目次
- ▼ヨシタケシンスケってどんな人?どんな絵本を描くの?
- ▼ヨシタケシンスケの絵本をご紹介します!
- ▼【1】りんごかもしれない|ヨシタケ シンスケ
- ▼【2】もう ぬげない|ヨシタケ シンスケ
- ▼【3】りゆうがあります|ヨシタケ シンスケ
- ▼【4】ふまんがあります|ヨシタケ シンスケ
- ▼【5】ぼくのニセモノをつくるには|ヨシタケ シンスケ
- ▼【6】このあと どうしちゃおう|ヨシタケ シンスケ
- ▼【7】あるかしら書店|ヨシタケ シンスケ
- ▼【8】つまんない つまんない (MOEのえほん)|ヨシタケ シンスケ
- ▼【9】なつみはなんにでもなれる|ヨシタケ シンスケ
- ▼ヨシタケシンスケの本(スケッチ集・エッセイ)をご紹介します!
- ▼【1】しかもフタが無い|ヨシタケ シンスケ
- ▼【2】ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操|ヨシタケ シンスケ
- ▼【3】そのうちプラン|ヨシタケ シンスケ
- ▼【4】結局できずじまい|ヨシタケ シンスケ
- ▼【5】せまいぞドキドキ|ヨシタケ シンスケ
- ▼【6】新装版 じゃあ君が好き|ヨシタケ シンスケ
- ▼(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
ヨシタケシンスケってどんな人?どんな絵本を描くの?
子育て中のパパであり、ユニークな世界観を持つ絵本作家

児童書の挿絵や日常を切り取ったイラストが人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんは、1973年生まれで神奈川県茅ケ崎市出身です。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コースを修了し、現在は2児の父でもあります。
ヨシタケシンスケさんの描くイラストはゆるくて味があり、見る人の想像力をかきたてます。大人も色々と想像しながら楽しく読めて、子どもに読ませるだけではもったいないと評判なんですよ。
電車の中で読んでいたら思わずくすりと笑ってしまったり、この後どうなるんだろう?と気になったり…、大人でもつい引き込まれてしまいます。
「発想をずらす」ことを大切にしているとインタビューで語ったヨシタケシンスケさんの、ユニークな世界観が話題となっています。
絵本大賞で数々の賞を受賞
ヨシタケシンスケさんは、2013年発売の『りんごかもしれない』で絵本デビューし、「第6回MOE絵本屋さん大賞」で第1位となりました。
2014年には『ぼくのニセモノをつくるには』で、「第4回街の本屋さんが選んだ絵本大賞」第2位、「第2回長野県絵本大賞」コンテンポラリー部門大賞を受賞。
2015年発想絵本の創作活動において「第8回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」も受賞し、みんなのうたで放送されたピクソンの「恋なんです」では、初のアニメーション作品として動く絵本動画を発表しています。
2016年『もうぬげない』では「けんぶち絵本の里大賞」を受賞するなど輝かしい経歴の持ち主です。
ヨシタケシンスケの絵本をご紹介します!
【1】りんごかもしれない|ヨシタケ シンスケ
子どもの想像力に笑いが止まらない!

白泉社の雑誌「MOE」のアンケート投票で決まる、第6回MOE絵本屋さん大賞で第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞した「りんごかもしれない」。2013年に発行されて話題となった、ヨシタケシンスケさんのデビュー作です。
テーブルの上にりんごがひとつあります。それは、りんごに見えるけどりんごじゃないかもしれない。りんごじゃなければそれはなんだ?さくらんぼの一部かもしれないし、宇宙から落下してきた星なのかもしれない。
ひとつのりんごから始まる壮大な妄想ストーリーに、大人も子どもも好奇心をかき立てられる内容の絵本です。
この絵本のおすすめポイント
りんご一つで色々なことが考えられるんです。子どもの想像力は無限大であるということを思い知らされる、とてもユーモアのある作品です。
大人になると、これはこういうものだ、こう使うものだと決めつけてしまっていることも多いと思います。例えばおもちゃがあったら子どもは自由な発想で色々な遊び方を試してみますが、大人は「違う、正しくはこうやって使うんだよ」と口を挟んでしまうことってありますよね。
ぜひこの本を読んで柔軟な発想をしてみてください。当たり前のことも、面白く感じてくることでしょう。
口コミ
・「かもしれない」という言葉に隠された無限の可能性を親子で楽しみました。
・一つのことに対していろいろな見方ができるんだよ、いろいろな見方をしてもいいんだよと教えてくれる絵本です。
・子どもはらんご、りんご、るんご…と言葉遊びの部分が気に入っているようです。
【2】もう ぬげない|ヨシタケ シンスケ
着替えに手間取る男の子、ズボンも脱げず、もうお風呂には入れない…!?

