目次
- ▼【1】きみたちきょうからともだちだ|中川 ひろたか
- ▼【2】ゆっくとすっく きょうからおともだち|たかてら かよ
- ▼【3】ことりようちえんのいちねんかん|たかてら かよ
- ▼【4】わたし ようちえんに いくの|ローレンス アンホールト
- ▼【5】ようちえんのいちにち|おか しゅうぞう
- ▼【6】なきむしようちえん|長崎 源之助
- ▼【7】こぶたほいくえん|中川 李枝子
- ▼【8】ペネロペ ようちえんへいく|アン グットマン
- ▼【9】コッコさんのともだち|片山 健
- ▼【10】ようちえんいやや|長谷川 義史
- ▼【11】おむかえパパ|ナディーヌ・ブランコム(著)/オレリー・ギュレ(イラスト)
- ▼【12】ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ|おか しゅうぞう
- ▼【13】ようちえん|ディック・ブルーナ
- ▼【14】たこやきようちえん|さいとう しのぶ
- ▼【15】どんぐりむらのどんぐりえん|なかや みわ
- ▼【16】よるのようちえん|谷川 俊太郎
- ▼【17】しんかんくん ようちえんにいく|のぶみ
- ▼【18】おむかえ|ひがし ちから
- ▼【19】せんせい|大場牧夫(著)/長新太(イラスト)
- ▼【20】ようかいえんにいらっしゃい|白土あつこ
- ▼【21】うさぎちゃんともだちできた|きむらゆういち(著)/ふくざわゆみこ(イラスト)
- ▼【22】おひめさまようちえん|のぶみ
- ▼【23】みんながおしえてくれました|五味 太郎
- ▼【24】ぐるんぱのようちえん|西内 ミナミ
- ▼(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
【1】きみたちきょうからともだちだ|中川 ひろたか
幼稚園に入園するのが楽しみになる本

初めてママパパと離れ、別世界である幼稚園や保育園に入って行くのは、不安も期待も大きいと思います。
この絵本は幼稚園のお話で、幼稚園ってどんなとこ?こんなお兄さんやお姉さんがいて、歌を歌ったり、給食を食べたり、幼稚園ってこんなことをするんだよと教えてくれるます。
新入園児が初めて幼稚園に入った時のお話なので、自分の幼稚園もこんな感じなのかなあ?と興味が出るでしょう。お子さんが、幼稚園って楽しそう!早く行ってみたい!と思ってくれるはずです。
口コミ
・これから入園する子どもにも、幼稚園生にも共感できる内容です。
・年長さんのお兄さんお姉さんっぷりもかわいらしいです。
【2】ゆっくとすっく きょうからおともだち|たかてら かよ
お友達づくりがきっとじょうずになれる絵本

「ゆっく」という男の子と、「すっく」という女の子が初めて出会い、友達になるというお話です。初めて出来るお友達、何て声をかければいいの?どうやってお友達になればいいんだろう?
お互いの名前を覚えるだけで自然と友達になれるという、優しい気持ちになれるお友達の作り方の絵本です。初めて行くことになった幼稚園や保育園でも、仲良しのお友達ができたら楽しみも倍増しますよね。
このゆっくとすっくシリーズには、トイレトレーニングや行事、色々なシーンに合わせた絵本があります。合わせて読んでみてくださいね。
口コミ
・子どもが「ずーっとなかよし」とハイタッチするシーンを気に入っていて、いつも絵本にハイタッチしています。
【3】ことりようちえんのいちねんかん|たかてら かよ
読んでいるうちに、自然と幼稚園の日々がイメージできる本

初めて行く幼稚園ではどんなことをするんだろう?幼稚園で行われる1年間の行事や遊びが描かれた、幼稚園が楽しみになる絵本です。
「今日から幼稚園だよ」と言われても、子どもにとっては幼稚園って何?どんな所?と知らない場所に放り込まれるような不安がつきまといますよね。
この絵本では、入園式や遠足、プールや運動会、その幼稚園の1年間が楽しそうにかわいい絵で描かれています。子どもにとっては、行ってみたいと興味の持てる場所になるのではないでしょうか。
親と離れ同年代のお友達と過ごすことで、子どももいっぱい成長できるであろう様子が、読んでいる親にも伝わり、何だかとっても安心させられる絵本です。
【4】わたし ようちえんに いくの|ローレンス アンホールト
新しい環境に入るのが心配な時、親子で読んでおきたい1冊

