目次
- ▼離乳食のりんごはいつから食べる?
- ▼ りんごに含まれる栄養
- ▼りんごを食べさせる時の注意点
- ▼りんごの選び方
- ▼りんごの下ごしらえ
- ▼りんごを使った離乳食後期におすすめレシピをご紹介します!
- ▼【1】電子レンジで簡単、りんごの甘煮【離乳食中期~】
- ▼【2】簡単☆煮るだけ♪さつまいも&りんご
- ▼【3】バナナとりんごのプリン☆離乳食
- ▼【4】離乳食後期初め☆バナナとりんごのホットケーキ☆
- ▼【5】離乳食後期~かぶとにんじんのりんごおろし和え
- ▼【6】離乳食後期◎にんじんとりんごの卵焼き
- ▼【7】離乳食後期 さつまいもと2種野菜のりんご果汁スープ
- ▼【8】HM・離乳食後期|りんごのヨーグルト蒸しパン
- ▼【9】離乳食後期◎りんごと白菜のおかゆ
- ▼【10】離乳食後期◎豆腐のりんごジャムかけ
- ▼【11】離乳食☆HM使用の炊飯器で簡単!林檎ケーキ
- ▼りんごを使った離乳食完了期におすすめレシピをご紹介します!
- ▼【1】赤ちゃんにも*すりリンゴの寒天ゼリー**
- ▼【2】【離乳食後期】りんごと人参のレモン煮
- ▼【3】【離乳食】くるくる手作りジャムサンドロール♪
- ▼【4】離乳食後期☆9ヶ月さつまいもりんごのデザート風
- ▼(ご参考)コズレ会員「ベビーフード」ランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の「ベビーフード」売れ筋人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
りんごを食べさせる時の注意点
固いため食べやすい工夫が必要
離乳食後期になると手づかみ食べをするようになり、歯茎でつぶせる程度の固さのものを食べることが出来るようになります。
しかし、大人が食べるように切ったままのりんごを食べるにはまだ早いため、すりおろしたり加熱して柔らかくしたりと食べやすくする工夫が必要になります。生のまま食べる時はみじん切りなど小さくカットしたものから始めると良いですね。
茶色い変色を防ぐためには?
りんごに含まれるポリフェノールはとても抗酸化作用が高く、切り口が空気に触れると酸素と結合してすぐに赤くなります。そのため、切ってすぐに塩水やレモン汁をかけると酸化を防ぎポリフェノールの減少を防ぐのが一般的です。
しかし、離乳食の場合レモン汁は完了期頃から使用可能で、塩水も嫌がる子どももいるので、なるべく食べる直前に用意するようにすると良いですね。
りんごの選び方
りんごの鮮度はツルに注目しましょう
ツルが太くて立派なりんごは、それだけ栄養をたっぷりと吸っているおいしいりんごだと言えます。
また、そのツルが元気なものはそれだけ新鮮であり、ツルがしなびている場合は少し古くなったりんごであるといえます。そのため、買う時にはぜひツルに注目して選んでみてくださいね。
同じサイズの場合は重いものを選びましょう
同じくらいのサイズのりんごは手に取ったときに重みを感じるほうが、しっかりと実が詰まっていておいしいりんごだといえます。
スーパーなどで買うりんごに迷った場合は、手にとってみて重みを確認するとよりおいしいりんごが選べますよ。
りんごの下ごしらえ
加熱の仕方は?
すりおろしりんごの場合は、すりおろした後に電子レンジで約30秒温めるだけで火が通ります。皮は食べにくいため離乳食ではあまりおすすめできません。なるべく取り除いてあげましょう。
角切りりんごを電子レンジで加熱する場合の目安は500Wで約1分です(1/4個)。加熱が足りないと感じる時は10秒ずつ増やして調整しましょう。加熱後に袋に入れて、上からのし棒などで押すと簡単にペースト状になるので使いやすいですよ。
冷凍保存できる?
冷凍保存には冷凍可能なフリーザーバッグなどが便利です。ペースト状にしたりんごをフリーザーバッグの中で薄く平らにしてから冷凍すると、使う時に使う分だけ折って取り出すことが出来ますよ。
または、製氷皿に1回分ずつ入れて冷凍しても使いやすいですね。
調理に便利な調理道具は?
離乳食後期でも他の食材と混ぜたり離乳食の上に載せたりと、りんごはすりおろして使うことが多いので、目の細かいおろし器があると便利です。
りんごジュースを作る際にはガーゼなどを使うと簡単に繊維をこすことができますよ。
りんごを使った離乳食後期におすすめレシピをご紹介します!
りんごの好き嫌いを調査しました!結果は?
コズレの行った調査によれば、「好きな果物は何?」という質問に対して、りんごが好きな子どもは43%(男の子:48%、女の子:39%)。「嫌いな果物は何?」という質問に対して、嫌いな子どもは5%(男の子:6%、女の子:5%)という結果となりました!
好きな果物ランキングの3位ですが、嫌いな果物ランキングでも3位にランクインしました。
子どもがりんごを嫌いという方は、以下でご紹介するレシピを参考に、いろいろな食材との組み合わせや調理法で、克服できるよう工夫してみてはいかがでしょうか。
【1】電子レンジで簡単、りんごの甘煮【離乳食中期~】
レンジ調理でコンポート!酸味を和らげて甘味もプラス!

