目次
離乳食グッズの種類と購入時期を徹底解説!
調理器具

離乳食調理には、赤ちゃんが食べやすいようにさまざまな下準備が必要になります。そのため、調理方法に合わせたグッズを確認しておきましょう。
離乳食の調理器具は、成長に合わせた形状に調理することを前提として作られています。そのため、少量の食材や下準備も簡単に行うことができます。
【離乳食の調理別グッズ】
●はかる:計量スプーン、計量カップ
●煮る、蒸す:小鍋、蒸し器、シリコンスチーマー等
●細かくする:はさみ、包丁、まな板、チョッパー等
●こす:こし網、ヘラ、ブレンダー
●すりおろす:おろし器、ブレンダー
●すりつぶす:すりこぎ、ブレンダー
●おかゆ:おかゆクッカー、おかゆ機能付き炊飯器
また、離乳食を調理する際は、大人の食事の調理器具と分けておくと衛生的で安心です。
購入時期
離乳食用の調理器具は、離乳食開始時にそろえておくと良いでしょう。
離乳食作りは家にある調理器具でも調理可能です。しかし、離乳食はお粥やペースト状からスタートするので、離乳食用の調理器具があると、下ごしらえの負担も減り便利です。
離乳食食器
購入時期
離乳食は時期別によって形状が違います。初期~中期にかけては水分が多いものが多く、離乳食後期にかけて徐々に固形状の食事に進みます。
そこで、食器はその時期の食事にあったものをそろえると良いでしょう。
【離乳食初期~中期】
●底の深い食器、取っ手付き食器
●大人が赤ちゃんの口に運びやすいサイズと素材のスプーン
【離乳食後期以降】
●底の浅いプレート型の食器、ワンプレートタイプの食器
●赤ちゃん自身が扱いやすいサイズと素材のスプーン、フォーク
便利グッズ
購入時期
離乳食初期は、食事の途中で嫌がったり、吐き出してしまったりするのは当たり前。そこで衣類の汚れ予防に、食事用エプロンが役立ちます。
また、母乳以外の水分補給ができるよう、スパウトタイプやストロータイプのベビーマグを用意して、練習するのもおすすめです。
離乳食中期以降、お座りが安定してきたら、正しい姿勢で食事ができるようなベビーチェアを準備しましょう。座る位置や高さを調節できるタイプを選べば、長く使えます。
さらに、離乳食の回数が安定してくるとおでかけもしやすくなります。外出先でも普段と変わらない食事が摂れるように、持ち運びしやすい保存容器があると便利ですよ。
【離乳食初期~中期】
●食事用エプロン
●ベビーマグ
【離乳食中期以降】
●ベビーチェア
●保冷、保温携帯用保存容器
離乳食グッズの選び方は?
洗浄や収納がしやすいもの
赤ちゃんの食事に使用するものなので、衛生面には気をつけましょう。毎回洗剤で洗い保管するためにも、細かいパーツなども洗いやすい物を選びたいですね。
また、調理セットや食器類は、重ねたり1つにまとめたりして、コンパクトに収納できるものを選ぶと、片付けも簡単に済みます。
どんなに便利な道具も、出しにくく片付けにくいものは使う頻度も減ってしまうかもしれません。
収納場所が少ない場合は、あらかじめ収納方法を確認しておきましょう。
離乳食後も長く使えるもの
離乳食期しか使わない調理セットやグッズを買うのは、もったいない!と思う方もいるかもしれません。
しかし、離乳食グッズは、成長に合わせて使い分けられる形状や、普段の食事に活用できるものも豊富にそろっています。
さらに、お気に入りのブランドやデザインを選べば、飽きずに楽しく長く使えます。
離乳食作りを機会に、調理道具の見直しや、メニューの幅が広がる家庭もあるようです。
ぜひ、用途に合わせたものを、予算と一緒に検討してみましょう。
電子レンジや食洗器対応のもの
離乳食作りをよりスムーズに済ませたい方は、電子レンジ調理が可能なものをおすすめします。衛生面が気になる際は、電子レンジ消毒ができるのも心強いですね。
また、食洗器がある家庭は、食洗器対応のものを選ぶと後片付けも簡単です。
購入する際は電子レンジや食洗器対応しているかどうか、材質などを必ず確認しましょう
迷ったらセットを!
はじめての離乳食は、わからないことも多いですね。どのグッズを買えばよいのか迷った時は、セットを買うのがおすすめです。
離乳食調理セットや食器セットには、離乳食初期から完了期まで使えるアイテムがそろっています。
もちろん、必要最低限なものを準備し、後から足りないものを徐々に買い足すことも可能です。
調理器具の種類
調理セット