幼稚園に通うことになった不安などを、子どもの目線から描いた1冊。ママも一緒に読めば、子どもの気持ちを想像してあげられると思いますよ。
この絵本は、登園前のアンナの不安から始まります。初めての幼稚園、ママとのお別れ、お友達との出会い、自分のことは自分でするという新しい環境。
ママが想像している以上に、子どもは不安を感じているのかもしれません。そんなママはアンナとお別れするときに「いいものを あとでママにみせてね」と約束をします。
アンナが幼稚園で見つけた「いいもの」とはなんだったのでしょう。入園前に読んであげたいおすすめの1冊です。
口コミ
・幼稚園はなんて楽しそうな所なんだろう!と娘を夢中にさせた本です。
・入園前に購入しましたが、年長さんになった今でもお気に入りで必ず読む1冊です。
・かわいらしい絵と共に、子ども達が不安に思っていることや悩みをアンナが絵本の中で代弁してくれていて、子どもはとても親近感を覚えたようでした。
【5】ようちえんのいちにち|おか しゅうぞう
幼稚園での毎日の過ごし方が描かれた楽しい絵本

「おはよう」という挨拶でバスに乗り込んで、くまのこようちえんの1日が始まります。幼稚園ではどんな1日を過ごしているのかしら…親子で一緒にタイムスケジュールを確認してみませんか?
園庭で遊んだり、みんなで歌を歌ったり、工作したり、お弁当の時間も楽しみ!ページ全体に幼稚園での出来事やお部屋が広がり、お友達の表情も細かく描かれています。
読み聞かせをしながら説明してあげることで、幼稚園への不安も緩和されるはず。1日の流れを予習しておけば、入園後に幼稚園での出来事を子どもの会話から想像しやすくなりますね。
また、「ママが二人目を出産し、赤ちゃんを連れて帰ってくる日」という設定にも、きょうだいがいる子は共感できる内容です。
口コミ
・幼稚園入園前に購入して毎日少しずつ読み聞かせをしていました。不安になることなく安心して幼稚園に通っているようです。
・普通の幼稚園の1日ではなく、ママが赤ちゃんを連れて帰ってくる1日が描かれています。第2子が誕生するご家庭にもぴったりです。
【6】なきむしようちえん|長崎 源之助
不安を乗り越える子どもの成長に親も気づかされるはず

幼稚園の入園式のときからみゆきちゃんは泣いてばかり。引っ込み思案で怖がりなみゆきちゃんは、幼稚園に馴染めず、何にも参加しません。
だけど少しずつ、みゆきちゃんは自分のペースで幼稚園での生活に慣れていきます。幼稚園に通うということは子どもにとって大きな試練ですね。
親にとっても初めてのことばかりで、子どもが慣れるかどうかとても気になりますよね。心配ながらも、試練を乗り越えようとする子どもの成長を見守るのも、ママパパの大切な役目ではないでしょうか。
そんな、小さい一歩だけれど大きく確かな成長を描いた絵本です。焦らず、その子のペースで少しずつ成長していけばいいのだと、改めて教えてくれる1冊です。
口コミ
・子どもが、ちょっぴり泣き虫な主人公の女の子と自分を重ねているようです。次の年の入園式に「幼稚園って楽しいよ!」と言えるようになった女の子に、勇気をもらったようでした。
【7】こぶたほいくえん|中川 李枝子
お子さんに保育園へ行く勇気を与えてくれる絵本

