手足口病

主な症状

手足口病,夏,病気,

口の中、手のひら、足底、足の甲などに、水泡性の発疹ができます。発疹は、痛みやかゆみを伴わないものがほとんど。全体の1/3程度に発熱が見られますが、37度~38度くらいで高熱は出ず1日~2日で下がることが多いです。

通常、軽症で済むことが多く自然に治癒すると言われていますが、まれに無菌性髄膜炎、心筋炎、脳炎などの合併症を起こすことがあります。エンテロウイルス、コクサッキーウイルスに感染することで発症します。

感染経路は、感染者の唾液や鼻水などを吸い込んでしまう飛沫感染、ウイルスに触った手を舐めたり、目や鼻をこすったりすることで粘膜から取り込んでしまう接触感染、感染者の便を直接的、間接的に口に入れてしまう糞口感染があります。

潜伏期間は3日~5日程。唾液や鼻水には1~2週間程度、便には5週間程もウイルスが存在します。潜伏期間中にも人にうつす可能性があります。

予防接種の有無

予防接種はありません。

その他

乳幼児がかかりやすい病気で、5歳以下の感染者が全体の90%前後となっています。5月~8月ごろに流行ることの多い病気で、7月にピークを迎えます。手足口病の原因となるウイルスは複数あるため、何回でも手足口病にかかる恐れがあります。

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ヘルパンギーナ

主な症状

発熱,夏,病気,

急に38度~40度の熱が出ます。その後のどが赤くなり、のどの奥に小さな水ぶくれが数個できます。水ぶくれはつぶれると潰瘍となり、痛みを伴います。

通常軽症ですむことが多く自然治癒する病気だと言われていますが、まれに無菌性髄膜炎、心筋炎などの合併症を起こすことがあります。

エンテロウイルスに感染することで発症します。その中でも、コクサッキーウイルスが主な原因となっています。

感染経路は、感染者の唾液や鼻水などを吸い込んでしまう飛沫感染、ウイルスのついた手で目や鼻をこすったり、舐めたりして粘膜から体内に取り込んでしまう接触感染、感染者の含まれた便を直接的、間接的に口から取り入れてしまう糞口感染があります。

潜伏期間は2~4日程。発症してから2~3日程が、最も人にうつす可能性がある時期です。症状がおさまっても、2~4週間程は便の中にウイルスが含まれています。

予防接種の有無

予防接種はありません。

その他

原因となるウイルスが複数あるため、何回でもかかってしまう可能性があります。乳幼児がかかりやすい病気で、全体の感染者のうち5歳以下の感染が約90%を占めています。最も多いのが1歳代での感染です。

5月~8月に流行ることが多く、7月にピークを迎えます。日本では、西から東へと感染が広がっていくことが多いようです。

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体験談:39度の発熱からはじまり…

モンモンモンさんからの体験談:
39度の発熱から始まりました。のども赤くなり、食欲が落ちました。1~2日は高熱で38度以上が続き、3日目には微熱に下がりました。保育園でヘルパンギーナが流行っていたので、もらってきたのだと思います。

流行性角結膜炎(はやり目)

主な症状

結膜炎,夏,病気,

目の充血、目やに、眼痛、流涙、まぶたの腫れなどの眼症状が現われます。初めは片目だけだったとしても、感染力が強いため数日後には両目とも感染してしまいます。

それと一緒に耳前リンパ節が腫れてきます。乳幼児では下痢をすることも。重症化すると角膜の混濁や視力が低下することがあります。

アデノウイルスに感染することで発症します。主な原因には、アデノウイルス8型、19型、37型などがあります。

感染経路は、ウイルスのついた手で目をこすってしまい感染する接触感染です。汚染されたプールなどに入り、ウイルスが目に入ることでも感染します。

感染者とタオルや洗面用具を共有することでも感染します。潜伏期間は8~14日ほど。発症してから1~2週間ほどが人にうつす可能性が高い期間です。

予防接種の有無

予防接種はありません。

その他

全ての年齢層がかかる病気ですが、1~5歳がかかることが多いです。プールなどでも感染し、感染力が強いことから集団感染する恐れがあります。7~8月に流行ることが多いです。

