離乳食のひじきのポイントは?

●ひじきはあまり消化がよくないので赤ちゃんに食べさせるなら生後8ヶ月頃からがおすすめ
●ひじきは骨を作るカルシウムや腸内環境を整える効果が期待される食物繊維をはじめ、ビタミン、鉄分、マグネシウムなどさまざまな栄養が含まれている
●ひじきには発がん性がある無機ヒ素が含まれている、日本では毎日4.7gであれば食べても問題ないと言われているが、気になる場合は水につけたり茹でたりすると減らすことができる
●ひじきには色々なアレルギーの可能性があるので心配であれば検査を受けてから食べさせるのがおすすめ。アレルギーについては海藻類全般に言える
●離乳食期には「芽ひじき」の方が食べやすいのでおすすめ
●赤ちゃんに素材そのものの味を知ってもらうため、最初はお湯で伸ばすのがよい
●ひじきは冷凍保存が可能で小分けにしておくとアレンジがきいて便利

では、詳細とおすすめレシピをご紹介していきます!

ひじきはいつから食べられる?

消化器官が整う生後8ヶ月頃からあげましょう

ひじきイメージ,離乳食,ひじき,出典:image.search.yahoo.co.jp

ひじきには様々な栄養素が含まれますが、その中でも特に食物繊維やミネラルが豊富です。このため、昔から長寿食・健康食として親しまれてきました。

そんな栄養満点で親しみのあるひじきなら、赤ちゃんのうちから食べさせてあげたくなりますね。ところがひじきはあまり消化に良くない食べ物なので、内臓の機能が整っていない低月齢の赤ちゃんには向いていません

だんだんと内臓の機能が整ってきた生後8ヶ月頃から取り入れていくのがおすすめです。

ひじきに含まれる栄養は?

カルシウムや食物繊維が豊富

カルシウムの多い食品,離乳食,ひじき,

ひじきには、食物繊維、ビタミン、カルシウム、鉄分、マグネシウムなど、様々な栄養素が含まれています。その中でも特に注目したいのが、カルシウムと食物繊維です。

カルシウムは骨や歯を作り、赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素です。ひじきにはこのカルシウムが豊富に入っています。

食物繊維は腸内環境を整える効果があると言われています。便秘になりやすい赤ちゃんにはうれしい効果ですね。食物繊維も、基準値の約7倍もの量が含まれています。

かつては鉄分が豊富と言われていたひじきですが、2015年版の「日本食品標準成分表」によると、鉄分の量が大幅に減少していることが判明しました。以前は加工に鉄鍋を使用していたのですが、近年はステンレス鍋で加工を行うようになったからではと言われています。

ただ、とってもうれしい栄養素がたくさんのひじきですので、ぜひ離乳食中期後半から子どもに食べさせたいですね。

食べ合わせの良い食材は大豆や野菜

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先ほど説明したように、ひじきにはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムはタンパク質や、マグネシウム、クエン酸、ビタミンDと一緒に摂取すると吸収が良くなります。

大豆にはタンパク質やマグネシウムが入っているのでひじきと一緒に食べるのにぴったりです。ひじきの煮物にもよく大豆が入っていますが、ちゃんと意味のあることだったのですね。

大人用にひじきの煮物を作るついでに、赤ちゃんの離乳食も一緒に作ることができるので便利ですよ。

ひじきを食べさせる際の注意点

ひじきにはヒ素が含まれています

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ひじきには発がん性がある無機ヒ素が入っており、食べないように勧告している国もあるくらいです。そんなこと言われたら心配になりますよね。

日本では、毎日4.7g以上を継続的に摂ることがなければ、健康被害はないと言われていますので、毎日大量にひじきを食べさせなければ心配する必要はありません

しかしこれは大人も含めた平均的な値。赤ちゃんには大丈夫なの?と心配になりますよね。そこで、無機ヒ素を減らす方法をご紹介します。

無機ヒ素は水に溶け出しやすい性質を持っています。ですので、乾燥ひじきを戻す時は水に30分以上つけておくと無機ヒ素が多く流出します。加えて、戻したひじきを洗ってから茹でるとさらに無機ヒ素を減らす効果が期待できます。

赤ちゃんに食べさせる時は、これらの下ごしらえをしっかりすることが大切です。

アレルギーに注意

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ひじきを食べるとアレルギー反応が出る場合があります。主な原因は以下の3つです。
1.ひじきに含まれるヨードに反応する場合
2.ひじきの成分である亜鉛やヒ素などの金属に反応する場合
3.ひじきに付着しているエビやカニの幼生やかけらに反応する場合

症状としては、痒みや蕁麻疹が出たり、腹痛、嘔吐などが現れたりします。ひじきは色々なアレルギーの可能性が隠れています。

今までに何らかのアレルギーが出たり、ママパパにアレルギーがあって心配などであれば検査を受けてからあげるのをおすすめします。

そして上記のことはひじきのみならず、海藻全般に言えることです。海藻類をあげる時は注意しましょう。アレルギーは大人になるにつれ徐々に良くなる事が多いので、お医者さんと相談しながら少しずつ食べさせていくといいですよ。