牧場に春が訪れると、3匹の子ブタ、まきお、はなこ、ぶんたが生まれました。3匹は毎日いたずらばかりするので、困ったパパとママは3匹を保育園に入園させることに。
牧場が恋しくなったり、得意のかけっこで一番になって楽しくなったりしながら、3匹は多くのことを学びます。こぶたほいくえんを舞台に、3匹が色々なことを感じ、成長する物語です。
保育園に通う子どもも、ママがいないことに急に悲しくなったり、自分の好きなものを見つけて夢中になったりしますよね。様々な気持ちが行ったり来たりする、そんな子どもの心が描写されています。
かけっこのシーンでは、先生よりお友達に助けられることが多いという大切なことも教えてくれる、楽しい1冊です。
口コミ
・新しい生活が始まる時、子どもの不安を取り除いてあげたい時に読みたい1冊です。
・こぶた達がいる環境を身近に感じることができ、子どもも自分と重ねやすい内容だと思います。
・保育園の生活が分かりやすく、ユーモア溢れる様子で描かれています。
【8】ペネロペ ようちえんへいく|アン グットマン
ペネロペと一緒に幼稚園生活を体験しよう

コアラの女の子、ペネロペが幼稚園で楽しく過ごす1日を描いた絵本。絵の具を混ぜて絵を描いたり、お誕生日会をしたり、お外で遊んだりと、幼稚園では楽しいことがいっぱいあります。
この絵本はしかけ絵本になっていて、色んな場面でペネロペを手伝ってあげることができます。でんぐり返しが苦手なペネロペを手伝うことも、一緒に踊ることもでき、楽しいしかけがいっぱい詰まっています。
子どももペネロペと一緒に幼稚園に行った気持ちになって読めますね。実際に幼稚園に通うようになったら「ペネロペがしていたみたいに、絵の具で遊ぶ」などと想像が膨らみそうです。
口コミ
・凝ったしかけがたくさんあり、何度読み返しても楽しめます。
・精巧に作られたしかけで動きがおもしろく、ユニークな絵本です。
・色使いがとてもきれいで、イラストもかわいいです。
【9】コッコさんのともだち|片山 健
友達づくりの難しさと喜びが学べます

保育園で新しいお友達が作れず、コッコさんはいつも1人で過ごしています。みんなとも一緒に遊べません。
お庭の隅っこでさびしそうにうつむくコッコさんでしたが、ふと見ると似た雰囲気を持つお友達がいることに気が付きます。
お互いににこっとほほ笑み合って、コッコさんはうれしくなります。大人よりも子どものほうが気の合うお友達を見つけるのが得意なのかもしれません。
保育園や幼稚園は、先生や子どもたちと出会い、新しい人間関係を構築する場所でもあります。はじめはお友達の作り方がわからない子でも大丈夫、きっと仲良しのお友達ができますよ。
口コミ
・仲の良い友達と喧嘩をした後も一人に戻ることはなく、友達と一緒に遊ぶ楽しさを覚えた園児たちに成長を感じました。
・淡々とした保育園の毎日の中に、友達ができてうれしい気持ちがよく描かれています。
【10】ようちえんいやや|長谷川 義史
翻訳した関西弁の絵本でようちえん絵本大賞を受賞した長谷川義史の絵本

関西弁がとってもかわいい「ようちえんいやや」。ようちえんいくのいややー!と泣いている子が主人公です。
挨拶するのがいやや!ももぐみがいやや!色々な行きたくない理由が出てきます。
初めから幼稚園大好き!という子はなかなか少ないですよね。みんな絶対いやだーっと泣きわめいた経験があるのではないでしょうか。
嫌な理由って意外とママは知らなかったり、聞いてあげる余裕がなかったりしませんか?幼稚園嫌いの子どもと一緒に読んで、なんで嫌なのかを聞いてみましょう。
いややー!と一緒に叫んで気持ちを発散させると、次の日から楽しく登園できるかも?
口コミ
・幼稚園に行くのを嫌がっていた子どもと読みました。「ようちえんいくのいややー!」とわざと大きな声で叫んでいるとストレス発散になったのか、口ではいややと言いながら毎日楽しく通ってくれるようになりました。
・色々な子ども達が色々な理由で幼稚園を嫌がっていますが、その理由がわかってとてもわかりやすいです。自分の子どもが嫌がっても気をもむことがなくなりました。
【11】おむかえパパ|ナディーヌ・ブランコム(著)/オレリー・ギュレ(イラスト)
読み聞かせはパパにお願い!?パパが主役のお話