ある日、服が脱げなくなってしまった男の子。大人なら簡単にできることなのですが、まだ小さい子どもにとって、自分で服を脱ぐことは一大事です。
ぬぎたいけどぬげない。さて、どうしたことか…男の子はこの後どうなってしまうのでしょう?考えを巡らせた挙句、ズボンから先に脱ぐという方法も試してみますが、余計に大変なことになってしまいます。最初からくすっと笑える始まりですが、ラストのオチでは思わず声を出して笑ってしまうかも!?
この絵本のおすすめポイント
表紙の丸いお腹が顔のように見えて、なんともかわいらしいこちらの絵本。お子さんがいる家庭で、着替える時に顔が引っかかって脱げなくなることは日常のあるあるかもしれません。
しかし、その日常の一コマがこんなにおもしろくなるのか!と大人もついつい笑ってしまいます。子どもって、服が脱げないことにもこんなに真剣に悩んでしまうんですね。
インパクトのあるイラストと、お母さんと息子のやりとりがかわいらしくて面白い一冊です。
口コミ
・ページをめくるたびに笑えるので、読み聞かせが止まってしまいます。
・子どもと一緒に読んでいると、自分と同じだと言って喜んでいます。
・子育てをしているなかで「イライラ」の原因になりかねないことでも、笑いに変えてくれるこの絵本が大好きです。
【3】りゆうがあります|ヨシタケ シンスケ
子どもの行動には、全て理由がある!?

表紙の鼻をほじっている男の子は、お行儀が悪いとお母さんに怒られてしまいます。鼻をほじるのはだめって言われているけれど、理由があれば鼻をほじってもいいんじゃない?
だめなことを正当化するための屁理屈を子どもなりに考え、理由をつけて怒られないようにするという、なんとも憎らしく愛らしい男の子の思考が描かれています。想像上の生き物が登場したり、絶対にありえないような妄想にまで発展してしまったりするのが、ヨシタケシンスケさんの面白いところです。
最後には男の子からお母さんの癖も指摘されてしまいますが、お母さんはなんて答えるのでしょうか。
この絵本のおすすめポイント
子どもがダメなことをしてしまったとき、ついつい頭ごなしに叱ってしまうことってありますよね。でも、子どもには子どもなりに、それをやめられない理由があるんです。
子どもって、こんなことを考えているんだ!ズボンで濡れた手を拭くのも、ついつい貧乏ゆすりをしてしまうのも、こんな理由があったんだ!
この本を読むと頭ごなしに叱るのではなく、なぜそれをしたのかまずは話を聞いてみたくなります。そして、してはダメな理由を説明するということができるようになるかもしれません。
口コミ
・子どもの理解不能な行動がかわいらしく思えるようになりました。
・子どもの癖を見つけたときに、どんな理由があるのか聞いてみたくなりました。
・大人にも子どもにもそれぞれ「りゆうがある」ということが伝わる絵本でした。お互いの立場を思いやることができ、心が穏やかになれる絵本です。
【4】ふまんがあります|ヨシタケ シンスケ
子どもの不満を上手に解決する方法

上でご紹介した「りゆうがあります」に続いてご紹介するのは、「ふまんがあります」です。子どもにだって、色々と不満があるんです。このお話の主人公は女の子で、怒っていてパパに文句を言いに行くところからお話が始まります。
どうして子どもは大人より早く寝なくちゃいけないの?どうしてお風呂の時間が決められているの?ずるい!そんな不満を大人の都合を隠して納得させてしまう、そうくるか!と笑ってしまう作品です。
この絵本のおすすめポイント
大人なら理由がわかることでも、子どもには理解ができないことはたくさんありますよね。なんで?どうして?と、よく聞いてくるお子さんも多いと思います。
現実的な答えを教えても納得はしてもらえないでしょうし、なんで?どうして?は止まりません。そんな時は、ファンタジーな答えを伝えて子どもにワクワクしてもらいましょう!声を出して笑ってしまう答えがたくさん出てきますが、ラストの女の子の答えにはほっこりしてしまいますよ。
口コミ
・子どもの不満に対するパパのうまい切り返しが楽しいです。
・大人になると忘れてしまう、子どもながらの不満を親子で楽しみました。確かに子どもの頃は不満だった!ということも思い出させてくれます。
・子育てで疲れたりいらいらしてしまったりしたときに読むと、心が落ち付きます。
【5】ぼくのニセモノをつくるには|ヨシタケ シンスケ
ニセモノロボと一緒に自分のことを知っていこう

