戦してみるのがおすすめです。

アレルギーの心配はあるものの、たらは白身魚でクセがなく、栄養素が豊富に含まれている上、どの食材とも相性が良く調理がしやすいといった長所もあります。

骨や皮に気をつけて

たらを赤ちゃんにあげる時には、骨や皮をしっかり取り除いたものを与えます。赤ちゃんの気道は狭いので、取り残した皮をのどにつまらせてしまうこともあるからです。

離乳食初期に与える時は、加熱した後にしっかりほぐし、骨や皮が残っていないかチェックするとよいでしょう。

たらを食べさせる際の注意点

アレルギーに注意

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最初にもお伝えしましたが、たらはアレルギーを起こす可能性があります。アレルギーが心配な場合は、ほかの白身魚を食べ慣れてから中期以降に与えることを覚えておきましょう。

たらを食べたあと、じんましんがでる、まぶたが腫れるなどの症状がでたらアレルギーの可能性があります。

これは魚の筋肉に含まれる「パルブアルブミン」という成分がアレルギーを引き起こすからで、サケ、マグロ、カレイ、タイ、などの多くの魚に含まれるものです。

また、たくさん食べるからといって、欲しがるだけ与えてはいけません。体の機能が整っていない赤ちゃんのおなかでは消化しきれず、それが原因でアレルギーを引き起こしてしまうこともあるからです。

下ごしらえ、与える際の注意点

初めてたらを離乳食として食べさせる場合は2度ゆでし、灰汁(あく)を取り除きます。皮や骨にも注意して、しっかりほぐしましょう。

あげる際は、病院の空いている日中に、一さじのみ与えます。アレルギーは、即時型といって食後すぐに出る場合と、遅延(遅発)型といって時間が経ってから出る場合があります。

いつもと違う様子はないか、体に発疹は出ていないかなどの様子を、1日を通して見ておきましょう。

その後、アレルギーがないとわかったら、子どもの様子を観察しながら少量ずつ慎重にあたえ、段階的に食べる量を増やしていくとよいでしょう。

離乳食の段階に応じた食べさせ方

離乳食初期(6ヶ月~)・中期(7ヶ月~)

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赤ちゃんの成長は個人差がありそれぞれに違いますので、あくまでも目安と考えてくださいね。少しずつ与えて、しっかり食べられるようになったら、次のステップへと移行してみましょう。

たらの身はゆでてほぐした後に、さらにすりつぶしましょう。加熱するとぼそぼそとするので、とろみをつけると離乳食初期から中期の赤ちゃんも食べやすくなります。

だし汁に水溶き片栗粉を入れてとろみをつけるほか、おかゆと混ぜたり、野菜のペーストとまぜるといいですよ。水分を補うことでたらの身も食べやすく、飲み込みやすくなるでしょう。

離乳食後期(9ヶ月~)

離乳食後期の赤ちゃんは、小さな歯や歯ぐきでカミカミしながら食べます。一片が大きいとまだのどにつかえてしまうので、ほぐしてから与えましょう。

後期に入ってすぐの目安は、4~6mm角くらいです。食べ慣れたら7~10mm角くらいでも食べられるでしょう。

後期の後半には、バターやサラダ油も少量使えるようになります。ほぐした身を炒めたり、ムニエルにしたりして、茹でる以外の調理法に挑戦してみるのもおすすめです。

離乳食完了期(1歳~)

完了期になると、奥の歯茎で噛むのも上手になってくるでしょう。離乳食後期と同じように7mm~10mmの大きさにしておき、慣れてきたらもう少し大きくしてもいいですね。

完了期に入ってくると、使える調味料にも幅が出ます。今まで食べたことのない味に出会えるのも、完了期の魅力かもしれません。

塩分や油分の摂取過多に注意して、さまざまなお料理に挑戦してみてくださいね!

たらに含まれる栄養は?

