目次
ささみを食べさせる際の注意点
アレルギーの要因、たんぱく質の過剰摂取に注意!
ささみに多く含まれるたんぱく質は、カラダに必要な栄養素の一つです。しかし摂りすぎるとアレルギーを引き起こしてしまうこともあります。
特にまだ消化機能が不完全でどんな食材にアレルギー反応を示すかわからない赤ちゃんに与える際は注意が必要です。
・一度にたくさん与えないこと。
・「毎食」「毎日」ではなく、間隔をあけて少しずつ量や回数を増やしていくこと。
上記のことを守って、離乳食にささみを上手に活用してみてくださいね。
下ごしらえでの注意点

ささみは必ずしっかり火を通しましょう。焼くと固くなるので、茹でるか蒸して加熱すると良いでしょう。
また、消化に時間のかかる食材なので、離乳食期の内蔵に負担をかけないようにしっかり煮込んだり小さく切ったりして与えることが大切です。ささみを茹でたゆで汁は、具材を加えて大人用のスープにアレンジできますよ!
ささみはすじ取りが必須です。大人であれば食べられますが、赤ちゃんは固くて食べられないので必ず取り除いてあげましょう。すじ取りは「包丁」もしくは「フォーク」を使用します。
・包丁の場合、包丁の背でささみを押さえて白いすじを引っ張ると取れます。
・フォークの場合、フォークを白いすじに引っ掛けて、出ているすじをキッチンペーパーなどで滑らないように押さえます。そこからフォークを身が付いている方に滑らせるとキレイに剥がれます。
少し力がいりますが、コツを掴むと簡単に取れるようになります!
ささみの調理法/下ごしらえと冷凍保存方法
加熱の仕方は?
茹でるか蒸して加熱しましょう。より柔らかく仕上げるには以下の手順で「茹で蒸し」するのがおすすめです。
1、小鍋にお湯を沸かします。
2、沸騰したらスジを取ったささみを入れます。
3、再沸騰したら火を止めて蓋をします。
4、10分置いたら出来上がりです。
火を止めて蒸すことで、ふっくらやわらかく仕上がりますよ。
便利な調理器具は?
離乳食後期といえば、食べられる食材も増え食事回数も1日3回になり、料理するママパパの負担も一気に増えます。毎日大人の食事とは別に赤ちゃんの離乳食も作るとなるとやはり大変なものです。
そんな時に助かるのが便利な調理グッズですよね。毎日の離乳食づくりが楽になるのはもちろん、離乳食が終わった後も長く使えるような調理器具をご紹介します。
【1】離乳食まな板|リッチェル

赤ちゃんの離乳食作りに衛生面の気遣いは欠かせません。離乳食専用のまな板を1枚持っておくととても便利です。
このまな板は、「切る」「つぶす」「分ける」がこの1枚のまな板でできます。食材を「切る」のはもちろん、刻んだ食材を「分けて」入れられるくぼみと、もうひとつ凹凸がついているくぼみがあり、この凹凸で簡単に食材を「つぶす」ことができます。
離乳食が終わったら、薬味やフルーツを切りたい時などちょっと使いのまな板にも、子どものお手伝い専用のまな板にも出来るので長く愛用できます。
【2】離乳食シリシリ器 |ののじ
![ののじ 離乳食シリシリ器 オレンジ&イエロー [対象年齢:5ヶ月頃~],離乳食,ささみ,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/588131.jpg)
離乳食に「細切り」「みじん切り」は欠かせません。このすりおろし器は、「すりおろし」や「裏ごし」を卒業した離乳食後期におすすめしたい調理グッズです。
冷凍したささみももちろんですが、にんじんや大根なども簡単に細切りできます。包丁では面倒だったみじん切りも、このシリシリ器であっという間に細かくすることができます。離乳食が終わった後も、幼児食やシリシリ料理に大活躍しますよ。
【3】小分け保存カップフリープ|アーネスト

