目次
- ▼子どもが大好き!恐竜絵本の特徴
- ▼おすすめの恐竜絵本を紹介します!
- ▼【1】おまえうまそうだな|宮西達也
- ▼【2】アーロと少年|俵ゆり
- ▼【3】おはようきょうりゅう|木坂涼
- ▼【4】ぼくんちのティラノサウルス|のぶみ
- ▼【5】けがをした恐竜|黒川みつひろ
- ▼【6】コドモザウルス|土屋富士夫
- ▼【7】恐竜あいうえお|黒川みつひろ
- ▼【8】進化の迷路 原始の海から人類誕生まで|香川元太郎
- ▼【9】3Dリアルサウンド図鑑 恐竜|宝島社
- ▼【10】太古の世界 恐竜時代|ロバート サブダ
- ▼【11】恐竜 トリケラトプスとスピノサウルス―あかちゃん恐竜をまもる巻|黒川 みつひろ
- ▼(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
子どもが大好き!恐竜絵本の特徴
どのような絵本が多い?

恐竜と言ったら何をイメージしますか?大きくて怖い肉食恐竜、長い首の草食恐竜…。肉食恐竜の凶暴な印象も強いでしょう。
でも絵本になると、その怖さは減り、迫力がありながらも友情や愛情にあつかったり、仲間とは何か?優しさとは何か?を教えてくれたりする内容が多くあります。
また、同時期に生きていなかった人間と恐竜が共存していたり、もし恐竜が生きていたら…?という子どもの夢を叶えてくれたりするファンタジー的な内容の絵本も多くなっています。
ひらがなやカタカナの勉強ができるものから、飛び出す仕掛け絵本、かるたなど種類もさまざまなものがありますよ。
絵柄の特徴は

恐竜といえば、大きな口と尖った歯、凸凹した質感の肌、ちょっと怖いイメージの恐竜を思い浮かべることも多いと思いますが、絵本になると、その恐竜がカラフルになったり、優しい感じになったり、かわいくなったりした絵も多くなります。
もちろん特徴を捉えたリアルな絵柄のものや図鑑もありますが、絵本ではちょっとグロテスクな内容は少ないものがほとんどです。
恐竜絵本にはどんな作家がいるの?

恐竜の絵本を多く執筆している人気の作家さんの中から、代表的なお2人をご紹介します。
まずは黒川みつひろさん。教育的要素が多い作家さんで、恐竜を忠実に再現しながらもとげとげしい怖さがない絵が特徴です。
次に宮西達也さん。アニメチックなかわいい恐竜の絵が特徴です。内容は、友情がテーマだったり、親子の絆がテーマだったり、感動的なものが多く、映画化されている絵本もあります。
読み聞かせにも最適

恐竜というと「ガオー」「グオー」という迫力ある鳴き声が特徴です。ママだけでなく、パパが迫力満点で読んだら、子どもが大喜びするかもしれませんよ。
また、友情や親子の絆などのテーマのものは、夜寝る前の1冊としておすすめです。知育的な絵本は、勉強の一環として子どもと一緒に読みながら学ぶことをおすすめします。
おすすめの恐竜絵本を紹介します!
【1】おまえうまそうだな|宮西達也
あらすじ

昔々、一匹のアンキロサウルスの赤ちゃんが卵から産まれました。でも、周りには誰もいません。
そこに一匹のティラノサウルスがやって来て「おまえうまそうだな」とアンキロサウルスの赤ちゃんを食べようとするんです。「おじちゃんぼくの名前知ってるの?」とアンキロサウルスの赤ちゃん…。
戸惑うティラノサウルスに「だってぼくの名前うまそうって言うんでしょ?お父さん!」と、赤ちゃん恐竜はすっかりなついてしまいます。そんな2匹が徐々に絆を深めていく優しいお話になっています。
おすすめのポイント
恐竜絵本の中でも有名な一冊で、映画化もされています。食料として食べてしまうはずのアンキロサウルスの赤ちゃんと、肉食のティラノサウルスの不思議な関係。
お互いを思いやる優しい気持ちを感じ、最後は読んであげているママパパもじんわりきてしまうかも!優しさ、愛、思いやり、そんな気持ちがあふれた内容になっています。
このシリーズは父と子、母と子、友達などさまざまなテーマがあり、どれも感動する内容になっているので他の作品もおすすめです。
口コミ
・優しい気持ちなる絵本です。
・最後は感動して涙が出ました。
【2】アーロと少年|俵ゆり
あらすじ

体は大きいけれど甘えん坊な恐竜・アーロ。ある日、アーロを救うため自らを犠牲にし、アーロの父親が死んでしまいます。
そして、アーロは川に落ち、迷子になってしまったところ、原始人の少年スポットに出会うのです。最初、アーロはスポットのことがあまり好きにはなれませんでした。
しかし、見た目や性格は違うけれど、一人ぼっちのアーロとスポットは一緒にいるうちにお互いが大事な存在だと気付いていき、壮大な自然の中で感動と興奮の冒険が始まる…というお話です。
おすすめのポイント
恐竜の方が、人間並みの知識や頭脳を持ち、逆に人間は野性的で野蛮な生き物として描かれています。恐竜本来の野性的な部分も多少残しつつ、火を起こしたり、食料を蓄えたり、話し合いをしたり…と親しみ深い恐竜達になっています。
そして、最初は仲が良くなかった二人(恐竜と人間)が仲良くなり、感動のラストシーンへ。大人子ども関係なく見ることができるお話になっていますよ。映画もあるので、絵本を読んだ後、家族で映画を見るのもおすすめです。
【3】おはようきょうりゅう|木坂涼
あらすじ