フランスから届いた、園に送り迎えするパパがテーマの絵本です。
パパが園に子どもを送ろうとしますが、車の調子が悪くなってしまいます。なんとか送りとどけたものの、子どもはパパがちゃんとお迎えに来られるのか心配でなりません。
パパは色々なことを言って迎えに行く方法を提案するのですが、子どもは「でも…」と言ってなかなか結納得しません…。
最後には「パパが自分の足でピョーンと来るから大丈夫!」と、子どもを安心させる答えを出します。パパと子どものやりとりがなんとも微笑ましく、パパの愛情をたくさん感じる温かいお話です。
いつもは送り迎えがママという子どもも、ときどきパパが来てくれたらうれしいですよね。
口コミ
・ママが出てこない、パパが主人公のおむかえの本は珍しいと思います。
・子どもの気持ちが表れている絵本でした。やっぱりお迎えにちゃんと来てくれるか不安に思っているのかなと思いました。
【12】ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ|おか しゅうぞう
季節の行事をとおして幼稚園の1年の動きがわかる

「春になったら幼稚園へ行くんだよ」と話しても、当の子ども本人はいまいちピンと来ない事も…。幼稚園って何するんだろ?どんなところ?誰がいるの?とわからないことでいっぱいですよね。
こちらの絵本を使って幼稚園ってこんなところだよ~と教えてあげましょう。幼稚園の1日の流れが載っている絵本はありますが、1年をとおして行事がわかる絵本って、なかなかないんですよね。
こちらは春、夏、秋、冬と季節に合わせた行事等が紹介されています。入園したら何組さんになるのかな?先生はどんな先生だろう?お友達と仲良くできるかな?とイメージを膨らませてあげてください。
口コミ
・1年間の行事を描いた絵本はなかなか無く、大人が読んでも心があたたまる1冊です。
・絵がきれいで子ども達の表情も1人ずつ違うので読み応えがあります。
・子どもが何度も読んで~!と持ってきて、幼稚園に行くのが楽しみになったようです。
【13】ようちえん|ディック・ブルーナ
ミッフィーちゃんでも有名!小さな子どもでも見やすい絵本

ミッフィーで有名なディック・ブルーナの絵本ですが、こちらにはミッフィーなどのキャラクターは出てきません。
色鮮やかな色彩やイラストでわかりやすく、子どもにおすすめです。お友達とみんなで歌を歌ったり、黒板にお絵かきしたり、積み木をしたり、お誕生日会をしたり…。何気ない幼稚園での1コマが描かれていますよ。
幼稚園ってみんなと遊んで楽しそう!と、子どもにイメージしてもらうのにぴったりの1冊です。昔からある絵本なので、もしかしたらパパやママも読んでもらったことがあるかもしれませんね。
口コミ
・幼稚園をまだ知らない子どもには、何気ない日常がとてもすてきな場所に映るようです。
・とってもお気に入りの1冊で、絵本に出てくる会話も子どもの心を捉えているようでした。
【14】たこやきようちえん|さいとう しのぶ
とてもユニークな設定が子どもに喜ばれる

たこやきが幼稚園に行く、というなんとも不思議な設定の絵本ですが、それが子どもたちには面白いようです。
「幼稚園へ行きたいな」とたこやきが言うと、たこやき屋さんのおじさんがみんなを幼稚園に行かせてくれます。
手をつないで歩いたり、遊具で遊んだり、タコのタコヤキヨコ先生と一緒に楽しく遊んだり…危ないときには先生が8本足で守ってくれます。
とてもユニークな絵本なので、読み聞かせにもぴったりです。たこやきが整列している様子は、幼稚園や保育園で過ごす子どもたちとそっくりです。
たこやきようちえんシリーズには他にも、工作や遠足など幼稚園行事を切り取ったシリーズがありますよ。
口コミ
・たこ焼きのコロッと丸い形ときれいに並んでいる姿が、幼稚園児そっくりでかわいらしいです。
・子どもが好きな食べ物と結び付けたところが、幼稚園児を想像できて面白いです。頼もしいタコの先生もポイントです。
【15】どんぐりむらのどんぐりえん|なかや みわ
細部まで描かれていて、園生活や行事の様子が分かる

