目次
- ▼7歳が喜ぶ絵本って?選び方のポイント
- ▼7歳の子どもにおすすめの絵本をご紹介します!
- ▼【1】エルマーのぼうけん|ルース・スタイルス・ガネット
- ▼【2】100かいだてのいえ|いわいとしお
- ▼【3】ふたりはともだち|アーノルド・ローベル
- ▼【4】おかねのきもち|やまもとゆか
- ▼【5】あたしうそついちゃった|ローラ・ランキン
- ▼【6】かさじぞう|柏葉幸子
- ▼【7】おじいちゃんがおばけになったわけ|キム・フォップス・オーガソン
- ▼【8】しっぱいにかんぱい!|宮川ひろ
- ▼【9】ウエズレーの国|ポール・フライシュマン
- ▼【10】おかあさん、げんきですか。|後藤竜二
- ▼(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
7歳が喜ぶ絵本って?選び方のポイント
7歳の子どもにおすすめの絵本をご紹介します!
【1】エルマーのぼうけん|ルース・スタイルス・ガネット
あらすじ

主人公の少年エルマーが、のらネコからどうぶつ島に捕らえられているかわいそうなりゅうの子どもの話を聞き、助けに行くことに。
恐ろしい動物達を相手に、エルマーが子どもらしい機転でやっつけていく冒険物語です。
この絵本のおすすめポイント
エルマーの冒険が、子どもの想像力と発想力を養ってくれそうです。わくわくする内容で、テンポもよいので、子どもが集中して読んでくれます。
1963年に出版されて以来、多くの子どもたちに読み継がれてきた名作絵本。この絵本を読んだことのある方も多いのではないでしょうか?
口コミ
・世代を超えて、親子で一緒に楽しめる絵本。
・何回読んでもわくわくする内容は、自分で本が読めるようになった子どもにおすすめ!
・背表紙にある地図が、空想の物語をさらに楽しくしてくれます。
【2】100かいだてのいえ|いわいとしお
あらすじ

100階建てのいえのてっぺんに住む誰かから、遊びにきてほしいとお手紙をもらった主人公のトチくん。
地図を見ながら出かけてみると突然現れた100階建てのいえですが、見上げてもてっぺんが見えない中で、その誰かに無事に会うことはできるのでしょうか。
10階ごとに違う動物が住んでいる「いえ」をのぞいてみる楽しさ満載の絵本です。
この絵本のおすすめポイント
絵本が苦手な子も思わず絵本が好きになる、カラフルな色合いとはっきりしたタッチで、とても見やすい絵本。100かいだての家には、いろんなものが揃っていて、子どもの好奇心を満たしてくれます。
今までなかった絵本の長さや読み方に、子どもだけでなく親もびっくりするはず!「こんな家に住みたい!」と子どもが思うような絵本で、見ているだけで空想が広がりますよ。
口コミ
・シンプルなストーリーだけど、イラストがたくさんでページをめくるのが楽しい!
・ページを縦にめくっていき、下から上へ読む絵本はこの本だけでは?各階に住む動物たちの絵の描写もきれいです。
・何度読んでも楽しめて、親子で読んでも会話が弾みます。トチくんが無事に会えるかドキドキするうえ、想像力も刺激されます。
【3】ふたりはともだち|アーノルド・ローベル
とても素敵な友情物語、教科書にも

カエルくんとガマガエルくんの友情が描かれた作品「はるがきた」「おはなし」など5編が入った絵本。この中の1編が、小学2年生の国語の教科書でも採用されています。
お互いに相手を思いやる気持ちが大切で、友達っていいな!と子どもが思ってくれるような内容になっています。絵も美しく、グッズが販売されるほどの人気です。
口コミ
・読んだ後に優しい気持ちにさせてもらえる、心あたたまる絵本です。
・大人も子どもも楽しめる、友達や生きることの良さを再確認できる物語。
・かえるくんとがまくんの、相手を思いやる優しさがありながらも、ケンカをしたり、すねてみたりするキャラクターも良い。
【4】おかねのきもち|やまもとゆか
あらすじ

自動販売機の下に落とされた1円玉を女の子が拾ってくれることで始まる1円玉「みっけ」の絵本。
その女の子の貯金箱に入れられたところ、その中のお金たちが夜になるとキャラクターになってお話を始めてくれます。
お金の基本的な話などを聞きながら、1円玉は自分には名前がないことなど、様々な大事なことに気づきます。そしてある日、女の子にある場所へ連れて行かれるのですが、その場所とは...
相手の立場を思いやることとお金の大切さを教えてくれるストーリーです。
この絵本のおすすめポイント
7歳になると、お金の概念は分かりますが、価値などはまだしっかりと理解していない子どもが多いです。お金の大切さを学べるのはもちろんのこと、みっけが成長することで自分の存在価値と、周りの人たちとの付き合い方も学ぶことができる絵本です。
口コミ
・お金自身がそれぞれ自分の話をしていて、お金の価値を知るのにとても良い絵本。
・「相手の立場に立って、相手の気持ちを考える」ということを改めて教えてくれる内容です。
・表情豊かなお金たちの物語。最後に思わず泣いてしまいました。
【5】あたしうそついちゃった|ローラ・ランキン
あらすじ