恐竜がいた大昔、今の人間と同じように朝を迎え夜を迎え、それぞれの暮らしがあったはずです。戦うばかりじゃなく、目覚めの時間や子ども達のじゃれ合い、のんびりとした恐竜たちの安らぎの時間が「こうだったんじゃないかな?」と描かれています。
リアルな恐竜やきれいな背景が特徴の絵本になっています。
おすすめのポイント
絵がとってもきれいな一冊です。恐竜の怖さというより、澄みきったきれいな世界が想像でき、地球の自然の息づかいを絵本から感じることができます。
大人が見ても惹きつけられる絵で、子どもに語りかけるように読み進められ、優しくおだやかな内容なので、寝る前の一冊としてもおすすめです。
口コミ
・短めなので、寝かしつけにもおすすめです。
・背景がきれい。言葉が素敵で音読するのにもぴったりです。
【4】ぼくんちのティラノサウルス|のぶみ
あらすじ

恐竜が大好きな男の子、かんちゃん。毎日毎日大好きな恐竜の本を読んでいたら、1000回目のページをめくった瞬間、本の中から恐竜の卵が出てきます。
かんちゃんは早速本で調べ、それがティラノサウルスの卵だと判明。卵を育て始めたかんちゃんがティラノサウルスを上手に育てられるかな?というお話になっています。
おすすめのポイント
非現実な内容ながら、恐竜好きな子は一度は、恐竜を卵から育ててみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?そんな恐竜好きな子の夢を現実にした絵本です。
実際に育てたらこんなことに困り、こんなに楽しいことがあるのかな?自分だったらどうするかな?と想像をふくらませるのが楽しいですね。親子でゆっくりお話しながら読んでみましょう。
口コミ
・恐竜を育てるという内容が楽しい。
・恐竜の絵がかわいいので、息子のお気に入りです。
【5】けがをした恐竜|黒川みつひろ
あらすじ

アメリカで発掘されたティラノサウルスの化石。その化石には、足を折った痕がありました。でも、足を折った恐竜はそれが致命傷となったわけではなく、足の骨折は治り、なおも生き延びたということが化石から分かります。
その骨折した恐竜の化石から「けがをした恐竜のお世話をした家族がいたのでは…」と想像するという内容です。優しく夢のあるお話になっています。
おすすめのポイント
普通化石を見たら「大きいな」「かっこいいな」「鋭い歯だな」などといった感想しか持たないことも多いですよね。でも、化石から見える世界があるんです。
想像の世界ですが、この絵本を読むと、こういう考えもあるんだと気付かされ、今までと違ったものの見方ができるような内容になっています。子どもは、今まで以上に深く恐竜のことを知ろうと興味が湧くかもしれませんよ。
口コミ
・ティラノサウルスの家族愛に心があたたかくなります。
・繰り返し長く読める絵本です。
【6】コドモザウルス|土屋富士夫
あらすじ

恐竜が大好きなだいちゃんは、ある日恐竜図鑑を見ながらウトウト寝てしまい、目を覚ますと恐竜の世界に…。だいちゃんを発見した、どこか人間味のある恐竜達。
人間に発掘される恐竜ではなく、恐竜に発掘される人間、実際の恐竜以上に恐竜(怪獣)のような子ども…。あべこべな世界が面白く、かわいい絵も特徴で、楽しく読める絵本になっています。
おすすめのポイント
子どもって、恐竜以上に怪獣っぽく、やんちゃでいたずらっ子で先が読めないものですよね。
「〇ちゃんと一緒だね~。こんなことするよね~」とお話したり、「〇ちゃんはもっとかっこいいコドモサウルスだよね」とコドモサウルスになりきって遊んだりするのもおすすめです。夢が広がる内容となっていますので、親子で楽しんで読んでみてくださいね。
【7】恐竜あいうえお|黒川みつひろ
あらすじ

アロサウルスからワンナノサウルスまで、あいうえお順に出てくる恐竜達。名前や大きさ、名前の由来などが学ぶことができます。
人間と比べてどれくらいの大きさだったのか、というのが描かれているので、サイズが想像しやすく、子どもが自分でも読みやすい図鑑のようになっている絵本です。
おすすめのポイント
恐竜の種類や名前を覚えられるとともに、ひらがなの勉強にもなります。最初はひらがなを読めなかった子どもでも、ママやパパに何度も呼んでもらううちに、自然と恐竜の名前とともにひらがなも覚えられるようになっていますよ。
あいうえお順に覚えられるので、恐竜しりとりもできるようになるのがおすすめです。「(あ)から始まる恐竜は他に何がいる?」など、絵本に載っていない恐竜まで更に詳しい図鑑で調べたりしながら、徐々に名前を覚えて問題を出し合ったり、楽しみ方が広がりますね。
口コミ
・コンパクトなのに内容は充実!持ち運びが便利です。
・人間(大人と子ども)と比べたサイズが描かれているのが楽しい。
【8】進化の迷路 原始の海から人類誕生まで|香川元太郎
あらすじ

