目次
気になる調査のポイントは?
●一番長いおでかけは、半日~丸一日程度が最多
●パパの育児参加率は、いつもの休日と比べ「子どもの食事の世話をする」「子どもとと一緒に遊ぶ」の2項目に関して特に高かった
●パパの家事参加率は、いつもの休日と比べ「あまり変化がなかった」
●子どもと過ごす時間は、いつもの休日と比べ「増えた」
●自分だけの時間は、いつもの休日と比べ「取りづらかった」
●夫婦で話をする時間は、いつもの休日と比べ「増加」、会話内容は「子どもについて」
●令和10連休に対する満足度は「非常に満足」「やや満足」が約57%
令和10連休!ママパパはどのくらい休日とれた?
令和10連休中のおでかけで、一番長いものは?
さて、しっかりとお休みを取れたママパパたちは、お子さんたちとどんなおでかけをしたのでしょうか。さぞ、素敵なバカンスを楽しまれたかと思いきや…意外な結果に!
他にもこんな過ごし方をした人も!
ママパパたちの中には、コズレマガジン読者ならではの、連休の過ごし方も。一番、多かったのが、
・お食い初め
・お宮参り
・妊婦健診
・マタニティフォト撮影
といった、マタニティ&新生児関係のイベント。
普段なら、忙しいスケジュールの合間を縫って、ママパパ、おじいちゃんおばあちゃんなど、みんなの予定を合わせて行わなければならないイベントなだけに、この時期にできるのはラッキーです。
令和10連休といつもの休日を比べて、パパは育児に参加した?
子どもと一緒に遊んだ、子どもをお風呂に入れてくれたパパが多い

お休みの日はいつも疲れてゴロゴロしている…というパパの話も多く聞くのですが、さすがに10連休あれば、おうちのこともしてくれたのでは?!と、連休中のパパの育児参加についてもきいてみることに。
「パートナーはいつもの休日に比べて、連休中に育児参加していましたか。」という問いに、
・「子どもを寝かしつける」
・「子どもをお風呂に入れる」
・「子どもの身支度を手伝う」
・「子どもの食事の世話をする」
・「子どもと一緒に遊ぶ」
という各項目別で答えてもらいました。
パパたちが積極的に参加した育児は「子どもの食事の世話をする」「子どもと一緒に遊ぶ」という2項目。「非常にそう思う」「そう思う」と回答したママが約74%という結果でした!
反対に最も少なかったのが、「子どもを寝かしつける」の約39%。昼間はパパと元気に遊んで、夜はママと寝る、が定番のようです。
令和10連休といつもの休日を比べて、パパは家事に参加した?
令和10連休といつもの休日を比べて、子どもと過ごす時間がとれた?
令和10連休といつもの休日を比べて、自分のための時間はとれる?夫婦での時間は?
自分の時間はやっぱり取りづらかった!

子どもとの時間も大事ですが、ママパパたちが自分のために時間を作れたのか、も気になるところ。これだけ長い休みだったのですから、パートナーと融通しあって少しくらい自分のための時間も取れたのでは?!と、
・「体を休める」
・「美容」
・「勉強」
・「趣味に時間を使う」
・「友人に会う」
の各項目ごとに質問してみました。
特に「まったくそう思わない」が大きなスコアだったのは、「勉強」約58%、「美容」約46%で、「友人に会う」「趣味」「体を休める」に比べて、自分ひとりのための時間が必要なものは、時間が取れない傾向に。
子どもとの時間をしっかり取れた一方で、自分のための時間はさほど取れなかった、というママパパたち。今は、子どもとの時間が自分のためにも必要、という時期なのかもしれませんね。
夫婦で話をする時間が多かった!