宿題とかお手伝いとか、やらなくてはいけないことがあるんだけどしたくない。ぼくのニセモノがしてくれたらいいな。そんなことを考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
自分のやりたくないことをやってもらうためにけんたが作ったニセモノロボは、ホンモノになりたくてけんたのことをどんどん調べていきます。ぼくの得意なこと、苦手なこと、ロボットを通じて自分を知っていくぼく。ニセモノロボは、ぼくの立派なニセモノになれるのでしょうか。
この絵本のおすすめポイント
ロボットに自分のことを理解してもらうために、男の子が一生懸命自分のことを話していきます。自分って、どんな自分なんだろう?自分らしさって一体なんだろう?自分のことは自分が一番知っているはずなのに、人に話すのってけっこう難しいし面倒くさい、でも面白くもある。
親子でこの本を読み、主人公のように自分のことを客観視して分析してみてはいかがでしょうか。「ぼくはぼくなんだ。」と、哲学的な結末がすんなり頭に入ってくる一冊です。
口コミ
・主人公を自分にあてはめて、読むたびに子どもが分析をしていて楽しいです。
・主人公の男の子が自分のことを深く掘り下げていく様子を見ていると、大人でも「自分」について考え直すきっかけになります。
・細部まで丁寧に描かれたイラストがお気に入りです。
【6】このあと どうしちゃおう|ヨシタケ シンスケ
おじいちゃんが残した1冊のノートから死について考える

子ども向けの児童書ながら、死をテーマにしている珍しい絵本です。おじいちゃんの死と向き合った男の子が、「死ぬ」ということを考えていきます。
おじいちゃんが生きている間に書き留めた「このあとどうしちゃおう」ノートを見て、「おじいちゃんはしぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?」と、おじいちゃんの気持ちを考えながら、死に対する思いを巡らせます。
いつものヨシタケシンスケさんの描く無心に笑える絵本とは一味違う一冊になっています。
この本のおすすめポイント
子どもに死を説明するのはとても難しいことですよね。子どもが初めて死を感じるときは、身近な人の死に直面したときが多いのではないでしょうか。
こちらの絵本は、親しみやすいヨシタケシンスケさんのイラストと共に、死というものを子どもと一緒考えるのにふさわしい内容になっています。
年齢によっては死を理解するために恐怖を感じてしまうお子さんもいるようなので、寝かしつけの時間に読むのはあまりおすすめしません。明るい昼間の読み聞かせがいいでしょう。
口コミ
・身近な人の死に直面した私たち家族には、前向きに生きていける勇気をもらえた絵本でした。
・死というものをはっきりわかっていない子どもに伝えるにはぴったりでした。残された人間にもメッセージがあり、子どもも死を怖がらなくなったようです。
・取り扱うテーマは重いですが、ヨシタケシンスケさんのかわいらしいイラストで楽しく読めました。
【7】あるかしら書店|ヨシタケ シンスケ
「あったらいいな」がそろっている本屋さん

町はずれにある「あるかしら書店」は、お客さんの「あるかしら?」に「ありますよ!」と応えてくれるユニークな本屋さんです。毎日色々な理由で本を探しにお客さんがやって来ます。
この書店は「本にまつわる本」の専門店で、月明かりの下でしか読むことができない「月光本」や「読書サポートロボ」「二人で読む本」など「あったらいいな」という、夢いっぱいの本の楽しみ方を紹介しています。丁寧に対応してくれる店のおじさんも素敵で、おじさんの本への愛情も伝わってきます。
この絵本のおすすめポイント
大人も子どもも、年齢と問わず本っていいなと思える1冊です。読み終わったら早速本屋さんに行きたくなるかもしれませんね。
かわいいイラストはもちろん、「わかるわかる、あるある」と共感できるユニークな発想を期待するヨシタケシンスケさんのファンにとっては、期待を裏切らない楽しい内容です。
親子で「こんな本があったいいな」と話し合ってみるのもいいですね。あるかしら書店には、もうすでに置いてあるかもしれませんが。
口コミ
・ページをめくるたびに、本好きにはたまらない笑いのエッセンスがあるので、思わずニヤッと笑いながら読んでしまいます。楽しい時間の中で自分を肯定できる晴れやかな気分になります。
・子どもというよりは本好きの大人向けの絵本かもしれません。ゆっくりと笑いの癒し時間が過ごせます。
【8】つまんない つまんない (MOEのえほん)|ヨシタケ シンスケ
「つまんない」を「おもしろい」にするには?

