赤ちゃんのカンジダとは?

カンジダとは?

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カンジダ皮膚炎は、カンジダ菌が原因で起こる皮膚病です。おむつを付けている赤ちゃんがなりやすいことでも知られています。

カンジダ皮膚炎の症状は、皮膚の炎症、ただれ、発疹と、おむつかぶれの症状に似ているため、おむつかぶれと間違われることも多いです。しかしカンジダ皮膚炎とおむつかぶれでは治療薬が全く違うので、正しい診断が大切です。

原因はカンジダ菌の繁殖

カンジダ菌は、カビの一種です。カンジダ菌はめずらしい菌ではなく、私たちの皮膚や便に日常的に存在しています。健康な皮膚であればカンジダ菌がついても炎症を起こしませんが、免疫力の低い赤ちゃんだとカンジダ菌に炎症し、カンジダ皮膚炎になってしまいます。

カンジダ菌はあたたかくて湿り気のある部分に繁殖しやすいので、おむつや脇の下などによく発症します。汗をよくかく部分や、むれやすい部分にも繁殖しやすいです。

カンジダ菌は、通年繁殖する可能性がある菌ですが、温度と湿度が高く、汗をかきやすい夏に繁殖することが多いようです。

カンジダの症状

カンジダはどんな症状?

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股、お尻、脇などカンジダ菌が繁殖している部位の皮膚がただれてきます。色は、鮮やかな赤色です。ただれている皮膚や周りには、膿を含んだ小さなぶつぶつがあり、ただれている部位の縁から皮膚がめくれてきます。皮膚のシワの奥まで、赤く炎症します。

かかってしまったらいつ治る?

医師が処方した抗真菌剤の塗り薬を指示通りにきちんと塗布すれば、1~2週間で治ります。その際には、皮膚を清潔にするなどのホームケアも重要になります。

再発はする?

カンジダ皮膚炎は、何回でも再発する可能性のある病気です。特に、免疫力が低下している時に再発しやすくなります。しかし成長とともに免疫力も高くなってくるので、大きくなるにつれ再発することは少なくなっていくようです。

おむつかぶれとの違い

おむつかぶれはカンジダ皮膚炎と症状が似ているため間違われやすい病気です。おむつかぶれも皮膚が赤く炎症してただれ、小さな赤いぶつぶつができます。しかしおむつかぶれは、おむつに直接触れる部分の皮膚にしかできないので、しわの奥は赤くなりません。

しわの奥まで赤くなっているのが、カンジダ皮膚炎です。おむつかぶれの薬としてよく使われているステロイドをカンジダ皮膚炎に使うと、症状が悪化してしまうのでご注意ください。

体験談:おむつかぶれと思い市販薬を塗ったらお尻が…。

m.yuriさんからの体験談:
初めはただのおむつかぶれと思っていました。病院には行かず、市販の薬を塗ったのですが、それがいけなかったのか、お尻がただれてしまいました。あまりにもかわいそうだったので、受診すると、ガンジダということでした。

病院で処方してもらった、おむつかぶれとは違うガンジダの薬を塗りました。すると、一晩で目に見えて良くなり、1週間も塗り続けるときれいに治りました。子どもが小さい頃は、市販薬を使うのはあまり良くないと実感しました。

カンジダになった場合の治療法

まずは皮膚科を受診

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カンジダ皮膚炎はおむつかぶれと間違われることが多い病気ですが、治療方法は全く違います。間違った治療を行なうと症状が悪化してしまう恐れがあるので、早めに皮膚科を受診するようにしてください。

炎症している皮膚の組織を顕微鏡で見るとカンジダ菌がいるので、簡単に診断がつきます。皮膚科では、抗真菌剤の軟膏などが処方されます。

抗真菌剤は対象の菌を抗菌するための薬剤で、菌によって効果のある薬が違ってきます。カンジダ皮膚炎の場合、カンジダ菌に効果のある抗真菌剤を選びます。

おむつをこまめに取り換えて清潔に

清潔が第一です。おむつはこまめに取り換えるようにしてください。市販のお尻拭きを使用するよりも、ぬるま湯に浸したガーゼや低刺激の柔らかい布で拭く方がいいようです。

できることならおむつ交換の際に、お尻をシャワーで流すとよいでしょう。ペットボトルや食器用洗剤の容器などにぬるま湯を入れて、紙おむつの上で洗い流すのもおすすめです。

乾燥させる

カンジダ菌は、湿り気のある場所で繁殖します。皮膚をしっかり乾燥させて、カンジダ菌の繁殖を防ぐようにしましょう。体を洗った後やおむつ交換をした時には、しっかりと水分を拭きとってください。

きれいに拭きとれない時には、ドライヤーで乾かすのもおすすめです。ドライヤーは、近づけすぎないように注意して使ってくださいね。できるだけ皮膚を乾燥した状態に保ちましょう。

お尻を拭くときはガーゼでやさしく

カンジダ皮膚炎になった皮膚は、バリア機能が低下してとてもデリケートな状態になっています。お尻を拭くときには、刺激をあまり与えないようにやさしく拭くようにしてください。

こすらないように、ポンポンと軽く当てるようにしてください。拭くものは、お肌にやさしいガーゼ素材のものがおすすめです。

注意点

皮膚科で処方された薬は、使い方をしっかり守って塗るようにしてください。早く治すためにはホームケアは不可欠です。また再発しないためにも皮膚を清潔に保つように習慣づけましょう。

体験談:おしりはできるだけおしり拭きを使わずお湯で洗った

ayaka3318さんからの体験談:
私の子どもの場合、カンジダになり、薬を塗り続け治るとまたぶり返しての繰り返しで、1ヶ月の間に2回もなり、頻繁でした。

その度に、病院で処方された薬を毎回おむつがえのときやお風呂上がりに必ず塗っていました。またおむつがえのときに出来る限り、おしりふきを使うのではなく直接お湯で洗うようにとしていました。そうすると治るまでの期間が短くなっていました。

まとめ

赤ちゃんのカンジダについて解説させていただきました。おむつかぶれと見分けるのが難しいので、症状が出たら早めに皮膚科を受診すると安心です。

カンジダは、きちんと薬を塗って清潔にすれば治る病気です。もしなってしまった場合は、ホームケアもきちんとして早く治してあげてくださいね。

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