カンジダ膣炎とは?

原因

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カンジダ膣炎とは、免疫力が低下した時などにカンジダ真菌が性器(膣など)に増殖して、かゆみや腫れを引き起こした状態を言います。

真菌とはカビの仲間で、カンジダ真菌は口や皮膚にある常在菌のひとつなので、誰もが持っているものです。常在菌は人間の体に200種類以上あるもので、普段は何も影響がありません。

それが、体力が落ちたり、ストレスで抵抗力が落ちてしまったりして、カンジダ真菌が炎症を起こし、カンジダ膣炎を発症するのです。

妊娠中にかかりやすい理由は?

妊娠することで、ホルモンバランスが崩れることでかかりやすくなると言われています。普段の膣内は酸性に保たれているため、体に不要な雑菌などは繁殖せず死滅したりします。

それが、カンジダ真菌の酵素やさまざまに変形する菌糸のせいで、ホルモン異常を起こしたり免疫機能を低下させたりします。

その結果、ホルモンバランスが崩れ、膣内がアルカリ性に近づきカンジダ真菌が増殖しやすくなるのです。妊娠中はつわりやストレスなどで体が弱っているので、妊娠していない時に比べて発症しやすくなるのです。

症状は?

おりもの

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カンジダ膣炎になると、おりものが変化し外陰部や膣内にかゆみがでてきます。カンジダ膣炎の初期症状は、主におりものの異常です。その変化によってカンジダ膣炎に気づく人が多いといわれています。

代表的なおりものの変化は、
・分泌量が増加する
・ヨーグルトのようにどろっとした状態になる
・酒粕やカッテージチーズのようなポロポロした状態になる
などがあります。

色は、白色や黄緑色と特徴的です。においが生臭くなることもあるため、においとおりものの変化に気を配る必要があります。

我慢できないかゆみや腫れ

基本的には我慢できないほどのかゆみが出ることが多く、かゆみによりカンジダ膣炎に気づきます。また、腫れると熱をもったりするのも厄介な点です。

デリケートゾーンのため、かいてしまうと余計に炎症がひどくなってきます。炎症の場所によっては、排尿時に痛みがでたり、ヒリヒリとしみたりということもあります。

検査方法・治療法は?再発する?保険適用?

検査方法について

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病院でのカンジダ膣炎の検査は、尿検査と長い綿棒のようなもので膣内の分泌物を取って培養検査をおこないます。検査を自宅でできるキットも出回っていますが、検査結果が届くまでに時間がかかります。

万が一感染していた場合に治療が遅れてしまうので、妊婦さんにはおすすめできません。妊婦検診でも分泌物検査が定期的に実施されますが、何か不安があれば医師に相談してください。

自然治癒する?放置はしないで

カンジダ膣炎は体力が落ちた場合に発症するものなので、初期の段階で症状が軽い場合は自然治癒する可能性はあります。

しかし、妊娠中はホルモンバランスが崩れているのでなかな思うようになりません。妊娠中は症状が悪化して治療が長引いてしまうこともあるので、自己判断せず医師に相談しましょう。

十分な睡眠、適度な運動、栄養バランスのよい食事、ストレスをためずリラックスできるよう、規則正しく過ごせるといいですね。

病院での治療方法や薬。完治まで治療

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病院での治療は、まず膣内を洗浄し、その後カンジダ真菌の増殖を抑える抗真菌薬を膣内に入れます。膣内に入れる薬は1週間効き目があるものと、毎日1個ずつ入れるものとがあります。外陰部のかゆみには抗真菌薬の塗り薬を使います。

症状が少し改善したからと言って、自己判断で薬をやめるのではなく、医師の指示にきちんと従いましょう。カンジダ膣炎は再発する可能性が高いので、しっかりと治すことが大切です。

市販薬でも治療できる?

カンジダ膣炎の治療で市販の薬も数多く販売されていますが、ステロイドが入っていたり、妊娠中は使用できないものもあったりするので、必ず産婦人科医に相談してください。

相談するのが恥ずかしいからといって、自己判断で市販の薬を使用することはやめましょう。

再発のリスクは?

常在菌であり、体調の変化によって増殖する可能性があるカンジダ膣炎は、再発する可能性も高いです。特に、妊婦さんの場合は、おりものが増えたりホルモンバランスが崩れたり、つわりなどで食生活が乱れたりと、体調を崩しやすくなります。

また、体温も高くなり汗をかきやすくなるので、どうしても下着がむれたりしますので、通気性のよい下着を着用するなどを心がけるといいですね。

検査・治療に保険は適用される?治療費は?

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カンジダ膣炎になったかなと思った場合、何科を受診したらよいか迷われる方がいるかもしれません。妊婦さんの場合はかかりつけの産婦人科を受診することをおすすめします。

病院での検査や治療は保険の適用となります。病院によって異なりますが、保険適用でだいたい3,000円ほどで検査や治療を受けることができます。

胎児への影響は?

妊娠期

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妊娠期における感染では、赤ちゃんへの影響はありません。しかし、影響がないからといって放置していてはいけません。放置していたために、症状が悪化して治療が長期間になってしまい、気づけば出産間際、という可能性もあるからです。

誰にでも発症しやすく、治ったかなと思っていた頃に再発するというようなことが起きてしまうので、自己判断せず早めに受診してください。それが妊婦さんにとっても赤ちゃんにとっても最良の選択となります。

出産時

出産時にカンジダ膣炎が治っていない場合、赤ちゃんへの影響がでてきます。カンジダ真菌が膣内にあるため、出産時に赤ちゃんがカンジダ真菌に感染する可能性があります。

カンジダ真菌に感染してしまうと、鵞口瘡(がこうそう)や皮膚炎を発症します。鵞口瘡とは、赤ちゃんの口の中でカンジダ真菌が増殖して白いカビが繁殖することを言います。また、皮膚炎では赤ちゃんの腸内にカンジダ真菌が入ってしまい、おむつかぶれを繰り返してしまうというようなことが起こります。

予防法は?

清潔に保ち、通気性のよい下着を着用

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カンジダ膣炎を予防する方法は、できるだけ外陰部を清潔に保つことです。しかし、洗いすぎもよくありません。洗いすぎることで、自浄作用が働かなくなりカンジダ真菌が増殖する可能性があるからです。

そのため、不衛生にならないように通気性のよい下着を使用したり、おりものシートをこまめに交換したり、汗をかいたり汚れたりした場合は下着を替えたり、といったこ戸を心がけましょう。

また、免疫力が低下することも原因となるので、規則正しい生活を心がけ、できるだけ睡眠をとるようにしてください。

まとめ

カンジダ膣炎は誰でも発症しやすく、特に妊娠中は発症の可能性が高くなります。妊娠したからといってやらなければならないことが減るわけでもありませんし、つわりの時期はなかなか思うように食べられないかもしれません。

でも、できるだけゆったり過ごせるといいですね。規則正しい生活やバランスのよい食事で免疫力が高まり、発症の可能性が低くなります。

早期に発見し治療することで、不快なかゆみからも解放されますし、赤ちゃんへの影響も防ぐことができます。どんなに気をつけていても発症する場合があるので、その場合は恥ずかしがらずに医師に相談してくださいね。
(文章作成:nobii)

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