会社への妊娠報告 誰にいつする?
上司

職場で妊娠報告をする場合には、まずはじめに会社の直属の上司にするのが一般的です。
報告する時期ですが、妊娠してすぐに報告するのは避けるようにしましょう。
妊娠初期にはママや赤ちゃんの状態はまだ不安定です。妊娠5~7ヶ月(妊娠16週~27週)の時期になると、赤ちゃんとママをつなぐ胎盤が完成し、安定期という時期に入ります。
上司には安定期に入ってから報告をするとよいでしょう。
ただし、ママの体調が妊娠初期からあまりよくない場合には、早退やお休みする場合があります。また上の子がいる場合には上の子のお世話でお休みをする事もあるかもしれません。
妊娠初期にお休みをもらわないといけない場合には、早めに上司に報告するようにしましょう。
同じ部署、チームのメンバー、同僚
出産に向けて、お休みをもらうこともあるかもしれません。仕事のスケジュールや引き継ぎに関わりがある人には、上司に相談した上で報告しましょう。
社内には色々事情を抱える人もいます。誰に伝えるべきか上司の指示があれば、それに従うようにしましょう。特に問題なければ、上司と相談の上、皆の前で報告しても良いでしょう。
人事部や総務部
人事部や総務部などの部署は、出産にまつわる給付金や、育児休暇の取得に関わりがあります。
手続きに関係する部署には、上司に報告した後で早めに報告するようにしましょう。
何を報告する?
育休取得
育休を取得する予定のパパは、妊娠報告時に育休を取得したい旨を上司に報告しましょう。
職場では、まだ育休を取る男性が少なく、取得しにくい状況かもしれません。また、職場で初めて育休を取る場合もあります。そこで、妊娠報告と一緒に育休の事を伝えた方が、時間に余裕をもって手続きを進めてもらうことができるかもしれません。
法改正により、パパが育休を取りやすくなる制度もできました。上司に伝える前に、パパ自身で育休制度について調べて、いつから育休を取るか、どの位の期間を取るかをきちんと決めて伝えましょう。
職場に報告する前に必ずママに相談を!
育休取得の有無、時期などを相談する
上司に育休を取得する旨を伝えるために、まずはママと話し合いをしましょう。
育休を取るか?
育休をいつ取るか?
育休をどのくらいの期間取るのか?
法改正により、共働き世帯のパパが育休を取りやすくなるための「パパママ育休プラス」「パパ休暇」という制度ができ、育休の取り方も様々となりました。
どのような育休の取り方がご家庭に合っているのか、上司に報告をする前に決めておきましょう。
まとめ
今後の手続きや仕事の引継ぎをしっかりできるように、職場には余裕を持って妊娠報告をしましょう。
また、ママが妊娠中から出産後まで不安にならないように、早い時期からしっかりと二人で話し合いを持つことも大切ですね。
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