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初めての離乳食といえばおかゆ!
おかゆを食べるのはいつからいつまで?

離乳食のおかゆは時期によって10倍粥、7倍粥、5倍粥と固さを変えていきますが、まずはこれらのおかゆをあげる赤ちゃんの月齢の目安や、それぞれの作り方をご紹介します。
【離乳食初期:生後5ヶ月から6ヶ月】
離乳食を始めた頃、最初に食べるおかゆは10倍粥です。お米1:水10、もしくは炊いたご飯1:水5の割合で作ります。
【離乳食中期:生後7ヶ月から8ヶ月】
離乳食中期になると7倍粥をあげるようにします。7倍粥を作る時の分量は、お米1:水7もしくは炊いたご飯1:水3になります。
【離乳食後期:生後9ヶ月から11ヶ月】
離乳食後期は5倍粥に挑戦していきます。5倍粥はお米1:水5、もしくは炊いたご飯1:水2の分量で作れます。そして、5倍粥になれた生後11ヶ月頃から徐々に軟飯に切り替えていき、とうとうおかゆを卒業します。
こうやって見てみると固さこそ変わるものの、おかゆは離乳食が始まってから6ヶ月近くもほぼ毎日食べ続ける、赤ちゃんの食事に欠かせない1品ということがわかります。このおかゆを炊飯器で作ってしまえると、離乳食作りにかかる時間をぐんと短縮することができますよね。
炊飯器でおかゆ、どうやって作る?
炊飯器のおかゆモード機能を使う

炊飯器の中にはおかゆが炊けるおかゆモード機能のついた機種もたくさんあります。ご自宅の炊飯器におかゆモード機能があれば、離乳食用のおかゆも炊飯器で作ってしまうことができますよ。
作り方は10倍粥ならお米1:水10、7倍粥ならお米1:水7、5倍粥ならお米1:水5の分量を釜に入れて、おかゆモードで炊くだけです。
鍋で作るより失敗が少ない上に、ボタンを押すだけで自動調理してくれるのでかなり楽ですよ。ある程度の分量をまとめて作れるので、余った分はすぐに冷凍保存しておくとさらに便利です。
離乳食を始めたばかりの頃は、炊飯器で炊けた10倍粥をさらに裏ごしするなどして、粒の全くない滑らかな状態に加工してあげてくださいね。
市販のおかゆ専用アイテムを使う

離乳食の便利アイテムの中には、炊飯器でご飯を炊くときに一緒に中に入れるとおかゆができるカップのようなものがあります。
この専用アイテムを使うと、家族用のご飯と赤ちゃん用のおかゆを同時に作ることができるので、ママが台所にいる時間をさらに短くしてくれますよ。
基本的な使い方は、いつものように炊飯器の内釜にお米と水をセットしたら、おかゆにするお米と水を入れたポットを真ん中にセットしそのまま普通に炊飯するだけです。ポットにお米と水の分量の目盛りがついているので、計量する手間もありません。
炊いた後は、鍋のように焦げ付いたりすることもないので後片付けも楽です。
1度に作れる量はそんなにありませんが、離乳食初期なら何回分かはまとめてつくれますし、後期で食べる量が増えてくると毎回炊き立てのおかゆを食べさせてあげることができます。
圧力タイプの炊飯器では使えないこともあるので注意してくださいね。
湯のみやマグカップ、耐熱容器を使う

先ほどご紹介した市販のカップと同じように、ご自宅にある湯のみやマグカップ、ルクルーゼなどの耐熱容器を使って炊飯器でおかゆを炊くレシピもあります。
作りたいおかゆの分量のお米と水を容器に入れて、ご飯を炊く準備をした炊飯窯の中央に置き、通常の炊飯モードでご飯を炊きます。
そうすると、大人用のご飯と赤ちゃん用のおかゆが一気に出来上がるので、別々に作る手間が省けてママは大助かりですよ。ご自宅にちょうどいい大きさのカップや湯のみなどがありましたら、一度試してみてくださいね。
炊飯器でついで作り 10倍がゆ レシピ・作り方

【材料】お米 10g
水 100ml
1、お米を通常通り研ぎます。
2、炊飯器で普通にご飯を炊く際に、材料を入れた耐熱容器もそのまま一緒に入れて
、炊飯モードで炊きます。
3、マッシャーやすりこぎなどで細かく潰したら完成です。
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炊飯器でおかゆ作り おすすめの商品をご紹介します
【1】 炊飯器用 おかゆポット|ピジョン
ステンレス製で丈夫なおかゆポット。お茶碗にもなる便利なフタ付き

炊飯器で普通のご飯を炊くときに、一緒におかゆも炊けるポットです。水の分量を調節して10倍粥、7倍粥、5倍粥とどの時期のおかゆにも対応してくれます。
電気炊飯器とガス炊飯器で使え、何よりステンレス製で頑丈なので、使っているうちに割れる心配がほとんどありません。蓋がプラスティックのお茶碗になっていたり、計量スプーンや裏ごし器がついていたりと、使いやすいポイントもたくさんですよ。
口コミ
・毎日炊き立てのおかゆを食べさせてあげたくて、こちらを購入しました。フタや裏ごし器などすべて使いやすいので、とても重宝しています。
・おいしいおかゆが炊けるので、子どももよく食べます。
・少量のおかゆで良い離乳食初期の時期に大変活躍しました。
【2】Dream Collection ガラスのおかゆカップ|レック (LEC)
安心の日本製!わかりやすい目盛りで分量がすぐわかる

