進級に向けてママパパができるサポート【年少→年中編】
子どもはどんな気持ち?
基本的に、子どもたちは新しいことに対して楽しみな気持ちを膨らませています。
年少さんの頃よりも、より面白い遊びを自分たちで考えることができ、発表会等も難しいことにチャレンジできるので喜びを感じる子どもが多いです。
中には活動が増え、園に年下の存在(年少さん)ができることに緊張や不安を感じたりする子どももいますが、先生たちの精神的サポートや友達の存在で少しずつ不安が消えていく子どもたちが多いです。
どんな風に声をかけたらいい?
子どもたちは色々なことにやる気を持って練習したり、取り組んだりします。
そのときは、

認めてもらう経験を重ねることが、園生活全体の自信へとつながっていきます。
また、幼稚園の場合は、年下の存在が初めてできるので、子どもたちは年下の子どもたちのお世話を楽しみにしています。
そんな姿を見た時に

不安な気持ちには、どう寄り添う?
進級に不安を感じている場合、まずは話を聞いてあげることが大切です。
年中さんの子どもたちの中には、そもそもどこからくる不安なのかまだ自分でもわかっていない子どもたちも多いです。
聞いても何が不安なのか分かりにくい場合は、普段様子をよく観察している担任の先生に連絡帳などで話を聞くことをおすすめします。

進級に向けてママパパができるサポート【年中→年長編】
子どもはどんな気持ち?
年中さんから年長さんに進級するときには、楽しみな気持ちを膨らませる子どもたちが多い反面、不安に感じる子どもたちも多いです。
憧れの年長さんになれることに奮起する子どももいれば、難しさを感じてしまうことも。
色々なことがわかる年齢だからこそ、先のことが見えすぎて不安が膨らんでいく子どもたちもいます。
どんな風に声をかけたらいい?

少し難しい遊びに挑戦してみるのもおすすめですよ。
頑張っている時には

たくさんの自信と達成感を重ねることで、進級への不安が薄らいでいきます。
誰かが頑張っている姿を見ることでやる気につながることもあるので、ママパパが何か難しいことにチャレンジするのもいいですね。
目標を達成した時には「〇〇できてすごい!ママも〇〇できるようになったよ!」とお互いの頑張りを褒め合いましょう。
そうすることで、より高い達成感につながります。
不安な気持ちには、どう寄り添う?
年長さんに進級する頃になれば、自分で「〇〇ができるようになった」と報告してくる機会も増えます。
まずは、子どもからの発信を大切にしっかりと受け止めて、褒めてあげましょう。
頑張りが認められることが自信に繋がり、進級への不安も少しずつ薄らいできます。
我が子の頑張りを見逃さずに褒めてみてくださいね。

4月以降、進級した後はどうフォローする?
もし新しい環境に馴染めなかったら
進級後は、不安になって涙が出たり、園に行きたくなくなったりする子どももいます。中には今までできていたことができなくなったりする姿がみられることも。
そんな時、ママパパはとても不安な気持ちになると思います。
まずは、焦らず、担任の先生に電話や連絡帳を通して園での様子を聞くようにしてください。
相談することで、先生たちもより一層慎重に様子を見てくれるようになり、不安を軽減できるよう努めてくれます。
まとめ
ママパパは園に一度送り出すと、園での我が子の様子を見ることができないので、どんなことに不安を感じているのかわからず不安になりますよね。
特に進級時には、子どもも精神的に不安を感じることも多いので、ママパパも心配事が増えると思います。
そんな時には一人で考え込まず、担任の先生に相談することをおすすめします。
園での我が子の様子を教えてもらえるので、我が子の不安な気持ちをサポートしやすくなりますよ。(執筆:保育士)
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