保育園が決まった!安心もつかの間、次なる不安をどう解決する?

待機児童が多い地域ではいわゆる「保活」に大きな苦労が伴うため、無事に入園が決まれば「入園の不安」から解放されてひと安心。

と思いきや...新たな不安に悩まされることがあるかもしれません。親の手を離れての保育園生活には、実際にさまざまな不安があるのも確かです。

ほとんどのママパパが園生活で不安を抱えている?

コズレが実施したアンケート※では「園での生活に不安はない」と回答した方はわずか8.7%(下図)にとどまり、ほとんどの方が何かしらの不安を抱えていることが明らかになりました。

保育園に潜む危険で、先輩ママパパが不安に思う内容は下記の通り。コロナ禍の昨今、ウイルスを心配して不安になっている方がもっとも多い結果に。

さらに、注目したいのは第6位の「乳幼児突然死症候群(SIDS)」に対する不安です。

厚生労働省によると、乳児期の死亡原因で4位*が実はこの「乳幼児突然死症候群」なのです。

*厚生労働省「人口動態統計月報年計(平成 30 年)」の「乳児死亡の主な死因の構成割合」 による

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※【保育園での生活】に関するWebアンケート※実施時期 2021年4月※n=1050

保育園選びでもっとも重視する基準に「安全」と回答した方からは次のようなコメントが寄せられました。

avator まつつさん
コロナ感染の検査をしていたのにも関わらず、園が隠していて、結局陽性者がでたため、いきなり休園になりました。詳細も知らされないままで、しかも休園のため迎えに行った時から鼻水が大量にでていてさらには熱もあり、子どももコロナにかかってしまったのではないかとかなり不安になりました。

結果的にまつつさんのお子さんは園の他の子どもからうつった風邪だったそうですが、「もっと早くコロナのことを知らせてくれていれば、園にその日行かせていないはず」と当時のことを振り返ります。

発熱していたことで、とても不安だったことは想像に難くありません。

また、このような園がある一方で「発熱予測アラート」という画期的な機能を持つセンサーで安心を得られる園もあるのでご紹介いたします!

保育の現場から生まれた最新の午睡センサーは発熱予測が可能!

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医療機器であるCCS SENSOR(シーシーエス センサー/写真上)は、保育の第一線で働く方の声をもとに生まれた午睡センサーです。

お腹の皮膚温度を1分ごとに自動で計測・記録し、普段と異なる温度推移により翌日に「発熱」の可能性が高い場合に保育士の端末にアラートを表示します。

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0-2歳児の温度推移データ約3000件を基に解析。発熱などで保育園を欠席した園児のうち、皮膚温度の推移データの解析を活用し、70%超の確率で前日に正しくアラートを出せることが確認されています。

保育士がいち早く園児の体調変化を察知し、新型コロナウイルス感染症をはじめ保育施設での感染症防止に役立つなど、園児の健康と保護者の暮らしを守るツールとしての活用が期待できます。

CCS SENSORを開発したチャイルドによる事前のアンケート調査では保護者の9割近くが「翌日、子どもが発熱する可能性が高いことを前日から知りたい」と回答。

この機能に対して、利用者からは次のような好意的なコメントが多く挙がっています。

「共働きだから前日に体調が予測できて助かる!」
「病院の予約が早めにできるから安心」
「体調を悪化させないための備えとして、早めに就寝させることができるのはうれしい!」
「病児保育などを事前に予約できるから、ありがたい」

さらに、上記アンケートで不安の声が上がっていた「SIDS」の対策になる点でも大きな安心感があります。

SIDS(乳幼児突然死症候群)を知っていますか?~誰にでも起こりうること~

何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が突然、死に至る病気とされるSIDS(乳幼児突然死症候群)は現時点では原因が解明されていません。

さらに予防方法も確立されていないなか、SIDSの発症率を低く抑えるために私たちができること、気を付けるべきことの一つが「うつぶせ寝」を防いで「あおむけ寝」にしてあげること。

厚生労働省も「1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう」と広く呼びかけています。

ママパパの目が届く家庭であれば、「うつぶせ寝」を回避するために親がずっとそばに寄り添うことができます。

赤ちゃんの体位や体の動きを検知、危険を未然に防ぐ

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けれども、親自らそばにいることができない時はどうすればよいのでしょうか...

そこで期待されるIT機器が、CCS SENSORなどの「午睡センサー」です。

お昼寝を指す「午睡」は、SIDSが起こりえる時間帯として注意が必要とされています。「午睡センサー」は赤ちゃんの体位や体の動きを検知、危険を未然に防ぐもので、保育の現場では急速な広がりを見せています。

ITのチカラで保育園をサポートする【CCS】

最近は保育士の業務負担軽減などの目的から、保育園にICT(情報通信技術)化が進んでいます。

このCCS SENSORは、機能数NO.1※保育ICTシステムの「CCS(チャイルドケアシステム)」において大きな役割を果たしています(単独での利用可)。

園児一人ひとりと向き合う時間を増やすために保育業務のICT化を推進するCCSはすでに950を超える保育園・幼稚園、認定こども園などに導入

CCSによって保育士の業務は大幅に軽減され、結果的に子どもの安全や健やかな園生活が実現されるため、保護者にとって大きな安心をもたらしてくれます。

※株式会社チャイルド調べ

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多忙な保育士の業務にあって命にかかわることは特にストレスがかかります。そのため、CCS SENSORがあることによって、信頼する育児のパートナーが本来の保育に集中できるのは歓迎すべきこと。

しかも、家族の体温や体調が気になるコロナ禍のいま、あらかじめ体温が予測できるメリットはとても大きいと言えそうです。

国との連携、社会からSIDSを減らすためにできることは?

CCS SENSORを開発したチャイルドの親会社は東京都、千葉県などで79ヶ所(2021年5月14日現在)の認可保育所を運営。

日本の人口問題を解決するグループ企業として、子どもの安全対策は重要なテーマです。

SIDSを社会問題としてとらえるチャイルドは、2020年11月にSIDSに対する注意を喚起するためにシンポジウムを開催(写真下)

厚生労働省が定める、毎年11月のSIDS対策強化月間に合わせたもので、子どもの命を守るために社会全体でどのように取り組むかについて活発な議論が交わされました。

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CCS SENSORのようなテクノロジーを安全対策に利用することは今後、ますます必要になってくることが予想されます。

SIDSを啓発する国の呼びかけと連携、ITのチカラを保育の現場に一層活用する同社の考え方・方針も改めてこの場で示されました。

オンラインで開催されたシンポジウムの様子は一部こちらから視聴が可能なので、気になる方はぜひご覧ください。

出典:youtu.be

チャイルドはグループ企業が直営する保育園での利用実態から継続的にデータを取得することで、さらなる機能やサービスの改善が可能な点にも注目です。

午睡センサーがあるから、安心して通うことができる保育園

チャイルドのグループ企業が運営するあい・あい保育園では、午睡センサーを導入。

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保育士・看護師が園児たちに適切なケアを行い、園の対応を検討するとともに、保護者に伝えることができる安心の保育園。

保護者は仕事の調整などを検討でき、子どもの不調に対応しやすくなる点が魅力です。

まとめ

コロナウイルスが心配で、0歳からわが子を預けることができるか不安。

そんなママパパにとって、発熱予測アラート機能がある午睡センサーは頼もしいですよね。

導入されている保育園が増え続けている「CCS SENSOR」ですが、今後、家庭でも利用できる日が来るかもしれないので要チェックですよ!

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