目次
- ▼【1】おやすみ~ 作:いしず ちひろ
- ▼【2】おやすみぼく 作:アンドリュー・ダッド/ 訳:落合 恵子
- ▼【3】ふたごのしろくま ねぇおんぶのまき 作:あべ弘士
- ▼【4】おやすみやさい 作:わたなべ あや
- ▼【5】おやすみロジャー 作:カール=ヨハン・エリーン
- ▼【6】よるのきかんしゃ ゆめのきしゃ 作:シェリー・ダスキー・リンカー
- ▼【7】そらまめくんのベッド 作:なかや みわ
- ▼【8】ねむりどり 作:イザベル・シムレール
- ▼【9】ゆめのとびらをひらくとき 作:カール・ニューソン
- ▼【10】ねむたいねむたい 作:やぎゅう げんいちろう
- ▼【11】おつきさまのおさんぽ 作:カワチ レン
- ▼【12】ねこすけくんなんじにねたん? 作:三池輝久
- ▼【13】だいすき ぎゅっ ぎゅっ 作:フィリス・ゲイシャイトー
- ▼【14】おふとんかけたら 作:かがくい ひろし
- ▼【15】さわってごらん! よるの星 作:クリスティ・マシソン
- ▼まとめ
【1】おやすみ~ 作:いしず ちひろ
赤ちゃんの寝かしつけ絵本のデビューにぴったり

歯ブラシにつみき、ピアノにおつきさま。みんなみんなにおやすみしたあとは、お布団で毛布をかけてもらって「おやすみ~」。
歯みがきをして、おもちゃのおかたづけをして、布団で寝るまでの様子を描いた絵本です。とっても短くてシンプルな絵本なので、寝かしつけ前の絵本デビューにもぴったり。
やわらかい色彩を使いながらも、はっきりした線で描かれているので、絵本に慣れていない子でも見やすく読みやすいですよ。
口コミ
・寝る前に読むために購入しました。毎回読んでいるので、昼間も眠くなったら持ってきます。
・赤ちゃん用のかわいい絵本です。「おやすみ」のあいさつだけでなく、お片付けの大切さも教えられます。
【2】おやすみぼく 作:アンドリュー・ダッド/ 訳:落合 恵子
オラウータンの子どもが主役の絵本です

おやすみ前に足や手、目や口など体の部位にひとつずつ、おつかれまさと声をかけていきます。優しいことばで書かれたセリフが、子どものおやすみ前の絵本にぴったり。
我が家では子どもが寝る前に好きな本を1冊、本棚から選んで読むのが習慣になっています。たくさんある絵本の中でも、頻繁に選んでくるのがこの絵本。
少し低めの落ち着いた声でゆっくりめに読むと、読んでいる最中に子どもの目がうとうとしてきます。読み終わった後は自然に眠りにつくことができるような、おすすめの絵本です。
口コミ
・この本を読みながらスキンシップをするのが、寝る前の習慣になっています。読んでいると大人も癒されます。
・文字がすくなく、ゆっくり読むと落ち着くようです。子どもの寝かしつけの絵本として親子で気に入りました。
【3】ふたごのしろくま ねぇおんぶのまき 作:あべ弘士
ふたごのしろくまと、お母さんしろくまのお話です

もう自分1人で泳げるのに、お母さんに甘えてばかりのふたごのしろくま。お母さんは子どもたちに、自分のことは自分でできるよう優しく諭します。
なんでなんで?と疑問だらけの子どもたち。
私たち、人間にも通じるところがたくさん。子どもたちはおかあさんに甘えながらも、少しずつ自分でいろんなことができるようになるのです。
ふたごのしろくまと、お母さんの温かいやりとりを読みながら、最後はすやすや寝ていくしろくま達につられて、読み終えた後はぐっすり眠れそうです。
我が家では2歳頃からこの本を読み始めて、3歳半になった頃からは自分で読み始めるようになりました。
他にも「とりさん、なんば?のまき」や「くるくるぱっちんのまき」などシリーズの絵本があるので揃えていくと、同じふたごのしろくまが主人公で子どもが喜んでくれるでしょう。
口コミ
・動物たちの親子の様子がとてもかわいいです。青と白で描かれた絵本も印象的。
【4】おやすみやさい 作:わたなべ あや
にんじん、ブロッコリー、ほうれん草など野菜の兄弟が寝るまでのお話です

