目次
読み聞かせの効果とは?
親子のコミュニケーションタイム

0~2歳児の頃は、どうしても子どもも親も生活範囲が狭くなりがちです。でも、赤ちゃんにとっては、狭い生活環境の中でも目に見えるものすべてが初めてで新鮮なものばかりです。些細な日常の生活の中からでも、いろんなことを吸収しています。
そして、これから先の話し言葉の原点となる「ことば」を覚える作業が一番活発になるのが、2歳頃とも言われています。「ことば」を覚える力を促進させるためにも、絵本の読聞かせはいい刺激になるでしょう。
何より、大好きなママパパの声は、子どもにとっては一番安心できる「音」です。絵本の中のすてきな絵を目で見て、優しさに包まれた大好きな声を耳で聞く。これだけで立派なコミュニケーションが成立します。
小さいころから身近に絵本がある生活は、のちに子どもが大きくなった時に自ら本を手に取るようになると言われています。ぜひ、今からお子さんの将来のためにも親子で絵本を楽しむ時間を作りましょう。
子どもが大きくなってからも、この親子の絵本の時間はきっと特別なものとして心の中に残り続けることと思います。
乳児におすすめの絵本をご紹介します!
【1】くっついた|三浦 太郎
大好きだからくっついちゃおう!

ぞうさんとぞうさんが…とページをめくるとお鼻とお鼻をくっつけた仲良しぞうさんの絵。きんぎょさんやあひるさん…といろんな動物が仲良くくっつく絵がほほえましい絵本です。
言葉がシンプルで赤ちゃんにも分かりやすいのが良いですね。我が家でも子どもたちが大好きな絵本の1冊で「ぞうさんとぞうさんが…」と読み始めると「くっついた!」と大きな声で笑っていました。
絵本の最後に登場するのは、子どもたちみんなが大好きな人!パパやママもほんわかした気持ちになれる絵本ですよ。
口コミ
・読むと家族みんな笑顔になって、とても幸せにな気持ちになる素晴らしい絵本です。
・親子でスキンシップをとるのにとてもいい絵本です。
・赤ちゃんへの読み聞かせのスタートにぴったり。
・寝る前に毎日絵本棚から持ってくるくらいお気に入りです。絵もかわいくて色もはっきりしているので、赤ちゃんからおすすめです。
【2】はらぺこあおむし|エリック・カール
鮮やかな色が美しい名作絵本

1976年に発行されて約40年、世界各国で読まれてきたこの絵本を子どもの頃に読んだというママやパパもいらっしゃるのではないでしょうか?
本を開いてまず目に留まるのは鮮やかな色合い。はらぺこあおむしが月曜日から土曜日まで食べるいろんなものを「おいしそう!」「たべてみたーい!」とお話ししながら読み進めるのも楽しいですね。
あおむしがかじった食べものに開いた穴も子どもにとって楽しいしかけになっています。たくさん食べたあおむしが最後にどんな姿になるのかワクワクしますね。おでかけに持って行きやすいボードブックから飛び出す大型絵本までいくつかサイズがありますよ。
口コミ
・子どものくいつきがとても良く、読み聞かせに大活躍しています。
・内容は簡単でわかりやすく、絵が鮮やかな色彩でめくるたびに喜んでいます。
・子どもは食べ物や曜日、数をこの本で覚えました。親子で楽しめる本です。
【3】しろくまちゃんのほっとけーき|わかやま けん
「こぐまちゃん」シリーズ中でも人気の1冊

おままごとが好きなお子さんに読んであげたいのが「しろくまちゃんのほっとけーき」。お母さんと一緒に作る初めてのホットケーキは、子どもの憧れですよね。
うちの子が一番好きだったのはホットケーキを焼く場面です。「ぽたあん」と生地を落として「ぷつぷつ」「ふくふく」とだんだん焼けていく様子を想像してワクワクしていました。お母さんと一緒に焼いたホットケーキをお友だちと食べる。そんな幸せな時間を作ってあげたくなる1冊です。
口コミ
・4ヶ月の赤ちゃんがじーっと絵本に吸い込まれるように興味を示します。
・いろんな絵本を集めましたが、10ヶ月の娘の反応が1番よかった本です。
・はっきりとした色づかいの絵が赤ちゃんにの目を引くようです。ほのぼのした内容で、読んでいると大人も癒されます。
【4】ノンタン はみがき はーみー|キヨノ サチコ
苦手な歯磨きもこの絵本で好きになれる!

歯磨きが苦手な子どももこの絵本があれば、きっと楽しくできるはず!うちの子が赤ちゃんの頃は、どこのお友達の家に行ってもこの絵本があって、みんなで笑いあったぐらい人気の1冊です。
ノンタンのお友だちが次々登場して歯磨きするシーンは楽しそうで、つい試してみたくなってしまいます。「はみがきはーみー」のフレーズは、小学生になっても覚えている子がいるぐらい記憶に残っているようですよ。文と絵がシンプルなので、何度も飽きずに読める1冊です。
口コミ
・この本を何度が読み聞かせるうちに自分で歯磨きをするようになりました。
・歯磨き嫌いの娘が、この本のノンタンの真似をして磨かせてくれます。
・楽しいリズム感で子どもがとりこになった絵本です。
【5】びっくりはなび|新井 洋行
花火を見た気分になれる楽しい1冊

