妊娠中に頻尿が起こりやすい原因
妊娠中期
妊娠中期の頻尿の原因は、大きくなった子宮に膀胱が圧迫されることによって起こります。また、妊娠中期は頻尿にならなかったという人もいますが、赤ちゃんの体の向きや位置によっても変わってくるので、気になるようでしたら健診の際、医師に聞いてみましょう。
体験談:30分に1回はトイレへ
いもこ2016さんからの体験談:
お腹がポッコリ大きくなり、胎動を頻繁に感じるようになりました。また、頻尿になり、30分に1回はトイレに行っていました。ですが少量しかおしっこは出てこないんです。そして肌荒れが始まったのも妊娠6ヶ月始まったころからです。
また、3週目か4週目あたりから歯磨きをすると必ず血が出てきて、さらには歯茎がペロリとむくれるようになりました。そして抜け毛が多くなり始めした。さらに足がむくみはじめたのもこの時期です。
体験談:尿漏れする事も
みつママさんからの体験談:
妊娠9ヶ月から10ヶ月(出産)までお腹が重くなり、体に荷重がかかった為か、右のお尻の筋肉が痛くなりました。マッサージしたり、旦那や母にマッサージしてもらったりしていました。
痛みがひどいときはあまり立っていられませんでした。横になって休む事もしばしばありました。その他に、妊娠10ヶ月は腹筋に力を入れた時に尿漏れする事が増えてきました。トイレは頻繁に行っていました。冬の時期だったので夜間はかなりの頻度でトイレに行っていました。
頻尿と感じたら気をつけておきたいこと
脱水症状

トイレが近くなるから水分摂取を控えるということは絶対にしないでください。特に妊娠中は非妊娠時以上に水分が必要です。妊娠すると赤ちゃんに栄養を送るためにママの血液量が増えます。水分をしっかり補給すると、血液の流れが良くなります。
また、赤ちゃんの成長に必要不可欠な羊水は頻繁に新しいものに入れ替わっています。さらに、妊娠中は汗をかきやすく、妊婦さんは1日2リットル以上の水分摂取が望ましいと言われています。
もし妊婦さんが脱水症状になると、体の機能が低下し、赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまいます。頻尿になるとトイレに何度も行かなくてはならず、仕事をしている人などは大変ですよね。でも、大事な赤ちゃんと自分の体を守るためにも水分はしっかり摂ってくださいね。
膀胱炎
トイレに行くのを我慢すると膀胱炎になることもあるので注意しましょう。トイレを我慢すると尿が長時間溜まった状態になり細菌が繁殖する可能性が高くなってしまい、その結果膀胱炎を引き起こします。
膀胱炎の症状としては、頻尿以外に血尿が出る、残尿感がある、排尿時に痛みがあるなどがあります。膀胱炎にならないためにもしっかり水分補給をし、尿意を感じたら我慢せずにトイレに行くようにしましょう。
頻尿を改善するための対策
グッズを上手く活用しよう

いくら妊娠中と言えども頻尿になると困ることもありますよね。そんな時はいろいろな頻尿対策のグッズを使用して、上手く頻尿と付き合っていきましょう。
まず、1番身近なものとして尿とりパッドやおりものシートなどがおすすめです。妊娠中はくしゃみなどのちょっとした刺激で尿漏れしてしまうこともありますし、トイレが間に合わずに、少し出てしまったなどという時にも役立ちます。
また、妊娠中はおりものが増えることもあるため、おりもの対策としても尿とりパッドやおりものシートは便利です。使用する際は、長時間同じ物をつけっぱなしにせず、こまめに新しい物と交換して清潔に保ちましょう。
夜間の頻尿がひどくて睡眠がとれないという場合は、大人用のおむつも活用できます。おむつなんて…と思うかもしれませんがトイレが気になって全く休息がとれないのは妊婦さんの体にも赤ちゃんにもよくありません。今だけと割り切って使ってみるのもいいでしょう。
また、体が冷えると頻尿にもなりやすくなります。腹巻などをして子宮や膀胱がある下腹部を冷やさないように工夫しましょう。
まとめ
いかがでしたか?妊娠中、頻尿に悩まされたという妊婦さんは意外と多いもの。1日に何度もトイレに行くのは面倒ですが、尿意を我慢して膀胱炎になってしまうと大変です。夜間も頻尿で熟睡できず辛いですが、いろいろなグッズを上手く活用しながら乗り切りましょう。
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