3歳児(年少)向けの通信教育教材とは
通信教育は3歳児におすすめ
3歳になると、幼稚園に行き始める子も多くなります。
幼稚園から帰ってから習い事に行くとなると、親子の時間も減りますし、なによりも子どもの体力的にもきついですよね。
通信教育であれば、勉強をしつつ、親子で一緒にいる時間も確保することができますよ。
さらには、幼児教室に通うよりお手軽で市販のドリルよりも学習内容が多彩で充実しています。
3歳児向けから通信教育の選択肢が増える
実は3歳児(年少)は通信教育を始めるのにぴったりのタイミングです。というのもこの時期から利用できる通信教育の教材の種類が豊富になります。
通信教育の幅が広がる理由は、3歳から4歳までの間は記憶力や理解力が高まりさらに手先が器用になるのでできることが増えるからですよ。
【3歳から4歳の間にできること】
・記憶力が付くので物の名前をどんどん憶える
・1から5くらいまでの数字を暗唱したり数える
・少し長めの物語りを聞けるようになる
・パズルやブロックにも興味を示す
湧き上がってくる知的好奇心を満たしてあげるためにも通信教育は役立ちます。
ただもちろんできるようになる時期やスピードは、子どもによって個人差があるのであくまで参考にしてくださいね。
就学に向けて3歳から学ぶ楽しさを教えることができる
3歳(年少)からの幼児教育の通信教育の狙いは就学までの準備を整えることです。
【就学準備】
・ひらがなや数字などを学びながら学習の基礎を固める
・色々な課題に取り組みながらこれまで知らなかったことを知っていく楽しさを覚える
・一定の時間机に座ってワークブックに取り組む習慣をつける
知識や学習習慣をバランスよく身につけることで、小学校から始まる勉強にスムーズに馴染んでいけるような工夫がされています。
そして生活習慣や社会性を育む内容も取り入れられているので、集団生活に馴染んでいけるような内容になっています。
3歳児向け通信教育教材の内容
通信教育の教材は会社によってかなり変わります。人気の3歳(年少)向け通信講座の内容や特長を見ながら比較していきましょう。
こどもちゃれんじ
基本情報
教材名:こどもちゃれんじ ほっぷ月額使用料:1,980円(1年分一括払いの場合)
教材の内容:ワークブック、映像教材、絵本、知育玩具、保護者向け情報誌など
特長
・保育園か、幼稚園の2年保育・3年保育かなど通園状況によって同じコースでも教材(絵本・キッズワーク)や保護者向け情報誌の内容が変わる・「こどもちゃれんじPLUS」という表現(工作・お絵かき)や知育(ワーク)の教材をオプション料545円からでつけられる
・幼児に人気の「しまじろう」と一緒に遊びながら学べる
・年齢や発達・興味に合った、 幅広いカリキュラムが特長
・教材は多様な領域の専門家が監修
知育玩具を活用することでお子さんだけでも学習に取り組みやすいです。毎月英語にも触れられるのも特長です。
幼児ポピー
基本情報
教材名:幼児ポピー「きいどり」月額使用料:980円
教材の内容:ワークブック、紙かデジタルの特別教材、保護者向用リーフレット
特長
・ワークブックはオールカラーでシールもついている・付録やおもちゃがついていないすっきりした内容
・ひらがなや数の勉強に加えて、遊びながら生活の中でしつけができるカリキュラム
・教材に知的好奇心を刺激する工夫がされている
・教材は脳科学の専門家や幼児運動の専門家の指導・監修により作成
・保護者向けの育児サポートサービスも充実している
お得な料金とワークブック主体のかさばらない教材で気軽に利用することができます。
のんびり学べるゆっくり目のカリキュラムで少しずつ確実に知識を増やしていけますよ。
Z会幼児コース
基本情報
教材名:Z会幼児コース年少月額使用料:1,870円(1年分一括払いの場合)
教材の内容:ワーク教材、体験型教材、ミニサイズの絵本型教材、育児情報が載った保護者向け情報誌
特長
・ワークブックの内容と体験型学習の内容がリンクしている・体験を積み上げながら「先取り」よりも「あと伸び」を重視している
・親がお子さんの学習に深くかかわるカリキュラム
・絵本型教材は外出先でも使える
・受講した月によってもらえる副教材が年に何度かある
机に向かう勉強だけでなく、体や五感を使う体験学習を取り入れているのが最大の特長です。
それ故に課題に取り組むにはママやパパのサポートが重要で、学習を通して親子のコミュニケーションが充実します。
七田式
基本情報
教材名:七田式通信教育幼児コース(0歳から6歳)料金:102,600円(6歳まで使える教材を一括で購入するシステム)
教材の内容:プリント、絵本教材、もじやかず、ちえなどをカードやおもちゃ、CDなど
特長
