赤ちゃんの臍ヘルニアとは|症状は?何科に行くの?

臍ヘルニアとは

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胎児の時にママから栄養を受け取っていたへその緒。誕生とともにカットして、そこの部分がおへそになります。へその緒の残りはしばらくすると乾燥して自然に落ち、小さなおへそに落ち着きますが、中にはだんだんと飛び出し大きくなることがあります。

へその緒がついていた部分を臍輪と言うのですが、生まれてすぐの頃には小さな輪っか状に穴が開いていて、腹膜内と開通しています。この臍輪から腸などが飛び出している状態を、臍ヘルニアと言います。

何科を受診すればいい?

臍ヘルニアは乳幼児にとってポピュラーな病気なので、小児科を受診すれば診断してもらえます。経過観察までは小児科で大丈夫ですが、手術する場合には小児外科の受診が必要になります。

かかりつけの小児科に相談すれば、手術に対応できる病院を紹介してもらうことができますよ。

痛みはあるの?

通常の臍ヘルニアに痛みはありません。へその部分と腹膜などが癒着してしまうと、痛みが起こります。小児に起こるのは非常にまれですが、腸が臍の飛び出している部分にきつくはまりこんでしまい、腸内嵌頓(ちょうないかんとん)になることがあります。

腸内嵌頓だけでは痛みはありませんが、そのまま腸が絞られ、腸内絞扼(ちょうないこうやく)になると痛みが出てきます。

腸内絞扼になったまま放置すると、腸に血液がいかなくなり、6時間程で絞られている部分の腸が壊死してしまいます。その結果、腸破裂や腹膜炎などを起こすことになってしまいます。

臍ヘルニアになる割合

赤ちゃんの約5~21%に起こります。出生体重が1000~1500グラムの未熟児はなる割合が高く、約84%に起こると言われています。

臍ヘルニアの症状

生まれたばかりの赤ちゃんは筋肉も未発達で未熟なため、臍輪が閉じていません。そのため臍輪から腸内が突出し、生後3ヶ月ごろまで大きくなります。中には、3センチまで大きくなるものも。

おへそは触るとやわらかく、押すとぐじゅぐじゅとした感触がします。お腹の中に押し込むと簡単にひっこみますが、いきんだり泣いたりしてお腹に力が入ると、また飛び出してきます。赤ちゃんが活発に動くようになるとお腹の筋肉も発達し、おへそは飛び出しにくくなってきます。

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体験談:へそのぐじゅぐじゅとした状態が続く

ぬっこっこさんからの体験談:
臍ヘルニアが原因での症状で発熱等の症状は特にありませんでした。もちろん、おへその出っ張りはありました。

へその緒がとれた後もぐちゅくちゅした状態が続きアルコール消毒を継続してました。乾燥させるのが難しかったてす。

治療法|手術の費用やテープ固定圧迫法って?

自然治癒するもの?

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臍ヘルニアの約80~95%の人が、生後1年以内に自然に治癒します。2歳を過ぎると、自然治癒する可能性は低くなります。

体験談:2週間ほどで自然治癒

ゴマゴマアブラさんからの体験談:
治療方法としてはまず病院でお医者さんに診てもらって、臍ヘルニアと診断されました。

成長とともに自然に治ると言われたので、そのまましばらく様子を見ていましたが、二週間くらいで腫れもおさまりでべそが治りました。

手術は必要?手術が必要な年齢は?

2歳になっても臍ヘルニアが自然治癒していない場合、手術が検討されます。痛みがある場合や、腸内絞扼を起こしている場合には、年齢に関係なく手術となります。

手術する場合の費用

臍ヘルニアは保険が適応されます。乳幼児であれば、地域によりますが、乳幼児医療として割引を受けられたり、無料で手術をしたりすることも可能です。手術費用、診察、薬代などは乳幼児医療の対象となりますが、入院に必要になる部屋代や食事代などは必要になります。

手術の内容

開いている筋肉を閉じ、臍輪を塞ぐ手術を行います。手術の方法には、臍内法と臍外法の2種類があります。臍内法は、傷口がへその中だけで済む方法で、手術痕が目立たないという利点があります。

臍外法は、傷跡がへその外側まで及びます。通常臍内法が行われますが、へその形状などによっては臍外法が行われます。

縫合には通常溶ける糸が使われるので、抜糸をする必要はありません。手術は全身麻酔で行われるので、乳幼児は入院になることが多いですが、日帰りでできるクリニックもあるようです。

体験談:日帰りのへそを閉じる手術で完治

ぼぼさんさんからの体験談:
おへそがおかしいのに気づいてから小児科に行き受診。子ども病院に紹介状を書いてもらい受診しました。おへそが開きすぎとのことで腸がでてきていると言われ、手術の日程を決めて臍を閉める手術をしました。日帰りで手術は済みました。

術後はどう過ごしたらいい?

手術部位の清潔と再発防止のため、1週間程へそにガーゼや綿球を入れ固定します。病院にもよりますが、数日入浴できない場合もあるようです。それ以外は通常の生活をできますが、激しい運動や、へそを圧迫するようなことはしばらく禁止されます。

手術以外の治療法|テープ固定圧迫法

病院によっては、テープ圧迫固定の治療を行うこともあります。飛び出しているへそをお腹の中に押し込め、スポンジ綿球などで圧迫し、ガーゼで固定します。

常時固定することで、臍ヘルニアを手術せずに治癒させられます。この方法は、生後4ヶ月未満の赤ちゃんに用いられます。生後4ヶ月以降の子どもだと効果があまり得られないので行われません。

体験談:テープ固定法で完治

平尾才有理さんからの体験談:
治療法はおへそに白いスポンジのような物をつけて透明テ-プを貼り付けました。一ヶ月間毎日張り替えをしました。一ヶ月後に受診した時はとてもきれいなおへそになっていて安堵しました。女の子だからきれいなおへそになって良かったです。

再発は?

臍ヘルニアの再発は低いと言われていますが、妊娠や体重増加でお腹が大きくなった場合、加齢により筋肉がゆるんできた場合など、再発することがあります。

ホームケア

あまり気にしすぎず、普通に生活するようにしましょう。泣くとへそが飛び出してしまうので、泣かさない方がいいと思われるママもいるようですが、泣くことによって腹筋が発達し、臍輪が閉じやすくなるので、神経質にならなくても大丈夫です。

へそが飛び出していると、子どもが気になって触ってしまうことがあります。あまり触ると炎症することがあるので、過度に触らせないようにしましょう。

臍ヘルニアの原因

臍の下にある筋肉が閉じないことが原因

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臍の下にある筋肉がきちんと閉じず、臍輪が開いた状態になっていることが原因です。へその緒の切り方や処置の方法が悪かったせいではありません。

便秘との関係

お腹に力が入ると、閉じていない臍輪から腸が飛び出します。お腹に力がはいる原因には、便を出す時にいきんだり、激しく泣いたりなどがあります。便秘をするとお腹に力が入ってしまうので、腸が出やすくなります。

専門機関へのご相談はこちら

※夜間休日、お子さまの健康状態に心配なことがある場合や受診の目安に迷った場合は子ども医療電話相談♯8000に相談をおすすめします。

厚生労働省・子ども医療電話相談事業
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

まとめ

臍ヘルニアについてご紹介しました。大きくふくらんだおへそを見ると心配になりますが、約95%は1歳までに治る病気です。

あまり神経質になりすぎず、見守ってあげてください。痛みがある、いつもと違う様子がある場合には受診してくださいね。

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