目次
- ▼ミロコマチコの絵本の特徴
- ▼ミロコマチコの絵本&グッズをご紹介します!
- ▼【1】オオカミがとぶひ|ミロコマチコ
- ▼【2】てつぞうはね|ミロコマチコ
- ▼【3】オレときいろ|ミロコマチコ
- ▼【4】ぼくのふとんはうみでできている|ミロコマチコ
- ▼【5】つちたち|ミロコマチコ
- ▼【6】ヒワとゾウガメ|安東みきえ ミロコマチコ
- ▼【7】うそ|中川 ひろたか ミロコマチコ
- ▼【8】けだらけ|ミロコマチコ
- ▼【9】2016年壁掛けカレンダー|グリーティングライフ
- ▼【10】2016年卓上カレンダー キツネ|グリーティングライフ
- ▼(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
- ▼(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
- ▼まとめ
ミロコマチコの絵本の特徴
ミロコマチコってどのような人?
ミロコマチコさんは、1981年生まれ、大阪府出身の女性で京都精華大学在学中に児童文学を学び、更にアートスクール大阪を卒業後、絵本制作を本格的化させました。
そして2013年には、日本絵本大賞を受賞しました。絵本だけでなく、ミロコマチコさんの絵を用いたグッズもおしゃれで人気です。
どのような絵本を書くのか?
ミロコマチコさんは、動物や植物の絵を得意としており、自身の作品も動物や植物が登場するものが多く見られます。
特に、ミロコマチコさんの描く動物の目には、不思議な魅力を感じられます。
ダイナミックな絵が特徴で、きっちりとしたデッサン画ではなく、手足の太さが違ったり、整った形ではないものの、その躍動感ある絵には皆を惹きこむ力があります。
また、ミロコマチコさんは猫好きでも知られており、亡くなった飼い猫を描いた『てつぞうはね』という絵本も発表しています。
愛猫に対する想いが詰まっている作品です。
ミロコマチコの絵本&グッズをご紹介します!
【1】オオカミがとぶひ|ミロコマチコ
あらすじ

「ゴロゴロドンドン・・・この音は何の音?」「ああそうか、この音は、ゴリラが胸を叩いた音だ」と、なかなか眠りにつけない子どもが、空想を膨らませていくお話しです。
読み進めていくほど空想と現実が入り混じり、オオカミやチーター、コウモリなどの生き物が次々と登場します。
果たして子どもは眠りにつくことができたのでしょうか?
この絵本のおすすめポイント
彼女のデビュー作であり、いきなり日本絵本大賞を受賞した絵本です。
子どもが自然現象や日々のハプニングを動物のしわざだと空想するお話しです。空想の動物たちの絵が躍動感にあふれ、ダイナミックで今にも絵本から飛び出してきそうです!
とっても魅力がある絵本ですが、この絵本を読むことにより、読んでいる子ども自身も「この音はなんだろう?」と楽しく想像できます。
読んでいる子どもも「本当だ」と納得したり「自分は違う風に感じるな」と思ったり、絵本と一緒に空想の世界に浸れる内容です。
口コミ
・子どもも大人も楽しめる絵本です。
・思春期の子どもにも、何かを感じ取ってもらえるような一冊です。
【2】てつぞうはね|ミロコマチコ
あらすじ

飼い主と猫の「てつぞう」との日々が綴られたお話しです。飼い主は、「てつぞうはね」と誰にともなく語りかけます。
季節ごとに見せる「てつぞう」のかわいらしい行動や、愛情を注がれて育てられている様子が描かれています。
最後には、「てづぞう」が天国にいってしまいます。その時、飼い主は何を思うのでしょうか?そんな切なくも優しいお話しです。
この絵本のおすすめポイント
実際にミロコマチコさんが飼っていた猫のお話です。作者自身この絵本を描きながら何度も葛藤し、思い出しては泣いていたそうです。
そんな作者の気持ちが溢れた絵本です。
読んでいるだけで作者の気持ちが伝わってくるようですし、実際に動物を飼っていればなおさら感情移入してしまうことでしょう。
涙なくしては読めない絵本になっています。
まだ「死」というものを理解できない子どもに、優しく穏やかに教えてくれる内容になっていて、親子で一緒に読みたい一冊です。
口コミ
・何度読み返しても感動する絵本です。
・シュールな内容が子どものお気に入りです。
・猫のかわいさだけでなく、内容も心に残る作品です。子どもが何度も「読んでほしい」と言ってきます。
【3】オレときいろ|ミロコマチコ
あらすじ

