妊娠後期のむくみの原因は?

こんな症状はむくみのサイン?

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むくみと言われたらどんな症状が思い浮かびますか?妊娠中でなくても一日中歩きまわった後は足がパンパンになって靴が入らなくなるという経験をしたことはありませんか?

むくみのサインとは、このように足がゾウのようにパンパンになる、靴が入らなくなるなどの症状があります。この他にも指輪が入らない、手がにぎりにくいというのもむくみが原因です。さらに足の甲などを指で圧迫して、しばらく跡が残る時もむくんでいるサインです。

むくみの原因は?

同じ体重増加でも太ったという場合は脂肪などが体につきますが、むくみというのは脂肪ではなく余分な水分が体に溜まっている状態です。妊娠すると赤ちゃんに栄養や酸素を送るためにママの体の血液量が増えます。

妊娠後期の30~34週には血液量はピークになり非妊娠時の1.5倍にもなります。これに加え、妊娠後期は大きくなった子宮に下半身が圧迫され循環が悪くなることでむくみの原因になります。

かゆみやしびれの原因は?

むくみがひどくなると手のしびれを感じることがあります。これは手根管症候群と呼ばれむくみによって神経が圧迫されることが原因で起こります。

特にこの症状は夜中の寝ている間にむくみがひどくなり、寝起きにしびれを感じることがあります。また、むくみが出ることで表面の皮膚が引っ張られ薄くなり、突っ張ることでかゆみが出ることもあります。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、以前は妊娠中毒症と呼ばれていました。妊娠高血圧症候群がなぜ起こるかという仕組みは残念ながら詳しいことはわかっていません。

また、妊娠中毒症と呼ばれていた時はむくみがその診断の基準に入っていましたが、現在の妊娠高血圧症候群に変わってからは、妊娠中のむくみのみが出ている場合は妊娠浮腫と呼ぶようになっています。

しかし妊娠高血圧症候群の人で高血圧とともにむくみが出たという妊婦さんも多いです。足を高くするなどの対応でむくみが改善される時は問題ないことが多いですが、顔や手までむくみでパンパンになる時などは注意が必要です。

また、妊婦健診の時には必ず測定する血圧の値にも気をつけましょう。もし、食べ過ぎでもなく1週間で500g以上体重が増加している場合もむくみが原因の可能性があります。普段から自分の体の変化に気付けるようにしておいてくださいね。

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体験談:サンダルしか履けない状態に

もんぷちさんからの体験談:
血圧が高くなり、家でも測るように指導を受けました。家で測定すると血圧は基準値内だったので、白衣高血圧(医者や看護師の前だと、緊張して血圧が上がってしまう)と診断されました。

また、むくみがひどくなり今まで履いていたスニーカーやブーツが入らなくなり、冬なのにサンダルしか履けない状態になってしまいました。むくみを解消するために赤ちゃんに影響のない漢方薬を出してもらいましたが、あまり改善はしませんでした。

対策・解消法

足を高くして寝る

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寝る時や横になって休む際には足を高くして寝るのもむくみ予防に効果があります。足の下に20~30cmくらいのクッションや枕を敷いて休むと下に溜まった血液が戻りやすくなりますよ。

マッサージをする

マッサージをして血行をよくしてむくみを予防しましょう。手のむくみを改善したい場合、手を心臓よりも高い位置にします。

そして、グーパーグーパーと手を握ったり手をブラブラさせたりして、溜まった水分を下へと流していきます。また、夜寝る時に手を体の下敷きにするとむくみやすくなるので注意が必要です。

足の場合も同様に心臓より高い位置に足を置きます。足首を回したり足の指を開いたり閉じたりして血液を心臓の方に流していきましょう。また、妊娠経過に問題がなければ妊婦さん専用のマタニティマッサージなどもおすすめです。

適度な運動をする

適度な運動はむくみの予防になるだけでなく、過度な体重増加を抑え、リフレッシュすることもできます。

妊娠後期はお腹が大きくなり動くのも億劫になりますが、お腹に負担をかけないようなウォーキングなどの軽い運動がおすすめです。また、適度に運動することでお産の時の体力づくりにもなりますよ。

体をあたためる

体の冷えは血行を悪くするためむくみには大敵です。夏でもエアコンで手足が冷えてしまうこともあるため、靴下をはいたり薄手の上着を羽織ったりするなどの冷え対策をしましょう。お風呂でゆっくり体をあたためるのもおすすめです。

食事に気をつける

むくみ予防には食生活も大切です。まずは、塩分を控えるようにしましょう。塩分の取り過ぎはむくみの原因になります。インスタント食品や加工食品にはたくさん塩分が含まれていることが多いです。妊娠中の1日の塩分は7~8g以下を目安にしてください。

また、カリウムは体の塩分を尿として排出してくれる働きがあります。カリウムの多い食べ物は、納豆、バナナ、キウイ、さつまいも、ほうれん草、わかめなどの海藻類があります。

さらに、飲み物を選ぶ時も利尿作用のあるものにすると効果的です。利尿作用のある飲み物としては、ルイボスティーやたんぽぽ茶、ごぼう茶、とうもろこし茶、黒豆茶などがあります。

体験談:むくみ改善はいろんな方法で

KANAKOBAさんからの体験談:
私の場合は36週を過ぎてからは、胎児の成長が安定していたために体を動かすことを助産師の方から一層すすめられました。速足でのウォーキング、階段昇降、スクワット、雑巾がけなど。

また、むくみ改善のために運動だけでなく、脚を特に冷やさないようにマッサージをしたり靴下を履いたり、湯につかったりしていました。短時間でも数回に分けて寝ることによって睡眠不足にならないようにしました。

まとめ

いかがでしたか?妊娠後期のむくみの原因や解消法についてご紹介しました。

むくみで悩んでいる人もまだむくみは出ていないという人もご紹介した対策や解消法を行って、少しでも妊娠後期のトラブルを防ぎましょう。また、このような方法でもなかなかむくみが改善しない時は医師や助産師に相談してみてくださいね。

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