恐竜のいた時代が絵になっています。それがページをめくるにつれ、進化の過程になっていて、原始の海から人類誕生の時代まで描かれています。
そこに人間が入ってきて、その進化の過程を辿るようになっているんですが、その絵をよく見ると、通れる所、通れない所があり、迷路になっているのです。指でなぞりながら迷路を楽しめ、更には進化の過程を学べる絵本になっています。
おすすめのポイント
ただの迷路ではなく、大昔の進化の過程を学びながら遊べる迷路絵本になっていて、その時代の様子や、どんな動物がいたのか?などということも学べます。
また、クイズや隠し絵もあったりするため、幼稚園年長くらいから小学生向けまで楽しめる内容になっています。パパやママと一緒に考えながら読んでもいいですね!外出時の時間つぶしにもおすすめです。
口コミ
・1ページで迷路、隠し絵、アイテム探し…と何通りも楽しめます。
・見ごたえがあり、何度読んでも新しい発見があります。
【9】3Dリアルサウンド図鑑 恐竜|宝島社
あらすじ

リアルな恐竜の絵が描かれた図鑑です。飛び出す仕掛けがあったり、ボタンを押すと本物さながらのリアルな恐竜の声をきくことができたり、わくわくしながらページをめくれるつくりです。
絵本を見ながらそれぞれの恐竜の声まで学べます。海の中の恐竜は、透明な紙を使用してあり、海の中を覗き見してるような感覚になりますよ。一冊で何通りも楽しめる図鑑です。
おすすめのポイント
リアルな絵の恐竜が飛び出し、迫力満点です。実際に手を伸ばし触ってみたくなるような感覚になる本で、まだ字の読めない小さな子どもにもおすすめです。
また、何よりも迫力のあるリアルな鳴き声に惹きこまれるため、ボタンを押してその恐竜の鳴き声を聞くだけでも楽しめますよ!
【10】太古の世界 恐竜時代|ロバート サブダ
あらすじ

35体の恐竜と、50種類以上の恐竜情報が満載の飛び出す立体絵本。その精密でダイナミックな仕掛けは、大人が見ても「見事!すごい!」と興奮してしまうことでしょう。
肉食恐竜がリアルに恐竜を食べる様子や、化石、絵本から飛び出してくる大迫力な仕掛けで、ページを開いたまま飾りたくなってしまうほどです。
おすすめのポイント
迫力満点のリアルな仕掛けは、絵本から飛び出して本当に恐竜が襲ってきそうな錯覚に陥るほどです。寝る前に読み聞かせると、そのリアルな恐竜が夢にも出てきそうで、恐竜好きな子にとってはうれしい一冊になること間違いなしです。
これは大人にとっても魅了される一冊で、1ページだけでも何種類の仕掛けが楽しめるため、ある程度な金額ですが買って損はない、そんな高品質な絵本です。
口コミ
・精密な仕掛けで躍動感あふれる恐竜が楽しめます。
・迫力があり、大人も楽しめます。プレゼントにもおすすめです。
【11】恐竜 トリケラトプスとスピノサウルス―あかちゃん恐竜をまもる巻|黒川 みつひろ
あらすじ

精密で優しい色合いで恐竜たちを描いた絵本となっています。トリケラトプスがスピノサウルスの赤ちゃんをアルバートサウルスから守ろうと戦うお話です。
巻末の恐竜の説明も詳しく、親子で勉強できる内容となっており、恐竜たちの生態も垣間見ることができるところもおすすめです。
おすすめポイント
兄弟のトリケラトプスが、小さな体で果敢にアルバートサウルスに突進していく戦いのシーンにわくわくします。また、スピノサウルスの赤ちゃんがとてもかわいく、赤ちゃんを守ろうとするトリケラトプス達の勇気がかっこよく描かれています。
子どもたちも赤ちゃん恐竜を守りたい一心で、トリケラトプスを一緒に応援するのではないでしょうか。小さな赤ちゃんを守ろうとする優しい気持ちが芽生える一冊です。
口コミ
・ストーリーがかわいく、スピノサウルス好きな子にはおすすめです。
・スピノサウルスの赤ちゃんがかわいい!文章が少なめなので、小さい子も飽きずに読めます。
(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
まとめ
いかがでしたでしょうか?恐竜絵本といっても、ストーリーが素敵なものから、感動する内容、子どもの楽しめる内容があります。
また、その絵も様々で、学びにもなり、勉強にも教訓にもなる絵本は、飽きることなく何度も読み返すことができるでしょう。今回ご紹介したもの以外でも、素敵な恐竜絵本はたくさんあるので、ぜひ親子で恐竜の世界を楽しんでくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。