3歳の時に取り組みたい幼児教育って?

3歳はぐんぐん成長する時期

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3歳は目に見えて成長が著しくなる時期です。体の成長はもちろんですが、脳の発達も同様に急速に進んでいます。

脳は3歳ごろには大人の80%まで成長していきます。この時期に合った刺激を与えてあげると、脳の中の回路(シナプス)が色々なところで結びつき、脳の成長を促進していくと言われています。

幼児教育で使われる教材は、子どもの年齢に合わせたものが用意されているので、子どもも無理をせず、脳への適切な刺激や発達に有効であると言えますね。

マルバツだけじゃない!知りたい気持ちができるを増やす

「教育」という言葉は堅苦しく響きませんか?きちんと座らせてなにかを出題し、○や×で評価をつけるというイメージがあるかもしれません。

3歳ごろの子どもの教育で重要なのは、実は子どもがうれしい、楽しいという感性をたくさん働かせることなんです。

好奇心から行動してみて、できる、できた!が増えればそれだけ子どもは楽しいと感じます。それにつれて脳も体もどんどん発達していきますよ。

幼児向け教材ってどんなものがあるの?

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幼児にとって必要な教育を具体的に調べようとすると選択肢の多さに迷ってしまいませんか?まずはどんな種類があるのか見ていきましょう。

子どもの教育の手段は大きく4種類に分類できます。

・通信教育
・幼児教室
・オンラインスクール
・英語教材

年齢に応じて始めるものが多いですが、中にはプレママの時期から始められるものもあります。以下でそれぞれのメリットやデメリットなど、詳しくご紹介します。

幼児向け通信教育

幼児向け通信教育は、おうちに教材が送られてきて、その月齢、成長段階に合わせたプログラムにそって学べるのが大きなポイントです。

《メリット》
・お手頃価格である
・自宅でできるので親子の都合に合わせられる
・すき間時間にいつでもできる

《デメリット》
・日常生活の中で行うので刺激とメリハリがない
・プロのメソッドを感じることが難しい
・ママパパ主導になってしまう

《こんな方におすすめ》
・自宅ですき間時間などを使って親子で一緒に取り組みたい方
・なるべく低予算で始めたい方

幼児向け教室

幼児向け教室はプロの指導者による指導が直接受けられ、お子さんの反応や理解度に応じて対応を変えてもらえたり、集団での生活体験をすることで普段とは違う刺激を受けることができます。またママやパパもプロの指導者の実践している姿を見ることも魅力の一つです。

《メリット》
・プロの先生に指導してもらえる
・教室に行くことで子どもの感情のスイッチが切り替えられる
・家とは違う子どもの様子を知ることができる

《デメリット》
・通うための子どもの体調管理や、送迎が大変
・受講費が高めで月謝以外の費用が掛かることがある

《こんな方におすすめ》
・プロの指導でしっかりと受講されたい方
・協調性や社会性を身につけさせたいと思っている方

幼児向けオンラインスクール

幼児向けオンラインスクールは、パソコンやタブレット、スマートフォンがあれば自宅で受講できるのが大きな魅力です。オンラインだからこそ比較的お手頃な価格設定もポイントです。

《メリット》
・通信環境が整えばどこでも受講が可能
・1対1や少人数の受講なので子どもが集中できる

《デメリット》
・対面していないので、集中力が続かない可能性がある
・通信環境に左右されて受講できないときがある

《おすすめの人》
・ネット環境が整い、自宅での受講を希望する方
・小さい頃からPCやタブレットに慣れさせたい方

幼児向け英語教材

幼児向け英語教材は学校教育の英語と違い、赤ちゃんが母語を覚える感覚でお子さんも英語を身につけられるのがポイントです。

《メリット》
・言葉を覚えるメソッドがしっかりしているため自然と英語が身につく
・ネイティブの発音教材がついているため、訛りのない英語が身につく

《デメリット》
・直接教えるのはママやパパなので、その英語力が問われる
・聞くだけ話すだけのレッスンのため、実際に英語を使って何かするという場面が少ない

《こんな方におすすめ》
・幼児期から手軽に英語教育を始めたい方
・英語に興味、関心を持ってほしいと思っている方

教材のタイプってどんなものがあるの?