小さな子どもはしかけ絵本が大好きですよね。この絵本は、本物の花火みたいに絵がキラキラしているのが魅力で、しかけによって花火が本当に打ち上げられているかのような臨場感があります。
様々な形の花火が次々に打ち上げられていく、そんな単純なくり返しでも子どもは大喜びします。本物の花火はきれいですが、小さなお子さまを連れて近くで見るのはなかなか難しいですよね。でもこの絵本があれば、花火を目の前で楽しんだ気分になれますよ。
口コミ
・キラキラした表紙がかわいく、仕掛けで花火が変化するのが楽しいようで子どもは声を出して笑います。
・子どもの大のお気に入り絵本でニコニコして聞いています。
【6】どうぶついろいろかくれんぼ|いしかわ こうじ
かたぬきのしかけが魅力的

こちらは幼児向けの絵本を数多く書いている絵本作家、いしかわこうじさんの絵本です。かわいいイラストと、かたぬきのしかけが見ている子どもをワクワクさせる、楽しい1冊です。
子どもにとって動物はとても興味を引く対象ですよね。この絵本の中に登場してくる動物たちは、ペットとして身近にいる動物や、動物園に行けば見ることができる動物たちです。
その動物たちが、かわいいイラストで描かれていて、その鳴き声も真似しながら読んであげると、子どもはとっても喜びます。おうちに居ながら、まるで動物園にいるような気分になれる楽しい絵本です。
色もカラフルですし、厚紙でできているので破れにくく丈夫です。0歳児からでも動物絵本の導入として楽しむことができますよ。それぞれのページに色の名前とその英語も書かれているのがもう1つのポイントです。
口コミ
・かわいいイラストがカラフルでとっても見やすく、親子で見ていて楽しくなりました。
・厚紙なので赤ちゃんが扱ってもやぶれにくく、子どものお気に入りの1冊です。
・ファーストブックにおすすめです。
【7】はみがきあそび|きむら ゆういち
歯磨きの習慣付けにおすすめ

この、きむらゆういちさんの絵本シリーズを持っている、または目にしたことがあるという方は多いのではないでしょうか。親しみやすいイラストと日常生活の中の出来事を、しかけ絵本によって再現されています。
しかも、この「はみがきあそび」はいろんな動物たちが歯磨きをしていくのですが、ただ単純にくり返し歯磨きをしていくだけではなく、縦に磨いたり、横に磨いたりと、きちんと磨き方や口のかたちなども子どもが真似しやすいように描かれています。
歯磨きって習慣づけるのがとても難しいですよね。そんなときは、この絵本の力を借りてみませんか?
しかけ絵本なので、実際に子どもにシャカシャカと絵本の中のキャラクターたちの歯磨きをさせてあげることができます。それから、「じゃあ今度はママが〇〇ちゃんの歯を磨く番だよ。あーんして。」という感じで、スムーズに仕上げ磨きにつながるといいですね。
口コミ
・本のサイズが小さな子にちょうど良いです。
・これを読んでから嫌がる歯磨きができるようになりました。
・子どもは飛び出す絵に大喜びして楽しんでいます。
【8】ちゅーたんのとべとべこいのぼり! |きむら ゆういち
行事を学べる絵本シリーズ

みんなでこいのぼりを作ろうというおはなしです。ちいさいちゅーたんは、ぞうさんやキリンさんみたいに大きいのを作りたいと言い出します。
この12ヶ月のしかけえほんシリーズは日本の伝統行事や年間行事を子どもに分かりやすく伝えるにおすすめの絵本シリーズです。
他にも節分、ひなまつり、七夕、お月見、クリスマスなど、季節毎に楽しめるものばかりです。それぞれのシーズンに合わせて読んであげると、絵本の中で見たり聞いたりしたことが、実際に体験できて忘れられない思い出になることでしょう。
赤ちゃんでも、カラフルなかわいらしいイラストなので楽しめると思います。実際に飾ったこいのぼりを見ながら、絵本を読んであげてもいいですね。
【9】ミニーのひなまつり|岡田 有佳&斎藤 妙子
ミニーちゃんとひなまつりを楽しもう

大好きなディズニーのイラストで、行事を学ぶことのできる絵本です。ストーリーも面白く、子どもが楽しめる内容です。
子どもは自分に興味のあるものでないと全く反応を示してくれませんよね。この絵本なら、かわいいミニーちゃんが主人公です。初めは「ひなまつりって何?」という小さな子どもでも、ミニーちゃんの力を借りて、絵本のおはなしの世界に引き込んであげましょう。
ひなまつりについての豆知識も最後に載っていて、子どもが成長してからも楽しめます。この絵本シリーズも、ハロウィンなど他の行事について親子で学べる内容のものがあります。季節に合わせてシリーズで読んでみるのもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
子どもがママのお膝にのって絵本を読む期間は長いようで意外に短いもの。だからこそ、一緒に読んだ本の思い出は大人になっても忘れないのかも知れませんね。
我が家でも「赤ちゃんの時に読んだ本だよね~」と大きくなってからも本棚から出して読んでいることがあります。お外遊びができない日でも、絵本を読んで親子で楽しい時間が過ごせたらすてきですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。