どんな家がいいかではなく、どんな暮らしをしたいかを考えましょう

生活全般において「衣食住」という言葉をよく耳にします。ところが、それらを購入する場面を考えると、住宅は衣食とは決定的に異なる部分があります。それは、価格が高額で何度も買うことができないため、洋服や食品などの買い物と違って「自分に合う商品を選ぶコツ」を経験から体得しにくいということです。

ここで、経験がなくとも、納得のいく住まいを選ぶための手順をしっかり押さえておきましょう。

見た目がいい住まいが自分に合うとは限りません

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モデルルームなどを見学し、プロがコーディネートした空間を見て「こういうのが素敵、かっこいい」など、見た目の好みの傾向が見えてきます。そうした経験を重ね、多くの人は見た目から住まいを探し求めるようになります。

ただ、住まいは生活を営む箱であり、見た目が好みでも、いざ生活が始まると箱の機能が自分のライフスタイルにフィットしないことも。真に満足度の高い住まいを選ぶには、好みの前に、どんな暮らしをしたいのか考えておくことが大切です。

「したい暮らし」を明確にするためには、自分や家族の平日や休日の過ごし方、普段のライフスタイルをできるだけ具体的に振り返ることからはじめましょう。

家族の未来に起こる変化を想定してみましょう

年月を経ても、満足度の高い住まいかどうか?

一般的に住まいを購入すれば、そこに何年、何十年と住み続けることになり、その間に家族構成やライフスタイルが変化することが十分に考えられます。

まずは、直近の10年程度の変化を想定

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たとえば、今3歳の幼児の10年後は?中学に入り勉強部屋も必要になっていますよね。子どもが2人に増えていれば、2LDKでは不足に感じ、3LDKの間取りに変える必要もでてくるでしょう。

あるいは、10年以内に転職を考えているならば、現在の通勤先への近さよりも多方面への交通利便性を重視したほうがよいかもしれません。

将来の変化を想定して住まいを選んだ方のコメント

先輩ママパパは、具体的にどのような変化を想定してどのような住まいを選んだのか、聞いてみました。

『もうひとり子どもが欲しいと思っていたので、真ん中で部屋を仕切れるように、でも当面は広く使えるように間取りを工夫しました。仕切ったときに、両部屋にコンセントや窓、テレビのアンテナ、クローゼットがあるようにし、ドアも2枚つけました。』(かやのママさん,ママ,5歳女の子,0ヶ月)

『こどもは3人欲しかったので 子ども部屋を3つ また老後二階で寝るのがしんどくなると思い 下にも部屋をひとつ設けました。 子どもが小さいうちは下の部屋を 子ども部屋にしています♪』(ななさくまんさん,ママ,3歳,1歳6ヶ月,0ヶ月)


子どもが大きくなったり増えたりした時のことを考えて住まいを選んでいる方が多いですね。特に子ども部屋の広さや間取りについては、重視すべきポイントのひとつになりそうです。周辺の環境や立地についても、子どものことを第一に考えて決めたという声が多くありました。

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大切にしたいこと、譲れないものを明確に。理想の暮らしをイメージしましょう

「できたらいいな」をイメージして、無制限に条件を書き出してみる

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新たな住まい選びへのきっかけは、多くの場合、現在の暮らしへのちょっとした不満や不安がはじまりです。しかし、どう改善できれば良いのか、マンションか?戸建てか?など、希望条件をまとめたりするのは難しいものです。

そんなときは、まずは自分が考える「したい暮らし」をイメージして書き出してみましょう

「できたらいいな」という住まいで実現したいことをできるだけ具体的に、思いつくままに。考えるときの制限は無用です。

ママパパが考える理想の住まいの条件とは?

