目次
子作りで大切なことはタイミング?
排卵日に注目

妊娠したいカップルが、まず、最初に気にするべきことは子作りのタイミング。
女性の排卵のタイミングで性交渉することで、妊娠する確率が高くなります。
卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日程度で、排卵日の3日前くらいから性交渉を持つことが妊娠につながると言われています。
こうしたことから、赤ちゃんが欲しいカップルは、まず、女性の排卵のタイミングを知るようにすると良いでしょう。
排卵日は、基礎体温表や尿中の黄体形成ホルモン量を測る排卵日検査薬などがあります。また、婦人科や不妊治療専門のクリニックに通っている人なら、エコー検査で卵胞チェックを勧められることもあります。
最近では、基礎体温をつけると排卵日を予測するスマホアプリなどもありますから、活用してみるのも良さそうですね。
性交渉のタイミングや回数は?
子作りに欠かせないのが、排卵日のタイミングで性交渉を持つこと。
先ほども述べたように基礎体温表をつけている人の場合は、低温期と高温期の間に0.05~0.1度ほど体温の下がる日が。このあたりが排卵日と言われており、この3日くらい前から性交渉を持つことがすすめられています。
夫婦生活のタイミング
基礎体温を付けている場合は、「体温がぐっと下がる日」の前後1~2日に、複数回行いましょう。毎日できる方はそれでもかまいませんが、なかなか難しいことが多いので、私は外来では「2日前」と「当日」をおすすめしています。医師/産婦人科医・Dr.Kaori先生
排卵日検査薬を使用する場合は、生理の周期が28日型の人であれば、生理の始まった日から数えて12日目くらいから検査を始めましょう。陽性が出たら、2~3日に1回、性交渉を持つようにします。
生みたい時期を計算して子作りするには?
生まれる時期のタイミングにも注意

一言でタイミングといっても、性交渉のタイミングだけでなく、赤ちゃんが生まれてくる時期のタイミングも大事になります。
確実ではないのですが、妊娠期間を計算すると大体の出産時期の目安が計算できるので、仕事の復帰時期や保育園入園の時期なども検討できるんです。
出産の目安は、ネーゲレの概算法を参考にすると、
生まれる予定の月:
「最終月経のあった月」ー「3ヶ月」
(3ヶ月引けない場合は最終月経のあった月に9を足す)
生まれる予定の日:
「最終月経のあった日にち」+「7日」
となります。
ご自身やパートナーの生活を考慮して、赤ちゃんの生まれるタイミングをはかってみる、というのも良さそうですね。
みんなの子作りのタイミングは?
子作りのタイミングは貯金…?子どもが欲しかったから!

子どもを持つタイミングについては、貯金が無いと…など、さまざまな理由がある中で、単純に子どもが欲しかったので!という回答が1番目に!確かに、子どもが欲しいから結婚した!という方も多いですよね。
周りにできにくい人が多く、結婚したらすぐに考えようと話し合いをしました。しっかり話をすることは大事だと思いました。(ほーさん)
そろそろ子どもが欲しいねと夫婦で話し合って排卵日あたりで計画したらすぐにできた。(やえちゃんさん)
子どもが欲しいと思い始めてから、コウノトリアプリというのをお互いにインストールしました。子作りしようと発言するのは、少しはずかしいが、アプリで生理のタイミングや、排卵予定日などをお互いにチェックできるし、まってるよ!などのスタンプを送れるので、とても良かった(owkmさん)
結婚と同時に子作りを開始!

