目次
搾乳器(さく乳器)とは?
搾乳器は必要?こんなママにおすすめ!
搾乳器は、すべてのママにとって必須アイテムではありません。ですが以下のような場合は搾乳器があると便利です。
・乳腺炎などのおっぱいトラブルで授乳が辛い
・おっぱいが張って、母乳の分泌量が多いけれど赤ちゃんの飲む量が追い付かない
・ママの外出時用に母乳を保存しておきたい
・赤ちゃんが入院している
・おっぱいを刺激して母乳の分泌を良くしたい
直接母乳を飲ませられない理由は、ママや赤ちゃんの体調、ご家庭のライフスタイルによってさまざまです。母乳育児を続けていく上で、搾乳器を上手に活用していくといいでしょう。
搾乳機を使うとこんな良いことも!
母乳は、赤ちゃんに吸ってもらうことが刺激になり、出やすくなると言われています。授乳後やお風呂上りなどに搾乳器でおっぱいを刺激することを習慣にすると、母乳の分泌を促すことができるでしょう。
また、パパも母乳育児に参加できるのも大きなメリットです。パパは赤ちゃんに授乳することができて、ママはその間お休みすることができますね。
使い方は?
搾乳機の基本的な使い方をご紹介します。
1.搾乳機のカップを乳頭に垂直になるように当てる
2.搾乳機のハンドルレバーを握ったり話したりして搾乳する(電動の場合はスイッチを入れるのみ)
搾乳器の使用方法は、各メーカーごとに異なります。サイトや解説ビデオ、取扱説明書などで確認してから使用しましょう。
搾乳器の種類
手動タイプ
手動タイプでは、搾乳器をおっぱいにあて自分の手で搾乳します。
【メリット】
・ママの手加減で、搾乳時の力の強さや速さを調節できる
・電源や充電、乾電池などが必要ないので、購入後のコストがかからない
・コンパクトに持ち運べるので、いつでも搾乳することができる
【デメリット】
・一定の母乳の量を搾乳するまでママの手は同じ動作を繰り返すので、手や腕が疲れやすい
電動タイプ
電動タイプは、搾乳器をおっぱいにあて電動で母乳を絞り出します。
【メリット】
・自動で搾乳できるので、ママの手が疲れない
・急いでいる時でも、ささっと搾乳できる
【デメリット】
・手動に比べて金額が高い
・充電や電池が必要なため、購入後もコストがかかる
・電気で動くので、モーター音が出る
搾乳器の選び方
使用頻度と母乳量
搾乳する母乳の量が少なめで、回数が週に1回程度であれば、電動より安価な手動がおすすめです。たまの外出の時だけパパに任せる、張った時だけ搾乳したいという方は手動で十分でしょう。
使用頻度が高く、搾乳する母乳の量が多いママは、自動で搾乳してくれる電動を選ぶと負担が少なく、搾乳時間も短縮できます。
肌にあたる部分はやさしい素材のものを
産後のおっぱいはとってもデリケート。授乳で乳頭に傷ができたり、乳腺炎で触れただけでも痛いと悩まれるママも少なくはありませんよね。
搾乳器を選ぶ時は、肌に直接触れる吸引部分の素材選びもポイントです。特に肌が敏感な方は、シリコーン素材など肌あたりがやさしいものがおすすめです。
お手入れのしやすさ
搾乳器は、哺乳瓶と同様、衛生面に気をつけなければいけません。しっかり清潔に保つためにもお手入れしやすいものを選びましょう。
手軽にしっかり洗浄・消毒しやすいもの、分解しても部品が少ないものがおすすめです。消毒方法は、煮沸消毒・電子レンジ消毒・薬液消毒などがあります。商品によってどの方法に対応しているかを確認して、ご自身のやりやすいものを選んでくださいね。
レンタル?or購入?
最近では多くのベビー用品がレンタルでき、搾乳器もそのひとつです。レンタルをした場合のメリットとデメリットを挙げてみました。
【メリット】
・本当に必要な期間だけ使うことができるので、後々保管や処分に困らない
・短期レンタルにしておけば、月ごとに違う種類を試すことができる
【デメリット】
・長期間レンタルなどでは、購入したほうが安い場合もある
・延長したい時などの手続きが面倒
購入なのかレンタルが良いのか、どちらが自分に合うのか上記をふまえて検討してみると良いですね。
おすすめの手動搾乳器(さく乳器)をご紹介します
さく乳器 (手動タイプ) 母乳アシスト 角度調節可|ピジョン