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次に教材の内容について見ていきましょう。教材のタイプは大きく分けて次の4つがあります。

●先取り学習タイプ
数字や文字、古典の文章の暗唱などを行うタイプ

●総合的学習タイプ
生活習慣を定着させ、小学校入学の準備を目指す

●得意分野を伸ばすタイプ
知りたいこと、できることを増やしていく

●コスパ重視タイプ
比較的お手頃な価格で気軽に続けられる

ご家庭の教育方針や、子どもの興味によってどのタイプを選ぶか検討していくと良いですね。

【先取学習タイプ】おすすめ教材

Z会 幼児コース

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Z会幼児コースは「あと伸び力」を重視しています。子どもがなぜ?どうして?と疑問を持ち、それに答えを見つけようとする力、それを考えることそのものを面白いと思う力です。

幼児は学びのスタートライン。ことばや数などの学力の基礎から体験や生活習慣など、幼児期に触れるべき5つの領域でワーク学習と実体験を軸に子どもの自信を育てていきます。

《対象年齢》
年少~年長

《会費》
月額870円~

《特長》
子どもに必要なテーマを5つに設定し、ワーク学習と実体験の両方を大切にした教材が作られている。

《向いているお子さん&ママパパ》
なぜ?どうして?という疑問が多く、自分なりに答えを見つけようとする姿勢がある子ども。考えること自体を面白がれる子ども。

七田式通信教育

七田式プリント,幼児教育,おすすめ,出典:www.shichida.co.jp

七田式通信教育は知識を与えるのではなく子どもが本来持っている能力を引き出して高めるという教育です。「心の教育」をモットーに、健康で賢く、人格的に優れた子どもの教育を目指し、0~6歳の脳の黄金期に働きかけます。

子どもに必要な5つの分野の取り組みにより、子どもを月齢ごとに教育する大量インプットを採用したカリキュラムです。

《対象年齢》
0~6歳

《会費》
年95000円(教材費込み)

《特長》
七田式の特徴であるフラッシュカードや写真、音源を使い、大量にインプットすることで子どもの持っている脳の力を最大限に伸ばす。

《向いているお子さん&ママパパ》
知的好奇心が強い子ども。子どもの能力を最大限に引き出してあげたいと考えるママパパ。

公文式

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公文式は解き方を教わることはなく、自分の力で問題を解いていく方式です。楽なところから始めステップアップしながら課題をクリアし「やればできる」を生み出していきます。

子どもが自分から挑戦し、一人ひとりでクリアしていく、という可能性を追求することを目指しています。これにより子どもは自分で解決法を考え、目標を実現できるようになります。

《対象年齢》
0歳~
《会費》
月7150円~

《特長》
子どもに合わせて楽にできるところから始め、少しずつ難しいものに挑戦する「ちょうどの学習」で自分で学ぶ力を養いながら「やればできる」という自己肯定感が養える。

《向いているお子さん&ママパパ》
できることが楽しくてどんどん向き合っていけるタイプの子ども。自分で考える力を身につけさせたいと考えているママパパ。

【総合的学習タイプ】おすすめ教材

こどもちゃれんじ

ちゃれんじほっぷ教材,幼児教育,おすすめ,出典:www2.shimajiro.co.jp

こどもちゃれんじは乳幼児期に学んでおきたいことを年齢や成長に合わせてぴったりなカリキュラムで楽しみながら学んでいく教育です。子どもの力を伸ばす6つのテーマを設定し、自分でできた、わかった、を積み重ねていく作りです。

1つのテーマをさまざまな教材で扱うので子どものやる気が続き、学ぼうとする姿勢ができていきます。

《対象年齢》
0歳~6歳

《会費》
月1980円~

《特長》
毎月エデュトイといわれるプロ監修の知育玩具が教材になっている。人気キャラクターしまじろうと一緒に成長していける。

《向いているお子さん&ママパパ》
さまざまなことに興味を持ち、好奇心が強いこども。生活習慣や社会性も含めて子どもに必要なことを必要なときに一緒に学んでクリアしたいと考えるママパパ。

