妊娠中のストレッチ
方法
ストレッチを行う際、まずは体をあたためてから行うようにしましょう。お風呂上がりなどに行うのもおすすめです。
また、ストレッチには呼吸も大切です。ストレッチ中は呼吸を意識してゆっくり吸って吐くという風にしましょう。食後にすぐ行うと消化不良を起こしてしまう可能性もあるので食後は避けて行ってください。
もちろん体調が良いかどうかというのはとても重要です。ストレッチを始める前にはまず体調が万全であることを確認してから行うようにしてくださいね。また、途中でおなかの張りを感じるなどの異変があればすぐに中断するようにしてください。
いつからできる?
一般的に妊娠中のエクササイズやマタニティスイミングなどは妊娠中期以降の安定期に入ってから行うようになっています。
ですが、ストレッチの場合は特に妊娠経過に問題がなく、体調も安定しているようであれば妊娠初期から行っても大丈夫です。ただし、無理はせず、少しでも体調に異変を感じたらすぐに中断するようにしてくださいね。
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妊娠初期のストレッチ
無理せず軽いストレッチを
出典:m.youtube.com妊娠初期は体調の変化が大きく、つわりの症状に悩まされる妊婦さんも多いです。また、胎盤が完成する前の時期であり妊娠中で最も流産のリスクが高い頃でもあります。この時期は体調に気をつけて無理のない程度に体を動かしましょう。
ストレッチも体に負担をかけないような軽いものにしてください。軽いストレッチであれば肩こりの解消やストレスの軽減にもつながりますよ。妊娠初期におすすめのものとしては胸と肩のストレッチがあります。
体験談:ストレッチは欠かさずした

妊娠中期のストレッチ
便秘や腰痛に悩まされ始める時期
出典:m.youtube.com妊娠中期は胎盤も完成し安定期に入ります。安定期に入るとつわりの症状も落ち着き、流産のリスクも初期に比べるとぐっと下がります。
ただ、それと同時におなかも徐々に目立ち始め、腰痛や便秘、頻尿などに悩まされ始める妊婦さんも多いです。ですので妊娠中期は腰周りや股関節、骨盤に効くストレッチがおすすめですよ。
妊娠中期は安定期でもありこの時期になるとマタニティスイミングやヨガなどの運動を取り入れる妊婦さんも多いです。
ですが、安定期といえども妊娠中には変わりがないので、そのような運動を行うときは必ず医師の許可を得てから行うようにしましょう。また、おなかの張りや出血など体調に異変を感じたらすぐにやめるようにしてくださいね。
体験談:むくみ解消にストレッチ

妊娠後期のストレッチ
腰痛やむくみの解消、お産に向けてのストレッチ
出典:m.youtube.com妊娠後期に入るともう誰から見ても妊婦さんとわかるぐらいにおなかが大きくなってきますね。おなかが大きくなってくると恥骨痛や股関節痛に悩まされることも多くなります。
また、ママの体の血液量は妊娠中で最も多くなる時期です。それに加え、大きくなった子宮に圧迫されて足などがむくみやすくなります。ですので妊娠後期はこのむくみや股関節に効くストレッチをすると良いでしょう。
また、ストレッチで股関節を柔らかくしておくことはお産をスムーズに進めるのにも良い効果があるとされています。妊娠後期はいよいよ出産が近づき、お産に対する緊張感や不安も出てくる時期です。
大きなおなかで動くのは大変ですが何もしないでいるとお産に向けて体力もつきません。体調や妊娠経過に問題がなければストレッチやウォーキングなどの軽い運動を積極的に行っていきましょう。ストレッチの際は、大きくなったおなかを圧迫しないように気をつけて行ってくださいね。
体験談:30週以降は無理をせず妊婦体操やストレッチ

まとめ
いかがでしたか?妊娠中は赤ちゃんを育て、出産するためにママの体はどんどん変化をしていきます。
体調が悪くなったり、おなかが大きくなったりして思うように体を動かせないこともあります。ですが、ストレッチなどの適度な運動は妊娠中の肩こりや腰痛、便秘、頻尿などのトラブルの解消、過度な体重増加を抑えるなど良い効果がたくさんあります。
また、適度な運動はストレスの軽減やリフレッシュにもなります。無理のない範囲で体調に合わせながら日々の生活にストレッチを取り入れ、少しでも快適なマタニティライフを送ってくださいね。
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