赤ちゃんの骨や筋肉の形成に良いたんぱく質やビタミンが豊富

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たらは栄養の大半がたんぱく質。赤ちゃんの血液や筋肉をつくってくれます。ほかにはビタミンB12、ビタミンD、ビタミンAなどが含まれています。

足りない栄養は、そのほかの食材で補うといいですね。

食べ合わせの良い食材は乳製品、みそ

たらに含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれます。乳製品と組み合わせることで、カルシウムをより効率よく取り入れることができます。

また、乳製品や味噌と組み合わせることで、たらのあっさりした味にコクが出るため、よりおいしく食べられます。

メニューの幅も広いため、離乳食初期から完了期まで長く使いやすい食材ですね。ジャガイモなどに混ぜておやきにしたり、パン粉を付けてコロッケ風にしたりとアレンジも自在なところが魅力です。

たらの選び方

新鮮な「生たら」を選ぼう

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離乳食に「たら」を使うなら、新鮮なものを選びたいですね。たらは鮮度が落ちやすい魚です。大切なわが子に食べさせるのですから、親としてはできるだけ新鮮なものを選びたいですよね。

スーパーで購入するときは、下ごしらえが簡単な「生たらの切身」を選びましょう。

新鮮なたらの目安は、以下のとおりです。
・全体的に透明感がある
・身の色が白っぽいものよりもほんのりピンク色をしている
・切り口の角がしっかり立っている

「銀ダラ」は別の魚

スーパーで「たら」と名のつくものには「生たら」のほかに「銀ダラ」もありますが、実は別の魚。一般的に「銀」とつかない「たら」は真鱈(まだら)のことで、銀ダラとは食感も違います。

たらはあっさりしていて、加熱すると若干パサつくため、鍋料理などに入れるとおいしく食べられます。一方の銀ダラは脂が多いため、味噌漬けなどにして焼き魚として食べることが多い食材です。

離乳食初期~中期で使いたいのは「生たら」。間違って「銀ダラ」を買わないでくださいね。「銀ダラ」は離乳食後期から食べられますが、脂が多いので与えすぎに注意します。

たらの調理方法

下ごしらえは必要?

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「生たら」の切り身を購入した場合、皮や骨を取り除くだけで下ごしらえは終わりです。切り身が大きい場合は、赤ちゃんが食べるだけのサイズに切っても良いでしょう。

魚を触るのが苦手という方は、スーパーなどの魚売り場でお願いすれば、骨や皮を取ってくれることもありますよ。

加熱の仕方は?

切り身の骨や皮を取り除いたら、だし汁でたらをよくゆでます。最初にあげるときは二度茹でし、灰汁をしっかりすくいます。

ゆで終わったら、成長に合わせてたらの形状を変えてくださいね。

調理に便利な調理道具は?

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たらをゆでる際に小さいミルクパンがあると便利ですが、片手鍋でも問題はありません。魚の骨を取るときには、手でも構いませんが、骨抜き用のピンセットも便利です。

離乳食初期の時期は、たらの身をほぐし、すりつぶす必要がありますね。細かくするには、ブレンダーやフードプロセッサーを使うのもおすすめ。

だし汁とたらの身をブレンダーやフードプロセッサーにかければ、あっという間にペースト状になりますよ。

冷凍できる?保存方法は

冷凍保存可能!

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たらは冷凍できる食材です。ほぐしたたらを製氷皿に入れて、冷凍庫へ入れます。固まったらフリーザーパック等に入れて保管し、必要なときに必要な分だけ解凍して使いましょう。