黄色いテントウムシを追いかける青い猫の「オレ」。捕まえられそうなのに捕まえられないでいると、地面が揺れ始め、風が吹いてきます。
そして「きいろ」がどんどん溢れ出します。「きいろ」に染まった生き物や動物たちもどんどんどんどん溢れ、暴れ出します。
暴れ出す「きいろ」と格闘する青い猫の「オレ」は、どうなってしまうのでしょうか!?命の芽吹きを色の絡み合いを通して表現した作品です。
この絵本のおすすめのポイント
青い猫と黄色のコントラストと躍動感に圧倒される不思議な絵本です。青い猫が黄色に「ふっ飛ばされる」のですが、その勢いが読み手にも伝わってくるようです。
雑に荒く描かれたような絵ですが、その黄色の不思議な魅力にとりつかれそうです。そして、黄色の鮮やかさに元気をもらえそうな絵本になっています。
読み聞かせるママパパにも力が入り、聞いている子どもにもその元気が伝わりそうですね。
【4】ぼくのふとんはうみでできている|ミロコマチコ
あらすじ

子どもの「ぼく」が布団に入りながら、布団を通して色々な夢を見るお話しです。
ある日の夜、「ぼくの布団はパンで出来ている。だから、ゾウにむしゃむしゃ布団を食べられちゃった。」という夢を見ます。
そして「ぼく」は夢の中でゾウと一緒に寝てみることにします。
そんな夢から覚めると、なんだかおいしそうな香りして「ぼく」は幸せな気持ちで朝を迎えます。
夢の中の世界と目覚めた後の世界が不思議とつながりを持っていて、自由でどこか穏やかな雰囲気で描かれているお話しです。
この絵本のおすすめポイント
読み始めから何かが起こりそうなドキドキ感のある絵本です。大人には理解しにくいところはありますが、子どもの空想ならではのお話しです。
子どもだからこそ想像できる世界が描かれていますので、この絵本を読んだ子どもも、自分の場合に置き換えて空想できる内容だと思います。
「布団」がテーマの絵本なので、寝かしつけの絵本として読むのもおすすめですよ。
口コミ
・布団を題材にした作品なので子どもの寝かしつけの時に読んでいます。絵も原色が多く使われているので子どもが気に入る一冊だと思います。
【5】つちたち|ミロコマチコ
あらすじ

「土」が主役のお話しです。これまで脇役のような存在だった土がダイナミックに「ざっばざば。どんどこどん。」と躍動し始めます。
生き物が生きていく上で重要な役割を持つ土。そんな土の周りでは、生き物たちが生命力豊かに暮らしている様子も描かれています。
作者ならでは視点と不思議な世界観を持った絵本です。
この絵本のおすすめポイント
「土にも表情があるとしたら?土にも感情があるとしたら?」と大人にはなかなか意味を理解できない内容かもしれません。
しかし、それが子どもの想像の世界と考えれば、とっても素敵な内容です。「土以外のものにも表情があったら」と色々楽しく想像できる絵本になっています。
子どもは楽しく想像し、大人はいつもは考えなかった別の世界を想像できる楽しい絵本になっています。
さらに、実際に土の一粒一粒に顔が描き込まれています!色々な表情を見せる土を子どもとじっくり観察してみてくださいね。
口コミ
・土のユーモラスな表情を感じさせてくれる絵本です。
【6】ヒワとゾウガメ|安東みきえ ミロコマチコ
あらすじ