絵本に出てくる野菜は、子どもたちの知っているものばかりですから子どもも大喜びです。
遊んでいた野菜たちも寝る時間になると、おもちゃを片付けて寝る準備をします。野菜たちのお布団はそれぞれの葉っぱ。
野菜が布団をかけて寝るシーンは特に絵がかわいくて、寝ることを前向きに考えられるように工夫されています。
もっと遊びたいから寝たくないと言い出した時に、この絵本を読んであげると、寝ることを拒否しなくなりました。
絵本のタイトルも「おやすみなさい」と「やさい」がかけ合わさっていて、その言葉が面白いようです。筆者の娘もしばらくは「おやすみやさ~い」と言って寝ていました。
口コミ
・やさいが寝る様子がかわいくて、男女問わず楽しめる絵本です。
・オバケが出てくるシーンもありますが、子どもはおもしろいようで気に入っています。
【5】おやすみロジャー 作:カール=ヨハン・エリーン
言わずと知れた寝かしつけ絵本!

2015年に発売されて以降、効果がある!と多くの方が評価し、手に取ってきた絵本です。なぜ効果があるかというと、心理学のテクニックを利用して作られたから。
絵本を開くと、「本書の読み方の手引き」が書いてあり、どのように読んでいけば良いかを教えてくれます。車を運転している人の側で読まないように、という注意まで!
何にも邪魔されない空間で、ゆったりと読むことで、聞いている子どもがリラックスしてくるので、寝かしつけにぴったりな絵本というわけです。
文字が多く、絵も少ないため、お子さんによっては数ページで眠ってしまうかも?
口コミ
・お話を読んでいるうちに、気づいたら寝ています。同時に読んでいる自分も眠くなってきます。
・子どもがとても気に入り、夜寝る前の絵本にと持ってくるようになりました。
【6】よるのきかんしゃ ゆめのきしゃ 作:シェリー・ダスキー・リンカー
「どうぶつ」や「きかんしゃ」が大好きな子へ

落ち着いた色彩ながらも、とても丁寧に描かれた機関車や動物たち。それらが大好きな子なら、間違いなく楽しめる絵本です。
汽笛をならして走ってくるのは、機関車。駅に着いた機関車を待っていた動物たちは、急いで荷物を積んでいきます。
そんな動物たちが積み込む「荷物」も、子どもたちが大好きな絵の具やアイスクリームなどなど。荷物を積み込むためにクレーンも出てきて、最後には恐竜だって載せちゃいます。
荷物を急いで積み込んだあとは、動物たちもおやすみの時間。だんだんと子どもたちを眠りへと誘われるしかけが…。ゆっくり、ゆったり、静かに落ち着いた声で読んでみましょう。
きっと、動物たちのまぶたが閉じるように、お子さんのまぶたも閉じるはず。
口コミ
・子どもたちの好きなものがたくさん出てくるので、お気に入りの一冊になっています。読んでいる方も、気持ちが落ち着く絵本です。
・専門用語が出てきてわかりにくいところもありますが、後ろのページに出てくる説明が丁寧だと感じました。
【7】そらまめくんのベッド 作:なかや みわ
子どもたちに大人気のそらまめくんシリーズ

そらまめくんのベッドは、とってもやわらかくてふわふわ。ほかの豆たちが寝てみたいと言っても、かたくなに断ります。
でも、そんなある日、そらまめくんのベッドがなくなってしまい…。いつも断られていた豆たちは、同じように断ります。
でも、そらまめくんのベッドはいつまでたっても見つかりません。見かねたほかの豆たちが、自分たちのベッドで寝てもいいって言うけれど、そらまめくんには硬すぎたり、細すぎたり。
そらまめくんと、ほかの豆たちのやりとりにもほっこりしますよ。また、ついに発見された、そらまめくんのベッドがどのように使われているのかも、子どもたちと読んでみてください。
読んだ後に「よかったね」と終えられるのも、寝る前の子どもたちの心が落ち着くポイントです。
口コミ
・子どもが大好きな絵本です。そらまめくんのシリーズのなかでもお気に入りで、寝る前によく読んでいます。
・そらまめくんの様子をとおして、「貸して」「いいよ」というやりとりが、なかなかできない幼児期に読むのもぴったりです。
【8】ねむりどり 作:イザベル・シムレール
ねむりどりとは?不思議な世界へいざなわれる絵本