結婚と同時に子作りを意識、という方も多数。中には、親からせかされた、という声も。自分たちのペースは守っていきたいところですが、周りからの影響も少なからずあるようです。
子どもが欲しいという気持ちが強かったのですが、 初めはなかなか出来ず、結婚式も予定していたので一旦諦めようと思っていた時に、結婚式の4ヶ月前に判明しました(saya1011さん)
結婚してすぐに子どもが欲しく、式を1年後に予定していたので式後すぐ妊活を始めました。主婦の先輩に妊娠しやすいジンクスを聞いて色々試し、妊活をはじめて2ヶ月で授かることができました。旦那も色々と協力的で、排卵日に合わせて月に2.3回しました。(mikinc5さん)
お互い子どもを希望していたので、結婚後すぐに子作りを開始。排卵日を多少なりとも意識しましたが、運良くすぐに授かることができましました。最初は戸惑いましたが、今ではとても良かったと思ってます(caysさん)
仕事がひと段落ついてから

子どもも欲しいけれど、自分たちの生活や仕事とのバランスもしっかり考えたい、という人も。
仕事も新しい家での生活も慣れてきた頃に妊活し始めました。 年齢も若いうちの方が良いと思い作りました(ぴょんきち!さん)
本格的に子作りを意識し始めたのは、結婚後仕事を退職して家庭に入り、結婚式や新婚旅行など一段落した頃でした。 以前から長期的に低用量ピルを服用していたこともあってか、妊活開始後排卵日を狙ってタイミングを取ってもなかなか授からない日が続いていました。 妊活をめぐり夫婦ですれ違いや不妊体質なのかと不安になる日もありましたが、排卵日予測キットを用いて何度目かで無事授かることができました!( natu.1101さん)
私は高校教師をやっていたことから、生徒を卒業させてから妊娠をしたいと思い、時期を旦那と決めました。 部活も見ていたため、冬の大会に支障が出ない、そして卒業式のときにお腹が出ていない、など考えましたが、妊活を始めてすぐに出来ました。 普段から早寝早起きや運動、食事などにも気を使い、規則正しい生活を送っていたことが良かったのかなと思います。( Alohaaapyさん)
みんなが子作りで気をつけたことは?
女性が気を付けたこと第1位は「排卵日を意識」、飲酒も配慮。

次に聞いたのは、先輩ママパパが赤ちゃんが欲しい、と思ってから気を付けたこと。
1位は「排卵日を意識して性交渉するようにした」というもの。73.4%の女性が「排卵日を意識して性交渉するようにした」と答えています。タイミングの重要性をよくわかっている人が多い印象を受けます。
2位は「基礎体温を付けた」。女性の約半数が基礎体温を意識しています。妊活に効果的なのはもちろんのこと、女性はホルモンバランスによって、精神状態にも影響が出ますから、自分のライフスタイルを意識するうえでも、重要なことと言えそうです。
3位は女性の「飲酒を控えた」。アルコールは胎児に大きく影響が出る恐れがあり、妊娠中は控えるのが望ましいことから、飲酒を控える人が多いようです。妊娠初期は妊娠が分かりづらいこともありますから、念のため、という人がいるのもうなずけますね。
子作りに協力しない夫にはどう対処した?
離婚を考えた人も…解決方法はとにかく話し合うこと!