かわいいどんぐりたちが繰り広げるどんぐりむらシリーズのひとつです。どんぐりむらにあるどんぐりえんには、お父さんやお母さんどんぐりと一緒に、小さなどんぐりたちが登園してきます。
細かいところまで描かれており、「あ、こんな子もいる!」「あの子、あんなことしてる!」なんて読むたびにいろいろな発見ができそうな楽しい絵本です。
特に物語の前半は園生活の1日が細かく描かれていて、自身の園生活がイメージできてワクワクします。優しい先生とお歌を歌い、お散歩に行き、給食を食べ…、園では楽しいことがいっぱい。
午後には大きな紙にみんなで絵を描いて、園での大きなイベントの「おみせやさんまつり」に備えて張り切って準備します。家族やどんぐりのつぶたちを招待して、どんなお祭りになるのかな?
どんぐりえんでの生活をみながら、園生活や行事の様子を親子でわくわく覗いてみるのもいいですね。
口コミ
・かわいらしいどんぐり達の1日のお話を、幼稚園に通う自分に重ね合わせているように読んでいます。優しいどんぐりのイラストに癒されます。
・保育園での生活とお店屋さんごっこ、どちらも身近なので、親近感を覚えるようです。
・ページの細かい絵をよく見て楽しんでいます。
・ドングリのつぶたちそれぞれに、名前や家族構成があるのが面白いです。
【16】よるのようちえん|谷川 俊太郎
園でのおとまり会が楽しみになりそう!

幼稚園が大好きな子どもも、これから園生活が始まる子どもにもおすすめの絵本です。作者は谷川俊太郎さん。だれもいない夜の幼稚園には、そっとさん、すっとさん、さっとさん...いろいろな住人がやってきます。
「そっとさんはきょろきょろりん」「さよんならららーん」など読んでいて楽しくなる、谷川さんらしい音の響きを、口に出しながら味わってみてください。
実際の教室や園庭の写真に絵が加えてあり、そこに添えてある言葉がユニークなものばかり。最後には谷川俊太郎さんの作詞、息子の谷川賢作さん作曲の歌も付いていますよ。
ぜひ親子で「そっとさん達みたいな楽しい仲間がいるかもね。」と、お話ししてみてください。幼稚園がもっと特別な場所になるでしょう。お泊まり保育がある園の場合、その前に読んであげると想像力がかきたてられそうです。
口コミ
・読み聞かせるたびに声のトーンや調子を変えてみると、子どもが大喜びして目を輝かせています。
・音がとても楽しい絵本です。声に出して読んでみると、とても気持ちがいいです!
・子どもが幼稚園でのお泊り会の直前に先生に読んでもらいました。お泊り会が楽しみになったようです。
【17】しんかんくん ようちえんにいく|のぶみ
友情の深さと幼稚園のみんなのやさしさに心が温まる

大人気絵本作家、のぶみさんが描く絵本です。かんたろうくんが幼稚園に行ってしまって、お家で寂しくなってしまったしんかんくん。かんたろうくんと離れたくないので、幼稚園に行こうとします。
自転車がうまくこげないので、せんろ君を呼び出して幼稚園にむかいます。でも、幼稚園の場所がわかりません。幼稚園をさがして街をあちこち探しますが、なかなかみつからず迷子に。
しんかんくんがかんたろうくんにもう会えなくなると泣いていたら、やっとかんたろうくんに会うことができました。なにやらみんなが、しんかんくんのためにサプライズを用意してくれていたようです。
最後の、幼稚園のみんなが優しく迎えてくれるシーンはほのぼのとしますよ。しんかんくんとかんたろうくんの友情が、いろんな気持ちや友達と助け合うことを教えてくれて、お友達っていいなと思える本です。
口コミ
・幼稚園入園も控えていた子どもが入園を楽しみに待てるといいなという期待を込めて、一緒に読んでみたら、大成功でした。
・しんかんくんがお友達のかんたろうくんの姿を求めて一生懸命な姿がとてもかわいらしく、うちの子もお友達とこんな友情をはぐくめたらいいなと憧れます。
・かんたろうに会いたくて一生懸命なしんかんくんと、しんかんくんの為に一生懸命に入園の準備をするかんたろう。お互いに大好きで思いやる、そんな素敵な絵本です。
【18】おむかえ|ひがし ちから
お母さんのお迎えを待ち詫びる子どもの気持ちに寄り添える