多くのベビー用品を取り扱うピジョンから発売されている搾乳器の手動タイプです。手が疲れにくい握り方で搾乳できるハンドルを搭載した手動タイプです。
ハンドルは握りやすい位置に調節可能で、握り方で心地よい強さに調節もできます。搾乳口のやさしいクッションがおっぱいにしっかりフィットして使えるので、初めて搾乳器を使う方にもおすすめです。
さく乳器 手動タイプ|AngeSmile(アンジュスマイル)

こちらの搾乳器は、ハンドルの位置を変えることで、三段階に力加減を調節できるようになっています。張りすぎてすぐにでもしぼりたい時や、ゆっくりしぼりたい時など、どんな時でも対応することができます。
小さなパーツもありますが、組み立ては簡単。レバー以外のものは電子レンジでも消毒することができるので、使いやすかったというママの声も多いです。ピンクのデザインもかわいいですね。
ハーモニー 手動さく乳器|メデラ

日本の多くの産院でも、メデラの搾乳器が使われています。生まれたばかりの赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えない時に、メデラの補助乳首を使ったママもいるかもしれませんね。
出産した産院で使っていたので購入したというママが多いこちらの搾乳器は、赤ちゃんが乳首を吸うリズムと同じように使えるようになっていて、吸引による乳首への負担も少なくなるように設計されています。実際に、おっぱいが痛くならなかったという感想も多いですよ!
さく乳ポンプ エトカ etoca|カネソン

こちらの搾乳器は、組み立て不要でお手入れが簡単と好評です。ボトルに直接乳首を付けられるので、搾乳したらそのままあげられ、コンパクトサイズで自立する形状なので、外出時の持ち運びも便利です。
また、別売りの母乳バッグホルダーを使えば、母乳バッグに直接搾乳することができます。移し替えたり、器具を洗浄、消毒したりする手間が省けるのは忙しいママにとってうれしいですね。
手動さく乳器Jolie|NUK(ヌーク)

こちらは助産師さんと共同開発された搾乳機です。手早く、やさしく搾乳できると人気です。 付属の母乳保存容器で清潔に冷凍保存、解凍まで可能です。シンプルなデザインなので、組立やお手入れもスムーズに、食洗機でも洗えますよ。
また独自のシリコーンクッションが、おっぱいを心地よくマッサージしてくれるので、痛みが少ない状態で搾乳ができます。人間工学に基づいたレバーは、握りやすく、強弱やリズムを変えることで、搾乳モードを調節できます。
おすすめの電動搾乳器(さく乳器)をご紹介します
さく乳器 (電動タイプ) 母乳アシスト ハンディフィット コンパクト|ピジョン

ピジョンのこちらの電動タイプは手動タイプを試してみたけどうまく使えなかったり、日頃の赤ちゃんのお世話で手首が疲れてしまっているママにも選ばれている商品です。
おっぱいにあてているだけで、自動でさく乳ができ、吸引圧は6段階に調節可能です。赤ちゃんが飲んでいるような自然なリズムと強さで、その時のママやおっぱいの状態に合わせて母乳がとれますよ。
スイング フレックス 電動搾乳機|メデラ

日本だけではなく、世界中でも使われているこのメデラの搾乳器は、赤ちゃんが実際におっぱいを吸う時のリズムを再現するように作られています。
手動ではその動きに限りができてしまうので、より忠実に再現されているのがこの電動タイプです。赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうように搾乳ができるので、ママのおっぱいへの負担も少なく、痛みが心配な方にもおすすめです。
さく乳器 電動|アンジュ

こちらも手動と共に人気の搾乳器で、お値段もお手頃です。充電での利用と電池での利用も可能ですので、おでかけ先やお仕事の合間に搾乳したい時、コンセントが無くても使えます。
搾乳する時の吸引の強さは5段階で調節できますので、その時のおっぱいの調子に合わせて変えることができます。使いやすさとコスパの両方にこだわりたいママにおすすめです。
商品情報
*参考価格:¥7,980口コミ