アデノウイルスは、感染すると夏風邪のような症状を起こすことから夏風邪ウイルスとも呼ばれています。現在は約50種類に分類されています。

どのアデノウイルスに感染するかによって発症する病気が異なります。アデノウイルスにかかると、流行性角結膜炎、咽頭結膜熱、肺炎、上気道炎、咽頭炎などの病気になります。

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咽頭結膜熱(プール熱)

主な症状

小児科,夏,病気,

急にのどの腫れ、目の充血、高熱が現われます。目やにが出たり、目がしょぼしょぼしたりすることも。いつもより光をまぶしく感じることもあります。目の充血は、片側から両側になることが多いです。

アデノウイルスに感染することで発症します。主な原因となっているのが、アデノウイルス3型です。他にも、アデノウイルス2型、4型、7型、11型などもあります。

感染経路には、
・感染者の鼻水や唾液を吸い込んでしまう飛沫感染
・ウイルスのついた手で目をこすることや、感染者とタオルを共有することなどによりウイルスが結膜や上気道に感染してしまう接触感染
があります。

それ以外にウイルスに汚染されたプールなどに入ることにより結膜が直接感染することがあります。潜伏期間は5~7日ほど。発症してから症状がなくなった後2日間は人にうつす可能性があります。

予防接種の有無

予防接種はありません。

その他

幼稚園、保育園、小学校などでプールの始まる6月ごろから流行り始め、7月~8月にピークを迎えます。プールでうつることが多いことから、プール熱とも呼ばれています。

幼児がかかりやすい病気で全体の約60%を5歳以下が占めています。咽頭結膜熱の原因となるウイルスは複数あるため、何回でもかかってしまうことがあります。

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体験談:高熱や目の充血

だいずmamaさんからの体験談:
のどの痛みと同時くらいに発熱がはじまりました。熱も突然で39度と高かったので風邪にしては随分と高いと思っていました。そこから食欲もなくなりゼリーやアイスしか口にしなくなりました。目も充血しはじめていたので、風邪ではない気がしました。原因は保育園でその頃流行っていたので感染したと思われます。

とびひ(伝染性膿痂疹)

主な症状

虫刺され,夏,病気,

虫刺されや転んだ傷跡などを掻き壊してしまうと、そこの部分に水ぶくれやかさぶたができます。その水ぶくれやかさぶたに触れると、範囲がどんどん広がってしまいます。強いかゆみを伴うため、かきむしってしまうことが多いです。

黄色ブドウ球菌や溶連菌などに感染することで発症します。黄色ブドウ球菌や溶連菌は普段私たちの身の周りにいる菌で健康な皮膚についても問題ありませんが、傷口などに感染すると、とびひを引き起こすことがあります。

合併症には、肺炎、腎障害、敗血症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群などがあります。感染経路は患部に触れることで感染する接触感染です。タオルなどを介しても感染します。

潜伏期間は2~5日ほど。皮膚がジュクジュクしている時が、もっとも人にうつす可能性が高いと言われています。

予防接種の有無

予防接種はありません。

その他

初夏~夏にかけて流行ることの多い病気です。年齢を問わずかかる病気ですが、子どもは鼻をいじることが多いため鼻の中にいる黄色ブドウ球菌に感染しやすいこと、集団生活やプールなどで感染しやすいことから乳幼児がかかることが多いです。

伝染性膿痂疹は、触ったり掻きむしったりすることであっという間に広がってしまいます。その様子が火事の飛び火に似ていることから、とびひと呼ばれるようになったと言われています。

一度とびひにかかっても免疫がつかないため、何回でもかかってしまう恐れがあります。

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体験談:水いぼが始まりでした

alpus23さんからの体験談:
最初は今年の春くらいにお尻に水いぼが出来た事が始まりでした。だんだん酷くなり、潰れた水いぼに私が絆創膏を貼ってしまった事でかぶれてしまい、とびひになってしまいました。おしりに膿とかさぶたが出来てグチュグチュした感じで痒みと痛みがありました。

まとめ

夏に流行る子どもの病気についてご紹介させていただきました。夏には夏休みやお盆休みがあるため、ついつい生活リズムが乱れてしまいますね。健康な体を作るためにもできるだけ生活リズムを整え、疲れをためないようにしてください。

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