目次
三菱地所って、どんな会社?
住まいのプロが集う三菱地所グループ

三菱地所は、総合不動産デベロッパー。
丸ビル、新丸ビルなどをはじめとして、丸の内のオフィスビルやホテル、商業施設などを扱う企業としてのイメージが強いのですが、個人向け住まいに関するサービスも広く提供しています。
代表的なのは、新築の分譲マンションや戸建てを販売する「三菱地所レジデンス」、注文戸建住宅の設計・施工やリフォームを行う「三菱地所ホーム」、中古物件の売買仲介・賃貸管理を行う「三菱地所ハウスネット」です。
今回は、この3社のプロに、子育て世帯の住まい選びに必要な条件やアドバイスなどを、それぞれの視点から語っていただきました。
今の子育て世帯が求める理想の住まいとは?
現在の子育て世帯向け住まいのトレンドは?
――最近、皆さんのところを訪れるママパパさんは、どんな住まいを求めていらっしゃる方が多いですか?
三輪さん:新築分譲マンションですと、子育て世帯とそのご両親が、同じマンションの中で近居をしたいという方が増えているイメージですね。
住まいを選ぶ際に「盲点」となりがちなポイントとは?
――子育てファミリーの住まい選びで「盲点」となるようなポイントはあるのでしょうか。
三輪さん:分譲マンションはベビーカーや三輪車の置き場所があるか、というところで悩まれる方が多いです。

玄関の土間部分を広くしているマンションもありますので、そういうところに注目して選ぶと良いですね。
また、意外と盲点になりがちなのが自転車置き場です。
マンションの自転車置き場ってエントランスから離れてることが多いんです。そこからお子さんを抱えて大きな荷物を持って、というのが大変なんですよ……。
そこで最近では、玄関横に自転車置き場を配置するマンションも作り始めています。
小林さん:注文住宅で気をつけてほしいのは、家族が日々、顔を合わせるような導線計画ですね。

2階に子供部屋があったらリビングに階段をつくって、必ずそこを通るようにというようにしたり、勉強コーナーをリビングに設けたりなど、自然とコミュニケーションを取りやすい住まいにする、ということが大切です。
本田さん:これは中古物件に限った話ではないと思いますが、朝昼晩すべての時間帯、雨の日などの天候の日もきちんと見ておけばよかったというお話はよく聞きます。
現地まで車で見に行って決めてしまったけれど、通勤通学などのことを考えると駅から歩いておけばよかった、という声もありましたね。
人通りや明るさなど、これから生活するエリアの環境を、できるだけ詳しく知っておくことが大切なんです。
理想の住まいを手に入れるためには早めの情報収集&プロへの相談が重要
――ある程度イメージが固まってから相談に来られる方が多いのでしょうか?
三輪さん:分譲の場合、既にお子さんがいらっしゃる方は、「共働きだから駅から近い方が良い」、「小学校や児童館が近い方が良い」とか具体的に考えていらっしゃる場合が多いですね。
妊娠中の方などはもう少しぼんやりとしていますが、そういうイメージを具体的にするためにも、情報を早めに集めることは必要かと思います。
小林さん:注文住宅ですと、イメージが決まり切らない場合には1日の生活スケジュールやご家族のライフスタイルをお話ししていただくことから提案を始めることが多いです。

