妊娠中はなぜ便秘になりやすい?
ホルモンの影響
1つ目はホルモンバランスの変化による便秘です。妊娠すると体内のホルモンバランスが変化するため、便秘になりやすくなります。妊娠するとプロゲステロンというホルモンが多量に分泌されます。
このプロゲステロンというホルモンが腸の働きを抑制し、便秘になりやすくなると言われています。妊娠によるストレスも、便秘に悪影響を及ぼします。
子宮が腸を圧迫
2つ目はお腹の赤ちゃんが大きくなることでの便秘です。お腹(子宮)の中で赤ちゃんが大きくなるにつれて、その子宮が大腸を圧迫します。大腸の圧迫により腸の運動がスムーズに行われにくくなり、便秘が起こります。
つわりによる食生活の変化や水分不足
3つ目はつわりによる食生活の変化、水分不足から起こる便秘です。つわりでいつもの食生活と違って食物繊維不足になるなどすると、便秘になりやすくなるどころか、体調を崩して寝込んでしまうことも珍しくありません。
妊娠中は赤ちゃんに水分が回りがちになり、水分の排出が鈍くなることで便秘になることもあります。水分不足になると、便が体外に排出されにくくなり、お腹が常に張った状態となります。積極的な水分補給を心がけてください。
薬に頼らない便秘解消法
ハーブティーでリラックスしながら便秘を改善
温かいハーブティーはリラックス効果もあり、体を暖めることで便秘の解消につながります。またノンカフェインなものが多く、妊婦さんの体にも安心です。気軽に始められますので、便秘に効果的な嬉しいハーブティーを選んでみてください。
よく「便秘に効くツボ」などが特集されたりしますが、妊娠中は控えてください。赤ちゃんがお腹にいる時の体は思った以上に弱っています。
ツボ押しで刺激することは禁物です。規則正しい生活を送って、毎日の生活リズムを整えることで体が排便のタイミングを覚え、便秘の解消となっていきます。
まとめ
参考になりましたでしょうか。まずは薬に頼らない解消法を試していただき、それでもあまり効果がない場合には我慢せず医師に相談しましょう。ご自身と赤ちゃんのためにもお体お大事にしてくださいね。
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