こちらは、保育園に入ったばかりのこたろうくんのお話。お母さんとバイバイしたこたろうくんは、泣き出してしまいます。先生がなだめても、お母さんじゃないので泣いてしまいます。
お昼寝の時、こたろうくんはお母さんの夢を見ます。夢の中でお母さんは「ちゃんと保育園に行けてえらいね」とほめてくれます。すると、こたろうくんは…。
元気に遊んで、園庭で走り回っている子どもたちでも、お母さんを思い出すとちょっぴり不安な気持ちや寂しさがこみあげてくるのですよね。こたろうくんの気持ちの変化や、小さいながらも頑張っている姿にぐっときます。
「おむかえ」は、大好きなお母さんに会える、何より待ち遠しい時間なのでしょう。心細くおむかえを待つ子どもの気持ちに寄り添ってくれる絵本です。「泣いてもいいんだよ」と言ってくれているみたいですね。
口コミ
・「お母さんが大好き、お母さんじゃなきゃだめなんだ」という子どもの、単純だけどまっすぐな思いをしっかりと描いているから、子どもの心に響くのだと思います。
・ママの存在は大事ということに改めて気づかされた絵本でした。
・こたろうくんを見守る、ゆきこ先生の優しさにも、とても心が温かくなりました。
・こたろうくんを包み込む周りの雰囲気が温かくて、素敵です。
【19】せんせい|大場牧夫(著)/長新太(イラスト)
先生ってどんな人?なぞなぞ形式の絵本

お話の内容は、子どもたちの目線で見たときの先生について。なぞなぞの形式ですすんでいきます。子どもたちが大好きな先生とは、いったいどんな人なのでしょうか。
たくさん遊んでくれて、泣いたら抱っこしてくれて、ケガをしたら手当てをしてくれて…。先生はまるで、お父さんやお母さんみたいであり、看護師さんのようでもあるのですね。
入園前には知らない「先生」という存在にとても興味がわきますし、幼稚園に行くことを不安に思っている子どももきっと行きたくなってしまうことでしょう。
長新太さんの、カラフルで独特なタッチで描かれたイラストにも惹かれますね。
口コミ
・先生の魅力が、子どもの目線で伝わる絵本です。先生の偉大さを感じたり、温かさを感じたり、様々な遊びの場面を通して先生について知ることができます。
・子どもは自身の園生活を思い浮かべながら聞いていたようで、より楽しめました。
【20】ようかいえんにいらっしゃい|白土あつこ
妖怪が通う幼稚園ってどんなところ?

ようかいの子どもたちが通う「ようかいえん」で繰りひろげられる、ゆかいなお話です。
「ようかいえん」に入園した、ばけだぬきのばけたくんは園長のぬりかべ先生に迎えられ、これからどんな毎日になるのかワクワクしています。
首がのびるにょろこ先生の伴奏に合わせて歌を歌いながら、ばけたくんは太鼓に変身し踊りだして、とても楽しそう。みんなでかくれんぼしている時も、化けようとしたり、いたずらしたりのばけたくん。
楽しいようかいえんの様子とともに、ようかいえんを楽しむばけたくんを通して、幼稚園や保育園も楽しめそう!と思える絵本です。
「ようかいえんのうた」の歌詞と楽譜が載っているので、子どもと一緒に歌ってみましょう!
口コミ
・妖怪たちがとてもかわいらしく笑えるお話なので、おばけが苦手な子でも楽しく読めます。
【21】うさぎちゃんともだちできた|きむらゆういち(著)/ふくざわゆみこ(イラスト)
友達ができる楽しさを教えてくれるしかけ絵本

こちらは12支の動物のこどもたちが通う「じゅうにしえん」でのお話です。しかけを取り入れているので、楽しみながら読む事ができます。
いつもひとりでボール遊びをしているうさぎちゃんは、友達に誘われてもいっしょに遊びません。ある日、うさぎちゃんはいのししくんと大げんかをしてしまいます。
しかし、けんかをしているうちにお互いの表情がおもしろくなり、だんだんと友達になっていくのです。
園生活の中での友達との関わりは、とても大切なことですよね。仲良くなることやけんかをしたときに仲直りするきっかけなど、絵本を通して学ぶことができますよ。
口コミ
・動物の大き目がかわいく、表情豊かに描かれていて読んでいてとても楽しいです。
・うさぎちゃんに友達ができるのを見て、子どもと一緒に勇気づけられました。
【22】おひめさまようちえん|のぶみ
女の子が夢見る幼稚園?