またハウスネットが運営する「三菱地所の住まいリレー」というサイトでは、希望する地域や条件で物件が出た際に、自動メールで通知してくれるサービスを取り入れています。
無料でご利用いただけますので、早めに登録だけしておくと、より希望に近い条件で物件を見つけることができると思います。
この記事に関連するリンクはこちら
ママパパが気になる「間取り」、暮らしやすい間取りとは?
半数以上のママパパは「間取り」を気にしている
将来マイホームの購入・建築を予定しているママパパに、「住まいを購入する際、事前に知っておきたいこと」について聞いてみたところ、自分に合った間取りの選び方が1位となりました。
子育てしやすい間取りってどんなもの?
――子育てしやすい間取りはどんなものだと感じられますか?
三輪さん:少し前まではリビングが何畳あるか、というのが重要だったのですが、意外とリビングでくつろぐ時間って少ないんですよね。
今は、ダイニングでいかに快適に効率的に楽しく過ごせるかがポイントになりつつあります。
住んでみないと分からない?子育てに適した街の探し方
街選びや事前の情報収集に悩むママパパは多い
これからマイホームを購入・建築するママパパからのコメントを見ると、街選びについて悩んでいる方も多いようです。
その地域が、どのような環境で、小学校はどのような雰囲気なのか、どうやって知ることができるのか、気になります。(POCHACCOさん,ママ,5ヶ月)
どう言った点を重視して住む場所を選べばいいのかわからない。自分の身丈にあった場所を見つけるためにどう言った事前調査が必要なのか知りたい。(ちゃー1209さん,ママ,10ヶ月)
そんなママパパたちに住まいのプロが伝授する「街選び」のポイントとは、どんなものなのでしょうか。
住まいのプロが語る、住みやすい街とその探し方
ーー街を選ぶ際に、どういったポイントを重視して考えたら良いでしょうか。
三輪さん:街全体を自分の居住空間として考えるということですかね。
具体的にどうやって街を選ぶの?
ーーでは、具体的にどのように住む街を決めれば良いのでしょうか。
三輪さん:場所の決め方は、週末の過ごし方などで選ぶという方法もあるかと思います。
働き方改革が加速する中、家で仕事をするスタイルが少しずつ増えている実感があります。
家が仕事場になれば通勤時間が必要なくなりますので、海や山など趣味の場所に行きやすいエリアに住むことで、通勤にも趣味にも程よい距離の立地を選ばれる方もいらっしゃいます。
本田さん:中古住宅の場合ですと既に住んでいる方がいらっしゃるので、周辺の学校情報ですとか、普段どのあたりでお買い物をされるかなど、実際に住んでる人にしか分からない情報は事前に集めて、お客様に提供するようにしています。
そういった情報をもとに街を決める方も多くいらっしゃいますね。
小林さん:私自身が住んでいる場所は下町なので、お祭りがあったり、子どもたちも楽しく過ごせるイベントなどがあったりしてすごく気に入っているんです。
変わるライフステージ、変化に対応できる住まいとは
「子どもの成長」と「暮らしの変化」を考える
――子どもの成長やライフステージの変化に対応できる住まいを選びたい場合、どんなことに気を付けるべきでしょうか?
三輪さん:マンションの場合には、資産として考えるのか一生暮らすための住まいとするのかで、考え方がだいぶ違ってくると思います。
将来売却する予定なら3LDKの方が流通性があります。
というのも、住まいを探す際にいろいろと条件を出されると思うのですが、どの条件にも比較的対応しやすい間取りが3LDKなんです。
ただし、一生暮らす場だと考えている場合、「売却しやすい間取り」が本当に自分たちのライフスタイルに適しているのかを考えることが重要です。
住み心地を重視するのであれば、間取りではなく、ライフスタイルから住まいを探すのが良いと思います。

本田さん:お子さんがお受験するのか、ご夫婦が共働きなのか、などでも随分変わってきますよね。
共働きで、あるいはお子さんの受験を控えてる方なら通勤通学の利便性を重視されますし、専業主婦の方で暮らしやすさ重視に考えると郊外に、という方が多いです。
私たちは、将来的な生活設計をうかがい、どのような住まいが理想的かを考えてお手伝いをするようにしています。
小林さん:お子さんが今後増えるかもしれない、という場合は、子供部屋を最初から区切らず大きな1部屋にしておいて、後々仕切り入れて分けられるようにというご提案をしています。
住まいの相談役、三菱地所グループ
子育て世帯の住まいの選び方は、様々なポイントがありました。こんなにたくさんのポイント、考えられない!という方でも、気軽に相談できるプロが身近にいてくれると安心ですね。

さらに、レジデンスクラブ会員なら無料で何度でも利用できる相談窓口「レジデンスクラブラウンジ」も!
「自分に合った住まいってどんなもの?」など、まだぼんやりとしたお悩みでも大丈夫!気軽に足を運んでみてくださいね。
また、今回ご紹介した「三菱地所レジデンス」「三菱地所ホーム」「三菱地所ハウスネット」でも、全国の営業所や支店にて相談を随時受け付けています。
住まいのプロに相談することで、自分の生活設計や住まいへの希望がハッキリと分かってきますよ。
この機会にぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。