一口大のりんごを耐熱皿でチンするだけで即席コンポートの出来上がりです。りんごだけの味で十分甘みがあるので、子どもも喜んで食べてくれることでしょう!
酸味が苦手という子どもには電子レンジで温めてあげると酸味が弱まり、食感もシャクシャクとして食べやすくなります。あたためる時間で歯ごたえが変わってくるのでぜひお試しを。ヨーグルトにかける粗いペースト状にもできます。
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【2】簡単☆煮るだけ♪さつまいも&りんご
大人も大好きなスイーツになります

甘いさつまいもにりんごの酸味を加えた秋にぴったりの一品です。さつまいもは水にさっとさらして、小さめの乱切りに。りんごも皮をむいて小さめに切ります。
鍋にさつまいもとりんご、水を加え中火で加熱します。アルミホイルで落し蓋をして、たまにかき混ぜながら、水分がなくなるまで煮詰め、さつまいもとりんごが柔らかくなったら火を止めます。冷めたら出来上がり!
大人が一緒に食べてもおしゃれなデザートです。お弁当のデザートとして、ピクニックや外出先に持って行きやすいのも魅力的ですね。さつまいもは腹持ちが良いのでおすすめですよ。
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【3】バナナとりんごのプリン☆離乳食
バナナと一緒に甘み&栄養価もアップ!

まず、りんごをすりおろし、バナナは食べやすい大きさに刻んでおきます。離乳食用プリンの素に、りんごとバナナを加えます。
容器に入れて、冷蔵庫で1時間ほど冷やして固めれば完成です。
市販の離乳食用プリンの素を使うので、とっても手軽に栄養が摂れるプリンです。加える食材を変えれば、おやつの幅も広がりますね。大人も一緒に食べられます。
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【4】離乳食後期初め☆バナナとりんごのホットケーキ☆
手づかみ食べの練習にも

ご飯としても、おやつとしても食べられるホットケーキ。果物を加えると自然な甘みでおいしく食べられます。
粉ミルクをいつも通りに作っておきます。バナナとりんごは食べやすい大きさに刻みます。ホットケーキミックスに調乳ミルクを少しずつ加えながら混ぜ合わせ、バナナとりんごも入れて混ぜます。それをフライパンで両面焼いたら完成です。
バナナやりんご以外にも、さつまいもやかぼちゃ、にんじんなどを使ってもおいしいです。また、粉ミルクの代わりに豆乳やアレルギーの心配がなければ牛乳を使ってもいいですね。ラップで個別に包めば冷凍保存もできますよ。
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【5】離乳食後期~かぶとにんじんのりんごおろし和え
胃腸にやさしく栄養たっぷりなおかず

かぶは甘くて胃腸に優しく、子どもにぴったりな食材です。そんなかぶを使ったレシピのご紹介です。
にんじんを5mm角に切り、電子レンジで3分ほど加熱しておきます。鍋に加熱したにんじんとかぶ、鶏ひき肉を入れ、水をひたひたになるぐらいに入れて弱火で10分加熱します。
そこへ、すりおろしたりんごを入れます。材料がひたひたになるくらいに水分があるのを確認して、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけたら完成です。
鍋で煮る時に水分がなくならないように気をつけて、こまめに水を足すようにしてください。
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【6】離乳食後期◎にんじんとりんごの卵焼き
甘くておいしいふんわり卵焼き