ひじきの選び方

芽ひじきと長ひじき

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スーパーなどに行くと、大抵は「芽ひじき」と「長ひじき」を見かけるのではないでしょうか。ひじきは陸上の植物と同じ様に、茎から葉が伸びた形をしています。この葉の部分が「芽ひじき」、茎の部分が「長ひじき」として加工されます。

「芽ひじき」は「姫ひじき」とも呼ばれ、歯ごたえが柔らかめ。対する「長ひじき」は別名「茎ひじき」とも言い、歯ごたえは硬いです。

硬いと赤ちゃんには食べ辛くて嫌がることがありますので、離乳食期には「芽ひじき」の方が食べやすいのでおすすめです。

ひじきの調理法/下ごしらえ方法

戻し方や加熱の方法は?

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1.乾燥ひじきは水に30分以上入れてもどします。無機ヒ素が気になる場合は戻した後にもう一度水で洗いましょう。

2.もどしたひじきを、お湯の入った鍋に入れて柔らかくなるまでグツグツ煮ます

3.柔らかくなったら水気を切ってみじん切りをします。離乳食後期であれば、この状態であげてみてもいいでしょう。

4.離乳食中期であれば、さらにすり鉢ですりおろし、お湯でのばします。大きさが気になる方は裏ごしするといいですよ。

最初は、素材そのものの味を赤ちゃんに知ってもらうために、お湯でのばしてあげましょう。月齢が進んできたら、お湯の代わりにだし汁やミルク、野菜スープなどを使ってもいいですね。

冷凍できる?

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ひじきは冷凍保存が可能です。小分けにして冷凍しておくと、ご飯に混ぜたりおかずに混ぜたりと色々アレンジが効くのでおすすめです。

ひじきは散らばりやすいので、小さく区切られた製氷皿を使うと便利。中期であればお湯でのばした状態だと注ぎ入れやすいですよ。

また後期でみじん切りの状態で入れたいのであれば、チャック付きのポリ袋などに板状に広げて冷凍すると、使いたい分だけ折って取りだすことができます。

調理に便利な調理道具は?

ひじきを離乳食で使う場合、次のような調理器具を用意しておくと便利ですよ。

・鍋…作るのが少量なので、小さな鍋が向いています。
・ザル…もどしたり茹でたりしたあとに水気を切ります。ひじきが通らない、目の細かいものが便利です。茶こしで代用してもOK。
・すり鉢、裏ごし器…より細かくしたい時に使います。

次からは、おすすめの調理道具をいくつかご紹介します。

ミルクパン ポーチカ 12cm|野田琺瑯

野田琺瑯 ミルクパン ポーチカ 12cm PO-12M,離乳食,ひじき,出典:www.amazon.co.jp

離乳食でよく出てくるのが茹でるという工程。少しだけの量なのに、大きな鍋で煮るのはやりづらいですし用意や片付けも大変です。

そんな時に小さめの鍋が1つあると、少量ずつ茹でることが出来て便利です。こちらのミルクパンは、70年以上の歴史があり、デザインと品質の良さが人気の野田琺瑯の製品です。

鍋の直径が12センチと小ぶりなので、キッチンでも邪魔になりません。柄は木製なので暑くなりにくく、見た目もとてもかわいらしいです。

普段の生活でも離乳食だけではなく、ゆで卵やお味噌汁、お弁当のおかずなど少しだけ作りたい時にとっても重宝しますよ。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 2,376
*メーカー:野田琺瑯

商品の特徴
*メーカー型番: PO-12M
*サイズ:W26.6×D13.4×H7.4cm
*重量:260g
*容量:0.7L
*材質:本体/ホーロー用鋼板(ホーロー加工) 取っ手/天然木

口コミ

・軽くて大きさも深さもちょうど良いのでとても使い易いです。柄がガタつくこともなく、作りもしっかりしていて重宝しています。
・熱くなりすぎないのがいいです。ホーロー製のおかげで洗いやすいです。汚れや匂いも付きにくくて便利。見た目がかわいいのもお気に入りです。

手に収まるおしゃれなミニすり鉢 (すりこぎ付)

【日本製】手に収まるおしゃれな ミニ すり鉢 (すりこぎ付)●口コミで話題のミニすり鉢●,離乳食,ひじき,出典:www.amazon.co.jp

少量の離乳食作りには、大きいすり鉢ではやりづらいですね。このすり鉢は、両手の中にすっぽり収まるくらいの小さめサイズです。

このすり鉢なら手で持ちながら調理することが出来ます。赤ちゃんの目の前で、お世話をしながらササッと作ることも可能ですよ。場所を取らないのでいつでもそばに置いておいて、ちょっと硬かったかな?量が足りなかったかな?という時も手早くすり潰すことができます。

