武富さんが妊婦帯を確認しているところ,

赤ちゃんを授かり、プレママとしての日々がスタート。日本では、妊娠5ヵ月目に入った最初の「戌の日」に、腹帯や妊婦帯を巻いて、母子の健康を祈願する「帯祝い」をする風習があり、妊婦帯はママになる日に向けて準備を進めていく中でも、まず最初に必要になるものなのではないでしょうか。

ところが、いざ店頭に足を運んでみると、妊婦帯にもいろいろな種類があって、どれを選んだら良いのかわからない!という声がたくさん聞こえてきます。そんなプレママさんたちのために、妊婦帯の商品開発をしているピジョンの武富さんに選び方を伺いました!

−−店頭に行くと、いろいろな種類の妊婦帯が売っていますよね。なぜこんなにたくさんの種類があるんでしょうか?

武富さん(ピジョン株式会社 開発推進部 デザイングループ)

武富さんと妊婦帯セット,

武富さん
大きく分けると、はらまきタイプ、パンツタイプ、サポート力を調節できるベルトが付いたガードルタイプ、お腹に巻くサポーター(ささえ帯)タイプがあります。

まだお腹にあまり変化がない妊娠初期とお腹が大きくなる後期では必要なサポート力が違いますし、着脱のしやすさや素材には好みがあるので、妊婦さんのお腹の大きさや要望にあわせて選べるようになっているんですよ。

−−そうなんです、まだお腹が大きくなっていない戌の日に妊婦帯を買おうとしても、その時はピンと来ないので、何を選んだら良いのかわからないんです。

武富さん
とりあえずひとつ…という時には、はらまきとサポーターがセットになった妊婦帯セットがおすすめです。まずは冷え予防にはらまきを着けて、お腹が大きくなってきたらサポーターを使ってみると良いと思います。

−−確かに、妊娠してから冷えはすごく気になります。

武富さん
女性はもともと冷えが気になることが多いと思いますが、妊娠したら特に冷え対策は大切です。まだお腹が大きくなる前、妊娠初期から妊婦帯などでケアしたいですね。

まだお腹の大きくない時期なら、はらまきタイプやパンツタイプがラクにつけられておすすめです。

−−妊娠してから体質が変わるという話も、よく聞きますが…。

武富さん
そうですね。例えば敏感肌になる妊婦さんも多いので、その場合は素材や、肌触りを重視して選ぶのがおすすめです。

パッケージに書かれた説明を見たり、見本が置いてあるお店もあるので、実際に触ってみるといいですね。

−−直接肌にあたるものですし、敏感な部分なので、着け心地は気になりますね。

武富さん
ピジョンの妊婦帯は、縫い目が直接肌に当たらないようにしたもの、ゴムなどがくいこまないようにしたものなど妊婦さんが快適に身につけられるよう様々な工夫をしています。

また、素材もやさしい肌あたりのもの、やわらかいものなどこだわって選んでいます。店頭で直接触る機会があれば、ぜひ触れてみてください。

着け心地のチェック,

まとめ

妊娠初期の妊婦帯選びでは、
・「とりあえず」ひとつ選ぶときは、妊婦帯セット
・妊娠初期は、冷え対策を重視
・お腹が大きくない時期に、ラクにつけられるのは「はらまきタイプ」「パンツタイプ」
・素材や肌触りもチェック、実際に触ってみるとベター

をポイントに選ぶことがわかりました!

Part2では、妊婦さんひとりひとりの状況にあわせた妊婦帯選びについて伺います!

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(※本記事は、ベビー用品の「ピジョン」による子育てノウハウ満載の情報サイト『コモドライフ』の提供です。)

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