目次
- ▼選ぶポイントや読み聞かせのコツ
- ▼「動物」だから伝えられる大切なこと
- ▼動物の絵本 おすすめをご紹介します
- ▼0歳からおすすめ
- ▼【1】さる・るるる|五味 太郎
- ▼【2】どうぶつへんしーん|わらべきみか
- ▼【3】バスがきました|三浦太郎
- ▼【4】くろくまくんのかたりかけえほん どうぶつ|たかいよしかず
- ▼1~2歳頃からおすすめ
- ▼【1】わんわんわんわん|高畠純
- ▼【2】どうぶつたちのクリスマスツリー|ジャン・ウォール
- ▼【3】ぺんぎんたいそう (0.1.2.えほん)|齋藤 槙
- ▼【4】かけっこ かけっこ |中川 ひろたか
- ▼3~4歳頃からおすすめ
- ▼【1】ケーキがやけたら、ね|ヘレン・オクセンバリー
- ▼【2】クマくんのおめでとうクッキー|柳生 まち子
- ▼【3】てぶくろ|いもと ようこ
- ▼【4】どうぶつ会議|エーリヒ・ケストナー
- ▼【5】わすれられないおくりもの|スーザン・バーレイ
- ▼【6】うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん (4歳からのうさこちゃんの絵本セット1) |ディック ブルーナ
- ▼【7】14ひきのぴくにっく (14ひきのシリーズ)|いわむら かずお
- ▼【8】フラニーとメラニー しあわせのスープ|あいはら ひろゆき
- ▼【9】おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ|たしろ ちさと
- ▼【10】ようちえんにいきたいな|アンバー・スチュアート
- ▼【11】パオちゃんのうんどうかい|仲川 道子
- ▼幅広い年齢におすすめ
- ▼【1】100万回生きたねこ|佐野洋子
- ▼(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
選ぶポイントや読み聞かせのコツ
動物が主役のものは、初めての絵本にもおすすめ

まだ赤ちゃんの頃は、絵本の内容が理解できませんが、ママやパパのおひざに座って、絵本を読んでもらったり、絵を眺めたりするだけでも十分です。たくさんのかわいらしい動物が描かれた絵本が数多くありますので、この頃はママパパの好みで赤ちゃん向けの絵本を選ぶのもいいですよ。
また、もう少し成長し、動くものに興味を持ち始めると、動物の種類に関わらず「わんわん」と言い始めたり、愛おしそうに道行く犬や猫を眺めたりします。それくらいになったら動物の絵本を見ながら、「お散歩していた時にもわんわんいたね」などと、絵を見て話をするのも楽しいです。
年齢の低い子ども達には、1ページずつ読んで内容を理解させるということよりも、ママパパとのコミュニケーションの手段の一つとして、絵本を読んで楽しむことを大切にするといいですね。
動物絵本には、言葉あそびや繰り返し言葉もたくさん
初めての読み聞かせにおすすめなのは、シンプルな言葉や、繰り返しの言葉が出てくる絵本です。1ページにたくさんの言葉がなくても、ママやパパが読んでくれるだけでも十分ですし、絵を楽しむこともできます。
読み聞かせをする際に、強弱をつけて読んでみるのもおすすめです。いつもの絵本がまた違ったように聞こえて、赤ちゃんにも新鮮かもしれません。ママ、パパ、きょうだい、おじいちゃんおばあちゃんなど、読む人が違うと、それもまた楽しいですね。
もう少し成長し、文字が読めるようになった頃にも、赤ちゃんの頃読んだ絵本は大活躍します。文字が大きく、文字数も少ないので、習いたてのひらがなを読む練習にも使えます。
「動物」だから伝えられる大切なこと
悩みごとも、動物が主役のストーリーでやさしく解決