この商品の基本情報

商品情報
*ブランド:手に収まるおしゃれなミニすり鉢
*メーカー:ビッキー株式会社
*カラー:白

商品の特徴
*調理に便利と主婦の口コミで話題のミニすり鉢!すりこぎ付き!
*安心安全の日本製
*【サイズ】本体: 高さ6.5cm × 直径9.5cm すりこ木: 長さ12cm × 直径3.2cm
*【原材料】 本体:陶磁器 すりこ木:天然木(サワグルミ)
*ミニすり鉢

口コミ

・つくりが深いので周りに飛び散らなくてとても使いやすいです。

ひじきを使ったおすすめの離乳食中期レシピ

【1】離乳食 中期 とりの五目?おじや

鶏肉も入った具だくさんおじや

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こちらは、ご飯と野菜とお肉が入った具だくさんのおじやです。さまざまな栄養がバランスよく含まれているのでこれ一品で主食もおかずも摂れますよ。

このレシピで紹介している材料は鶏ささみ、にんじん、ひじき、白菜、大根、しいたけですが、他の野菜に置き換えたり、ささみを白身魚に変更したりしても作れます。いろいろ試してみて下さいね。

【作り方】
1.野菜はすべてみじん切りにし、ささみも筋を取り除き、包丁でミンチにします。
2.野菜を出汁で煮て、柔らかくなったらささみを加えます。
3.ご飯を入れて焦げなつかないように火を通せば完成!

野菜、ささみの旨みと出汁でほんのり風味は付いていますが、醤油を少量入れると味の変化が楽しめます。ささみは食べにくいようなら、さらに細かくほぐしたり刻んだりしてからあげましょう。

出汁の量や、作った後の時間経過によってご飯の硬さを調整できます。冷凍保存も可能ですので、ちょうど良い食べ具合で作り置きしておくと便利です。

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【2】離乳食中期~★ひじきとじゃがいもとツナのチーズボール

おだんご状で食べやすい

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じゃがいもを使っているためモチモチとした食感になり、おやつにも最適です。じゃがいもとひじきとツナ、プロセスチーズで簡単に作れます。

【作り方】
1.じゃがいもは電子レンジで柔らかくなるまで熱します。ひじきは茹でておきましょう。
2.残りの材料を混ぜ合わせ、一口サイズに丸めれば出来上がりです。

材料を混ぜ合わせる際に、つぶつぶがなくなるまで滑らかにつぶすことがコツです。そのまま冷凍保存もできるし、ちょっと焼き目をつけておやき風にしてもおいしいですよ。

ひじきはよく火を通すと柔らかくなります。ゆでたニンジンやブロッコリーを混ぜても彩りがきれいですね。少し味付けすればお弁当のおかずにも使えますよ。

【3】手づかみ離乳食♪ひじきとしらすのおやき

手づかみ食べの始まるころに!

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食べることに慣れてくると、赤ちゃんにも自分で食べたいという気持ちが出てくるでしょう。そんな時にあげたいのがおやき。そのままではつかみにくい食材をあげる時に、ご飯や小麦粉でまとめたおやきは、つかみやすく周りを汚しにくいので最適ですよ。

【作り方】
1.ひじきは水で戻した後にお湯で10分ほど煮て、みじん切りにします。しらすは塩抜きします。2.ご飯、ひじき、しらす、ごま、かつお節を混ぜ合わせます。
3.薄力粉を加え、粉っぽさが無くなるまで混ぜて、フライパンで両面焼いたら完成です。

もし味が足りないようなら、材料を混ぜる時に醤油を少し足してみては。子どもが苦手な葉もの野菜も、細かく刻んで入れてもいいでしょう。材料の塩気を抜くこと、水分を切ることに注意すれば、いろいろな食材を混ぜて作ることができます。

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【4】離乳食 後期~ 豆腐ハンバーグ

鶏ミンチと野菜のヘルシーハンバーグ

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こちらは後期向けのレシピですが、栄養満点のハンバーグです!ひじきの他に、豆腐や鶏肉、にんじんや小松菜も入っていますよ。

【作り方】
1.始めに豆腐をキッチンペーパーで包んでしばらく置き、水を切ります。急ぐ時はキッチンペーパーに包んだまま電子レンジで加熱するといいですよ。
2.ひじきは水でもどし、にんじん、小松菜をみじん切りします。鶏ミンチ、片栗粉、パン粉、豆腐水気を切ったひじきと野菜も加えて混ぜます。水分が多いようならパン粉を足しても。
3.丸く成形し、焦げないように両面焼いて完成です。

鶏ミンチの代わりにツナを使ってもおいしくできますよ。豚ミンチは脂が出るので、使うなら脂を拭き取りながらの調理がおすすめです。しっかりと水気を切ると成形しやすくなります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ひじきは普段不足しがちな食物繊維やミネラルなどが豊富なので、ぜひ赤ちゃんにも食べてほしい食材です。

ヒ素、アレルギーの問題など食べさせる時に注意することもありますが、下ごしらえをしっかりすれば、いろんな料理に手軽に混ぜることができるので、とても便利ですよ。

こちらの記事を参考になさって、少量ずつ取り入れてみて下さいね。慣れたら、いろいろなレシピに挑戦してみてもいいですね。

※掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。