ポジティブパパの心得①
妻の状態に共感する=心の安定=家事を率先してやろう!

これまでにはなかった体の変化に、ママはついていくのに必死な時期。
体調がすぐれないときは、ママの負担をなるべく減らしてあげましょう。
イライラをやわらげるために、まず自分でできることは自分でやる習慣を。
パパにやってほしい家事は、ごみ出し、お風呂・トイレ・部屋の掃除、食事の後片付け、洗濯など。
できる家事は率先してやるようにしましょう。
<プレパパ初期の♯papatry_checkポイント>
□出かけるときには人ごみを避けよう。
□手洗い・うがいをこまめに行おう。
□重いものはパパが持つようにしよう。
□高いところの掃除などはパパが進んで引き受けよう。
□いつでもママと連絡がとれるようにしておこう。
▶日頃の健康管理を心がけて、ママと赤ちゃんを守りましょう。
▶体に負担がかかる家事はパパが引き受け、ママの心身の変化に配慮を!
<プレパパ中期の♯papatry_checkポイント>
□ママのおなかをさわって赤ちゃんとスキンシップ!
□両親学級を受講しよう。
□夫婦の時間をゆっくりと楽しもう。
□ママの腰や背中をマッサージしてあげよう。
□職場に妊娠の報告をしよう。
▶ママと出産や育児へのイメージを共有しておくと、出産時や出産後のコミュニケーションがスムーズに!
▶夫婦の時間を楽しむことでリラックス効果が!出産時や出産後の働き方や育児休業の取得について職場に相談をしておくと慌てずにすむでしょう。
<プレパパ後期の#papatry_checkポイント>
□ママのおなかをさわって赤ちゃんとスキンシップ!
□出産準備用品をそろえよう。
□入院・出産後の手続き、段取りを確認しよう。
□身の回りのことや家事を積極的に手伝おう。
□産後の育児や家事の分担を話し合おう。
□出産予定日を過ぎても焦らずに、ママの不安をやわらげよう。
▶産後の赤ちゃんとの生活をイメージすることで、ママも安心感をもつことができます。
▶ママを気遣い、支えることで、より深い信頼関係を築くことができるでしょう。
ポジティブパパの心得②
仕事も育児も大切に! ワーク・ライフ・バランスをデザインしよう!

働き盛りと子育ての時期は同時進行。どちらも今しかできないことを大切にしたいですね。
育児休業や短時間勤務など勤め先の制度を確認しながら、仕事と子育てを両立するために、自分らしい子育て期のワーク・ライフ・バランスを考えてみましょう。
【ここが知りたい! 育児休業Q&A】
Q1 育児休業をとれるのは?
A1 原則として、1歳になるまでの子どもを育てる男女従業員。妻が専業主婦であったり、育児休業中であったりしても取得することができます。育児休業は「育児・介護休業法」で定められている制度です。就業規則に規定がなくても、申し出により取得することができます。
Q2 育児休業をとるには?
A2 育児休業開始の1ヶ月前までに勤務先に申し出るようにしましょう。書類などを勤務先が用意している場合もあるので、まず勤務先に相談を。
Q3 期間はどれくらいとれる?
A3 原則として、子どもが満1歳になるまでの間で、従業員が希望する期間とることができます。なお、子どもが1歳以降、保育所等に入れないなど一定の要件を満たす場合は、2歳になるまで取得できます。また両親がともに育児休業をとる場合は1歳2ヶ月まで取得できます。
Q4 男性は2回とれるというのは本当?
A4 配偶者の産後8週間以内に育児休業を取得した場合には、必要に応じてもう一度育児休業を取得することができます。
Q5 育児休業中は無給?
A5 会社の制度にもよりますが、一定の要件を満たす場合は雇用保険から「育児休業給付金」が支給され、また休業中の社会保険が免除されるなどの経済的支援があります。
※詳細はお勤め先にご確認ください。
育児休業を取得することで、仕事にもよい影響があったという声も多く挙げられています。
例えば、業務の見える化(情報共有)や標準化(マニュアル化)、時間の管理意識が高まることで部署全体の業務効率アップにつながったり、相互支援の意識が生まれチームワークがよくなったり。
また「子育て」を通して自分自身の視野が広がり、新しい人脈やネットワークができることも。この機会に、自分らしいワーク・ライフ・バランスを考えてみるのもいいですね。
ポジティブパパの心得③
まとめ
赤ちゃんが誕生し、これから新しい家族の未来が描かれていきます。
家族の未来は夫婦でつくりあげていくもの。
仕事も育児も今しかできないことを大切に、ポジティブにとらえて、楽しみながらなママと赤ちゃんを支えていきましょう。
【#papatry-パパトライ-とは】
全国約300自治体以上で配布されている子育て支援冊子です。
妊娠された方や出産された方が自治体へ書類を提出する際に配布されます。
お住まいの自治体が#papatryを取り扱っているかどうかは、各自治体にお問い合わせください。
■発行元 株式会社ホープ
■企画・編集 株式会社フレーベル館
■監修 井桁容子
■デザイン クラップス
■イラスト/Yuzuko(田代卓事務所)
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