卵や乳製品のアレルギーの心配がなくなったら、栄養のある卵焼きはいかがでしょうか。離乳食が終わっても、ずっと食べられるメニューです。りんごの水分でふんわり焼きあがりますよ。
にんじんとりんごをすりおろし、ふんわりラップをかけて、電子レンジで2~3分加熱します。にんじんとりんご、卵、粉ミルクをよく混ぜます。フライパンにバターをしいて、卵液を入れ、大きくかき混ぜます。固まってきたらオムレツ状に形を整えて完成です。
卵を焼いて食べやすい大きさに切ったら、火が中まで通っているか確認してくださいね。
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【7】離乳食後期 さつまいもと2種野菜のりんご果汁スープ
野菜の冷凍ストックを使ってほんのり甘いりんご果汁入りスープ

離乳食は少しの量を毎回作るので結構面倒ですよね。野菜スープはいろいろな離乳食にアレンジしやすいので多めに作って冷凍保存しておきましょう。
まずは冷凍ストック作りです。野菜スープを作り、スープとにんじんなどの具材を別々に冷凍保存します。野菜は月齢に合わせた大きさに切りにしましょう。
他にも、さつまいもをよく洗い、皮をむかないまま圧力鍋に入れて中火にかけます。4回プシューっと、圧力が逃げたら火を止め、冷めたら皮をむいて5mm角に切ります。
カリフラワーの穂先のみを柔らかく茹でて、みじん切りにしておきます。それぞれを製氷皿に入れて冷凍保存します。
あとはお好みの量を鍋で火にかけ、解凍されたら火を止めて、りんご果汁を入れよく混ぜます。とろみの素でとろみをつけたら完成です。とろみの素を入れたら、ダマにならないように手早く混ぜてください。
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【8】HM・離乳食後期|りんごのヨーグルト蒸しパン
材料を混ぜてレンジで完成!忙しい朝にもうれしい楽ちん蒸しパン

材料はホットケーキミックスとプレーンヨーグルトとりんごのたった3つだけのレシピです。皮と種を除いたりんごを角切りにし、レンジで加熱したら生地と混ぜたらあとは蒸すだけ。
離乳食後期のりんごを使ったレシピの中でも、ダントツの人気を誇るのも分かりますね。牛乳ではなくプレーンヨーグルトを使うことでもっちり感が増し、砂糖を使わずにホットケーキミックスの控えめな甘さだけなので、さっぱりしていて暑い時期のおやつにもぴったりです。
蒸すのも蒸し器ではなく電子レンジを使えばキッチンが暑くなることもなく、また洗い物が少なく済んでいいですね。
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【9】離乳食後期◎りんごと白菜のおかゆ
お腹に優しく栄養たっぷり

おかゆをアレンジしたレシピは離乳食の定番ですが、これは白菜とりんごを使います。白菜とりんごを細かくきざみ、電子レンジで加熱しておかゆと混ぜればできあがりです。
ほんのり甘くてお腹にもやさしいおかゆは、子どもも大好きな味でしょう。白菜もりんごも旬は冬なので、あたたかいおかゆと相性抜群です。
レシピでは少量の塩を振ってもおいしいとありますが、完了期以降ならチーズを使うのもおすすめですよ。甘いものにちょっぴり塩気が加わると、味がしまってより一層おいしくなります。
白菜とりんごの組み合わせはサラダにしてもおいしいので、同じ材料を使って大人のごはんも作れて便利です。
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【10】離乳食後期◎豆腐のりんごジャムかけ
喉越しが良くシンプルで優しい甘味

りんごに砂糖をまぶして電子レンジで加熱し、同じくレンジで加熱した豆腐にかけたらできあがりのお手軽レシピです。
豆腐というと他の食材に混ぜて使われることが多いですが、このレシピは豆腐が主役です。そこにりんごジャムをかけることで、スイーツのように食べることができますね。
豆腐もりんごも離乳食初期から食べられるお腹にやさしい食材なので、風邪などで調子がいまいちのときにも喉越しよく食べられそうですね。
夏場などは冷やして食べるとさっぱりしておいしそうです。大人も黒蜜などをかけて一緒におやつタイムを過ごしても良いですね。
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【11】離乳食☆HM使用の炊飯器で簡単!林檎ケーキ
材料を混ぜて炊飯器に入れるだけの簡単調理法!