表紙のつまらなさそうな子どものイラストに、思わずクスッと笑いがこぼれる一冊です。いつもとどこが違うからつまらないんだろう?ちょっと変えてみたら、おもしろくなるのかな?つまらない日常を、子どものユニークな目線でどうすればおもしろくなるのかと一生懸命考えていくストーリーが楽しめます。
年齢に関係なく、「つまらない」ということをキーワードに繰り広げられる世界観のおもしろさに夢中になりますよ。
この絵本のおすすめポイント
読んだ後には、発想を転換することの大切さや、物の見方を変えれば楽しくなるということなどを、改めて考えさせられます。同じ状況でも考え方ひとつでおもしろくなったり、つまらなくなったり…。
男の子がつまらないといっているのに、読んでいる側からするとなんだかとっても面白いというのもなんだか不思議です。ストレートに道徳的なことを書き知らせず、自然に大切なことを思い出せてくれるところが、ヨシタケシンスケさんの絵本の魅力の一つですよね。
口コミ
・小さな子どもにも分かりやすい表現で、笑える絵本です。
・つまんないだけでここまで広がる話に、親子で楽しめました。爽快なラストに子どもが喜んでいました。
・子どもがラストシーンをとても気に入って、大笑いでした。
【9】なつみはなんにでもなれる|ヨシタケ シンスケ
主人公なつみとお母さんの楽しいやり取り

「これなーんだ」と、得意げに何かの真似をしてお母さんに当てさせようとする、子どもがよくやる日常生活の中での遊びを切り取ったストーリーです。読み手側も一体なつみちゃんは何の真似をしているのかが気になって、ページをめくることがどんどん楽しみになりますよ。
「いいこと考えた!」と得意げな主人公のなつみちゃんと、遊びに参加しながらもちょっとドライな対応のお母さんとの温度差やテンポのよさが笑いを誘います。
この絵本のおすすめポイント
子どもならではの柔軟な発想や、大人との物の見方の違いに「なるほど」と思わず感心しながらも楽しんで読める絵本です。
子どもに読み聞かせてあげれば、答えを当てるゲーム感覚で何度も楽しめます。子どもの「なんにでもなれる!」というパワーや情熱を感じる一冊です。読み終わったあとに家族で同じようなゲームをしてみたら、盛り上がれそうですね。お父さんやお母さんも子どもに負けずに出題してみましょう。
口コミ
・とても面白い絵本で笑えました。親子の日常会話に、思わずあるある!と楽しみながら共感できる内容がいっぱいです。
・小学2年生の子どもに読み聞かせをしたら大ヒットでした。なつみの出す問題はどれも子どもたちの心をしっかりとつかむようで、高学年の子ども達も楽しんでいました。
ヨシタケシンスケの本(スケッチ集・エッセイ)をご紹介します!
【1】しかもフタが無い|ヨシタケ シンスケ
日常でよく起こる場面が詰まったスケッチ集

こちらは児童書ではなく、ヨシタケシンスケさんの描くイラストや文章が収録されているスケッチ集です。
上でご紹介した児童書を読んで、ヨシタケシンスケさんの独特なセンスが好きになった方にぜひおすすめしたい一冊です。
日常でよく起こりうるけれど、あえて取り上げることもないくらいのちょっとした場面のオンパレードです。くすっと笑ってしまったり、共感したり、疲れているときにポジティブな気持ちになれたり…ヨシタケシンスケさんのアイデアやメモ、愚痴などがギュッと詰まった一冊になっています。
子どもが寝た後に読んで、クスリと笑って穏やかな気持ちになってみてはいかがでしょうか。
口コミ
・電車の中では決して読まない方がいい本です。独特の表現に笑いが止まりませんでした。
・日常の何気ないことをヨシタケさんの視点とシュールなイラストで描いてあります。共感できることもあれば、ひたすら笑いが止まらないこともあり、ヨシタケワールドに浸ってしまいます。
【2】ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操|ヨシタケ シンスケ
最初から最後までゆるく面白いイラストで癒しの時間

ヨシタケシンスケさんお得意のあるあるネタがたくさん詰まった、ネタ帳のようなスケッチ集です。会社勤めをしていたヨシタケシンスケさんが、仕事の間をぬって描き溜めたスケッチを作品集にして自主制作した作品「デリカシー体操」に新たに加筆して復刊されたものです。
あたたかいイラストと、それに添えられるちょっとしたひとことが読む人をほっこりさせてくれる作品です。時間のある時に何も考えずにぼんやり眺めているだけでも飽きません。
口コミ
・作者の素晴らしい観察眼で描かれた何気ない日常の一コマはどれも素晴らしく、感心しながらも笑ってしまいます。
・ページをめくるたびにかわいらしいイラストがたくさん描かれていて、癒されます。
【3】そのうちプラン|ヨシタケ シンスケ
あなたのそのうちプランはなんですか?