幼稚園や保育園へ行くような年齢になると、近所の公園などで親たちの目がある中で遊んでいた時とは違う、お友達同士のトラブルが出てくることがあります。まだまだ口で上手く思いが伝えられない年齢のため、ついつい手が出てしまうことも。
使いたいおもちゃを強引にとってしまったり、ぶつかってしまったときに「ごめんね」が上手に言えなかったり…。そんな時、パパやママから説明しても、素直に聞いてもらえないこともありますよね。そこで、絵本の中の動物たちに代弁をしてもらうのはどうでしょうか。
絵本を読む中で、絵本の中の動物たちと自分たちを照らし合わせることができたとき、気づきや反省、仲直りのきっかけを見つけることができるかもしれません。
戦争と平和をやさしく学べる
戦争や平和がテーマだと考えると、大人は少し重く思えてしまうかもしれません。しかし、絵本の中には意外と「戦争」が出てくるものが多いのです。
この後にご紹介している『どうぶつ会議』は、戦争をテーマにしている絵本の中では有名な絵本です。色々な種類の動物たちが戦争と平和について、優しく考えるきっかけを作ってくれる絵本になっています。
戦争とは?平和とは?どうして戦争が起こるのか?など、じっくり考えるのはもう少し大きくなってから。今はひとまず、「戦争」というものがあるんだよ、ということを、動物たちに教えてもらうのに、絵本は最適です。
身近な人の死を一緒に乗り越える
「死」について子どもたちへ伝えるのはとても難しく、ついつい及び腰になってしまいますよね。しかし、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚や家族であるペットを亡くした時、初めて向き合うことになる「死」に、子どもたちが戸惑った時、優しく死について教えることができるのが絵本です。
まだ実感が湧かずにいる場合も、悲しみに暮れている場合も、そのショックを癒すために動物たちの絵本が手助けをしてくれるかもしれません。動物たちが主人公の死をテーマにした本は、ほとんどが「死」と同時に「生きる」ことの大切さを伝えようとしています。
人間が主人公の場合、どうしても重くなってしまうテーマですが、動物たちはその柔和さで、悲しみだけではなく新しい気づきを子どもたちに与えてくれることでしょう。
動物の絵本 おすすめをご紹介します
0歳からおすすめ
【1】さる・るるる|五味 太郎
シンプルだけど思わず笑みがこぼれる

「さる・くる」「さる・みる」など、「る」の文字で終わる本当にシンプルな文字だけで構成されている絵本です。イラストは五味太郎さん特有のかわいいおさるさんで、このおさるさんの1日のお話が描かれています。
こちらの絵本は他にもシリーズが出ているほど、大人気の絵本です。「これだけ?」と大人は思うかもしれませんが、読み進めていくうちに、読んでいる方もなぜか楽しくなってきます。
読み方、声色、スピードを変えて読むだけでも、子どもは声を出して笑ってくれる、不思議な魅力のある絵本です。
口コミ
・ひょうきんなおさるの表情がとてもかわいいです。短い文章ながらきちんと物語になっていて、ハマってしまう面白さです。
・シンプルな文とイラストの本ですぐ読めてしまうのですが、子どもに読んであげると笑って喜びます。読み聞かせにおすすめです。
【2】どうぶつへんしーん|わらべきみか
ページをめくるたびに動物が変身する

動物たちが次々に違う動物に変身していく、穴あきのしかけ絵本です。りすさんが次のページでは「ぴょんぴょんぴょーん」と、うさぎさんに。ぶたさんが次のページでは「にゃあにゃあ」と、ねこさんに変身していきます。
文字数も少なめのシンプルな絵本で、カラフルに描かれているので、赤ちゃんの目にも認識しやすくなっています。繰り返しのページめくりにも楽しめるように、厚紙でできていますので、赤ちゃん本人にページをめくってもらうのもいいかもしません。
【3】バスがきました|三浦太郎
動物たちが乗ったバスがやってくるバス停にわくわく

しっぽのついたバス停にはネズミさんバスが、耳のついたバス停にはうさぎさんバスが、たてがみのついたバス停にはライオンさんバスが…と、次々に動物たちのバスがやってきます。
「くっついた」の絵本で有名な三浦太郎さんのどうぶつ絵本で、優しい色合いのイラストも人気の秘密です。バスや電車など乗り物関連の絵本は男の子に人気ですが、女の子にも大人気の絵本です。
口コミ
・動物のバスが次から次へとやってくる楽しいお話です。短く簡単な言葉で書かれているので、0歳からの読み聞かせに良いと思います。
・色合いもイラストもかわいらしく、子どもにも大人にも人気の絵本です。
【4】くろくまくんのかたりかけえほん どうぶつ|たかいよしかず
手のひらサイズでおでかけにも

