生後9ヶ月の赤ちゃんの成長・発達
平均身長・体重は?つかまり立ちする子も

どんどん大きくなっていく赤ちゃん。男の子の身長は67.4~76.2cm。体重は7.2~10.4kg。女の子の身長は、65.5~74.5cm。体重は、6.7~9.9kgになります。男の子の方がちょっと大きいようですね。
手足の力が強くなり、ハイハイがさらに上手になります。腹ばいハイハイや四つんばいハイハイのスピードもアップ。お座りからハイハイへの移行もスムーズにできるようになります。
早い子だと、テーブルやソファなどを使って、つかまり立ちをする子も。足もとはまだ安定せずにぐらぐらしている状態なので、危なっかしくてママはひやひやするかもしれません。
でもこれも大切な成長の1つなので、安全を確保してフォローしながら、様子を見守ってあげてくださいね。
好奇心旺盛な赤ちゃん、後追いする子も

赤ちゃんはとにかく好奇心旺盛。ハイハイして自分で動けるようになると、家中の色々な物を触るようになります。ティッシュを出したり、引き出しの中の物を出すのも大好き。加湿器や、DVDレコーダーなどを壊してしまう子も。
ママの姿を追いかける、後追いをする赤ちゃんも増えてきます。ハイハイでどこまでもついてくる赤ちゃんに、ストレスを感じることもありますが、これも一時期のこと。いつか懐かしく思う日がくるので、受け止めてあげてくださいね。
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生後9ヶ月の生活リズム
睡眠時間・頻度は?お昼寝は午前と午後に1回ずつ

生後9ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日トータルで約13時間。睡眠時間には個人差があり、日によってもばらつきがあるようです。
多くの赤ちゃんが、昼間起きている時間が長くなり、夜にまとまって寝るようになってきます。夜に寝るようになるといっても、授乳や夜泣きで何回か起きることも。
お昼寝は、午前中に1回、午後に1回になってきます。お昼寝を長くしすぎたり、夕方にしたりすると、睡眠サイクルが乱れて、夜に寝ないようになってしまうことも。
赤ちゃんにとって睡眠はとても大切なものなので、夜に眠れず睡眠が不足している場合には、お昼寝を長めにした方が良いこともあります。
赤ちゃんが寝ついてくれないなど、睡眠について悩みのあるママは多いようです。色々試してみて、赤ちゃんにぴったりな睡眠サイクルを探してみてくださいね。
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生活リズムを家族みんなで整えましょう

夜に寝る時間が長くなり、離乳食も1日3回になってくるため、生活リズムを整えやすくなります。規則正しい生活を送ることは、子どもの健康にとっても大変良いことです。
まずは、早寝早起きを目標にして、生活リズムを整えましょう。上の子の予定があったり、夜泣きをして寝てくれない日があったりと、思い通りにいかない日があっても大丈夫。神経質になり過ぎない程度に、生活リズムを整える練習を始めてくださいね。
生活リズムが整うと、幼児期になって保育園や幼稚園が始まったときに助かりますよ。これを機に、家族で早寝早起き、3食きちんと食べる生活リズムにすると、みんな健康になれそうですね。
基本的生活習慣を身につけていきましょう

食事の前に手を洗う(手を拭く)、食事の後に歯をみがく、外から帰ってきたら手を洗うなどの基本的な生活習慣が身につくように心がけていきましょう。そうすることで、生活のメリハリがつきやすくなります。
日中外に出て、お日様の光を感じるのもおすすめです。程よい刺激は、脳を活性化させ、発達を助けてくれます。外出してお散歩したりすることで、夜寝やすくなる赤ちゃんも多いようですよ。
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生後9ヶ月の食事
離乳食の量は?離乳食を中心に生活

離乳食が1日3回になってきます。離乳食を中心にした生活リズムにすると、離乳食を進めやすくなります。できるだけ、朝・昼・夕のタイミングで食事をとることができるようにしましょう。
1日に食べる量の目安は、炭水化物が、おかゆ240~270g。野菜・果物が90~120g。タンパク質が、魚30g、肉30g、豆腐90g、卵1/2個、乳製品160gのうちどれか、になります。
こう書かれると、げんなりしてしまうママも多いと思いますが、離乳食を作るのも一時期のこと。1歳頃になると離乳が完成してきて、だんだん楽になってきますよ。
できるだけ色々な食材をとれるようにして、バランスの良い離乳食になるといいですね。鉄分が不足してくるので、鉄分を多く含んだ食材を使いましょう。
ママにだって、忙しくて離乳食を準備できないときもありますよね。そんなときには、レトルトの離乳食や、フォローアップミルクを取り入れるのも手ですよ。今は、色々な種類のレトルト離乳食があり、栄養も考えて作られています。
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食事の時間が楽しくなるようにしましょう
離乳食を食べさせることは、体に必要な栄養をとり入れることはもちろん、食べることに慣れることも目的になっています。味覚も発達してくるので、色々な食材を食べて、食べることの喜びを知ってもらえるといいですね。
可能なときには家族で食事をして、みんなで食べることの楽しさを感じてもらいたいと思います。ママも慣れるまでは余裕がなく、食べさせるだけで必死になってしまうと思いますが、赤ちゃんが楽しく食事をできるような雰囲気を作れると、なおいいですね。
赤ちゃんが離乳食を食べる量には個人差があります。日によってもムラがあるので、目安の量が食べられないこともあります。離乳食を食べる練習期間だと思って、おおらかに見守ってくださいね。
生後9ヶ月の健康
9ヶ月・10ヶ月健診で、気になることを質問しましょう

自治体によって、9ヶ月・10ヶ月健診が行われます。健診は、赤ちゃんの健康状態や、発達状態を知ることのできる大切な機会です。必ず受けるようにしましょう。
9ヶ月・10ヶ月の健診では、ハイハイの姿勢、支えて立たせた状態の姿勢、指先の動き、視覚、聴覚、体の反射などを確認します。医師や保健師がいるので、気になることを質問するチャンスです。
健診以外でも、保健センターなどに電話すると相談に乗ってもらえます。1人で悩まずに、どんどん専門家に相談してくださいね。
誤飲やけがに要注意

ハイハイが上手になり、自由に動けるようになるので、家中の物をいじるようになります。赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、誤って飲みこんでしまうなどの事故が起こる可能性も増えてきます。
赤ちゃんの安全を守るためにも、赤ちゃんに触られたくない物は、必ず手が届かないところに片付けるようにしましょう。つかまり立ちできるようになると、手の届く範囲が増えるので、さらに注意が必要になります。また、つかまり立ちをすることで、転倒する危険もでてきます。まだまだ目が離せませんね。
生後9ヶ月の赤ちゃんについての体験談
朝日をあびるなど、生活リズムが整うよう意識

離乳食にはレトルトも活用

まとめ
生後9ヶ月の赤ちゃんについてご紹介しました。赤ちゃんの成長を見ることができるのは、本当に幸せなことですね。
赤ちゃんの成長・発達には個人差があります。神経質になり過ぎないよう、赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。
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