RSウイルス感染症
予防接種の有無
予防接種はありません。ワクチンはありませんが、感染すると命の危険があるとされている子ども(早産の新生児、先天性疾患のある乳幼児など)は、予防法として重症化を防ぐ薬剤を投与することができます。
その他
通常では10月~2月ごろに流行ることが多いと言われていますが、2016年9月の感染者数は、(調査を開始した2012年より)過去最多となっています。RSウイルスは1度感染しても免疫がつかないので、生涯に何度もかかってしまいます。
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インフルエンザ
予防接種の有無
毎年予防接種が行われています。生後6ヶ月から受けることができます。12歳までは、2~4週間開けて2回接種します。予防接種を受けてから効果を発揮するまで、2週間前後必要です。
予防接種の持続効果は5ヶ月前後。予防接種をしてもインフルエンザにかかることがありますが、その場合には症状が軽く済みます。
その他
秋から春先にかけて流行ります。インフルエンザにはA型とB型があるため、ワンシーズンに2回インフルエンザにかかってしまうことがあります。インフルエンザウイルスは毎年性質が変わっていくため、それに合わせてワクチンも変えていきます。
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マイコプラズマ肺炎
予防接種の有無
予防接種はありません。
その他
通年通して感染しますが、10月~1月にかかることが多い病気です。6歳~12歳の子どもがかかりやすい病気です。子どもより大人の方が症状が重くなることが多いです。
マイコプラズマに感染すると免疫ができますがその免疫は徐々に消えていってしまうので、またマイコプラズマに感染する可能性があります。
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溶連菌
予防接種の有無
予防接種はありません。
その他
4~15歳がかかりやすい病気です。溶連菌の種類は多いため、一度溶連菌に感染して免疫がついても、また違う溶連菌に感染してしまうことがあります。
ノロウイルス
予防接種の有無
予防接種はありません。
その他
11月~3月頃になると感染者が増え、12月~2月にピークを迎えることが多いです。年齢を問わず誰でもかかる病気ですが、乳児と高齢者は重症かしやすいの注意が必要です。
ノロウイルスには多くの種類があるため、ノロウイルスに感染して免疫ができてもまた違う種類のノロウイルスに感染してしまうことがあります。
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※夜間休日、お子さまの健康状態に心配なことがある場合や受診の目安に迷った場合は子ども医療電話相談♯8000に相談をおすすめします。
厚生労働省・子ども医療電話相談事業
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html
まとめ
秋に流行る子どもの病気についてご紹介させていただきました。秋は急に寒くなることもあり、子どもだけでなく大人も体調をくずしやすい時期です。子どもと一緒にママも感染予防をしっかりとして、楽しい秋を過ごしてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。