国立天文台ってどんなところ?

入場無料!宇宙について学べる施設

見学ツアー,国立天文台,三鷹,出典:www.nao.ac.jp

国立天文台は、東京都三鷹市に本部を置き、日本各地や国外にも観測施設を設置して観測業務や研究を行っています。

この三鷹キャンパスでは、一般向けに施設の公開や見学ツアーを行っており、まだまだ未知の世界である宇宙の不思議に触れながら、子どもと一緒に宇宙の仕組みについて学ぶことができます。

こちらは1年を通して、毎日午前10時から午後5時まで誰でも無料で自由に見学する事のできる施設です(入場は午後4時30分まで可能、年末年始は休館)。無料とは思えないほどの施設の充実ぶりに、きっと驚くこと間違いなしです!

【1】4D2Uドームシアター

大迫力の4次元プラネタリウム!

4D2Uドームシアター,国立天文台,三鷹,出典:prc.nao.ac.jp

4D2Uドームシアターでは、4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」が再現する最新の宇宙を体験することができます。毎月違ったテーマが設定され、宇宙の構造や進化を迫力のムービーで見ることができます。

団体向け上映(毎週水曜日と金曜日)と定例公開(月に4回)を行っていますので、スケジュールを確認の上、事前予約をしてご参加ください。なお未就学児は、目への負担を配慮して入場できませんので、ご注意ください。

【2】国立天文台見学ガイドツアー

先着順に受付の見学ツアー

定例観望会,国立天文台,三鷹,出典:www.nao.ac.jp

国立天文台の見学ツアーには、毎月2回開催されている定例観望会と、季節ごとに適宜開催される文化財ツアーがあります。

定例観望会は、初めにパソコンの画像で子どもにもわかりやすい解説を聞いてから、実際に宇宙の様子はどうなっているかをリアルタイムで望遠鏡から覗く事が出来る大人気のイベントです。

一方文化財ツアーは、ゆったりとお散歩しながら広い敷地内の貴重な建物を見て回るというものです。天文学の歴史に触れながら、四季を楽しめるツアーです。こちらも参加費は無料です。

貴重な文化財を歩いて見学するツアー形態なので、温度調節がしやすい動きやすい服装で、虫刺されなどの対策をしていくことをおすすめします。

両ツアーともに事前に申込みが必要となりますので、公式ホームページから詳細を確認の上、申し込んでくださいね。その他の一般向けのイベントも案内されていますので、定期的にチェックするのがおすすめです!

【3】第一赤道儀室

望遠鏡で太陽の黒点を観察しよう!

第一赤道儀室,国立天文台,三鷹,

第一赤道儀室は三鷹キャンパス内では最も古い観測用建物で、2002年2月に国の登録有形文化財となりました。

ドーム内には口径20センチメートルの望遠鏡があり、それを操作して太陽表面の黒点を観察することができる太陽観察会を随時行っています。開催日が決まっていますので、事前にホームページで確認しましょう。

晴天時のみ、午前10時から午後2時30分頃まで行われていて、予約は不要です。

【4】星と森と絵本の家

大正、昭和時代にタイムスリップできる絵本の家

星と森と絵本の家,国立天文台,三鷹,出典:www.city.mitaka.tokyo.jp

星と森と絵本の家は、天文台の豊かな森の中にある大正時代の官舎を保存活用した建物です。実際に昭和30年以前に使われていた古い電話機や足踏み式ミシンなどが置かれており、さまざまなものを触って体感することができます。

読書室には約2500冊もの、自然や科学をテーマとした絵本や図鑑などが並び、家の中ならどこでも自分の好きな場所で読むことができます。おはなし会や読み聞かせなどのイベントも定期的に行われており、人々が宇宙や自然、芸術文化に親しむ場となっています。

こちらは国立天文台の敷地内にありますが、休館日が火曜日、年末年始(ほかにメンテナンス休館あり)となりますのでご注意ください。飲食可能なスペースもありますので、ゆっくり本を読みながらひと休みしていくのもいいですね。

今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら

【5】国立天文台でランチ、お土産情報

お土産にぴったりの限定グッズも販売

食堂,国立天文台,三鷹,出典:www.nao.ac.jp

国立天文台の敷地内にあるコスモス会館では、訪れた利用者や国立天文台の職員に向けた食堂と売店があります。売店にはここでしか購入できない天文・天文台グッズなどを販売しています。見学の記念にお土産を購入するにはここがおすすめです。

お菓子やジュースなども販売していますので、休憩にもおすすめの場所です。食堂は11時40分~13時15分、売店は10時30分~17時30分で、平日のみの営業となっています。こちらを利用すれば、ランチタイムを挟んでゆっくり見学できそうですね。

国立天文台の住所、地図、電話番号等の基本情報

国立天文台の住所、TEL等の基本情報

【住所】
東京都三鷹市大沢2-21-1

【アクセス】
西武多摩川線 多磨駅から1860m
京王線 飛田給駅から2140m
京王線 西調布駅から2150m

武蔵境駅、調布駅、三鷹駅、武蔵小金井駅からバスあり

【見学可能時間】
年末年始期間(12月28日~1月4日)を除く毎日午前10時から午後5時。入場は午後4時30分まで。

【定休日】
年末年始期間(12月28日~1月4日)

【お問い合わせ】
0422-34-3688

【赤ちゃんデータ】
雨の日 ◯
飲食物持ち込み ◯
レストラン施設 ◯
売店 ◯
おむつ交換台 ◯

今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら

まとめ

星の観測の体験や、天文台の歴史が学べる国立天文台。実際の望遠鏡で見る星や太陽の黒点には、子どもも喜ぶこと間違いなしです!

次のおでかけはちょっといつもと趣向を変えて、遊んで学べる三鷹市の国立天文台に行かれてみてはいかがでしょうか。子どもが天文学に興味をもつきっかけにもなるといいですね。

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