住まいの購入を検討しているママパパに、現段階での希望条件を挙げてもらいました。その中でも回答数の多かった条件からいくつかピックアップしてご紹介します。

『対面キッキンで家族とふれあいながら 調理、家事できる環境が欲しい』(ask-kさん,ママ,妊娠10ヶ月目)

『リビングを通って各自部屋につながる構造にし、一度は家族と顔を合わせることができるようにしたい』(なっちゃん32723さん,ママ,5ヶ月)

『収納が多くて、いつでもきれいスッキリな空間を作れる家』(りっぴんさん,ママ,妊娠10ヶ月目)

『バーベキューや子ども用のプールが置けるような庭が欲しい。』(yuka1001さん,ママ,6ヶ月女の子)

『夫の通勤、子どもが大きくなってからの高校への通学も考えて、比較的駅に近い立地が良い。』(雅彩さん,ママ,2ヶ月女の子)


家族と触れ合いながら家事ができる対面キッチンと答えた方をはじめ、家族で楽しく過ごすための住まいにしたいという声が多く聞かれました。

迷った時の基準づくりと、ポイント制の採点

「したい暮らし」から導き出した理想の条件をすべて満たす住まいを選べればベストですが、予算に限りがある場合、それが難しいこともあります。そんなときに重要になるのが、条件の重要度を考えた優先順位づけです。

迷ったときに立ち返る基準をもつ

条件に優先順位をつけるときは、まずは「絶対に必要なもの」「できればほしいもの」「あったらうれしいもの(なくてもどうにかなる)」くらいの線引きで分類してみましょう。なかでも「絶対に必要なもの」はひとつでも欠けたら見送る前提で考えます。そうすることによって、迷ったときに立ち返ることができる判断基準ができます。

重要度に応じて比重を変えたポイント制で採点する

また、条件の重要度に応じたポイントをつける方法もあります。

たとえば、重要度の高い条件Aを満たした場合には10ポイント、重要度が中程度の条件Bは満たしても5ポイントというように条件によって比重を変えて、全希望条件について候補物件を採点します。

「絶対に必要なもの」はすべて満たしたうえで、それ以外の複数の条件について優劣が数値化されるため判断がしやすくなります

資金計画をするときも、自分たちのライフスタイルに合わせましょう

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予算と立地や広さという前提。家族構成の未来を想定した間数。リビングの形状やキッチンのタイプ。インテリアをイメージして、床や扉のカラータイプ。設備関係など、考え始めると条件はより具体的になり、膨らんでいきます。

選んで絞り込んだ住まいを決める時、最後に納得のいく決断のために資金計画を再考してみましょう。

住まいの購入では、希望物件が見つかった時に少し予算よりオーバーするということにも出会います。少し妥協して予算内の物件にするか、少し予算を頑張って仕事のやりがいや住まいへの満足度を高めていくか。この「少しの加減」が迷いどころです。

希望条件と予算の兼ね合いはどうすれば?

住まいを購入した先輩ママパパに、希望条件と予算との兼ね合いについてアンケートをとったところ、下記のような結果になりました。

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※住まいに関するWebアンケート※実施期間2018.08.23-2018.08.24※n=475

約半数の方は、当初の予算をオーバーしたか、希望条件を妥協したと答えています。予算も希望条件もすべて満たした住まいに出会うのは、なかなか難しいようですね。

ちょっと頑張ることで、高まる満足度を重視する

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子どもが生まれた後も、共働きを続けていくことを決めていれば、多少予算より高くとも、より多くの条件を整えていきたいところです。

家選びは、ライフスタイルを考える機会です。住まいで過ごす時間は大きなもので、予算で妥協し後々後悔するよりも、少しやりくりをして納得して買うことが、人生における誇りや仕事への活力にもなり得ます

希望条件を優先させ予算をオーバーした方のコメント

『"予算オーバーだけどおすすめの物件"ということで見学に行き、建売でしたが内装がおしゃれで気に入りました。 小学校も近くて駅まで出れるバス停も目の前で、ここに決めて良かったです。 予算はオーバーしましたが、両親からの援助もあり、ローン返済中です。 末っ子が幼稚園に通いだしたら働きに出るつもりです。』(♡ゆい♡さん,ママ,6歳女の子,1歳8ヶ月女の子)

『駅からの近さ、子どもを育てる上での環境を考えると立地条件ははずせず、その分予算を少しオーバーしました。ハウスメーカーや鉄骨ということにもこだわりがあったのでそこもはずせませんでした。その分あとで買える家具は後回しにしたり、庭の構成を後回しにしたりして調整しました。』(マロン28さん,ママ,10ヶ月男の子,妊娠9ヶ月目)