黒と白で構成されたくろくまくんのイラストは、赤ちゃんの目にも認識しやすいようにと、考えられて描かれています。背景になる色や、くろくまくん以外の動物たちもカラフルに描かれ、赤ちゃんの興味をひくイラストになっています。
登場する動物はいぬ、ねこ、うさぎ、にわとり、うし、うま、ぶた、ひつじ、あひる、さる、ライオン、ぞう、いるか、ペンギン、くじらと多岐にわたり、「わんわん」「ガオー」と分かりやすい動物の鳴き声が描かれていて、赤ちゃんも興味津々です。
1~2歳頃からおすすめ
【1】わんわんわんわん|高畠純
動物のイラストと泣き声だけで、子どもたちに大人気の絵本

こちらは犬や猫やゾウなどの動物たちが、わんわん、ニャーゴと鳴きながら登場してくるという単純な内容なのですが、鳴き声の大きさに合わせて文字のサイズも変えるなどの工夫がされていたり、文字のデザインもその時の動物の心理を表していたりと凝っています。
作者は過去にボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した事があり、色彩などにもこだわりのある、目にも楽しい絵本です。はじめての読み聞かせにもおすすめです。
口コミ
・動物たちが鳴きながら登場するという単純な内容ですが、子どもにとても好評です。
・子どもに大変わかりやすく動物の鳴き声を説明してあげることができます。
【2】どうぶつたちのクリスマスツリー|ジャン・ウォール
幻想的なイラストが魅力 クリスマスプレゼントにもおすすめ

静かな森の奥で動物たちが集まり、協力をしてモミの木を飾っていくお話です。イラストを手掛けるのは、コルデコット賞(アメリカの絵本に関する賞)を受賞した事もあるレナード・ワイスガードで、たくさん登場する動物たちの優しい表情と、幻想的な風景がとてもきれいです。
絵本としてだけではなく、イラスト集としても楽しむこともできる、美しい挿絵の1冊です。
口コミ
・色合いも落ち着いた雰囲気で、ストーリーも単純でわかりやすいので、読み聞かせにもおすすめです。
【3】ぺんぎんたいそう (0.1.2.えほん)|齋藤 槙
ぺんぎんさんと一緒に歌に合わせて体操しよう

大きさの違う2匹のペンギンが体操をするシンプルな絵本ですが、小さい子どもに非常に人気があります。ペンギンのまるで体操をしているかのようなユニークな動きに注目した作者が、それを題材に絵本を作りました。読んだ後は実際に体操をしてみると、一層楽しめますよ。
福音館書店のユーチューブページには、ぺんぎんたいそうの動画もあるので、ぜひ見てみてくださいね!
口コミ
・1歳になる娘が楽しそうにペンギン体操をしています。
・踊りや体操などをしなかった2歳の子どもが、この体操だけは一生懸命やります。踊る姿がとてもかわいいので、おすすめです。
【4】かけっこ かけっこ |中川 ひろたか
動物たちとみんなで楽しくかけっこで競争!

うさぎやくまなど、色々な動物が加わってみんなでかけっこをする楽しいお話です。途中で眠っているライオンを起こしてしまいますが、みんなでハプニングを乗り越えながら走ります。
動物や男の子の表情も非常に豊かでダイナミックに描かれているので、ストーリー展開とともにとても盛り上がります。2歳からの読み聞かせにおすすめです。
3~4歳頃からおすすめ
【1】ケーキがやけたら、ね|ヘレン・オクセンバリー
ケーキ作りの材料を探すお話 協力する大切さを学べる本

小さな女の子が動物たちに協力してもらい、材料を集めたりしながら、自分のお誕生日ケーキを作り上げていくお話です。
この次にご紹介する「クマくんおめでとうクッキー」とテーマは少し似ていますが、こちらの絵本は小さな女の子が中心となりケーキを作っていくので、小さな子どもたちは頑張る女の子に共感することと思います。一生懸命にやり遂げようとする気持ちを応援したくなります。
ケーキが出来上がった達成感、頑張ることの大切さを学ぶことができる1冊です。
【2】クマくんのおめでとうクッキー|柳生 まち子
みんなが幸せになれるクッキー作り

