妊娠超初期って何?
妊娠超初期の主な症状

妊娠1ヶ月~4ヶ月(妊娠0週~15週)までの時期を妊娠初期と呼びます。その中でも妊娠超初期というのは妊娠0週~4週目までのことを指します。
妊娠初期の主な症状として、体がだるい、眠くなる、風邪のような症状が出るなどがあります。その他にもおりものがいつもと違う、トイレが近くなる、吐き気などのつわり症状が出ることもあります。また、妊娠をした場合は高温期が2週間以上続くという症状も出ます。
これは、妊娠すると分泌が増加するプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用によるものです。妊娠していない場合は排卵後約2週間分泌され続け、次の生理が始まると体温は低温期になります。
しかし、妊娠した場合はこのプロゲステロンが分泌され続けるため、体温は高いままで高温期が維持されます。
体験談:食欲が無くひたすら眠い
はらぽこりさんからの体験談:
特に妊娠を自覚することはありませんでした。ただ、何をするにしても億劫になって、めんどくさがるようになりました。体はだるいし、自発的にどこかへ出て行って何かをしたいとかいうことよりも、ひたすら眠くて毎日睡眠が浅いのかなと呑気に捉えていました。
あんなに食べることが大好きでランチのことで頭がいっぱいだった私が、お昼になって「何を食べたいと」聞かれても別に食べたいものもなく、食べなくても大丈夫かなくらいの気持ちの変化がありました。妊娠期を振り返ればあれはひどいつわりの前触れだったのだと思います。
妊娠超初期に食欲が増す場合
原因は?

妊娠超初期の症状として食欲が増すことがあります。これにはいくつかの原因があります。まずは、妊娠をしたことでお腹の赤ちゃんに栄養を送ろうしたり、体に脂肪を溜め込もうとしたりして食欲が増すことがあります。
また、食べづわりといって何か食べ物を口にしていないと気持ちが悪くなるつわりの場合も考えられます。さらに、妊娠すると今まで好きだった食べ物が急に食べられなくなった、逆に嫌いだったものが好きになった、甘いものばかりもしくはしょっぱいものばかり食べたくなった、という症状が出る人もいます。
このような症状が出るのは妊娠してホルモンバランスが変化し、自律神経に影響を及ぼすことが原因と考えられています。
対処法は?
妊娠初期に食べ過ぎてしまう場合、妊娠中期、後期とそのまま食べ続けると過度な体重増加で妊娠高血圧症候群や難産などのトラブルなどにつながってしまうこともあります。
食べ過ぎを防ぐために、まずはよく噛んでゆっくり食事をとるようにしましょう。食べる内容にも気をつけ、野菜など低カロリーのものでお腹を満たしたり、お腹が空いた時は飴や一口チョコ、ゼリーなどで空腹を満たしたりしてみてださい。
食べる順番も野菜などの低カロリーなものから食べる工夫をしましょう。また、食べること以外に仕事や趣味に集中することも一時的に食欲が抑えられ効果的です。妊娠初期に過度な運動は禁物ですが、適度な運動は体重増加を抑えリフレッシュにもなりますよ。
体験談:オレンジが異常に食べたい
いもこ2016さんからの体験談:
いたって普通に生活していました。まさか妊娠していると信じていなかったので、それをあえて考えないように外出ばかりしていました。
しかし、この時期は特に眠気が昼頃からやってきて、昼寝をよくしていました。また食生活については、普段そんなに食べないオレンジと野菜を異常に食べたくなり、オレンジは1日4個丸ごと食べていました。
妊娠超初期に食欲がない場合
対処法は?何も食べたくないときはどうする?
つわりの時は食べたい物を食べられる時に食べるようにしましょう。無理して食事をすると余計に気持ちが悪くなって嘔吐をしてしまうこともあります。少しずつ小分けにして食べられる時に食べるようにしてみて下さい。
しかし脱水症状になるとよくないので、何も食べられないときでも水分だけはとるようにしましょう。もし、水分もとれなくなってしまったという場合は妊娠悪阻という状態になり入院して点滴をするなどの治療が必要になることもあるので医師に相談してくださいね。
つわりの時はうどんや一口大のおにぎりなどが食べやすく、ゼリーや飴などもエネルギー補給におすすめです。
この記事に関連するリンクはこちら
胎児への影響は?
つわりで食事がとれないと、赤ちゃんがちゃんと育つのか、発達に影響が出ないかなど、心配になりますよね。でも大丈夫です。この時期の赤ちゃんはまだ小さくママが十分な栄養をとれなかったとしてもちゃんと育ちます。
逆に食べられないことに強くストレスを感じる方が赤ちゃんにもママにもよくありません。つわりの時期は水分さえしっかりとれていれば特に問題はないことが多いです。
まとめ
いかがでしたか?妊娠超初期は食欲が増す人もいれば、なくなる人もいます。どちらの症状も妊娠超初期から初期にはよくあることなので、あまり心配しすぎないようにしましょう。
もし、食欲について困った時はご紹介した対処法を実践して、それでも解消できない場合は医師や助産師に相談してみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。