特長
●「する・こす・しぼる・すりつぶす」などの下準備ができる器具一式●保存容器や食器が含まれているものもある
使用時期
離乳食調理に特化したコンパクトサイズの器具がそろっているので、初期から後期まで長い期間重宝します。調理セットがあれば、1つずつ器具をそろえていく時間と手間が省けますよ。
おかゆクッカー

特長
●10倍粥から軟飯までを簡単に作ることがきる器具●米から作るタイプとごはんから作るタイプがある
●電子レンジ用と炊飯器用がある
離乳食の基本となるおかゆを、毎回作るのは大変です。おかゆクッカーは、目盛りどおりに水と米(ごはん)を入れれば、簡単に炊き立てのおかゆが食べられます。
使用時期
離乳食で使うのは初期から半年ほどですが、病気で食欲がない時にも活躍してくれます。裏ごし器

特長
●食材をなめらかなペースト状に裏ごしする器具●茶こし・すり鉢・小さなザルでも代用可能
離乳食の量に合わせた小ぶりのものを選ぶと、使う分の作業がしやすくなります。
使用時期
離乳食開始から必要になる裏ごし。飲みこみやすく口当たりを良くするために、食材をペースト状にすることは欠かせすません。裏ごし以外にも、食材の湯抜きにも重宝しまよ。
ブレンダー・フードプロセッサー

特長
●付属の刃で食材を細かく切り刻み撹拌(かくはん)する調理器具●「つぶす・くだく・きざむ・混ぜる」などの作業を短時間に1台で完結
●プラスチック製と金属製がある
●コードありタイプとコードレスタイプがある
●付属のアタッチメントによって機能が異なる
使用時期
ブレンダーやフードプロセッサーは、おかゆや繊維質の野菜も数秒でペースト状にできるので、離乳食初期から時短調理に役立ちます。また、1度に食材をまとめて調理したい時にも便利です。作り置きして小分けに冷凍保存をしておけば、毎回下ごしらえをする手間も省けます。
離乳食後もハンバーグやスープなどの調理に長く活躍してくれます。
離乳食用はさみ

特長
●食材を赤ちゃんが食べやすい大きさにカットする調理器具●刃がプラスチック製と金属製がある
●携帯しやすいコンパクトサイズのものやケース付きもある
離乳食用はさみは、器に食材をのせたままカットできます。そのため、包丁やまな板を出したり洗ったりする必要がありません。
使用時期
キッチンばさみよりも小ぶりなので、離乳食を細かくカットするのに活躍してくれます。離乳食中期から離乳食後も外出先の食事などで重宝します。冷凍保存容器

特長
●調理後の食材を冷凍保存できる容器●電子レンジで解凍できるタイプもある
●1食分の容量に小分け保存できるタイプもある
離乳食に使う食材の多くは、冷凍保存ができます。毎回下ごしらえをするよりも、時間のある時にまとめて調理し冷凍保存しておく方が、効率的に離乳食作りができます。
使用時期
冷凍保存容器は、離乳食初期~完了期まで活躍してくれます。離乳食食器の種類
離乳食食器
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特長
●赤ちゃんの食事がしやすいように工夫された食器●単品の茶碗、汁椀、プレートタイプや、食器セットがある
●素材はプラスチック製、シリコン製、木製、陶器、磁器がある
使用時期
離乳食食器は、食事の回数や使える食材が増える、離乳初期の後半ごろからあると便利です。幼児食ごろまで使えるものが多いですよ。離乳食用スプーン

特長
●赤ちゃんの口に運びやすい工夫がされたスプーン●シリコン製、プラスチック製、木製、ステンレス製がある
使用時期
初期から必要です。赤ちゃんが嫌がらないような口当たりの良いものを選びましょう。また、離乳食の時期に合わせたサイズと素材を選びましょう。その他の便利グッズ
ベビーマグ

