【2】妊娠2ヶ月から妊娠6ヶ月
紹介状をもらい、転院の手続きを行う

つわりがひどい方もいると思いますが、気分が盛り上がるように、お産に向けて産院のリサーチをしてみましょう。
里帰り出産先のリサーチには、ネットの口コミや、実際に産院を利用した地元の先輩ママ友達の生の意見が役に立ちます。
産院のホームページに「エステのサービスがある」「出産祝い膳がでる」「お産セットがもらえる」などの色んな情報があるので、そこもチェックして決めましょう。
産院は、実家から近いほうが通院にも便利ですね。リサーチ後に転院先が決まったら、まずは転院先に「里帰り出産で転院できるか」確認しましょう。
大人気で里帰り出産は直前では受け付けられない産院もありますが、事前に確認しておくと多くの場合は受け入れてもらえます。
紹介状を書いてもらってから里帰りできるかを確認した結果、「受入れできません」となると、紹介状も書き直してもらわないといけないので、事前確認は大切です。
そして、次の健診時に転院先が決まったことを伝え、紹介状を書いてもらいます。紹介状を受け取ったら、転院先に渡します。
転院先が遠方でなかなか渡しに行けない場合、事前に連絡を入れて紹介状について指示をもらいましょう。
【3】妊娠5ヶ月から妊娠6ヶ月
安定期の体調のいい時に一度受診を

妊娠5ヶ月から妊娠6ヶ月ごろには安定期に入り、それほどおなかも重たくないのでまだ身軽に動けると思います。
そこで、一度転院先で健診を受けることをおすすめします。お住まいの市町村によっては定期的に妊婦健診を受けるようになっているところもあると思いますが、「特に妊婦健診が定まってない」という方は、安定期に入って体調のいいときに一度受診しておくと安心です。
稀ですが、出産にリスクがあって転院できないということもあるので、この時期にそのことがわかっていれば、スケジュールを変更してもまだ時間があります。
また、妊婦健診の費用補助チケットをお持ちの方は、転院先の市町村が違うとチケットが使えないので、費用の面でも里帰り前のこの時期に一度、健診を受けておくことをおすすめします。
この時期に一度受診して、先生から母子ともに順調であることを聞けば、安心したマタニティライフを過ごすことができますね。
同時に、次に実家に帰省するスケジュールを相談すると、帰省するときのアドバイス、注意事項なども教えてもらえますし、疑問や不安に思っていることはどんどん聞いて、帰省に向けて準備をしましょう。
【4】妊娠8ヶ月から妊娠9ヶ月
いよいよ出産間近!出産先の病院に転院しよう

妊娠8ヶ月から妊娠9ヶ月、出産までもう少しです。
2人目の出産だと、予定よりだいぶ早く産まれたという方も多いようなので、特に2人目以降のお産の場合は時間に余裕をもって帰省しておきましょう。
目安としては32週~34週頃までに転院することをおすすめします。(里帰り先の産院から、転院の時期については指示がある場合もあります。)
ここまでの流れを実践していると、直前になって希望する産院に転院できないということもないので、スムーズに転院できていることと思います。
出産前は比較的、時間にも体にも余裕があるので、出産後に必要なものの準備はこの時期にささっと済ませておいたほうがいいです。
さらに出産後には出生届などの手続きもあるので、事前にパパと話し合って決めておくと困りません。前倒しの計画で、出産後は赤ちゃんのことに集中することができますよ。
まとめ
こんな風に、里帰り出産を決めたらスケジュールを立てて計画を進めていくと、気持ちにも余裕が出てきますね。
通院中の産院と里帰り先の産院とのコミュニケーションをきちんととることが、スムーズな転院とへとつながります。
なので、帰省のタイミングなどの予定が決まったらなるべく早めに伝えましょう。
そして、出産後のサポートしてくれる両親と、里帰り中に自宅で家事をやってくれるパパにも感謝して、ハッピーに産まれてきた赤ちゃんを迎えてあげましょう。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。