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他人事ではない?帝王切開は突然決まることも!正しい知識を学んでおこう
帝王切開には「予定帝王切開」と「緊急帝王切開」二つの種類が

予定帝王切開
事前に理由があって計画的に行うのが、「予定帝王切開」です。予定帝王切開の場合は以下の理由が考えられます。
・帝王切開や子宮の手術を受けたことがある
・前置胎盤
・逆子
・双子などの多胎
・子宮筋腫
・ママや赤ちゃんに病気がある場合
緊急帝王切開
緊急的な処置で帝王切開を受ける方もいます。緊急帝王切開の場合は以下のような理由が考えられます。
・赤ちゃんの状態が良くない
・出産が長引いて母体に危険がある
・赤ちゃんの回旋がうまくいかない
・常位胎盤早期剥離
2014年~2016年に行われた日本産婦人科医会の調査によると、帝王切開のうち10人に3~4人*²は緊急帝王切開だそうです。
*²日本産婦人科医会「分娩に関する調査」調査データより算出
誰でも帝王切開で出産する可能性がある!
自然分娩を希望していても、「緊急帝王切開」がおこなわれることは珍しくありません。
コズレの先輩ママからも、多くの経験談がよせられました。


ママと赤ちゃんのからだを守るために必要な処置なのですが、突然、「帝王切開しましょう」と言われると戸惑ってしまいますよね。
万が一の場合はこういうケースもある、ということを頭に片隅においておきましょう。
痛いけど超重要な帝王切開後の骨盤ケア
産後の骨盤ケアはなぜ必要?

実は骨盤のゆるみは妊娠中から起こります。
赤ちゃんが狭い産道を通るときに、通りやすくする大切な反応です。
分娩時には骨盤のゆるみは最大となり、いきみによって骨盤底筋群や神経などが損傷されます。
帝王切開は自然分娩より骨盤のゆるみは少ないものの、骨盤はゆるんでいるので、しっかりケアしてあげてください。
骨盤ケア用のアイテムといえば骨盤ベルト。
産院によっては出産準備品リストに入っているほど、重要なアイテムのひとつです。
帝王切開の場合も骨盤ベルトは使えますが、術後の痛みは人によって異なります。
自分の体調に合わせて様子を見ながら、医師や助産師に相談してみましょう。産後の1ヵ月健診で問題がなければ骨盤ケアを始められますよ。
帝王切開後も骨盤ケアが大切!でも傷が痛くて思うようにケアできない……
でも先輩ママに聞いてみると、帝王切開後の骨盤ベルトの着用には大きな問題が……


傷が痛くて着けられなかった、という声が多数寄せられました。
せっかく出産前に準備したのに使わなかった、という方も……。
そこで今回は、助産師さんとの共同開発!傷の痛みにも配慮されてつくられた、帝王切開後でも使えるおすすめ骨盤ベルトをご紹介します。
この記事に関連するリンクはこちら
帝王切開後でも使える!「ふわキュット 産後の骨盤ベルト」とは?
着け方はとっても簡単!3ステップの骨盤ベルト
出典:youtu.beSTEP1
座るようにベルトにおしりを乗せます。STEP2
下のベルトを前に引っ張り調節しながら留めて、上のベルトはきつく締め過ぎないように留めます。STEP3
外側ベルトで締め具合を最終調整して、完了!正しい位置に装着しないと正しいケアができない骨盤ベルトですが、「ふわキュット産後の骨盤ベルト」なら簡単に正しいケアができちゃいます。
帝王切開を予定している方はもちろん自然分娩の方も使えますので、万が一の時のためにこちらのベルトを用意しておくと安心ですね♪
他にもいろいろ!帝王切開でも骨盤ケアをあきらめない!ピジョンの骨盤ケアグッズ
妊娠中から使える骨盤ベルトについては、コズレでも特集していますので合わせてご覧ください!
まとめ
いかがでしたか?
年々帝王切開の割合は増加傾向にあり、その理由として高齢出産が増えていること、帝王切開術の医療技術が高まってきて適応も拡大され、さらに未熟児医療の進歩で救命できる早産児に対しての帝王切開術も多くなったことなどが考えられます。
帝王切開は、どんな妊婦さんも経験する可能性のある出産方法。
決して他人事とは思わず、自分も帝王切開になる可能性がある、ということを頭の片隅においておきましょう。
また帝王切開になったからといって、産後の骨盤ケアをあきらめる必要はありません。
育児に追われる中で自分のケアをするのは大変だと思いますが、不調に悩まされるとさらに負担が増えてしまいます。
産後は、お医者さんにも相談しながら自分の傷口や体調に無理のない範囲で骨盤ケアを始めてみましょう。
参考記事:【医師監修】帝王切開の費用|保険、高額療養費の対象?出産育児一時金は? https://feature.cozre.jp/72086、【理学療法士監修】産後の骨盤矯正方法|いつから?整体や骨盤ベルトの効果 https://feature.cozre.jp/71035
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