トマトはいつから食べる?

離乳食初期(生後5ヶ月~6ヶ月頃)から食べさせよう

トマトは離乳食初期から食べさせられます。トマトは野菜の中でも赤ちゃんに好まれやすいです。

そしてなによりやわらかいので安心して与えられます。下ごしらえも薄皮と種を取り除くだけで調理もしやすく、ペースト状にしたり、細かく切ったりも簡単にできます。

グルタミン酸が豊富

また、昆布や煮干し、かつおだしの旨み成分と言われる「グルタミン酸」「イノシン酸」などがありますが、トマトにも「グルタミン酸」が大変多く含まれています。

そのため、トマトは調味料を使わなくても素材の味を活かして調理することができるので赤ちゃんにも優しく、ママにもうれしい食材です。

ちなみに「グルタミン酸」は母乳に多く含まれている旨味成分でもあるため、トマトは赤ちゃんにとっても馴染みのある食材でもあるのですよ。

トマトに含まれる栄養は?

ビタミンを含めたくさんの栄養素があります

トマトにはたくさんの栄養が含まれています。トマトに含まれるβ‐カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。

ビタミンAは、風邪などの感染病の予防や皮膚や粘膜を強くする効果が期待できます。

また、抗酸化作用や血行の流れをよくするビタミンE、過剰に摂取してしまった塩分を体外に排出する働きをするカリウム、便秘解消効果がある食物繊維。さらには、貧血予防の鉄分、丈夫な骨や歯を作るカルシウムなど大変栄養素が豊富です。

またトマトとの代表的な栄養素といえば「リコピン」ですよね。トマトの赤色の色素がリコピンで、リコピンには抗酸化作用があり人の健康に欠かせないものです。

また、しみやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制するなどの働きがあります。おいしく食べさせて赤ちゃんのきれいな肌と健康を保ってあげたいものです。

離乳食でたくさんの食材を食べさせるのは大変ですが、トマトだけでも栄養がたくさん摂れるのでパパママにとっては心強い食材ですね。

食べ合わせの良い食材

トマトと食べ合わせの良い食材の一つはキャベツです。キャベツは、食物繊維だけでなくビタミンCやビタミンUが豊富です。

ビタミンUは、キャベジンとも言われ、胃腸の調子を整える役割があります。

トマトに含まれるリコピンは、キャベツと一緒に食べることで、キャベツの栄養効果を高めてくれます。また、血行促進やがん予防が期待できます。

さらにトマトとキャベツに卵をプラスすることで免疫力を高める効果も期待できます。トマトは加熱することで酸味が減り甘くなり、栄養価も上がります。離乳食にはトマトとキャベツの玉子とじなんていうメニューもおすすめですよ。

トマトを食べさせる際の注意点

しっかりと下ごしらえを

トマトを食べさせるときに1番注意するのは皮と種です。皮と種は食物繊維が多く、赤ちゃんにとっては消化がよくないため、しっかり取り除いてあげましょう。トマト丸ごとは、基本的には1歳以降から徐々に食べさせることができます。

また市販のトマトソースを使うときですが、あくまでもソースなので他の食材を加えるなどして栄養バランスはしっかり考えてあげてくださいね。

そして、自家製のトマトソースを作るときは完熟トマトを使うと良いですね。トマトは完熟した時期のものを使うと栄養満点ですよ。

またホールトマトはつぶしたりして食べやすいようにしてあげてくださいね。また生でもおいしいトマトですが、離乳食初期で与えるトマトは加熱することをおすすめします。中期以降は生でも食べられるようになります。

アレルギーは比較的出にくい

トマトは、比較的食物アレルギーが出にくい食品ですが、まったくないというわけではないようです。トマトを食べた後に、口の周りや口腔が赤くなったり痒みを訴えたりといったこともあります。

赤ちゃんの中には、じんましんや鼻水が出るといった症状が出ることもあるようです。気になる症状が出た場合には、必ず小児科を受診するようにしましょう。

トマトの選び方

3つのポイント

真っ赤に熟したトマトは栄養価が高くおいしいです。

②色むらがなく、ツヤやハリがあり、全体の色が均一で持ったときにずっしり重いものを選びましょう。

ヘタの緑色が濃く、しおれていないものは新鮮である目安になります。反対に黄色になっているものは鮮度が落ちていることもあるので、よく吟味しましょう。

トマトの調理法/下ごしらえ方法

加熱の仕方は?

1.トマトをきれいに洗ってから、底の部分に切り目を入れます。

2.沸騰したお湯にフォークで刺したトマトを回しながら入れます。

3.切り目から皮がむけてきたら冷水にさらして少しおいてから皮をむきます。

4.トマトを適当な大きさに切って中の種を取り除きます。

5.みじん切りにします。

6.すりつぶして裏ごしするなどします。

また、ミニトマトはそのまま冷凍すると皮を簡単にむくことができますので試してみてくださいね。

冷凍できる?

トマトは冷凍することができる食材です。月齢に合った大きさに刻んで製氷皿に冷凍保存してください。

またトマトピューレを作って冷凍しておくのもいいですね。ほかにもトマトソースにしたり、他の野菜と調理したものを冷凍しておくと調理の手間も減り助かるのでおすすめです。

調理に便利な調理道具は?

すり鉢

トマトの皮と種を取り除いたらすり棒ですりつぶします。

裏ごし器

トマトの皮と種を取り除いてからみじん切りにすることで裏ごししやすくなります。

フードプロセッサー

簡単にあっという間にトマトピューレを作ることができます。

電子レンジ

電子レンジでも皮むきができます。切り目を入れたトマトを耐熱皿に入れ、ラップをして30秒ほど加熱してから冷水にさらしてください。

離乳食後期になると皮と種を取り除いてからみじん切りだけでも食べれるようになりますよ。また炒めながら潰すのも時短になるのでおすすめです。

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離乳食後期におすすめのトマトレシピをご紹介します!

トマトの好き嫌いを調査しました!結果は?

コズレの行った調査によれば、トマト・プチトマトが好きな子どもは25%(男の子:21%、女の子:30%)。嫌いな子どもは20%(男の子:19%、女の子:21%)という結果となりました!

好きな野菜ランキングの4位ですが、嫌いな野菜ランキングでも2位にランクイン。みずみずしいおいしさがトマトの魅力ですよね。

子どもがトマトを嫌いという方は、以下でご紹介するレシピを参考に、いろいろな食材との組み合わせや調理法で克服に挑戦してみましょう。

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まとめ

離乳食後期はレシピの幅も広がる時期です。トマトは栄養価がとても高く、パパママにとってもうれしい効果ばかりです。家族みんなで一緒に食べて楽しみたいですね。ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。

(文章作成:Meil)

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