小さいものが大好きな子ギツネのルースが、ある日カメラを拾うことで始まる「うそをつく」ことにまつわるお話。
そのカメラがお友達のものとわかった後も、みんなの前で、そのカメラが自分のお誕生日にもらったものと嘘をついてしまい、そのまま嘘を突き通さなくてはならなくなります。
子ギツネのルースは、ちゃんと本当のことを言えるのか、ページをめくるたびにお話の展開が気になる絵本です。
この絵本のおすすめポイント
うそをつくのはよくないとわかっているれど、つい自分に都合のいいうそをついてしまったり、友達にうそをつかれて不快な気分になったりすることがあります。
この絵本は、うそをついたらどうなるか、相手はどう思うのかなどを学ぶことができるので、7歳児におすすめです。
口コミ
・わかりやすいストーリーで、主人公の気持ちもとてもよくわかる。周りにいる大人の対応も良い。相手の気持ちを知るためにも、さりげなく読ませたい絵本。
【6】かさじぞう|柏葉幸子
長く受け継がれてきた、昔話

昔から受け継がれてきた昔話の中でも、かさじぞうは有名な物語ですね。思いやりのあるおじいさんに心が温かくなります。
思いやりのある子どもになってほしいというのは、親の願いですね。昔話は、様々なことを気づかせてくれるので、小学校の教科書でも多く取り入れられています。
【7】おじいちゃんがおばけになったわけ|キム・フォップス・オーガソン
あらすじ

主人公の大好きなおじいちゃんが死んでしまい、ママやパパに死ぬとどうなるの?と聞いても違う答えが返ってきます。
本当はどうなるんだろう?と考えているところに、夜だけおじいちゃんんが幽霊になって現れます。でも、幽霊になるのは「忘れ物をした人」と本に書いてある!
おじいちゃんの忘れ物とは一体なんだったのか、主人公と探すお話です。
この絵本のおすすめポイント
おじいちゃん幽霊の忘れ物を2人で考えるという内容で、人の死について考えることができる絵本です。ほんわかした絵が、死というテーマをやわらげてくれます。
口コミ
・おじいちゃんの死を徐々に受け入れていく主人公、それを見守る両親の優しさがあたたかい、とても良い絵本。
・言葉で説明することが難しい死にまつわる内容を、絵本でわかりやすく教えてくれる。
・夜に幽霊になったおじいちゃんと「忘れ物」探しをするというストーリーもユーモアがある。
【8】しっぱいにかんぱい!|宮川ひろ
あらすじ

小学校のリレーで失敗してしまった「おねえちゃん」、晩ご飯ものどを通らず、朝になっても元気がないようで、部屋からも出てきません。
おねえちゃんは両親の言葉も耳に入らず、弟の達也は何をしたらおねえちゃんが元気になるのかもわかりません。
そんな時おじいちゃんから電話があり、家に行ってみると、親戚家族もいます。そこで、みんなが失敗した時の話を始め、おねえちゃんも自分の話を始めます...。
この絵本のおすすめポイント
運動会のリレーで失敗して落ち込むお姉ちゃんを中心に、家族の失敗も織り交ぜられ、お姉ちゃんが元気を取り戻していく内容です。
小学校に入ると、子どもだけで新しいことにチャレンジすることが増えていきます。そんな時に、失敗しても大丈夫!と思えることと、失敗を恐れずにチャレンジする精神が必要になります。この絵本に、勇気をもらえそうですね。
口コミ
・誰にでもある「失敗」を、どう受け止めたら良いか、どう立ち直ったらいいか、前向きになるヒントを教えてくれる絵本。
・自分や友達の失敗を、今までと違った視点で受け止めることができるので、子どもにぜひ読んでほしい本。
【9】ウエズレーの国|ポール・フライシュマン
あらすじ

町の他の子どもたちとは少し違うためにいじめられている主人公ウエズレーは、それでもなお自分の世界を大切にします。
夏休みの自由研究で、自分だけの新しい文字や数の数え方を作り出し、自分だけの「文明」を作り出し、さらには「ウエズレーの国」を作り出したウエズレーに、次第に影響され始める周囲の人たち。
人は同じでなくてもいい、人と違うからいい、いじめられっこ・ウエズレーの想像力や行動力に勇気をもらえる絵本です。
この絵本のおすすめポイント
主人公は他の子どもたちと違うという理由でいじめられますが、自分の世界を大切にして、いろいろなことに挑戦します。
7歳になると、友達との違いなどを認識できるようになってきます。この本を読んで、個性を大切にして、自分を価値ある人間だと思ってほしいですね。
口コミ
・人と「違う」ということが武器になることを教えてくれる、素晴らしい絵本。
・他人と違うことを恐れないウエズレーの姿に、子どもが夢中になって読んでいました。
・各ページにちょくちょく登場する「となりのおじさん」が気になる!
【10】おかあさん、げんきですか。|後藤竜二
強がってもママが大好きな子どもたち

主人公の男の子が、母の日に手紙を書いたのですが、その手紙にはお母さんへの感謝の気持ちが書いてあるどころか、要求がたくさん。
強がっていても、やっぱりお母さんが大好きな男の子。子どもは主人公の気持ちが、親は子どもの気持ちが理解できそうな絵本です。親子っていいなーと感じられそうですね。
口コミ
・お母さんに「言いたいこと」をひたすら書いた手紙の内容に、親子で笑って楽しんだ。手紙の展開に、親は感動して泣いてしまうかも。
・子どもには子どもなりの言い分がある、だけど、親の愛情もわかっているのだなと教えられる絵本。
(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
Amazon・楽天の絵本人気ランキングは以下のリンクからご確認いただけます。お気に入りの絵本選びの参考にしてください。
まとめ
7歳の子どもにおすすめの絵本をご紹介させていただきました。子どもたちは、まだまだたくさん伸びる時期です。この大切な時期に、良い絵本を与えてあげたいですね。
小さい時には子どもに絵本を読んであげていたけれど、今度は子どもに絵本を読んでもらうのも、子どもの成長を感じられていいですよ。
また、コズレ会員にお寄せいただいた口コミをもとに、あなたのお子さんにぴったりの絵本をご紹介する絵本診断もご用意しております。ぜひ参考にしてみてください。
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