特長
●普通のコップやストローで飲み物を飲めるように工夫された練習用マグ●飲み口は、スパウトタイプ、ストロータイプ、コップタイプの3種類
●プラスチック製、ステンレス製がある
使用時期
離乳初期~中期ごろから使い始めます。使う時期によって飲み口を選びましょう。いろいろなタイプの飲み口を付け替えて使うタイプは、長い期間使用できます。また、持ち手がついているものや外出先に携帯しやすいデザインなど、種類が豊富です。
食事用エプロン

特長
●食事の際に食べこぼしなどの汚れから衣類を守るエプロン●タオル地、ナイロン生地、シリコン、プラスチック、ビニール、紙製がある
●スタイと長袖タイプがある
●食べこぼしをキャッチするポケット付きもある
食事用エプロンの多くは、水分をはじきやすく汚れを洗い流せる素材で作られています。
使用時期
離乳食初期から幼児食頃まで長く活躍してくれます。赤ちゃんが自分で食べ始めるようになると長袖タイプがおすめです。また、外出時は紙製などの使い捨てタイプが便利ですが、素材によって特長も変わるので、使うシーンやお手入れ方法に合わせて選んでみましょう。
ベビーチェア

特長
●お座りが安定しない赤ちゃんでも座りやすいように工夫されたイス●ローチェア、ハイチェア、ハイローチェアなどイスの高さによって選べる
●腰がすわる生後6ヶ月~3歳頃まで使えるタイプが多い
●テーブル付きタイプもある
ベビーチェアは、ベルトつきタイプや、太もも部分をおさえるタイプなど、赤ちゃんを安全に固定する仕組みになっています。
使用時期
腰がすわったら使えます。イスの高さや傾斜を変えて、大人まで使えるベビーチェアもあります。食事をする時は、背中がまっすぐになり、足が床や台に着くようなイスを選ぶと良いでしょう。
おでかけ便利グッズ
携帯保存容器

特長
●保冷保温機能付きで、季節に合わせて衛生的に携帯できる容器●水分の多い食事の液漏れを防ぐ密閉タイプもある
●冷凍保存や電子レンジに対応したタイプも便利
使用時期
外出先には、ベビーフードも手軽ですが、普段から食べ慣れている手作りの離乳食を食べたい赤ちゃんもいます。離乳食初期から重宝します。や中期は、水分の多い離乳食が主流なので、液漏れしにくい密封容器が安心です。
ベビーチェアベルト

特長
●イスの背もたれに取り付けし、赤ちゃんの落下を防ぐアイテム●1人座りできるようになってから使用可能
●お尻を支えるタイプ、上半身を支えるタイプがある
●コンパクトに収納可能で洗濯できるものがおすすめ
使用時期
1人でお座りが安定したら使えます。自宅での使用はもちろん、外出先にベビーチェアがなくても、たいていのイスに使用可能なので、安心して食事ができますよ。また、取りつけ方法が簡単でコンパクトに収納できます。持ち運びしやすい点も助かりますね。
水をはじく素材や洗濯しやすい素材を選べば、いつでも清潔に使うことができます。
離乳食グッズは本当に必要?
先輩ママパパに聞いてみた!買ってよかった離乳食調理グッズとは?
コズレ会員の方に、「買ってよかった離乳食調理グッズ」についてアンケートを行った結果、以下のような結果となりました。
・1位:おかゆの調理(50%)
・2位:野菜の調理(31%)、
・3位:果物の調理、お肉の調理、魚の調理(1%)



やはり、離乳食の基本となるおかゆ作りは、調理グッズを使うと便利なようですね。
先輩ママパパに聞いてみた!買ってよかった離乳食食器メーカーは?
コズレ会員の方に、「買ってよかった離乳食食器メーカー」についてアンケートを行った結果、以下のような結果となりました。
・1位:リッチェル(19%)
・2位:コンビ(17%)
・3位:ミキハウス(12%)



お気に入りのメーカーで揃えると、デザインにも統一感が出て素敵ですね。
まとめ
いかがでしたか?過ぎてしまえばあっという間の離乳食期ですが、初めてのことに向き合う赤ちゃんとママパパは大変。
ライフスタイルに合わせて必要な物を準備して、少しでも楽しくスムーズに赤ちゃんとのお食事タイムが過ごせるといいですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。