ふわふわでやわらかい、とてもあたたかそうな羽毛をまとった「ねむりどり」。その、ねむりどりがいざなってくれる眠りの世界とは、いったいどのようなところなのでしょうか。
絵本を開いていくと、ねむりどりに会いに行くまでにさまざまな約束事や注意事項があります。服装や持ち物などにも気を配り、準備ができたら静かにゆっくり近づいてみましょう。
「あおのじかん」などで有名なイザベル・シムレールの絵は、大人が見ていても癒されます。独特な色使いと繊細なタッチのねむりどりは、本当にいるのでは?と思わせる美しさ。
子どもと一緒に、ゆっくりそうっとねむりどりに近づいてみてください。絵本から、温かさや羽毛のやわらかさがきっと伝わります。
口コミ
・眠りにつくことを、冒険にたとえたような絵本。物語の進み方と絵がとてもお気に入りです。
・大きくてやわらかいねむりどりに包まれて眠りたいと思ってしまいます。
【9】ゆめのとびらをひらくとき 作:カール・ニューソン
パジャマに着替えて、歯みがきしたら…

イギリス人であるカール・ニューソンさんの作、日本人である岡田千晶さんが絵を担当した絵本。英語で作られた絵本を翻訳したのは、岡田千晶さんのご主人で、とてもやさしい語り口です。
子ども向けの絵本にも関わらず描写がとても細かく、美しい色彩のなか、子どもたちが大好きな物語がはじまります。
クマである主人公ルナとママのお話です。パジャマに着替えて歯みがきしたら、ふとんに入って「おやすみなさい」の前に、さまざまなお話をします。手を広げて2人が向かった先は?
夕暮れから始まり、星空で終わる美しい絵本を読めば、自然と眠りにつけるでしょう。
口コミ
・寝る前にぴったりの絵本です。美しい絵と、翻訳された物語の進み具合が心地よく、なんども読んでしまいます。
【10】ねむたいねむたい 作:やぎゅう げんいちろう
ねーたーよーと一緒に言いたくなる絵本

ねむたいねむたいやさいの子たち。そんなやさいの子たちが、つぎつぎに横になって眠っていく様子がなんともかわいいですよ。
やさいの子たちがねるたびに繰り返される「ねーたーよー」の言葉がなんとも心地よく、子守歌にありそうなフレーズです。リズム感もあるので、赤ちゃんにもぴったり。
はっきりしたイラストと、眠っていくやさいの子たちがとってもかわいく、子どもが成長しても読み続けたくなるような絵本です。
口コミ
・寝かしつけの習慣に読んでいます。赤ちゃんから楽しめます。
【11】おつきさまのおさんぽ 作:カワチ レン
何気なく読んでいると見逃しちゃう?

夜、おつきさまがおさんぽに。すると、街の中の様子がどんどん変わっていきます。あれ?おつきさまがおさんぽしたあとは、きれいに黄色く光ってる!
子どもたちがワクワクしてしまう、おつきさまがおさんぽに行くという設定と、かわいらしいイラストが読んでいて楽しい絵本です。
暗くなりがちな夜の街が明るく楽しい夜に変身する様子は、怖がりな子にも読みやすくおすすめです。最後のクイズに思わず頭がさえちゃうかも?楽しくお布団に入れます。
口コミ
・絵がとてもかわいらしく、細かいところまで描かれていて、見応えがあります。絵本のストーリーも楽しいです。
・大人も子どもも楽しめる絵本で、子どももよく「読んで」と持ってきます。いい夢が見られそうな絵本です。
【12】ねこすけくんなんじにねたん? 作:三池輝久
なんで早く寝ないといけないの?と言われたら読みたい絵本