まなびwith

まなびwith年少コース,幼児教育,おすすめ,出典:manabi-with.shopro.co.jp

まなびwithは未知の問題や正解のない課題に対して試行錯誤しながら答えを導こうとする思考力を大切にしています。それを伸ばすために基礎学力とワクワク考える気持ち、考える土台を伸ばしていくという教育です。

大きな3つの柱から、調べて考える習慣を作る学習を取り入れたり論理を構成する力を養ったりと総合的にアプローチしています。

《対象年齢》
3歳~

《会費》
要問合せ

《特長》
小学館の「プレNEO図鑑」シリーズから毎月4ページが教材に取り入れられている。他の学習に加えて調べて考えるを体験できる。

《向いているお子さん&ママパパ》
図鑑を見たり調べたりが好きな探究心の強い子ども。答えのない問いに対して考える力をつけて思考力を伸ばしてほしいと考えているママパパ。

スマイルゼミ

スマイルゼミ幼児タブレット,幼児教育,おすすめ,出典:smile-zemi.jp

スマイルゼミはタブレット学習型の教育です。幼児にとって大切なことは「できることの多さ」ではなく「やればできる」という経験を積み重ねること。

考え学ぶ楽しさを知って自信を生み次へとつなげていくことを大切に考えています。学びを10の分野に分け、専用のタブレットを使って子どもがひとりでできることを基本に教材が作られています。

《対象年齢》
年少~

《会費》
月2980円~

《特長》
学習のため専用のタブレットを使用する。子どもが一人でできることをコンセプトに作られている。今日のできたを親子で確認しながらコミュニケーションが取れるようになっている。

《向いているお子さん&ママパパ》
自分からどんどん学習したいという好奇心の強い子ども。忙しい中でも子どもの学習を見守り確認してあげたいと思っているママパパ。

【得意分野を伸ばすタイプ】おすすめ教材

ワールドファミリー

ワールドファミリー教材,幼児教育,おすすめ,出典:world-family.co.jp

ワールドファミリーは家庭でできるディズニーキャラクターを使った英語教育です。英語も日本語と同様に早いうちから取り入れ、母国語と同様の方法で取得していくことを目指しています。

読んだり話したり遊んだりしながら取り組む教材がすべて連動し、繰り返し使われる言葉やフレーズが定着していきます。さらに言葉をアウトプットできる参加型のイベントも開催しています。

《対象年齢》
0歳~

《会費》
要問合せ

《特長》
ディズニーキャラクターがたくさん使われていて楽しみながら英語に触れることができる。充実した教材で母国語のように繰り返し英語をインプットしていく方式。

《向いているお子さん&ママパパ》
ディズニーが好きで英語に興味を示す子ども。子どもに国際感覚を身につけさせたいので英語を習得させたいと考えているママパパ。

RISUきっず

RISUきっず教材,幼児教育,おすすめ,出典:www.risu-japan.com

RISUは算数のレッスンに特化した教育です。タブレット学習と東大生らの個別フォローにより算数のレベルを上げていきます。

学習の習慣づけから始め、学習データを分析して最適なレッスンと苦手のフォローを行い、忘れがちなタイミングで間違いの多い問題を復習します。これにより無理なく子どもの算数のレベルを上げていきます。

《対象年齢》
年中後半~

《会費》
月2480円

《特長》
タブレットを用いた学習で、従来の算数学習に加え、子どもの思考の柔軟性を育てる。算数の基礎力が養える。難易度の高い問題にもチャレンジできるしかけがある。

《向いているお子さん&ママパパ》
数に好奇心や強みがあり、算数が伸びる可能性のある子ども。子どもに理数の能力を無理なくつけさせたいと考えるママパパ。

キッズアカデミー

キッズアカデミー教材,幼児教育,おすすめ,出典:babypark.jp

キッズアカデミーは書くことにとらわれず、教材によって思考や記憶を強化していくという知能教室です。幼児に必要な脳をよくする教育=知能教育を目指し、記憶力と思考力を高めていきます。