島に1頭しかいない「ゾウガメ」と小さな小鳥「ヒワ」との友情のお話しです。
「ゾウガメ」は声が出せないので「ヒワ」と話すこともできないし、長生きな「ゾウガメ」に比べ儚い命の「ヒワ」です。
「ゾウガメ」は、やがて別れがくるなら友達なんていらないと「ヒワ」のことも心から信用していませんでした。
やがて「ヒワ」の姿が見えなくなると、いつも優しくしてくれた「ヒワ」のことが心配になり、「ゾウガメ」は島中探し回るようになります。
「友達とは?」ということを考えさせられる一冊です。
この絵本のおすすめポイント
著:安東みゆき、絵:ミロコマチコの作品です。
ミロコマチコさんの描くゾウガメはダイナミックで魅力的ですし、鮮やかな黄色で描かれているヒワは小さくも存在感があります。
また、友達について深く考えさせられる内容になっています。
誰しもが一回は感じたことのある友達に対する複雑な心情が描かれており、大人も子どもも惹きつけられてしまうことでしょう。
友達とケンカをした時や新しい生活が始まる時、友達を作る前や大好きな友達がいる時、そんな時に読んでもらいたい絵本です。
口コミ
・様々な心情表現と色とりどりの絵で、何度も読みたくなる絵本です。
【7】うそ|中川 ひろたか ミロコマチコ
あらすじ

人間は嘘をつく生き物で、つく嘘にも種類があるという哲学のお話しです。
嘘には「優しい嘘や思いやりのある嘘、悲しませたくない時につく嘘や、喜ばせたい時につく嘘もある」と、色々な種類があります。
そんな悪いところばかりではない「うそ」について考えてみませんか。
この絵本のおすすめポイント
著:中川ひろたか、絵:ミロコマチコの作品です。
ママパパは、「嘘はついちゃだめ」「嘘をつくのは悪い事」と子ども言う時もありますよね。
しかし嘘には良い嘘も悪い嘘もある。嘘をついていいわけではないけど、嘘をついてしまう理由もある。子どもと共にそんな「うそ」について考えられる一冊です。
親子で嘘について一緒に考えることが出来る絵本で、子どもの嘘に悩むママパパにもおすすめです。
口コミ
・「うそ」には悪い面だけでなく良い面もあるということを分かりやすく教えてくれる絵本です。
【8】けだらけ|ミロコマチコ
ミロコマチコ画集

ミロコマチコさんが自選した画集で、作者が得意とする動物の絵がたくさん掲載されています。
作者のダイナミックで独特な画風の作品を堪能できる一冊です。ミロコマチコさんの絵本を読んで「もっとたくさんの絵が見てみたい」という方におすすめです。
絵が好きな子どもと一緒に見てみるのもよいかもしれませんね。
【9】2016年壁掛けカレンダー|グリーティングライフ
おしゃれなカレンダーです

ミロコマチコさんの絵の中で人気な動物の絵が壁掛けカレンダーになったものです。毎月違った魅力的な動物を楽しむことが出来ます。
また、色がモノクロなので、どんな部屋にも合わせやすく、デザイン的にも大変おしゃれなカレンダーになっています。
使い終わった絵をそのまま捨ててしまうのはもったいないくらいです。切り取ってフレームに入れて飾ると、それもまたおしゃれなインテリアになりそうです。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 1,296
*メーカー:Greeting Life/グリーティングライフ
商品の特徴
*タイプ:壁掛け
*サイズ:縦36X横26cm
*始まり曜日:日曜始まり
*仕様:紙ヘッダー
*ページ数:14枚つづり
【10】2016年卓上カレンダー キツネ|グリーティングライフ
立体的なカレンダーです

ミロコマチコさんの描いた動物が型どられた卓上カレンダーです。ご紹介した商品はキツネですが、他にはオオカミやキリン、シカやクマ、サイなどがあります。
作者らしい不思議な魅力を持つ動物が素敵ですし、立体的な作りなので、今にも動きだしそうな躍動感がありますよね。
また、カレンダーとして使い終わったら、カレンダーの面を閉じ、置物として使うこともできるようになっていて、大変おしゃれです。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 842
*メーカー:Greeting Life/グリーティングライフ
*カラー:キツネ
商品の特徴
*タイプ:卓上
*サイズ:縦10.0X横14.0X奥行2.5cm
*始まり曜日:日曜始まり
*仕様:ダブルリング・プラケース入
*ページ数:6枚つづり(両面印刷)・動物の体が1ヶ月ごとのカレンダーになっています
(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!
(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!
Amazon・楽天の絵本人気ランキングは以下のリンクからご確認いただけます。お気に入りの絵本選びの参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ミロコマチコさんの絵は独特な画風なのですが、一度その魅力にとりつかれると、もうその絵の虜になってしまいますよ!
「絵本を読んでみたい」「子どもに読んであげたい」と思われたママパパは、ぜひおすすめ作品をチェックしてみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。