チャイルドシートの選び方。「安全性」をチェックしたら、次は何を見るべき?
チャイルドシートの安全について考える際、まず確認したいのが、その商品が最新の安全基準であるR129に適合しているかどうかです。
R129は最新の安全性がある証
出典:www.katoji-onlineshop.com4つの基準をクリアした新安全基準
① 側面の衝撃からも守る前後方向の衝突試験に加え、側面からの衝突試験も追加。ドア側からの衝撃からも守るチャイルドシートであることが新基準では求められます。
② ISOFIXによる取り付けR129ではチャイルドシートを固定する方法の国際標準規格ISOFIX(アイソフィックス)が前提。シートベルトではなく、座席のISOFIXバーに装着するため、取り付けミスが起こりにくいとされています。
③ 生後15ヶ月まで後向き装着背中で受け止めた衝撃が分散されるために推奨されるチャイルドシートの「後ろ向き装着」。その期間が生後15ヶ月未満*まで延長、安全性が向上します。
④ 身長基準でより体格にフィット発育の個人差が出る体重ではなく身長を基準に。これに伴い乗り換え時期も明示。ベルトやシート全体のフィット感もアップ。
*生後15ヶ月を超えていても身長76㎝未満の場合は後ろ向き取り付けをする必要があります。※ルール改訂により、上記4項目に該当しない場合でも、R129に適合する商品もございます。あなたの家族のライフスタイルは?
安全性の次にチェックしたいのが、普段どのようにクルマを利用しているか。家族のライフスタイル次第でチャイルドシートの選び方も変わります。
コズレが実施したアンケート*ではコロナ禍の近年、クルマでの移動が増えている傾向にあることが明らかに。
感染を心配して電車やバスの利用機会が減ったと回答した方のうち7割近くが「クルマで移動する機会が増えた」と回答(下図)。

※【チャイルドシート】に関するWebアンケート
※実施時期 2021年11月
※n=595
毎日の子育てでクルマの存在が欠かせない家庭は少なくありません。
6歳までの着用が義務付けられているチャイルドシートですが、商品ごとにさまざまな機能や使い方が異なるので、どのようなシーンで使うかをイメージすることも選ぶうえでのポイントになります。
そこで、次の2つのケースを例に考えてみましょう。
生まれた1年目は特にクルマの移動がヘビーローテーション

産後の退院に始まり、実家の往復、検診など電車やバスはつらそうだから、生まれた1年目はクルマがよさそう。そう考えている場合、ベビーカーとの併用が可能で、さまざまなシーンで使い分けができるトラベルシステムが便利です。
トラベルシステムとはキャリーコットやベビーシートを使って、おクルマからベビーカー、おうちの中への移動を赤ちゃんを抱きおこすことなく行える便利なシステムのこと。
面倒なベルトの付け替えの必要がなく、おでかけがより快適になります。
保育園通いもクルマで。数年間はチャイルドシートが手放せない

また、保育園や幼稚園の送り迎えをクルマで考えているなら、回転式シートのチャイルドシートがおすすめ。
園の往復で1日に2回、それが週に何回も繰り返される子どもの乗せ降ろし。それをシートが回転することで手早くカンタンにできるので負担が少なくなってとても助かりますよ。
nunaのnext systemならライフスタイルに合わせて選べる!

世界中で延べ100万人以上に愛されているオランダ生まれのベビーブランドnuna(ヌナ)。
その中でも日本に上陸したばかりのnext system(ネクストシステム)はライフスタイル別に3通りのアイテムを選ぶことができます。
「next system」とは、ISOFIXベースである「base next(ベースネクスト)」を使ってキャリーコット、ベビーシート、チャイルドシートをカスタマイズして取り付けできるシステムです。

※next systemとしてご使用いただけるベビーシートは「pipa next N」に限ります。
ライフスタイルに合わせて、ご自身にぴったりのアイテムを選ぶことができます。
初めてでもカンタン取り付け!

システムの核となるのが安心・安全のISOFIX取り付けによるbase next(ベースネクスト、写真上)です。
この後にご紹介する別売のキャリーコット cari next(キャリネクスト)やベビーシートpipa next N(ピパネクスト エヌ)、回転式チャイルドシートのtodl next(トドルネクスト)などを好みに合わせて選んで取り付けることができます。
正しい取り付けができているかが色で確認できるインジケーター付き!
初めてで不慣れな方でも取り付けの確認が一目でできるので安心です。
フラットな状態でおでかけできる!キャリーコット cari next

最新の安全基準をクリアし、赤ちゃんがフラットな状態でおでかけできるのが、キャリーコットタイプのcari next(キャリネクスト)です。
キャリーコットは持ち手が付いたベッドのようにフラットな状態で使えるベビーキャリーで、cari nextは赤ちゃんを寝かせたままおクルマへと運ぶことができるのが大きな特長。
寝ている赤ちゃんをそのままクルマへ!

