妊娠初期の発熱

妊娠初期症状の可能性

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妊娠している場合、妊娠超初期の症状として体温が上がることがあります。女性は排卵後に分泌が増加するプロゲステロンというホルモンの働きによって高温期になります。

普段の生理前ですと、生理が始まるとプロゲステロンの分泌は低下するため生理が始まると体温は下がります。ですが、妊娠するとプロゲステロンは分泌され続けるため体温は下がらず高温期が続きます。

体温には個人差はありますが、だいたい低温期との差が0.3度から0.5度ぐらいのことが多いです。高温期になり始めるのは排卵後からなので妊娠週数でいくと妊娠2週目からです。高温期が2週間以上続く場合は妊娠の可能性が考えられます。

また、妊娠初期の高温期では体温が37度前半ぐらいになり微熱っぽく風邪をひいたような感じがすることもあります。その他にも妊娠初期の症状としては頭痛や吐き気、腹痛、胸の張りなどが出ることもあります。

ですがこの症状だけで妊娠と判断することは難しいので、妊娠している可能性がある場合は妊娠5週目以降(生理予定日1週間後)には妊娠検査薬が使えるため、きちんと検査して確かめてくださいね。

体験談:熱っぽく風邪のような感じだった

はらぽこりさんからの体験談:
妊娠したのは秋頃だったのですが少し体温が上がったのか少し熱っぽく、なんだか風邪をひいたみたいな感じでした。

一枚普段より多めに羽織ものを持ち歩いたり、足元はいつもならパンストにヒールでしたが靴下をはいてスニーカーにしてみたりと体調にあわせた服装にしていました。

妊娠中の細菌性の風邪による発熱

赤ちゃんに影響はないの?

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まず細菌性とウイルス性の風邪の違いですが、細菌は基本的には1つの臓器にしか感染しません。それに比べウイルスは複数の臓器に同時に感染しやすいという違いがあります。

そのため、細菌性の場合はのどの痛みや鼻水など1つの症状が出ることが多く、ウイルス性の場合はこれらの症状がいくつか出ることが多いです。細菌性の風邪の場合は抗生剤を使って治療をする必要があり、ウイルス性のものより症状が長引くことがあります。

また、妊娠中は免疫力が落ちているため風邪にもかかりやすくなります。ですが、細菌性の風邪もウイルス性の風邪も直接胎盤を通って赤ちゃんに影響を及ぼすことはありません。

しかし、40度以上の高熱が続くと羊水の温度があがって胎児の心拍数が増えたり、妊娠後期で咳が頻繁に起こるとお腹の張りが早産に繋がったりするなど注意が必要なこともあります。

薬は飲めるの?

薬は妊婦さんにも使えるものを病院で処方してもらうことが可能です。細菌性の風邪の場合は、その細菌に合った抗生剤を投与することが必要ですので病院できちんと処方してもらうことが大事です。

市販の風邪薬にはいろいろな成分が含まれており、中には赤ちゃんに影響があるものもありますので自己判断で使用するのはやめておいてくださいね。

受診するなら内科、産婦人科?

これは症状にもよりますので、まずはかかりつけの産婦人科に相談をしましょう。産婦人科に直接行くと他の妊婦さんにうつしてしまうこともあります。いきなり内科に行っても内科の先生が妊婦さんに何の薬を処方して良いかあまりわからないこともあります。

ですのでまずは電話で産婦人科に連絡をし、症状を伝えた上で受診方法などを教えてもらいましょう。

妊娠中のウイルス性の病気による発熱

赤ちゃんに影響はないの?

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ウイルス性の風邪の場合もウイルス自体が胎盤を通って赤ちゃんに直接影響することはありません。通常は細菌性の風邪よりも短期間で治ることが多いです。ですが妊娠中は免疫力が低下している影響で風邪の症状が長引くことがあります。

また、細菌性の風邪と同様に40度以上の高熱が続く場合、羊水の温度も上がってしまうため胎児の心拍数があがるなどの影響が出ることがあります。また、咳が出てお腹が張るというのはよくあることですが、これがあまりに頻繁な場合、早産の原因となることもあります。

基本的にこれらの風邪の症状が2~3日でおさまる場合はあまり心配はいりません。ですが症状が長引いたり、ひどくなったりする時は、ただのウイルス性の風邪ではなく、感染症である可能性もあります。

もしも、サイトメガロウイルスやトキソプラズマウイルスなどの感染症にかかった場合は赤ちゃんに影響が及ぶことがあります。ですので、発熱などの症状がいつまでも続く場合は早めに受診をしてくださいね。

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薬は飲めるの?

細菌性の風邪の場合と同様で妊婦さんでも使える薬はあります。妊娠中に使われる解熱鎮痛剤ではカロナールというものが処方されることが多いです。その他の症状に対しても妊娠中に使える薬を処方してもらえるのできちんと受診をして薬をもらいましょう。

また、妊娠前には発熱時や痛みがある場合にロキソニンを飲んでいたという人もいると思います。ですが、ロキソニンは妊娠後期に飲むと胎児の動脈管が閉じてしまう危険性があるため妊娠中は飲まないようにしましょう。

その他の市販の風邪薬にもいろいろな成分が含まれているため妊娠中に自己判断で服用するのはやめておいてくださいね。

受診するなら内科、産婦人科?

ウイルス性の風邪の場合もまずはかかりつけの産婦人科に電話をしましょう。そこで症状を伝え受診の必要性の有無や何科を受診すべきかなどのことを確認してください。

総合病院などの大きな病院ですと産婦人科に連絡すれば他の科の医師との連携もスムーズにいく場合も多いです。受診するかどうか迷った場合も遠慮せずにかかりつけの産婦人科に連絡しましょう。

まとめ

いかがでしたか?妊娠中に風邪を引くといろいろ不安になりますよね。妊娠中に風邪をひいても飲める薬はありますので辛い時は無理をせず病院に連絡をしてくださいね。

また、人混みに行く時はマスクをする、手洗いうがいをしっかりするなど日頃からの予防も心がけてくださいね。

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