【1】赤ちゃんのお七夜とは…?

お七夜の由来

赤ちゃんのお七夜は、赤ちゃんが生まれて7日目のお祝いです。医療の発達していない時代、出産は命がけ。赤ちゃんが生まれて育つのは、とても難しいことでした。

生まれてすぐ亡くなる赤ちゃんも多い中で、生後1週間まで無事に成長したことをお祝いしたのがお七夜の由来です。

今では、赤ちゃんの死亡率が非常に低くなりましたが、こうした風習が残されていることで、昔の人たちが子どもの成長を心から願っていた気持ちが伝わってきますね。

お七夜で何をするの?

生まれた赤ちゃんの成長を喜び、また、すこやかに育つことを祈って、家族や親族など近しい人たちを招いて、赤ちゃんの名前を披露します。

家族や親しい人たちを招いて、お祝いの会食が行われることも多いようです。

社会の一番小さい単位である、夫婦や家族に赤ちゃんという新しいメンバーをおひろめする日、と思えばいいでしょう。

【2】お七夜の赤ちゃんの儀式、命名式ってどうやるの?

命名式のやり方【正式編】

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お七夜で行われる赤ちゃんの名づけの儀式=命名式はどのようにすればいいのでしょうか。
命名式ではまず、赤ちゃんの名前を書いた命名書を用意します。

まず、赤ちゃんの名前を半紙に書きます。奉書紙と呼ばれるものを使うのが正式です。

奉書紙を使う場合は、横半分に折った奉書紙を和を下にし、さらに縦に三つ折りにします。三つ折りにした一番右の中心に大きく命名、と書きます。

次に、三つ折りにした半紙の中央部分に大きく子どもの名前を書き、その右側に少し小さめの字で父親の名前と続柄を書きます。

子どもの名前の左側にはやはり小さめの字で生年月日を書きます。三つ折りにした奉書紙の一番左には、真ん中に父と母の姓名を書き、一番左に命名日を書きます。

この奉書紙を三方にたたんでのせ、神棚や床の間がある場合はそこに置きますが、無い場合は目立つ場所に貼って置きます。

赤ちゃんの命名式のやり方【略式編】

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命名式で使う命名書は、半紙を使う略式のやり方もあります。

簡略化した場合は、半紙の中央に「命名」と書き、続いてその下に子どもの名前を大きく書きます。
左側に小さめに生年月日を書いて、神棚や床の間に飾ります。神棚や床の間が無い場合は、ベビーベッドに近い壁など目立つ場所に貼っておけばよいでしょう。

知っておきたい、赤ちゃんの命名式のお役立ち情報

命名紙,お七夜,赤ちゃん,命名式出典:amzn.to

命名式はきちんとした形で行おうとすると、少し面倒に感じます。半紙もないし、書道が得意なわけでも…という方も多いですよね。でも、ご安心ください。

命名紙は最近では印刷済みのかわいいものや、写真、足型なども取っておけるものが販売されるようになりました。

また、パソコンからテンプレートをダウンロードして印刷することもできますので、必要に応じて、上手に使ってみてください。

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【3】赤ちゃんの命名式、お七夜の会食はどうする?

赤ちゃんのお七夜の会食、どんな準備をする?

お七夜の会食に鯛のお頭,お七夜,赤ちゃん,命名式出典:PIXTA※写真はイメージです

お七夜では、家族や近しい親族を招いてお祝いの食事をすることが多いようです。とはいえ、赤ちゃんもお母さんも退院したばかりの時期なので、無理は禁物。

仕出し弁当を頼んだり、赤ちゃんのおばあちゃんが手配したり、といった工夫が必要です。

仕出し屋さんにお願いするときには、赤ちゃんのお七夜だということを伝え、ふさわしい内容にしてもらうといいかもしれません。

赤ちゃんのお七夜のお祝い膳、どんなものを食べる?

地域によっても異なりますが、尾頭付きの鯛やお赤飯といったおめでたいものが定番メニュー。魚はブリなどの出世魚が使われる場合もあります。

揚げ物や煮物を交えて豪華なものにしたいですが、授乳中のママは、あまり脂肪分が高いものを食べると乳腺炎などを起こす可能性もありますので注意が必要です。

【4】赤ちゃんのお七夜で気を付けたいこと

お七夜のお祝いのルール。赤ちゃんとママはいつでも休めるように!

お七夜と命名式を控えて休む親子,お七夜,赤ちゃん,命名式出典:PIXTA※写真はイメージです

赤ちゃんのお七夜で気を付けたいことは、赤ちゃんを産んだばかりのママの負担にならないようにすること。

お七夜は昔は枕上げの儀式ともいわれ、ママたちの床上げの儀式も兼ねていたようですが、産後1週間では体調が戻るわけもありません。

実際の床上げは産後1ヶ月が目安とされていますので、大がかりなものにするよりは、家族やごく親しい人たちで行った方が良さそうです。

また、生まれたばかりの赤ちゃんが大勢の人に会うことは、病気予防の面からも好ましいことではありません。お祝いは短時間で済ませるように心がけた方が無難です。

何といっても、ママと赤ちゃんは産後・生後の生活をスタートさせたばかり。お七夜のお祝いでは、いつでも中座して休めるように、周囲の人にも事前にそのことを伝えておいた方が良いでしょう。

赤ちゃんのお七夜を大人数のお祝いにする必要はなし。

お七夜が行われるのは生まれた日を1日目、と考えた7日目。赤ちゃんもママも退院して自宅に帰ってきた直後であることが多いはず。

たくさんの人にかわいい我が子を見てもらいたいのは、当たり前の気持ちですが、赤ちゃんの成長を喜ぶ機会は、この先もたくさんあります。

最近は、お七夜は夫婦二人で行う人も多いので、むりに大人数のゲストを呼ぶのはやめておきましょう。

まずは、赤ちゃんとママ、二人がリラックスして過ごせる環境を優先して、お七夜の時点では小さなお祝いをする会にするのが良いでしょう。

お七夜、命名は家族で祝いたい大事な行事。

退院して間もない赤ちゃんとママを迎えるお七夜の行事。いかがでしたか?

最近は、お七夜は省略されてしまうことも多い儀式なのですが、赤ちゃんの名前を決めるのは一大事。簡単でも、こうした行事を一つ一つ行っていくことで、パパやママも新しい家族の存在がグッと現実味を増してくるはずですので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。

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