クマくんのおばあちゃんのお誕生日を祝うために、「おめでとう」の字のクッキーを作るお話です。協力してくれるのはうさぎさん、きつねさん、リスさん、ブタさん、ネコさんたち。
みんなの協力の方法や、クッキーの作り方はとても個性的で、「この子はこんな工夫をしたんだ!」と、子どもと一緒に驚きながら読んでいくのが楽しい1冊です。
もらったおばあちゃんだけでなく、頑張ってクッキーを作ったクマくんや仲間たちみんなも、幸せな気持ちになれるお話です。クッキー作りのレシピもかわいく描かれていますので、絵本を読んだ後は実際にクッキーを作って楽しむことができますよ。
口コミ
・一生懸命作ったクッキーを褒めてもらった子どもたちの気持ちがよくわかり、こちらにも幸せな思いが伝わってくる絵本です。レシピを見て子どもと一緒にクッキー作りが楽しめるのも良いです。
【3】てぶくろ|いもと ようこ
手袋がなくても手をつなげば温かい 寒い冬の心温まるお話

寒い雪の日、うさぎのみみたんがお姉ちゃんから片方手袋を借りるお話です。もう片方の手はお姉ちゃんがぎゅっとにぎってくれて、手袋よりも温かかったのでした。お迎えに来たおばあちゃんも手袋をしていませんでしたが、ぎゅっと手をつないでみんなで温かい!読めば心までぽかぽか温まる優しい絵本です。
口コミ
・かわいらしい絵が魅力的で、読むと心が温かくなるとても良い絵本です。
【4】どうぶつ会議|エーリヒ・ケストナー
戦争というテーマを動物たちと優しく考える

戦争を起こし、会議を開き、反省をして、それでもまた戦争を起こす。そんな人間たちに呆れて立ち上がったのは、陸海空の世界中の動物たちでした。地球の裏側から、海から空から集まり、子どもたちのために、どうぶつ会議を開く物語です。
大人が読んでも考えさせられてしまう戦争をテーマにしたお話ですが、たくさんの種類の動物たちが登場しますので、それだけでも子どもは楽しむことができます。
「罪のない子どもたちのために」動物たちが出した結論と手段については賛否両論のある絵本ですが、読んであげたパパやママ、読んでもらった子がどのように感じるのかも、楽しみな1冊です。
口コミ
・絵本なので、子どもにわかりやすく戦争について考えてもらうきっかけになりました。
・戦争をやめない大人たちに対し、子どもを誘拐して対抗する動物たちの行動はとても大胆ですが、色々と考えさせられます。
【5】わすれられないおくりもの|スーザン・バーレイ
「死」と穏やかに向き合っていくストーリー

みんなに慕われていたアナグマが死んでしまい、残された動物たちがその死と向き合い、乗り越えていくお話です。イラスト自体もペン画に水彩で色付けされた、淡く優しい印象ですが、内容もそのイラストのように、優しく穏やかに、「死」と向き合わせてくれます。
嘆き悲しむだけではなく、生きていた頃の思い出や友情について語り継いでいく大切さに気づいていきます。最後には楽しい思い出が残る、大人も感動する絵本です。
口コミ
・アナグマさんの死を悲しむだけでなく、楽しい思い出が残された動物たちの励ましになっていきます。人の生き方を教えてくれる本です。
・思いやりがあって優しいアナグマさんを見ているととても優しい気持ちになります。まだ小さい子どもに、命や死について読み聞かせるのにおすすめの絵本です。
【6】うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん (4歳からのうさこちゃんの絵本セット1) |ディック ブルーナ
大好きなおばあちゃんの死を静かに受け止める

オランダのグラフィックデザイナー、ブルーナの描く大人気のうさぎのうさこちゃん(英語名:ミッフィー)が登場する絵本です。大好きなおばあちゃんが亡くなり、家族で悲しみ見送る様子を、うさこちゃんの目線で描いています。
描写はとてもシンプルですが、身近な人の死を子どもに伝えることができる絵本です。
口コミ
・大切な人が亡くなっても、心の中には生き続けるというメッセージを感じるラストで、年齢を問わず読んでいただきたい絵本です。
・シンプルな言葉で描かれた小さな絵本ですが、形はなくなっても思い出や心は生きている…人の死について考える大切なことがたくさん詰まっています。
【7】14ひきのぴくにっく (14ひきのシリーズ)|いわむら かずお
お弁当を持って春の野原へピクニックに

いわむらかずおさんの有名な14ひきシリーズの一冊で、春の野原にみんなでピクニックに行くお話です。出発するまでのバタバタ準備をする場面から、もうわくわくしてきます。
なんといっても見どころは、ページいっぱいに広がる絵画のような絵です。細かいところまでこだわって描かれているので、何度見ても飽きません。
ぜんまい、つくし、すみれなど…たくさんの春の訪れを見つけに、ピクニックに行きたくなる一冊です。
口コミ
・描写がとても細かく大変きれいです。ネズミの家族が仲良くしで、ほっこり癒されます。
・広がる春の景色の描写が素晴らしいです。それぞれのネズミの家族の様子や情景は非常に細かく描かれていて、見れば見るほど発見があるので、とても楽しみながら読める本です。
【8】フラニーとメラニー しあわせのスープ|あいはら ひろゆき
うさぎの姉妹が営む森のスープ屋さんのお話