フラットな状態をキープできるから、乗せ換え時も移動中も赤ちゃんはリラックス&すやすや♬

base next*にセットするだけでチャイルドシートとしても使えてとても便利です。
*cari nextをチャイルドシートとして使用する場合、base nextの使用が必須となります。
トラベルシステムとしての使用も可能。

写真上/nunaのベビーカーTRIVへの装着例
cari nextはnunaの対応ベビーカーへセットし、トラベルシステムとして使用可能。
小さなお子さまとのおでかけが不安なママパパも安心しておでかけができます。
いつでも快適な赤ちゃんのスペース

通気性が良いメッシュウィンドウ(写真左)、紫外線やホコリ、まぶしさなどから守るサンシェード(写真右)など、快適性もばつぐん。
タオルやおしりふきも入るから便利!

何かと便利な内側の収納ポケットには、タオルやおしりふきを入れることができます。お散歩やちょっとしたおでかけなども、気軽にできてストレスフリーです。
安全性と使いやすさを両立させたベビーシートpipa next N
続いて、さまざまなシーンでマルチに活用できるベビーシート、それがpipa next N(ピパネクスト エヌ)です。
赤ちゃんの安全を徹底追及したベビーシート
側面からの衝撃に備えるサイドインパクトプロテクション、本体を包み込む発泡材には軽くて弾力性があるエアロフレックスフォーム、さらに頭部にはnuna独自の低反発素材テイラーテックメモリーフォームを採用するなど、安全性を徹底して追求。
わずか2.8kg*という軽量のシート!

ハンドル付きで持ちやすくベビーキャリーとしても使える本体はわずか2.8kg*という軽さを実現。
*キャノピー、インサートを除いた場合の重量です。
しかもバウンサーとして室内で使える優れものなんです。

シートが軽いから赤ちゃんを乗せても片手でらくらく移動させてあげることが可能。
トラベルシステムとしての使用も可能
ご自宅でお子様をベビーシートに乗せたあと、そのままベビーカーやおクルマにセットできるので、すやすや寝ているお子さまを起こすことなくスムーズに移動ができます。
片手で開閉、拡張型のシェード

もしもの時に備える安全性だけでなく、直射日光やホコリなどからも赤ちゃんを守り、シートを快適な空間に。
サンシェードは幌から片手で引き出してマグネットで留めるだけで、カンタンに開閉できる拡張型です。UPF50+で紫外線もカットします。
取り付けがカンタン!シートも回転し乗せ降ろしラクラク♪

base nextを使用した取り付けとシートベルトでの取り付けに対応。
ベースのインジゲーターや取り付けミス防止ベルトガイドなどによって、誰でもカンタンに正しく取り付けることできます。
また、base nextを使えばシートが回転。お子さまの乗せ降ろしがラクラクです。
成長に合わせて7段階に調節が可能

ヘッドサポートの高さは7段階と細かく調節できて、体が大きくなる度に適切なフィット感で装着できることにも安心感があります。
回転式で乗せ降ろしラクラク!新生児から4歳頃まで使えるtodl next
次にご紹介するのは、新生児はもちろん園通いの4歳頃まで使えるチャイルドシートtodl next(トドルネクスト)です。
回転式シートで乗せ降ろしの負担が少ない!

シートが回転するから、乗せ降ろしがとてもカンタン!
todl nextはbase next*を使用し、チャイルドシートとして使えるアイテム。

ドアを開けてスムーズにお子さまの乗せ降ろしができます。
`todl nextを使用する場合、base nextの使用が必須となります。
4歳頃まで快適に使える機能がたくさん!

リクライングは5段階に、ヘッドレストは6段階に調節ができます。成長に合わせていつでも最適なポジションでの装着が可能だから、安心して長く使えるのが魅力。
安全性を追求した独自のデザインで赤ちゃんを守る
もちろんISOFIX取り付けでR129に適合、さらにnuna独自の技術で安全性を追求しています。

赤ちゃんの頭部をしっかりと守るインファントインサートは、大きくなったら取り外しが可能。

また、付け外し可能な専用のポッドを装着することでドア側からの衝撃を軽減するサイドインパクトシールドもnunaならではの機能です。

背面には通気性の良いメッシュパネルを採用。汗っかきな赤ちゃんのロングドライブでも快適ですよ♬
お持ちのおクルマに取り付けできるか、適合車種をチェック!
チャイルドシートは、お使いの車種によって取り付けできるかどうか適合が異なりますので、購入前に必ず確認しましょう。
ご紹介したチャイルドシート及びベビーシートの適合車種は、こちらのサイトで確認できますよ。
まとめ
ベビーカーと同様、赤ちゃんを守りながらおでかけするために大事なチャイルドシート。
安全性はもちろん、毎日使うほどに便利さを実感できるnunaのベビーシートやチャイルドシートをチェックしてみてくださいね。
nunaの日本総代理店を務めるカトージの直営店舗では実際のアイテムをお試し頂けます。
事前予約をして、nunaアイテムを熟知しているスタッフの接客を受けることができる「nuna 接客予約サービス」もオススメ!ぜひチェックしてみてください。
※一部、nunaアイテムのお取り扱いのない店舗もございます。あらかじめご了承ください。
※nuna接客予約サービスはカトージの一部直営店舗での実施となります。
※写真および動画内に登場するアイテムは一部現在販売中のモデルと仕様が異なるものも含まれております。
・掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。