子どもの発熱の原因、治療方針、解熱剤の使い方に関するポイント
どうして熱がでるの?
体の中に病原体が入ってきたとき、それと戦う白血球が働きやすい環境にするために人間の体は熱を上げています。 ウイルスの増殖を抑える役目もあり、体を守るために熱がでています(ただし、熱中症は除く)
熱は下げたほうがいいの?
熱は生体防御反応ですので、積極的に下げる必要はありません。 39°C、40°Cあっても熱が直接、脳神経に影響することはありません。 ただし、ぐったりして反応が悪い、顔色が悪いなど熱以外に、全身の状態が悪いようなら受診してください。
解熱剤の使い方
熱が高いと不機嫌になり、眠れなくなったり、水分もとれなくなったりします。そのような本人の苦痛が強い時は一時的に解熱剤を使用し、楽にしてあげることは大事です。 解熱剤を使用することにより、数値として熱が下がることはなくても少し楽になることは多いので、使用する意味はあります。 逆に39°C、40°Cであっても元気で水分がとれているようなら必要ありません。
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