フラニーとメラニーは、森でスープ屋さんをしている赤ウサギの姉妹です。2人の作るスープがとても美味しそうで、読んでいるこちらもおなかが減ってきます。
メラニーがフラニーにスープを作ってあげるのですが、そのスープのレシピも載っています。一緒に読んだ後にお子さんと作って食べるのもいいですよね!美味しそうなスープとほっこりした雰囲気に、読むと温かい気持ちになる絵本です。
【9】おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ|たしろ ちさと
音楽会のために、ネズミさんが楽器から手作りして猛練習

カエルたちの音楽会に魅了されたネズミたちが、自分たちの音楽会を開くために頑張るお話です。楽器を作るところから始まり、たくさん練習して臨む満月の夜の音楽会…音楽会のために奮闘するネズミたちが愛らしく、応援したくなっちゃいます。
最後にはネズミもカエルも仲良く音楽会を楽しみます。心と心をつなぐ、音楽の素晴らしい力を感じる絵本です。
口コミ
・ネズミたちのお手製楽器がとても面白く楽しいです。最後のシーンが印象的です。
・5匹のネズミたちがみんな良い子で、ポジティブでかわいらしいです。子どもによく読んでとせがまれます。家族みんなが大好きな一冊です。
【10】ようちえんにいきたいな|アンバー・スチュアート
初めての幼稚園にドキドキするピヨくん…幼稚園デビュー前のお子さんに◎

初めて幼稚園に行くことになったピヨくんの、ドキドキ楽しみな気持ちと不安な気持ちを描いた絵本です。優しいタッチのイラストとピヨくんの気持ちの描写がとてもかわいらしく、読み終わった頃には幼稚園に行く前の不安な気持ちがなくなってしまいそうです。
幼稚園デビュー前のお子さんに読んであげれば、心の準備にきっと役に立つ、共感できるお話だと思いますよ。
口コミ
・幼稚園に行く前の子どものリアルな心情を、かわいらしいアヒルの雛で細やかに表現しています。幼稚園に通う前のお子さんへの準備絵本としておすすめです。
・最初は不安なピヨくんも、段々不安もなくなりうれしい気持ちが強くなっていくので、読んでいてとても楽しくなる本です。
【11】パオちゃんのうんどうかい|仲川 道子
町の運動会で動物たちが大活躍

象のパオちゃんとお友達の動物たちの楽しい運動会の1日を描いた絵本です。ほんわか和むイラストと色合いで人気のパオちゃんシリーズ。どの競技も一生懸命楽しんで、応援して、みんなで仲良くお弁当を食べて…運動会前に読んであげれば、より一層運動会の日が待ち遠しくなりそうです。
口コミ
・内容も楽しく、イラストもかわいいです。いい絵本です。
幅広い年齢におすすめ
【1】100万回生きたねこ|佐野洋子
不朽の名作 大人が読んでも楽しい絵本

100万回も生まれては死んで…を繰り返しているねこの物語です。生まれ変わるたびに船乗りやお姫様など飼い主が次々に変わるので、小さい子どもは楽しんで読めると思います。
「死」と「愛」について書かれたこちらの本は、大人になってから読み直してみても心に響く絵本です。長く持ち続けて世代を超えて読んでもらいたい1冊です。
口コミ
・何度死んで生まれ変わっても平気だったねこが、愛することを知って死ぬのが怖くなるという内容に、涙がこぼれます。
・子どもの時に読んだ感想と、大人になってから読んだ感想では感じ方がまったく違います。年齢を重ねるにつれて、絵本に込められた深い意味に気づきます。ずっと大切に読んでいきたい本です。
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まとめ
いかがでしたか?動物たちが主役の魅力的な絵本がたくさんありましたね。感性の豊かな子どもたちは、かわいらしい動物たちが登場する絵本に引き込まれることでしょう。
子どもと正面から向き合う読み聞かせの時間。読み聞かせるパパやママにとっても、素敵な絵本で過ごすことができたらいいですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。