妊娠初期に見られる茶おりものって何?

過去に出血したもの

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茶色のおりものが出るというのはいわゆる過去に子宮内で起こった出血が出てきているということです。ケガをしてすぐに出る出血は赤い鮮血ですが、それも時間がたてば酸化して黒っぽくなりますよね。

子宮内で起こった出血も時間が経つと、おりものと混ざって茶色くなって出てくることがあり、これがみなさんがよく見る茶おりものです。この茶おりものは妊娠初期だけでなく生理が終わった後にも出ることがあるので、妊娠する以前にも見たことがある人もいるでしょう。

妊娠初期の茶おりものの原因

着床出血の影響

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受精卵が子宮内で着床する際に子宮内膜を傷つけて出血をすることがあり、これを着床出血と言います。着床出血はある人とない人がいますし、量も人それぞれです。ですが着床出血があっても多くの場合、量は少ないです。

また、着床出血は薄いピンク色のものや茶色のものが多く、稀に鮮血のようなものが出ることもあります。生理予定日1週間前~生理予定日頃に茶おりものが出た場合は着床出血である可能性もあります。

着床出血自体は起こっても特に問題はありません。妊娠の可能性がある場合はきちんと検査薬で調べてくださいね。

体験談:生理とは異なる不正出血

いもこ2016さんからの体験談:
そして次の生理がきてもおかしくないかな、という3週間から4週間ごろに、いつも感じる生理が来るぞ!という感じがありませんでした。それで妊娠したかもしれないと気づきました。

また、そのことから生理とは異なる不正出血がありました。本当にこれは微々たる血で、あきらかに生理とは異なるものでした。

妊婦健診の時のエコー等による刺激

妊娠すると膣や子宮内は今まで以上に傷つきやすい状態になります。その上でエコーや器具などによる診察を受けると膣などが傷ついて出血をすることがあります。ですがこの場合の出血は少量ですので心配せずに様子をみてください。

胎盤の成長による出血

妊娠すると子宮内では赤ちゃんや胎盤がどんどん成長していきます。特に妊娠初期はまだ胎盤も完成していない時期でもあります。その成長過程で毛細血管が切れたり、胎盤が少しずれたりすることで少量の出血が起こることがあります。

そしてその出血が茶おりものとして出てくることがありますが、色が茶色で少量であり腹痛もない場合は様子をみて大丈夫な場合がほとんどです。

流産の可能性がある出血

茶おりものが流産の可能性である場合は、安静にしていても出血が続く、初めは茶色だったおりものが鮮血に変わる、出血とともに腹痛を伴うなどの場合があります。もし多量の出血があったり腹痛やお腹の張りを伴う出血があったりする場合は、1度産婦人科を受診してください。

出血や腹痛がある場合も絶対に流産するとは限らず、切迫流産で妊娠継続ができたということももちろんありますので、このような出血があった場合は早めに受診をしましょう。

妊娠初期の茶おりものが出た時の対処法

日常生活で気を付けることは?入浴や上の子のお世話は大丈夫?

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茶おりものは基本的に過去の出血であるので過度に心配する必要はないでしょう。妊娠中はカンジダなどの感染症になりやすくこのようにおりものが出ることがあるため、おりものシートや下着をこまめに変え、シャワーや入浴で清潔を保つようにしてくださいね。

また、妊娠初期は見た目にはあまり変化はないですが赤ちゃんにとってはとても大事な時期です。妊娠経過に問題がなければ家事をするなど適度に体を動かすことは大丈夫ですが無理しすぎは禁物です。

上の子のお世話などはパパや家族に協力してもらうなどして休息をとることも必要です。特に茶おりものが出た際は、ゆっくり休息をとるようにしてください。その際、安静にして出血が少量でおさまるようなら問題がないことが多いです。

ですが安静にしていても出血が増えてくる時、出血の色が鮮血に変わった時、腹痛やお腹の張りなどを伴う時は切迫流産の可能性もあるので1度産婦人科を受診してみてください。

体験談:家事は手助けしてもらって安静に

あっさんフィーザキーさんからの体験談:
つわりにより食事が正常にとれない状態ではありましたが、食べてはいけないものと必要な栄養素には注意する様にしました。

葉酸サプリメントをネットにて購入し、体調が回復している間に飲む様にしたことと、鉄分が配合されたウエハースをドラッグストアで購入し食べていました。

切迫流産により安静指示が出ていたこともあり、出血やおりものの様子を観察しながら夫や実母に家事を手助けしてもらいながら基本は布団で安静にする生活を送りました。

茶おりものと一緒に鮮血が出た時はどうする?

考えられる原因

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鮮血が出るということは新たに出血しているということです。

・切迫流産(流産しかかっている状態)の場合は、ママに現れる症状として少量の性器出血、軽度の下腹部痛、お腹の張りや腰痛があります。この場合は適切な治療によって妊娠継続ができる場合があります。

・進行流産(流産が進行している状態)の場合は、多量の出血や激しい腹痛を伴います。

・不全流産(流産が進行した結果、胎児や付属物が完全に排出されず一部が残った状態)の場合は出血や下腹部痛が持続します。

・完全流産(流産が進行した結果、胎児や付属物が完全に子宮外に排出された状態)の場合は、今まであった出血や腹痛がなくなっているあるいは軽減していることがあります。

これらの流産と比べて稽留流産の場合は稀にごく少量の性器出血があることがありますがほとんどの場合は症状がなく健診で初めてわかることが多いです。

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病院へ連絡しよう

上記のような鮮血のある出血があった場合は、まずは病院に連絡をしましょう。その際、いつから、どのくらい出血しているのか、腹痛やお腹の張りの有無などを一緒に伝えるようにしてください。

また、出血が多い場合はナプキンをつけておいてもよいです。残念な話ですが流産が進行すると出血が多くなりナプキンをつけないと下着が血だらけになってしまうことがあります。もし、その際に塊のようなものが出た場合には、そのことも医師に伝えるようにしてくだい。

受診までに時間がある時はどうする?

次の受診までに時間がある時でも、鮮血が出たり腹痛やお腹の張りなどを伴ったりする時は、病院に連絡をして必要であれば受診をしてください。もし切迫流産の状態であるなら適切な治療を受ければ妊娠を継続することが可能な場合もあるからです。

その後、状態が落ち着いた後も妊娠初期は最も流産しやすい時期でもあるので医師や助産師の指導を守り無理せずゆっくり生活してくださいね。

病院へ行くタイミングはいつ?

腹痛やお腹の張りは要注意!まずは病院に連絡を!

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鮮血が出た場合や腹痛やお腹の張りを伴う出血があった場合は、いつ病院に行けばいいのか悩みますよね。その場合はまずは病院に連絡をしてみてください。

まずは電話で出血の量や出血がいつからなのか、お腹の痛みや張りの有無などを伝え受診が必要かどうかを聞いてみて下さい。

このくらいの出血だから絶対に大丈夫、このくらいだからもう手遅れだなどという判断は実際に診察を受けてみないとわからないことが多いです。ですので、慌てずまずは病院に連絡をしてくださいね。

まとめ

女性にとっておりものは体からのサインでもあります。過度に心配しすぎるのはよくないですが、ちょっとおかしいな、いつもと違うなと思うことがあれば早めに医師や助産師に相談してみてくださいね。

※掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。