毎日の離乳食作りに冷凍保存は欠かせません。こちらは小分けカップがシリコンカップになっていて、さらにひとつずつ取り出せるのがポイントです。
製氷皿だと取り出すのが大変ですが、シリコンなので簡単に取り出すことができます。また、追加で冷凍することも可能です。
もちろんレンジ対応もしていて、専用ケースには蓋がついているので衛生的に保存できます。離乳食が終わった後も、お弁当のおかずの小分け冷凍に活用できます。
【4】みじん切り器ぶんぶんチョッパー|K&A

離乳食作りにおいてみじん切りはマストです。そんなみじん切りを簡単に終わらせてしまうのが「ぶんぶんチョッパー」です。
材料を入れてひもを引っ張るだけで、あっという間にみじん切りができてしまいます。ひもを引く回数を調節すると、粗めのみじん切りも細かいみじん切りもどちらも可能です。
離乳食にちょうどいいコンパクトなサイズで後片付けも簡単なので、忙しい毎日におすすめの調理器具です。
離乳食後期向けのおすすめささみレシピ
【1】離乳食中期・後期 豆腐ハンバーグ
材料
・豆腐
・ささみ
・人参
・じゃがいも
・グリーンピース
・片栗粉
作り方
まず、片栗粉以外の材料を電子レンジで加熱します。その後、片栗粉を加え混ぜ合わせ、丸めて焼いたら完成です。
この1品で色々な食材をとることができますね!他にもひじきやシラスなどを加えたり和風だしであんかけにしたり、幅広くアレンジできそうです。まとめて焼いて冷凍保存しておくと便利ですよ!
【2】離乳食 かぼちゃのパンがゆグラタン
材料
・食パン(8枚切)
・かぼちゃ
・ブロッコリー
・ささみ
・牛乳またはベビー用ミルク
・チーズ
作り方
まず、食パンを一口サイズにちぎり耐熱容器に入れます。別の深めの耐熱容器に牛乳(ベビー用ミルク)、カボチャ、ブロッコリーを入れ野菜が柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。
次に、加熱した牛乳(ベビー用ミルク)と野菜を食パンにまんべんなくかけチーズを乗せます。チーズを乗せたら、レンジかトースターでチーズが溶けるまで温めて完成です!
このメニューなら一皿で野菜、お肉、乳製品、炭水化物が手軽に取れますね。
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【3】鶏ささみと高野豆腐のうどん★離乳食中期~
材料
・うどん
・ささみ
・高野豆腐
・にんじん
・オクラ
・だし汁
・みそ汁の上澄み
作り方
まずはじめに、うどん、高野豆腐、にんじん、オクラを一緒に柔らかく茹で、月齢に合った大きさに切ります。
次にささみを茹でて、細かくほぐします。すべての具とうどんを器に入れ、だし汁とみそ汁の上澄みをかけたら出来上がり!手軽に済ませたい朝食やランチにおすすめですよ。
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【4】ささみのお団子☆(離乳食に♪)
材料
・ささみ
・玉ねぎ
・片栗粉
・水
・野菜スープ
作り方
まず、ささみのすじを取りフードプロセッサーか包丁でミンチにします。玉ねぎはみじん切りにします。
次にささみと玉ねぎ、片栗粉、水ををボールに入れ混ぜます。野菜スープを鍋に入れ沸騰させたら、そこに玉ねぎと混ぜたささみを丸い団子状にして入れます。
ささみの団子に火が通れば完成です!玉ねぎ以外にもひじきやチーズ、ごまなど好みに合わせてアレンジできるメニューですね。
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まとめ
離乳食後期は栄養バランスを考えた食事が必要です。また様々な素材が使えるようになり、手づかみ食べが始まるなど、赤ちゃんにも多くの成長が見られます。
低脂肪で栄養価の高いささみは調理法のアレンジや使える献立のバリエーションも豊富な食材です。ぜひ毎日の離乳食作りに役立ててください。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。