・「ちえ」「もじ」「かず」「右脳」「生活」5つの分野が総合的に伸ばせるカリキュラム・教材の使い方や進み具合を会員専用ホームページでサポートしてくれる
・3か月に一度能力チェックが行われる
・保護者はメッセージで専門家に相談することも可能
・通信教育幼児コースに申し込まずに気になる教材だけを購入することもできる
七田式教育は、子どもの能力と人格を両方育てることを目指しています。
幼児教室もありますが、このように通信教育を受けることもできます。教材は毎月届きますが料金は一括で支払うことになります。
まなびwith
基本情報
教材名:まなびwith 年少月額使用料:2,117円(1年分一括払いの場合)
教材の内容:ワーク教材、保護者向冊子、特別教材、入会時にひらがなポスター、ひらがな・数カード
特長
・基礎から順に無理なく応用まで進めていくステップ学習・一つのテーマをいろんな角度から何度もアプローチするスパイラル学習
・ワークとともに毎月4ページずつ小学館の「プレNEO図鑑」が届き、調べる楽しさも学ぶ
・年少からまなびwith全国作文コンクールに挑戦できる
・「もじ」と「かず」と「たいけん」による考える力を育てるカリキュラム
小学館の通信教育ということで小学館の人気図鑑「プレNEO図鑑」や絵本と連動した教材が魅力です。ワークとともに体験による学習も重視しています。
ワールドファミリー
基本情報
教材名:ディズニー英語システム料金:サンプル請求の後に担当から連絡(教材を一括で購入するシステム)
教材の内容:CD、DVD、絵本、カード、マジックペン、英語玩具
特長
・ディズニーキャラクターと一緒に勉強できる・英語を英語のままでインプットできる
・CD、DVD、絵本、カードなどすべての教材が連動していて、英語がしっかり定着する
・絵や映像で英語を理解できるようなプログラムで、両親が英語を教える必要はなし
・イベントなどでネイティブの先生と楽しみながらアウトプットできる
子どもが日本語を覚えるのと同じで、英語を英語でインプットをする母国語方式で英語を身につけていくのが最大の特長です。
また、ディズニーキャラクターと一緒に英語で遊べるので、子どもも飽きることがなく英語の学習を進めていくことができます。
こどもちゃれんじEnglish
基本情報
教材名:こどもちゃれんじほっぷ English料金:1回3,476円(税込)~(2ヶ月に1回)※こどもちゃれんじ会員のかたの特別価格
教材の内容:映像教材(配信/DVD)、絵本、ワーク、知育玩具
特長
・色、数、形などの知育や、挨拶などの日常生活の英語を聞ける・知育玩具を使い、英語を話すことができる
・色々な種類の教材から英語を勉強することができる
・2ヶ月に1回のペースで教材が送られるので、無理なく続けることができる
教材の種類が豊富で、聞く・話す・読むの力を育てられるのが特長です。
また知育玩具を利用しながら、子ども一人で勉強に取り組むことができます。
まずは体験版で試してみよう

このように通信教育選びのポイントは色々とあるのですが、実際に教材を見てみないと決めきれないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また実際にやるのはお子さんなので、申し込んだはいいけどお子さんが興味を持って取り組んでくれないとなると困りますよね。
こんな不安を解消するために通信教育各社は体験用の教材を用意してくれています。無料でお試しできることがほとんどなので、何社かやり比べてみることもできますね。
お試し版で
・お子さんの反応
・ワークブックの難易度
・ご家庭の学習時間・スタイルに合っているか
などをチェックすることで、親子共に無理なく楽しく続けていけるかどうか判断できますよ。
またお試し教材に加えてその通信教育の詳しいカリキュラムや学習の狙いなどが分かる資料がついていることもあるので、あらためてその講座の狙いや特長を確認できますね。
まとめ
記憶力や理解力が高まる3歳は学習を始める準備ができてきます。通信教育の選択肢は3歳向けからぐんと広がるので、お子さんに少しでもたくさんのことを学んでほしいと考えるなら思い切って始めてみるのはいかがでしょうか。
ただ3歳(年少)向けの通信教育コースは沢山あり、さらに各社それぞれが魅力的な教材を用意しているのでどこを選ぶべきか本当に悩んでしまいますよね。
そこでまずは通信教育各社が用意している無料の体験教材を取り寄せて比較してみましょう。実物に近い教材でお子さんのリアクションを見ながら一緒にやってみることで、どの通信教育が一番合っているかの見極めが簡単になりますね。(執筆:さやばん)
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。