さく乳器 (電動タイプ) 高性能 母乳アシスト プロ パーソナル プラス|ピジョン

こちらは両胸同時に搾乳できる電動タイプです。3種類の搾乳モードがあり自分の心地よい吸引リズムが選べ、赤ちゃんが吸っているような感覚で自然に搾乳できます。また、搾乳口は肌触りの良いクッション構造でおっぱいにやさしくフィットするので、快適ですよ。
最大の特徴は、搾乳器をスマートフォンで操作ができること。専用アプリ「Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)」と連動すると、手元のスマートフォンで搾乳モードが選べたり、母乳の保存記録やストック管理ができたりと、とっても便利に使えます。
搾乳器に関するお悩みと先輩ママパパのアドバイス
お悩み「搾乳器は必要?手動と自動はどちらがおすすめ?」
出産を控えているプレママより、「搾乳器を買うか、買わないか悩んでいます」という購入に関するお悩み相談です。
搾乳器を購入された先輩ママからは、母乳過多や乳腺炎予防、子どもが上手に飲めず搾乳をしてあげた、外出の時に役立った、など喜びのコメントが多いようです。また、手動を購入、自動を購入、レンタルした、購入しなかったという意見もありましたよ。
お悩み「哺乳瓶はプラスチック製とガラス製どっちがいい?」
搾乳器と一緒に必要になるのが哺乳瓶。出産を控えているプレママより、「哺乳瓶はプラスチック製とガラス製、どちらを主に使っていましたか?」というお悩み相談です。
軽くて使いやすいプラスチック製、頑丈で傷つきにくいガラス製を、使い分けている先輩ママが多いようです。乳首については、赤ちゃんにより好みがあるようですよ。
搾乳器(手動/電動)おすすめ一覧
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商品名 | さく乳器 (手動タイプ) 母乳アシスト 角度調節可|ピジョン | さく乳器 手動タイプ|AngeSmile(アンジュスマイル) | ハーモニー 手動さく乳器|メデラ | さく乳ポンプ エトカ etoca|カネソン | 手動さく乳器Jolie|NUK(ヌーク) | さく乳器 (電動タイプ) 母乳アシスト ハンディフィット コンパクト|ピジョン | スイング フレックス 電動搾乳機|メデラ | さく乳器 電動|アンジュ | さく乳器 (電動タイプ) 高性能 母乳アシスト プロ パーソナル プラス|ピジョン |
参考価格 | 4,080円 | 2,800円 | 5,390円 | 1,373円 | 5,000円 | 7,478円 | 16,476円 | 7,980円 | 17,022円 |
特徴 | 搾乳口のやさしいクッションがおっぱいにしっかりフィットして使えるので、初めて搾乳器を使う方にもおすすめです。 | ハンドルの位置を変えることで、三段階に力加減を調節できるようになっています。 | 乳首を吸うリズムと同じように使えるようになっていて、吸引による乳首への負担も少なくなるように設計されています。 | コンパクトサイズで自立する形状。別売りの母乳バッグホルダーを使えば、母乳バッグに直接搾乳することができます。 | 人間工学に基づいたレバーは、握りやすく、強弱やリズムを変えることで、搾乳モードを調節できます。 | おっぱいにあてているだけで、自動でさく乳ができ、吸引圧は6段階に調節可能です。 | 赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうように搾乳ができるので、ママのおっぱいへの負担も少なく、痛みが心配な方にもおすすめです。 | 充電での利用と電池での利用も可能ですので、おでかけ先やお仕事の合間に搾乳したい時、コンセントが無くても使えます。 | 専用アプリ「Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)」と連動すると、搾乳モードが選べたり、母乳の保存記録やストック管理などができます。 |
タイプ | 手動タイプ | 手動タイプ | 手動タイプ | 手動タイプ | 手動タイプ | 電動タイプ | 電動タイプ | 電動タイプ | 電動タイプ |
リンク |
まとめ
搾乳器は、子どもやママに何か特別な事情があって直接授乳ができない人のためのものと思われがちですよね。
しかしそれ以外でもママがちょっと気分転換におでかけしたり、体調が悪い時に休んだり、パパにも授乳の喜びを感じてもらったり、子育てに参加してもらいたい時など、さまざまな場面でとても役に立ちます。
息抜きしながら子育てしたいなと思うママに、ぜひ搾乳器を使ってみていただきたいです!
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。