机に向かって書かせるのではなく、この時期の子どもに必要な遊びの時間の中に楽しく覚えて考えさせるというしかけを施し、これらの能力を引き出す知能教育を行っています。

《対象年齢》
2歳~7歳

《会費》
月14500円~

《特長》
年齢に応じたテーマを設け、思考力を引き出すしかけになっている。さまざまな道具やカードなどを使って子どもが楽しんで取り組めるようになっている。

《向いているお子さん&ママパパ》
知的好奇心が強く、さまざまなものに興味を示す子ども。座学ではなく、体を使って学ぶ楽しみを子どもに与えたいと考えるママパパ。

【コスパ重視タイプ】おすすめ教材

幼児ポピー

幼児ポピーきいどり,幼児教育,おすすめ,出典:www.popy.jp

幼児ぽぴーは家庭学習に特化した教材づくりをしています。成長期に合った良質な教材を目指し、子どもの学習に本当に必要なものに絞ったシンプルな教材づくりを行っています。

シンプルな教材なので費用も良心的で続けやすい家庭学習として定着しています。もじ・かず・ことばを楽しく学ぶことができ、あたま・こころ・からだをバランスよく育てることを目指しています。

《対象年齢》
2歳~

《会費》
月980円~

《特長》
シンプルな教材で余分なものがなく、費用が安くコスパがよい。小学校入学までに必要な要素に触れながら考える力や生きる力を育てる。

《向いているお子さん&ママパパ》
文字や数などに興味を示し知的好奇心がある。シンプルでもしっかりした教育を考えているママパパ。

がんばる舎

がんぱる舎すてっぷ,幼児教育,おすすめ,出典:www.gamba.co.jp

がんばる舎が目指すのはリビング学習。子どもにやらせる学習ではなく、親子一緒にコミュニケーションを取りながら答え合わせをする、という会話の延長のように楽しんで取り組む学習を目指しています。

子どもがプリントに取り組み、親子でコミュニケーションを取りながらリビングで一緒に答え合わせをすることにより親子の絆が深まり、リビングが学習の場であるという習慣がついていきます。

《対象年齢》
2歳~

《会費》
月800円~

《特長》
学年ごとにコースが分かれているがいつからでもどこからでも始められる。教材をまとめてもらえる仕組みがあり、子どものペースで学習が進められる。

《向いているお子さん&ママパパ》
プリント学習が好きな子ども。親子でコミュニケーションを取りながら子どもに学習させたいと考えるママパパ。

コズレママが選んだBEST CHOICEは?

イクウェル チャイルドアカデミー

イクウェル幼児教材,幼児教育,おすすめ,出典:www.eqwel.jp

イクウェルチャイルドアカデミーが大切にしているのはEQ力。これは頭の知能指数のIQに対し、心の知能指数を表したものです。IQとともにEQに着目し、総合的に子どもの能力を伸ばすことを目指しています。

筆記テストだけではわからない非認知能力を伸ばすことはその先の子どもの進路にも影響します。将来社会で活躍するために必要な能力をレッスンを通じて育てていきます。

《対象年齢》
0歳~

《会費》
月5000円~

《特長》
プログラムやレッスンと連動したオリジナルの教材がある。講師が幼児教育のプロで随時研修があるなど常に高みを目指している。脳科学に基づいたプログラムを採用していて、長年の実績がある。

《向いているお子さん&ママパパ》
知的好奇心が強く、色々なことに興味を示す子ども。テストに現れない能力を引き出し、その後の子どもの基本をしっかりと作りたいと考えるママパパ。

まとめ

幼児教育は、目指すところや教育の内容もさまざまです。その中から自分の子どもに合った教育を探すためには、まずは教材の大まかな違いを把握することが重要です。

さらにはママパパがどうしたいか、どんな時にどの教育を利用したいかなどを考えましょう。また無料体験などを利用してみるのも手です。

ぜひ参考にしてみて下さいね。(執筆:池田)

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