大人も子どもも朝食やおやつにうれしいりんごのケーキです。ホットケーキミックスと炊飯器を使うことで、材料も少なく誰でも簡単に作れます。
炊飯器のお釜に、生地のくっつきを防ぐバターを塗り、そこにホットケーキミックス、卵、粉ミルク、水を入れてよく混ぜます。更にみじん切りにしたりんごを加えて混ぜます。
あとは、炊飯器の早炊きコースを3回ほど繰り返したら完成です。洗い物も少なく、調理も炊飯器に任せておけば良いので、忙しい家事や育児の合間に助かるレシピですね。
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りんごを使った離乳食完了期におすすめレシピをご紹介します!
【1】赤ちゃんにも*すりリンゴの寒天ゼリー**
食欲のない時にも!親子で楽しめる寒天りんごゼリー

まず水と粉寒天を鍋に入れ、沸騰させてよく溶かしておきます。りんごをすりおろしたら、レモン汁を加えて、寒天を溶かした鍋に砂糖と一緒に入れます。
鍋の火を止めながら砂糖を溶かします。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
小さな容器にまとめて作り置きしても良いですね。このゼリーを容器から取り出して崩してクラッシュゼリーにすれば、キラキラ感が素敵なデザートになります。
ゼリーはみんな大好きですよね。そのままでもおいしいりんごですが、工夫してあげると食べる意欲が上がるので食欲がない時にもおすすめですよ。
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【2】【離乳食後期】りんごと人参のレモン煮
簡単に作れてアレンジも自在

甘くなってとってもおいしいレモン煮です。砂糖などは使っていませんが、その方がいろいろな料理やデザートに使いやすくなります。パンケーキに入れたり、ヨーグルトと混ぜたり、アレンジしてみてください。
にんじんとりんごはお好みの大きさに切ります。それを鍋に入れてからひたるくらいの水を入れ、レモン汁を加え、お好みの柔らさになるまで煮るだけです。
焦げないように弱火で煮てください。電子レンジでも作れます。耐熱容器やシリコンスチーマーに材料を入れて蓋をし、確認しながら加熱してくださいね。
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【3】【離乳食】くるくる手作りジャムサンドロール♪
お手軽手作りジャムでアレンジ広がる

にんじんとりんごのすりおろしをお鍋で煮て、あればパイナップル果汁、なければ砂糖を足せば手作りジャムの完成です。それをサンドイッチ用の食パンに塗ってくるくる巻けば、いつものサンドイッチとは一味違ったかわいらしいサンドイッチができますね。
市販のジャムは甘すぎたり添加物が入っていたりして、購入前に内容表示を吟味しなければならなくて大変ですが、手作りならそんな心配はいりません。
りんごやパイナップルの甘さだけで作ることができ、野菜を入れてもOK!野菜嫌いな子どもにも、いつものサンドイッチでは物足りないなという子どもにもおすすめのサンドイッチレシピです。
*レシピ内に使用しているパイナップル果汁のパイナップルは、アレルギー20品目食品なので、はじめてあげるときは慎重に与えてください。
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【4】離乳食後期☆9ヶ月さつまいもりんごのデザート風
チーズがアクセント!自然な甘味で食べやすい

さつまいもとりんごを薄切りにし、お鍋で煮込んで潰し、チーズを入れて赤ちゃん用ジュースで伸ばしたらできあがりです。
さつまいもやりんごは甘みがあり、そこにジュースも足したら、食べむらのある子の食も進むかもしれませんね。舌触りも良いので、離乳食をあまり食べない子でもするっと食べられてしまいそうです。
甘いものを控えたければ、牛乳や豆乳でのばすとたんぱく質も増えておすすめです。りんごはいろいろな野菜と相性が良いので、さつまいもだけでなく、かぼちゃやにんじんなどでも試してみたいですね。
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(ご参考)コズレ会員「ベビーフード」ランキング・おすすめ診断もチェック!
コズレ会員の皆様が利用したベビーフードの評価を集計。その結果をもとにしたランキングや診断をご覧いただけます。何かと手間がかかって大変な離乳食。ベビーフードは離乳食を進めるうえで助けになってくれますよ。
(ご参考)Amazon・楽天の「ベビーフード」売れ筋人気ランキングもチェック!
まとめ
りんごは子どもから大人まで食べやすく、おやつにも最適なため離乳食にはとてもありがたい存在です。栄養豊富で体にいい影響がたくさんあるりんごは、ぜひ親子一緒に食べて元気に毎日を過ごして行きたいですね。
年間を通して手軽に手に入り、下ごしらえもポイントさえおさえておけば、冷凍保存可能でいろいろなアレンジが可能なりんご。
紹介したレシピを参考に、ぜひオリジナルメニューを作り出してみてください。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。