目次
産後5ヶ月はこんな時期
首すわりが完成

この頃の赤ちゃんは、首すわりが完成し、首や背骨の力が強くなります。まだ一人でおすわりはできないけれど、支えてあげると少しの間、座れる赤ちゃんも。
手の力も強くなり、ガラガラや小さなぬいぐるみをしっかり握ることができるようになります。とっても好奇心旺盛なので、手が届くものを何でも取って触るようになります。
すぐに口に入れてしまうので、周りに置くものに注意が必要になります。早い赤ちゃんだと、寝返りをすることもできるようになり、さらに手の届く範囲が広くなります。
情緒も育ち、感情表現も豊かになってきます。大好きなママ・パパやミルクを目にすると、体全体で喜びを表現してくれることもでてきますよ。
ママの顔にも興味を示し、手でいろんな部分を触ってきます。言葉にも反応するようになるので、積極的に話しかけてあげてくださいね。
自治体によって異なりますが、翌月には6ヶ月健診が控えていますので、疑問に思っていること、気になっていることなどをまとめておくとスムーズに健診することができますよ。
産後5ヶ月の外見の悩み:髪の毛に関する体験談
抜け毛が1年近く続いた
ひないちごさんからの体験談:
とにかく、髪の毛の抜け具合がすごかったです。この時期からと言うよりは、産後2~3ヶ月くらいからでしたが、私の場合は1年近く続きました。毎日お風呂の排水口がビッシリで毎回ショックだったのを覚えています。
髪の毛だけでなく、いわゆる「ムダ毛」も、お手入れしなくていいくらいにあまり生えてこなかったのでその点は楽でしたが、10ヶ月くらいして抜け毛がおさまってくるのと同時に元に戻りました。また、子どもがとにかく抱っこだったので、ものすごく腰が痛かったのを覚えています。
ドライヤー後は髪の毛がごっそりと…
liliyさんからの体験談:
二人目出産後でしたが、一人目の時には無かった尿漏れが頻繁に起こるようになりました。くしゃみをした時や、少しお腹に力を入れた時など、結構な量が出るので自分でも驚きました。
それから、産後の抜け毛が産後5ヶ月ではかなり激しくなっていました。お風呂上がりにドライヤーをかけた後は床は髪の毛がごっそり抜けており、かなり驚いたのを覚えています。一人目の時よりも二人目の出産後の方が、体調不良や様々なトラブルが増えました。
産後5ヶ月のママの気持ち:情緒不安定に関する体験談
毎日の育児にギブアップしそうに
takuairi0303さんからの体験談:
夜泣きがおちついてきて、だいぶ気持ちも楽になりました。その分、はりつめていたものがパンク…ドッと毎日の育児にギブアップしそうになりました。
でも、赤ちゃんの表情が豊かになってきて笑顔をたくさんみせてくれた時は、とても癒されました。散歩に一緒にいくことでリフレッシュできて、幸せをたくさん感じていました。たくさん写真を撮ったり、かわいい服を着せて喜んだりして心がとても満たされていました。
突然泣きたくなることも
りりなもさんからの体験談:
産んでから少しずつ落ち着いてきた時期でした。でも、子どもをほかの人に触られるのが嫌だったり、自分の目の届くところに常にいてくれないと不安だったりというような精神的な負担がとても多かったです。
ほかの人にご飯を与えられたりするだけで不安になったりするなどの精神的な変化がこの時期多く見られました。また朝からなぜかブルーな気持ちになったりする時もあったり、突然泣きたくなるほど悲しい気持ちになったりする時もありました。
産後5ヶ月の過ごし方
楽しい時間を過ごせるようにしよう

子育ては、肉体的にも精神的にも大変なものですね。子育て中の多くのママが、ストレスを感じています。赤ちゃんは、ママの笑顔が大好き。笑顔になれるよう、ストレスを発散することも大切です。一人で頑張り過ぎずに、できるなら周りの人に甘えてしまいましょう。
家事や育児など、全部完璧にする必要はありません。少しくらい手抜きをしたって大丈夫です。パパや家族、託児所などに子どもを預けて、少しでも一人の時間を持つのも効果的です。
自分へのご褒美タイムをもつことも大切です。のんびり昼寝をしたり、エステやマッサージでリラックスしたり、漫画喫茶で漫画の世界に没頭したりと、自分なりのストレス発散方法を探してみてください。
この頃のママの筋力は少しずつ戻ってきて、妊娠前のような生活を送れるようになってきます。自分と赤ちゃんにとって、快適な生活リズムができるといいですね。
とはいえ、回復の状態には個人差があります。産後5ヶ月経ってもまだまだ体力が戻らないと悩むママもみえるので、無理せず自分のペースでいきましょう。
産後5ヶ月の骨盤矯正とダイエットの注意点
産後5ヶ月からの骨盤矯正は遅い?

産後の骨盤矯正で一番効果のある期間とされているのが、生後半年まで。まだ骨盤が正しい位置に戻っていないママは、ここで骨盤矯正をしておきたいですね。
骨盤がゆがんだままでいると、太りやすくなったり、更年期になってから尿もれや腰痛に悩まされたりということも出てきます。
自分で骨盤を矯正する方法には、リフォームインナーを着用する方法と、骨盤矯正エクセサイズを行う方法があります。手軽に始められるので、ぜひやってみてくださいね。
自分でするのに自信がないママには、整体や接骨院で骨盤矯正をしてもらう方法や、ヨガ教室に通うなどの方法があります。体を動かすことは、便秘解消や腰痛解消の効果もありますよ。
体重が減らないからといって無理は禁物

産後の体型を、妊娠前の体型に戻そうと、ダイエットに挑戦するママもみえると思います。産後ダイエットに前向きなのはとてもいいことですが、ダイエットの方法には注意が必要です。
特に母乳育児をしているママは、母乳のためにも妊娠前よりエネルギーを多く摂取しないといけません。母乳で消費するエネルギーと、子育てで消費するエネルギーを計算して、妊娠前より約350kcal多く摂取する必要があると言われています。
母乳の質を上げるためには、偏りすぎた食材でのダイエットは適していません。バランスの良い食事をとりつつ、産後半年~1年かけて体型を戻していくのが理想です。
赤ちゃんの離乳食が始まる時期でもあるので、一緒に健康的な食事を目指してみるのもいいですね。赤ちゃんと一緒にお散歩するなどして、体を動かすのもおすすめです。
専門機関へのご相談はこちら
※健康状態に心配なことがある場合や受診の目安に迷った場合は専門機関へのご相談をおすすめします。以下のような窓口もご活用ください。
助産師会 相談窓口
https://www.midwife.or.jp/general/supportcenter.html
まとめ
産後5ヶ月の様子についてご紹介させていただきました。赤ちゃんはどんどん成長し、感情表現も豊かになるので、子どもとのスキンシップも楽しくなると思います。
その反面、気分の落ち込みや、精神的に不安定になることもある時期なので、無理せず頑張りすぎないようにしてくださいね。
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