炊飯器でご飯と一緒におかゆが炊ける、耐熱ガラス製のおかゆカップです。計量スプーンと、10倍粥、7倍粥、5倍粥それぞれにあった水量の目盛りがついているので、とてもわかりやすいです。
ガラスの本体は煮沸消毒でき、またそのまま電子レンジで温めなおすこともできますよ。お米を洗う時に使えるネットや本体を炊飯器から取り出す時のつまみ等、付属品も充実しています。
口コミ
・普通のご飯と一緒に炊けるので効率的だし、目盛りがついているのでわかりやすく便利です。頻繁に使っていますが、丈夫で傷むことなく使えています。
・裏ごし器がついていてさっと食べる分だけ濾すことができます。耐熱ガラスなので電子レンジにも使えてとても良かったです。
【3】おかゆこがま 200ml|iwaki
パイレックスの耐熱ガラス製。電子レンジを使えばかぼちゃなどの野菜のおかゆも

5倍粥が炊飯器で炊ける、カップに描かれたお顔がかわいい耐熱ガラス製のおかゆカップです。水を量るための目盛りがシルバーステインエナメルという加工でつけられていて、塗料の有害物質が高温になっても溶けださないようになっています。
お米の計量用のスプーンは、出来上がったおかゆを混ぜて蒸らしたり、つぶしたりするのにも便利な形になっています。フタを閉めると電子レンジで温めることもできますよ。10倍粥を作る時は、このカップで炊いたおかゆを同量のお湯でさらにのばしてくださいね。
電子レンジでも使えるので、かぼちゃやさつまいもを使った野菜のおかゆなども簡単に作れますよ。
口コミ
・デザインがかわいいので、毎日の離乳食作りが楽しくなりました。炊飯器でご飯と一緒に炊けるので、いつでもおかゆが作れて良いです。
・大人用のご飯を炊くついでにおかゆが作れるので、時短にもなりすごく便利です。
【4】 炊飯器用おかゆクッカーE 耐熱ガラス製 取り出し具付|リッチェル
計量カップが多機能で使いやすい

炊飯器でご飯と一緒におかゆが炊ける、おしゃれな耐熱ガラス製のおかゆカップです。ピンク色の計量カップは水量を調節できるほか、おかゆをすりつぶしたりするのにも使えます。計量カップに耐熱ガラス製のカップをセットして、そのまま食器にすることも可能です。
カップには10倍粥と5倍粥用のメモリがついています。計量スプーンも凹凸付きで、おかゆを簡単にすりつぶせるようになっていますよ。
口コミ
・おかゆを作る以外にも、水を飲むコップや離乳食用の容器としても使えて便利です。
・すり潰し用のカップとスプーンが大変使いやすく、お米の粒の感じもおいしく残るので、他ですり潰した時と比べて子どもの食の進み方が違いました。機能的でコスパのいい商品だと思います。
【5】シリコーンおかゆ調理器 お釜ジャー|アカチャンホンポ
シリコン製で軽くて割れない

炊飯器でご飯と一緒におかゆが炊ける、昔ながらのお釜のようなデザインがかわいいシリコン製のおかゆポットです。
シリコンなので割れる心配がなく、軽いので扱いやすいですよ。お米の計量スプーンと10倍粥、7倍粥、5倍粥にあわせた水量のメモリがついています。
お釜から取り出す時の小さなミトンもついているので、慌てていてもやけどする心配がいりませんよ。
【参考価格】1,080円(税込)
今回、ご紹介した商品の詳細はこちら
【6】おかゆ達人|ビリーブ
炊飯器でも電子レンジでもおかゆが作れる!持ち運びケースとしても!

炊飯器でお米からおかゆが作れるのに加えて、炊きあがったお米から電子レンジでもおかゆが作れる1つで2役のおかゆポットです。
炊飯器で炊き立てのおかゆを食べさせてあげられるのもうれしいですが、おかゆのストックが切れたときに、さっと電子レンジで作ってしまえるのも助かりますよね。
計量スプーンに炊飯器から容器を取り出すための機能もついています。
また、付属の小分け容器をセットすれば、粉ミルクやおやつを3回分小分けにして持ち運べるタッパーとしても使えて便利ですよ。
【7】便利小物 米かゆカップ|パール金属(PEARL METAL)
シンプルなつくりが使いやすい

炊飯器でご飯と一緒にお米が炊ける、シンプル設計のおかゆカップです。味気ないデザインに思えるかもしれませんが、その分10倍粥、7倍粥、5倍粥をつくるための水量のメモリがとても見やすくて実用性が高いです。
お米の計量スプーンに加えて、10倍粥用の裏ごし器もついているので便利ですよね。電子レンジで温めなおすことができ、さらに食洗器にも対応していますよ。
口コミ
・軽量スプーン付きで容器に目盛りも付いており、表示の通り材料を入れれば炊飯器で簡単におかゆが作れるので毎日愛用しています。
まとめ
お鍋でおかゆを作ると、作っている間ずっとお鍋の傍から離れられず、洗い物も出るのでやはり手間がかかります。炊飯器を使えば簡単にまとめて作ることもできますし、耐熱容器などを使って家族のご飯と一緒に炊けば、赤ちゃんも出来立てのおいしいおかゆを食べることができますよ。
炊飯器でのおかゆ作りは、ママが楽な上に赤ちゃんにもおいしい、みんなにうれしい調理法ですね。ぜひお試しください!
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。