こちらも、大人気絵本作家のぶみさんが描く絵本です。アンちゃんというかわいい女の子が主人公。アンちゃんは、近所にできたお城のような建物が気になってしょうがありません。
なんと、そこは「おひめさまようちえん」という、キラキラのドレスを着て楽しく遊べる夢のような幼稚園でした!
アンちゃんは行きたくなり、園長先生に入園テストを受けるようにすすめられます。入園テストとはいったいどんなものなのでしょうか。そして、アンちゃんは入園することができるのでしょうか。
女の子のみならず、男の子でもワクワクするお話で、「こんな幼稚園があったらいいな」と夢見てしまいます。
口コミ
・お姫様が好きな、幼稚園に通う女の子に特におすすめの絵本です。4歳になる娘が毎日読んでいます。
・女の子の、お姫様になりたい夢を叶えてくれる素敵な絵本でした。
【23】みんながおしえてくれました|五味 太郎
周りから吸収する事の大切さがわかる一冊

幼稚園や保育園でのようすを描いてあるわけではありませんが、どんな時でもどんな場所でも学びの場になることを教えてくれる絵本です。
「あるきかたはねこがおしえてくれました」「のぼりかたはさるがおしえてくれました」など、普段生活をしている自分の周りから、様々なことを教えてもらいます。
周りの人や虫、動物など色々なものから学んで、「おしえてもらった」ことに感謝しようということを、五味太郎さんらしい世界でおしつけがましくなく、シンプルに伝えることができる優しい絵本です。
幼稚園や保育園で先生やお友達から何かを学ぶことがあるし、自分もお友達に何かを教えてあげることもあるでしょう。
こうやって日々、自ら学んで覚えていき、色々とできることが多くなっていくのですね。園生活が楽しみになりますね!
口コミ
・「おしえてくれました」という学ぶ姿勢が素晴しいと思いました。
・最後の「ともだちがたくさんおりますから…どうみてもりっぱなひとになるわけです。」というところに、いろいろな感情が沸き起こり、心にじーんと響きます。
・子どもたちの心に残って、いつかこの本の意味をわかってくれる日がくればいいなぁという気になります。子どもだけでなく、大人も読んでいて心が洗われる1冊です。
・あれこれ心配しなくても子どもは自ら学び、友達や先生のサポートもあって立派に大人になるから大丈夫、という育てる側への応援メッセージにも思えてきました。
【24】ぐるんぱのようちえん|西内 ミナミ
福音館書店のロングセラー!幼稚園ってとっても楽しい場所!

1965年に福音館書店から発売された絵本で、今でもとても人気があります。小さいころに読んだことのあるパパやママもいるのではないでしょうか。
ひとりぼっちの大きなゾウ、ぐるんぱのお話です。ぐるんぱは、ビスケット屋さんや靴屋さん、工場など色々なところで働きますが、大きいものばかり作りすぎて「もう結構」と追い出されてしまいます。
最後にぐるんぱが幼稚園を開いて、子どもたちに囲まれてとっても楽しそうに生き生きと働きます。ぐるんぱの体に上って遊ぶ子どもたちの様子がとっても楽しそう!その様子に、幼稚園って楽しそうなところなんだな…とワクワクしてもらえる絵本です。
口コミ
・イラストがとても楽しくて、色使いがかわいいです。
・人との出会いには意味があり、誰かに必要とされる喜びや必要とされる場所があるということを教えてくれる1冊です。
(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
まとめ
入園準備を進めると共に、子どもの気持ちも入園に向け前向きに準備してあげたいですよね。「幼稚園や保育園って楽しい場所!お友達がいっぱいできる!」そう思えるとママやパパと離れるのも平気になるでしょう。
また、初めて子どもと離れることになるママもパパも、笑顔で子どもが「いってきます!」と言ってくれるのが1番ですよね。
入園を迎える子どもの心の準備として、幼稚園や保育園が楽しみになる絵本を読んであげてみてはいかがでしょうか。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。