にこにこえんに通っている「ねこすけくん」を中心に描かれている、かわいい絵本です。なんだか元気がないねこすけくんの様子に、園のみんなは心配しています。
ぼーっとしているねこすけくんに「なんじにねたん?」と聞いたうさちゃんでしたが、その時間を聞いてびっくり。そんな時間なら、ぼーっとして当然!
「早く寝る」ことの大切さが、この本を通してよくわかります。それと同時に、早く寝ることだけが大切なのではなく、上質な睡眠が大切であることもよく伝わります。
寝る前にやらない方がいいこと、寝る前にやりたいこと、早く寝たら次の日にどう過ごせるか。子どもでもわかりやすく、シンプルに描かれています。
口コミ
・「良い睡眠」の大切さがわかる絵本です。3歳の子に読んだら、とても気に入ったようです。
・内容が子どもにもわかりやすく、同時に大人も気をつけようと思いました。うさちゃんのようなお友達の大切さもわかる、とても良い絵本です。
【13】だいすき ぎゅっ ぎゅっ 作:フィリス・ゲイシャイトー
寝る前に心が落ち着く絵本

うさぎのママと子どものやりとりが、なんともかわいい絵本です。やわらかいカラーを使ってやさしいイラストで描かれています。
朝ごはんを食べたあとに「ぎゅっ」、9時に「ぎゅっ」、10時に「ぎゅっ」と抱きしめあう、うさぎの親子の様子が心温まります。
夜をテーマにした絵本ではありませんが、この絵本を通して愛されていることを実感できるでしょう。
繰り返される「ぎゅっ」という言葉とともに、我が子もぎゅっとしたくなりますよ。
口コミ
・子どもが気に入って、なんども読んでと持ってきます。子どもとのコミュニケーションにもおすすめです。
・親子の絆が深まる良い絵本です。寝る前に読むために買いました。
【14】おふとんかけたら 作:かがくい ひろし
だるまさんシリーズで有名な作者の絵本

「だるまさんが」などで一躍有名になった、かがくいひろしさんの絵本です。ソフトクリームやタコ、トイレットペーパーなどなど、いろんなものや生きものが出てきます。
繰り返される「おふとん かけたら」のセリフで次のページをめくると、それぞれがおふとんにくるまれている様子が描かれています。
それぞれのお布団の柄にも注目してみてくださいね。子どもたちの心をわしづかみにしてくれるユニークなイラストは必見です。
口コミ
・毎晩の読み聞かせにこの本を読んでいます。子どもが笑顔で寄ってきてくれるのがかわいいです。
・ストーリーがシンプルなので、赤ちゃんでも読みやすく、親子でとっても気に入っています。
【15】さわってごらん! よるの星 作:クリスティ・マシソン
読むだけじゃない!触ったり息を吹きかけたりする絵本

寝るのを嫌がる子には、寝ている間にどんなすてきなことが起こっているか知ってる?と聞いてみましょう。知らないようだったら、ぜひ、この絵本を読んでみてください。
美しい夕暮れ時からはじまって、どんどん夜が更けていく、そしてまたすてきな一日がはじまる…その様子が、絵本を読んでいる子どもたちと共に進んでいきます。
「さわってみよう」「いきをふきかけてみよう」などと出てくる指示。それを実際にしてみると、ページをめくった後に待っている奇跡に、子どもたちは大喜びするはず。
口コミ
・とても美しい絵本で、子どもたちも大好きです。絵本に参加しているような感覚になれるのも、子どもたちは楽しんでいるようです。
・やさしい色使いで物語もすてきなので、親子ともに気に入っています。
まとめ
いかがでしたか?
毎日遊ぶことばかりが楽しくて寝るのは嫌だ!という子どもにも、寝ることの楽しさや大切さ、親の愛情や思いが通じれば良いですよね。
子どもとの楽しい絵本の時間に、「おやすみ」をテーマにした絵本を読んでみましょう。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。