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出産時の「会陰切開」とは?どんな時に行うのかなどを解説!
会陰切開とは?
「会陰」とは膣と肛門の間の皮膚のことを指しますが、お産をよりスムーズに進めるため、医師があらかじめ会陰を切開して出口を広げておくことを会陰切開と呼んでいます。
痛みはあるの?
会陰が裂けた場合、産後すぐはその傷でしばらく痛みが残ることもあるようですが、その後約1ヶ月ほどで消えていくことが多いそう。
感じ方はさまざまですが、こんなクチコミ*も寄せられています。


*ママの困りごとに関するWebアンケートより
※実施時期 2021年12月※n=1,332
座っている時に痛みが出やすいので、産後用ドーナツクッションなどを使ってケアする方もいます。
会陰切開は防げる?
会陰の伸びがよい場合には会陰切開をしないで済むことがあり、かつ産後の回復は早いという説もあります。
最近では、会陰切開を予防する手段として会陰マッサージをおすすめする婦人科の医師もいますが、宮本先生もそのひとり。

また、会陰切開を避けるために出産前からボディオイルや専用オイルなどでデリケートゾーンをいたわることも対策の一つなので、もしマッサージに抵抗があるという方はそのようなケア商品を検討してみるのも良いかもしれませんね。
妊婦さんもデリケートゾーンのケアってやった方がいい?
妊娠中も清潔を保つのは大切

デリケートゾーンは普段からケアしている方も多いと思われますが、特に妊婦さんがデリケートゾーンを清潔にすべき理由はどこにあるのでしょうか。

妊娠中はおりものが増えることで、普段よりもかぶれやすくなったり、免疫力も低下して膣炎にもかかりやすいので清潔に保っておくことが大切なのですね。
デリケートゾーンの洗い方
マッサージよりも気軽にデリケートゾーンをケアできる方法が、洗うこと。入浴時にはデリケートゾーン専用ソープを使って洗いましょう。
優しくなでるように「泡」で洗うことを意識しながら、膣の表面を洗いますが、膣の中まで洗う必要はありません。

そして、拭くときも、ゴシゴシとこするようなことはせず、清潔なタオルで軽く押さえて水分をとるのがポイントです。
会陰マッサージのやり方とは?
会陰マッサージは、体調が安定する妊娠28週以降、34週目あたりに始めるのが一つの目安とのこと。

会陰マッサージのやり方
1,雑菌などが入らないように、手をきれいに洗います。
2,手にオイルをつけ、デリケートゾーンに塗って保湿します。
3,膣口と肛門の間の会陰を、指2本ぐらいでクルクルとなでながらマッサージをします。
コツは血行がよくなるように、優しくマッサージすること。
解説書などによっては、膣に指を入れるやり方もありますが、怖いと感じたら無理に指を入れる必要はありません。また、お腹が張っている時はやめましょう。
顔などのスキンケアと同様にデリケートゾーンのケアも日々の積み重ねが大切です。無理は禁物ですが、体調が良ければ臨月に入ってからは毎日ケアをしても問題はありません。
実際にマッサージを始める場合には、事前に必ず婦人科医や助産師に確認をしましょう。
やってみたいと思ったら、できることからでOK!
デリケートゾーンのケアと聞くと、ちょっとためらう方もいるかもしれません。
でも、「会陰マッサージは怖いけど洗うのはできそう」「慣れたらマッサージもやってみようかな?」というように、できることや興味を持ったことからならスタートできそうですよね。
マッサージをしたからといって絶対に切開を避けられるわけではありませんが、会陰がやわらかくなることは、産後の回復や分娩時の負担を緩和することにもつながります。
落ち着いて出産を迎えるための心の準備としても、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は、会陰切開やデリケートゾーンのケア方法、手軽に使える最新ケアアイテムについて詳しくお伝えしました。
出産を迎える準備のひとつとして、無理せずできることからぜひ試してみてくださいね。
産後のカラダの回復に努めましょう
出産後は、赤ちゃんのお世話でつい後回しにしがちだけど、ママのカラダは様々なケアが大切。
産前・産後の自分のためのケアにおすすめ!ピジョンの「ME. by Pigeon(ミーバイピジョン)」

妊娠・出産は特別な期間。ママも自分を大切にして楽しんで過ごせますように。そんな想いのもと、ME. by Pigeonをつくりました
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妊娠中から使えるデリケートマッサージオイルなど、どれも妊娠中から産後まで長く使えるアイテムなので必見ですよ♪
リラックスできる香り・リッチな使い心地を楽しみながら、前向きにお産に臨めるなんていいですよね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。