自分ひとり、の時間は難しくても、この際、夫婦での時間は取れたのでは?と、さらに質問を重ねてみます。
「子どものことについてゆっくり話せた」というママパパは「非常にそう思う」「そう思う」を合わせると約43%。「パートナーのこと」や「自分のこと」についてゆっくり話せたという割合よりも高い結果に。
ママパパたちの話題は自分たちのことはさておき、まずは子どもの話題が多くなっている状況が見えてきました。
子どもが小さいうちは、つい、子どものお世話に取り紛れて、夫婦でしっかり話をする時間が少なくなりがち。
子どものことについても、幼稚園保育園や、小学校のこと、習い事のことなど話すことはたくさんありますから、こういった機会に話を深められた家庭も多かったのではないでしょうか。
令和10連休を終えてみて!ママパパの本音は?
満足編
「10連休だったからこそ「やろう!」と思えたことが多かったです。(年末にできなかった大掃除、子どもを連れてのお散歩、保険の見直し等)あっという間に終わってしまうと勿体無いので、連休に入る前に計画表を作って、やりたいことをひとつひとつ消化して行きました。旅行はしませんでしたが、有意義な連休だったね、と夫と話していました」(どーら。さん)
大掃除や片付けなど、時間のある時でないとできない大掃除などをこなした人、子どもとゆっくり過ごせたママパパなどがたくさん!
「妊娠9ヶ月ということもあり、遠出は極力避け、実家の近くで毎日子どもをのびのびさせてあげたいと思い、運動会に参加したり、公園行ってタンポポをたくさん摘んだり、普段都会ではできない遊びをたくさんさせてあげました!」(みかじょんさん)
「こんな休みもたまにあったらいいなと思いました!なにも考えず、ぼーと過ごしたり、外に出たり、色んなことが一気に出来て良かった!」(まつつさん)
残念編
こちらは連休残念派のママパパたち。様々な理由が寄せられています。
休みを分散してほしかった派のママ。
「ゆっくりできたが長かった。 遠方へ旅行に行くにしても高い、混んでいる等あるため、あまり腰が上がらず、5日間の休み×2回の方がありがたいなーと思った」(megusu2468さん)
「始まったときはうきうきでしたが、後半になるにつれてやる事もなくなり暇でした。お金も多く使ってしまうため10連休も要らないかなと思いました」(ikchamaさん)
確かに10連休よりは、3連休3回とかの方が、疲れないかも…。
次は、連休で家族がいると、私は大変派。
「家族の人数が多いので、フルメンバーがいると起床後すぐ『お腹減った』『暇』コールで疲れました…………連休明け疲れ過ぎて寝てました」(きなこ88さん)
「10日分の食事を毎日3食用意するのが大変だった。 自分の時間もほとんど取れず、大して出かけてもいないので、普段の生活より疲れた」(さおちゃん03さん)
主婦業は24時間365日休みなし。パパや子どもはお休みでも、ママは休みじゃない!といういらだちを持つ方も。休みで手伝ってくれるパパは普段の日も手伝ってくれるし、そうでないパパは10連休でもマイペース…。
最後は、パパが休みじゃなかったので…というママたち。
「私は専業主婦で、夫はカレンダーと関係ない職種なので普段通りの過ごし方でした。なので、食材の買い出しなどに行くとどこも車や人がいっぱいで疲れました」(しじみ617さん)
「実家に帰省していたので実母には喜んでもらえた。夫は仕事が忙しく、あまり休みが取れなかったのでほとんど一緒に過ごすことはできなかった。個人的にはゆっくり出来たが、もっと家族で一緒に過ごす時間が欲しかった。」(平成ままさん)
そうですよね…。そういう方のお陰で、ショッピングを楽しめたり、外食ができたりするんですよね。働いてくださった皆さん、支えてくださったママたち、ありがとうございました…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。皆さんの令和の始まりをどのように感じられましたか?
大半の方たちは、長い旅行に出かけることもなく、おうちで家族とのんびり過ごしたのだなあ、ということが分かりました。元号の切り替わりは、お祝いムードの中で家族みんなでゆったり迎える、というのも悪くなかったのではないでしょうか。
家族とゆっくり話をしたり、子どもの様子を夫婦で見守ったり。まさに、次の時代を担う子どもたちを大事にできた、という意味では新しい時代を迎えるのに、相応しい幕開けになったのかもしれませんね。
期間:2019年5月14日-5月20日
有効回答数:2,069
質問方法:Webアンケート
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