また、ほかの食材と同様に、冷凍したものは1週間をめどに使い切るように気を付けてください。

離乳食のたら(鱈)のレシピをご紹介します

【1】離乳食 タラと野菜のスープ 圧力鍋で

材料

離乳食 タラと野菜のスープ 圧力鍋で,離乳食,たら,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

たら
にんじん
キャベツ

ベビー用コンソメ

作り方

1.にんじん、キャベツをみじん切りにする
2.たらの骨や皮を丁寧に取る
3.すべての材料を圧力鍋に入れる
4.冷めたらたらの身をほぐす

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【2】離乳食初期♪タラ粥☆

材料

離乳食初期♪タラ粥☆,離乳食,たら,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

10倍がゆ
たら

作り方

1.10倍がゆを作る
2.たらをしっかり茹でたら身をほぐし、すり潰す
3.10倍がゆ、たら、水を合わせ、2~3分煮て水分が少なくなったら完成

このレシピは初期向けですが、水をだし汁に変更したり、たらの身の大きさを変えたりすれば、完了期まで使えるレシピですね。

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【3】離乳食中期☆カリフラワークリームシチュー

材料

カリフラワー
ブロッコリー
豆乳 (牛乳でも可)
コンソメ BF
たら
コーンパウダー

作り方

1.野菜、たらを柔らかくなるまで茹でてつぶす
2.コンソメ、コーンパウダーをいれて20mlくらいのお湯でとかし1.にまぜる
3.豆乳を入れる
4.すこしレンジで温めるとおいしい(500w 30秒)
飾りでブロッコリーをのせて完成

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【4】離乳食後期☆タラと野菜のグラタン

材料

離乳食後期☆タラと野菜のグラタン,離乳食,たら,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

たら
タマネギ
人参
かぼちゃ
赤ちゃん用ホワイトソースの素

パン粉

作り方

1.たらと野菜は、4~5mm角に切り、柔らかくなるまで茹でる
2.耐熱容器にホワイトソースの素とお湯、1を入れ、上にパン粉をちらす
3.オーブントースターで焼き色がつくまで焼く

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【5】手づかみ ジャガイモとタラのお焼き

材料

手づかみ ジャガイモとタラのお焼き,離乳食,たら,出典:hb.afl.rakuten.co.jp

ジャガイモ
タラ
片栗粉
サラダ油

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作り方

1.じゃがいもとたらを茹でる
2.しっかりほぐし、水分が足りないなら野菜スープなどで補う
3.片栗粉を入れ、よくまぜる
4.サラダ油を薄くひいたフライパンで両面を焼く

【6】離乳食後期~タラポテトコロッケ

材料

たら切り身
ジャガイモ小
ブロッコリー
マヨネーズ
パン粉

マヨネーズは、9ヶ月ごろから少量使える食材です。食物アレルギーがなく、全卵が食べられるようになればOK。

作り方

1.たらは茹でてすりつぶしておく
2.ジャガイモは蒸かすか茹でてつぶし、ブロッコリーも茹でて小さく刻む
3.茹でたジャガイモにたらとブロッコリー、マヨネーズを混ぜ、小判型に成形する
4.表面にパン粉をまぶしフライパンで焼き目を付ければ完成

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【7】離乳食☆タラの味噌マヨ焼き

材料

たら
味噌
マヨネーズ

【5】のレシピでもお伝えしましたが、マヨネーズを使うので9ヶ月以降におすすめ。調味料の量を調整すれば、大人でもおいしく食べられますよ。

作り方

1.たらにマヨネーズと味噌を混ぜたものを塗ります
2.フライパンで十分に焼いたら出来上がり

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まとめ

いかがでしたか?たらは、赤ちゃんの骨や血液等を作るうえで必要な栄養素をたくさん含んでいます。一方で、アレルギーのリスクがあることは知っておきたいですね。

また、おすすめレシピを見てもわかる通り、組み合わせる食材を選ばないので、アイデア次第で様々な料理に変身します。大人のご飯との取り分けが簡単なのもいいですね。

比較的スーパーなどでも一年を通して手に入りやすく、便利な食材です。アレルギーの心配がなければ、冷凍したたらを使うこともできます。

いろいろな料理で栄養たっぷりなたらを使い、赤ちゃんの健康な体作りに役立てましょう。

※掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。