こちらもヨシタケシンスケさんの描く言葉とイラストが詰まったスケッチ集です。表紙の絵のように、脱力系キャラクターがおもしろくて癒されます。たまにドキリとさせられるような言葉もあり、ヨシタケさんらしさ全開ですよ。
シュールで笑ってしまう内容と、目の付け所に感心してしまう内容のバランスがとても良い作品です。お子さんとお話ししている時、お子さんのそのうちプランを聞いてみましょう。大人にはない発想に驚かされるかもしれませんよ。
口コミ
・毎日読みたいくらい癒されます。
・ゆるい落書きのようなイラストとは裏腹にトゲのあるコメントがあったり、はっとさせられる内容だったりで、すっかりはまってしまいました。
・ちょっとしたすきま時間に気軽に読むのにおすすめの一冊です。
【4】結局できずじまい|ヨシタケ シンスケ
できそうでできない、イラストエッセイ

こちらのイラストエッセイは、簡単なことなのにできそうでできない、自分のできないことがまとめられた一冊です。「できない」と言うと、後ろ向きなイメージがついてしまいますね。しかしこの本は誰もがなんとなく感じていて共感することだらけなので、思わず「そうそう!」と口に出してしまいます。
お子さんが失敗してしまったり、できないと諦めたりすることが多くなったら、ぜひこの本を手に取ってみてください。大人になってもできないことはできないんです。できないことに目を向けるのも必要かもしれませんが、できることがこんなにあるんだと気づくのも大切なことかもしれませんね。
口コミ
・自分ができないことも載っていました。みんな苦手なことがあるんだと励まされます。
・共感できる内容がたくさんあり、笑ってしまいました。
・深く考えることなく、気軽に楽しく読める内容です。
【5】せまいぞドキドキ|ヨシタケ シンスケ
狭所マニアの笑えるイラストエッセイ

日常生活のワンシーンを、ユニークなものの見方で切り取ることがうまいヨシタケシンスケさんのイラストエッセイです。
子どもはもちろん、大人でもなぜかせまい所が好きな人はいますよね。そんな人には「わかるわかる!」と共感でき、笑いがこぼれる一冊です。
自身が「せまい所に入るとなぜだか無性に興奮する」というヨシタケシンスケさん。せまい店やせまい車の中など、狭所マニアならではのあるあるや妄想について描いています。
同じ物でもヨシタケシンスケさんの目にはこんな風に映るんだと発想の豊かさに驚かされ、人気のユニークな絵本が誕生する所以を感じます。
口コミ
・ヨシタケさんの視点が面白いので親子で夢中です。一緒にせまいところを探しながら楽しんでいます。
・せまいから膨らむ発想力に脱帽!笑えます。
・日常生活での何気ない一コマが丁寧にイラストにしてあり、共感しながら読んでいます。
【6】新装版 じゃあ君が好き|ヨシタケ シンスケ
「好き」の理由はなんですか?

日常の気になる一瞬を切り取る形のイラスト集です。エッセイや絵本ではありませんが、ほのぼのとして力が抜けるイラストと、ユニークなものの見方が楽しめます。
ストーリーはないのに、日常に埋もれてしまいがちな小さな感情や何気ない景色に余韻を感じ、なぜか共感したり考えさせられたりして引き込まれてしまう一冊です。
ヨシタケシンスケさんの絵本は子どもから大人まで楽しめるストーリーが魅力的です。でもこちらは、小さな幸せを楽しむ余裕を忘れ、少し力を抜きたい大人にこそぜひ手に取ってほしいイラスト集です。
口コミ
・イラスト、内容ともに楽しめるのでお気に入りです。
・日常のなにげない風景が描かれていて、ひとことコメントにも思わず笑える内容がたくさんあります。
(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
Amazon・楽天の絵本人気ランキングは以下のリンクからご確認いただけます。お気に入りの絵本選びの参考にしてください。
まとめ
ヨシタケシンスケさんの著書は、ゆるくてかわいらしいものばかりですよね。内容もとても読みやすくて、つい引き込まれてしまいます。子ども向けの児童書でも、対象年齢は大人まで。親子で一緒に楽しめる本ばかりです。
日常をおもしろおかしく切り取ったヨシタケシンスケさんの描く本は、一冊読むとまた別の本をすぐに読みたくなってしまう魅力にあふれています。
大人が楽しみたい、子どもに読んであげたいと思った方は、ぜひ今回おすすめした作品を手に取ってみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。