パートナーが子どもを持つことに協力的でない場合は、まず、話し合いが重要。そこに至るまでに離婚を考えた人もいたようです。
男性側が非協力的でした。子どもは欲しいけど私ほどではないけど、その時に諦めず何度も向き合い話し合いもしました。生まれた今では子どもが生まれたこと産んだことにとても感謝してくれています(kyo_mamaさん)
私は35歳、夫は36歳で結婚。私がすでに高齢出産の年齢に入っていたので、子作りを強く希望していたが、夫がプレッシャーに感じてしまい子作りがしばらく出来ず。あまり言うのも可哀想だと思い、少し様子を見ていたが、話し合いを設けて「私達も若くないから計画を立てよう」と提案したところ、2回目の子作りで子どもを授かる事ができた。(えみぶぅさん)
私の場合は夫の方が子どもを望んでいたので、プレッシャーがきつかったです。理解もしてもらえませんでした。 それに加え、市の不妊相談に行くと、基礎体温が低いから妊娠しづらいと言われ、落ち込みました。 冷え性に効く漢方も飲んでるし、お酒も飲んでないのに、なぜ周りの人は妊娠できるの?と恨んでました。 精神的に疲れた私は数日間実家で療養し、離婚の準備をしようと求人にかじりつく毎日。しかしその1週間後に妊娠が発覚し、思いとどまりました。 今でも夫にはイライラしますが、一度離婚してもいいやと思うとなんでも言えるようになり、関係は改善したように思います。(かなこ1025さん)
二人の子どもですから、子どもが生まれた後も何かと相談が重要になります。そこに至るステップとしても、話し合う習慣をつけておくのは良いことですよね。
家族の環境変化をきっかけに意識が変わる
子どもを持つことに消極的なパートナーでも、すでにいる家族の環境の変化で、価値観が変わることも。
元々子どもが大好きで欲しかった私と元々子どもが嫌いなパパ。 数年前から少しずつ話し合うも、なかなか賛同してくれませんでしたが私の両親が亡くなった事で家族が欲しい、子どもが欲しいと強く願い、とうとう子作りに賛成してくれました。(kak0さん)
子どもを持つことに現実味がないパートナーには、実際にいる家族がいなくなる、ということが改めて考えるきっかけになったのかもしれませんね。
繊細なパパには、言葉に注意!
子どもは欲しいけれど、プレッシャーに負けてしまいそうなパートナーには、声掛けに気配りが必要、という経験談も。
経済的な負担や、家族が増える責任感などからか、子どもに対するイメージが消極的な夫だったので、ストレートに子どもが欲しいと伝えるより、新婚旅行に行くまでは子どもが作れないね、など言い回しを気をつけた。
男性は、意外と(?)繊細なもの。強い言葉で無用なプレッシャーを与えるよりは、自然と家族が欲しい気持ちになるような優しい言葉が必要な場合もありそうですね。
二人目の子作り、二人目の学年差は計算した?
学年差、年齢差を計算した派

二人目の子作りのタイミングを考える時に気になる事のひとつが、上の子との年齢差なのではないでしょうか。
先輩ママパパへのアンケートで、二人目の年齢差を気にした人は32.3%。
早めに複数の子どもを産んでおきたい、という人もいれば、今いる子どもがある程度大きくなってから、と思う人もいますよね。
私も旦那も2人目は2歳差がいいとのことだったので、1年すぎたあたりから子作りを意識し始めました。1年ほど育休をもらったので2人目が出来たらまた会社に迷惑をかけるかもしれないと思いましたが、社員の人も分かってくれてたので妊活しやすかったですし、出来た時も喜んでくれてうれしかったです。
4学年差を狙って見事に授かりました。 上の子も一人である程度の事はできるのでとても助かります。 つわりの時期は、つわりが軽い午前中に家族の晩御飯などの支度をして 自分はおにぎりやサンドイッチだと食べられました。 つわり中も上の子が気遣ってくれて頭を撫でてくれたり、辛い中でも幸せでした
今では、学年差を計算できるアプリも出ていますので、これから下の子を考えている方で計算する派の方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
自然に任せる派も。

二人目の妊娠は自然に、という方も。年齢が近くて苦労しました、というコメントも多いものの、一度に大きくなるので良かった、という方が多いようです。
私は特に学年差や年齢差を気にせずにこどもをつくってしまいましたが、実際二人目を妊娠した時に上の子が一歳になったばかりの時でした。なのでつわりの時期に歩き始めでお散歩が楽しくなってきた時期で子どもは外に行きたいけど、つわりでごめんねってことが多かったり、お腹が大きくなってきた時期に抱っこ抱っこになったり、甘えたい年頃のときだったのでお腹の上に乗っかってきたりと母自体も大変でした。なのでせめて3歳以上の差があった方がよかったなと感じました。ただ、その代わりよかったことはあまり歳が離れていないと赤ちゃんの時の感覚を覚えているので親はお世話が楽だと思います。
まとめ
子どもが欲しい、という気持ちを持つ人にとって、子作りに関する悩みは尽きない、ということが伝わってきましたね。
いつ作るのか、人数、年齢差、不妊治療など、さまざまな悩みが。でも、様々な方のコメントから読み取れるのは、パートナーとの話し合いの大切さ。
大事な家族を作り、そして、家族として成長していくには、パートナーとよく話し合って、自分たちにとって良い方向を選択していくことが重要なようです。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。