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住まいの選択を変えることも考え方のひとつ

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住まいの購入で無理をせず、子どもを優先しゆるやかに働くということを大事にするならば、家計にゆとりを持たせ譲れる条件を相談し合うのがいいでしょう。

子どもの学費や趣味の充足などより多くのゆとりを考えたい場合は、支払額を固定し現在の生活に近づければ予算は考えやすく、経年で貯蓄に回せるゆとりの幅も広がるでしょう。

将来的な収入の増加を見込んだとしても、予算の考え方に整理がつかず、不安を感じるなら「賃貸で、住み替えを考える」「中古を検討する」「持ち家なら、住み替えずにリフォームをする」「現状を維持する」など、住まいという選択の幅を広げてみることも判断のひとつだといえます。

予算内に収めるために希望条件を妥協した方のコメント

『リノベーションが流行って居るので外見にはこだわらず予算内で収めました。新築もいいですが中古でお安く、後は貯蓄に回せるので良かったです。』(リーさんさん,ママ,3歳男の子,1ヶ月)

『SNSなどを見て注文住宅に憧れあれもこれもしたいという願望はありましたが、中古物件でも十分魅力的なものがありそちらにしました。 若干余裕ができたので、その分子どもの貯蓄に回したり、旅行等は行きやすくなりました。』(maron711さん,ママ,1歳8ヶ月男の子,妊娠8ヶ月目)


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希望条件が明確になるほど、理想の家に近づけるでしょう

「したい暮らし」を叶えるための条件とは?

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「理想の家」とは、見た目の好みだけでなく、自身や家族の「したい暮らし」が実現でき、将来的な暮らしの変化にも対応できる住まいのことです。したい暮らしを具体的にイメージして、それを実現するために必要な条件を明確にすることが、理想の家に近づく第一歩となります。好み先行で選んだ生活の箱に暮らしを合わせるのでなく、自分たちの暮らしに合った箱を選ぶという思考手順が大切です。

はじめに触れたように、住まい選びは、少ない経験から大きな判断を求められる買い物です。親や、近しい友人の経験者などと話すことも「思考」の整理を助けてくれます。

また、住まいのプロに相談することもひとつの手段です。客観的なアドバイスと視野を広げる機会が与えられるので、したい暮らしも整理され、最適な判断をしやすくなるでしょう。

住まいのプロに無料で相談できる、三菱地所のレジデンスクラブラウンジ

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東京の有楽町にある三菱地所のレジデンスクラブラウンジでは、住まいのプロであるコンシェルジュに直接相談ができます。「家を購入したい」という具体的な相談から、「いつ頃購入すれば良いか分からない」「戸建てが良いかマンションが良いか迷っている」「今すぐ購入すべきか賃貸にした方が良いかアドバイスがほしい」といった住まい選びのお悩みにも対応しています。

こちらのラウンジは、無料で何度でも利用可能(※)。平日は20時まで、土日祝日も営業しておりますので、お休みの日やお仕事帰りなどに気軽にお立ち寄りいただけます。

※三菱地所のレジデンスクラブの無料会員登録が必要です。

今すぐ住み替えたいわけではないが話は聞いてみたいという方も大歓迎!お子さん連れでも利用できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

住まいに役立つ情報を集めよう!

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「いきなり相談するのはちょっと……」「有楽町は遠いから行けない」という方も、会員登録をすれば、WEBサイトやメルマガを通じて、住まい選びについての様々な情報が得られます

借りる、買う、建てる、リフォームするなど、住まいに関するあらゆる情報はもちろん、三菱地所で住まいを選んだ方の声も掲載されていますので、将来購入を検討されている方も、今から少しずつ情報を集められてはいかがでしょうか?

会員登録は無料ですので、お気軽にご利用くださいね。

まとめ

今回は、理想の住まい選びについてのポイントをご紹介しました。一生に一度の買い物だからこそ、慎重に検討したいですね。今すぐ購入はしないという方も、早めに調べておくことをおすすめします。

三菱地所のレジデンスクラブでは、様々な住まいに関する情報をお届けしています。会員限定の情報や特典もございますので、もっといろんな情報を知りたいという方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。

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